2009-07-29

多摩川競艇場花火大会

2009年7月26日(日)
 初めて、多摩川競艇場の花火大会を観に行きました。
 競艇場付近の住宅へは、車が焼けないようシートが配布されるとか聞いていていました。
 今回は、ちょっと都合もあって競艇場内には入らず、家内と一緒に多摩川の土手から撮影しました。
土手は人が少ないです 2009.7.29 多摩川競艇場花火大会


 1,000発ということもあって、東京競馬場の1/6ですが、近さが違います。
 近所に住宅が多いせいか、打ち上げよりはスターマイン系の花火が多かったと思います。
 つまり、場内で水面から打ち上がる花火を見るべき、ということなのでしょう。
 競馬場よりも初数は少ないのに、倍の枚数を撮影してしまいました。
土手から 2009.7.29 多摩川競艇場花火大会


 帰りに、中華そばで有名な青葉によって、つけ麺を食べて帰りました。
 唐辛子が効いて辛めですが、ボリュームもあって美味しいですよ。
青葉のラーメン 2009.7.29 多摩川競艇場花火大会

2009-07-26

東京競馬場2009花火大会

2009年7月26日(日)

一昨年から、見に行っています。
30分で6,000発、ラスト2分で確か3,200発とアナウンスがあったと思います。
競馬場のHPでアナウンスがないため、知る人ぞ知る、という感じだったのですが、最近は色々なHPでアナウンスされて、年々来場者が増え続けている感じがします。

一昨年は、スタンドに三脚を立てて見始めたら、大玉の花火が屋根で隠れてしまうため、移動しました。
つまり、まだ途中で移動して、三脚を立てて見られるほどだったんです。

昨年は、一人で観に行ったのですが、三脚を建てる場所に苦慮し、ゴミ箱の脇に空きスペースを見つけて、何とか三脚を立てることができました。
直ぐ後ろは通路で、当然座ってみることができ無いのですが、始まる頃には大勢の人が座っています。
設定を確認しようと立ち上がると、「見えない」と文句を言われる始末です。そもそも、通路で座り込んでみている方が悪いんですが...

今年は、家内とお弁当を買って一緒に行きました。
既に三脚を立てるスペースはなく、初めて馬場内に行くことにしました。
すると、馬場内では、三脚や椅子の使用が出来ないとのこと。
仕方なく、馬場内から出た通路脇(おそらく第一コーナ手前あたり)のところから撮影することにしました。
どうも、三脚を立てていると見えないという苦情があったようです。

花火の撮影で困るのは、打上げ場所が良く分からないことです。
今回も警備員さんに確認したのですが、毎年変わるらしく分からないとのこと。
例年の様子から当たりをつけて、フェンス脇にしました。

 2009.7.26 東京競馬場2009花火大会


しばらく花火を撮影していなかったので、設定などを忘れていました。
それでも、途中から何となく思い出してきました。
 2009.7.26 東京競馬場2009花火大会

30分間、休む暇を与えてくれませんので大変です。
途中、予算の関係か、何だかしょぼい感じの花火もありましたが、ラスト2分間は圧巻でした。
ラスト2分2009.7.26 東京競馬場2009花火大会


今回、警備員の方に確認してもらったのですが、始まる頃に馬場内の警備員横で三脚で撮影しているや、椅子に座ってみている人を散見しました。
禁止するなら、入り口でチャンと確認するなり、指示を徹底してもらいたいものです。

2009-07-19

八千穂・白駒池から富士見高原

2009年7月19日(日)
白駒池の駐車場に着くと、強風で車が揺れるほどでした。
トイレ近くに車を停めて、セカンドシートを倒してスペースを作ってから仮眠しました。

早朝、雨は降っていませんが、雲が厚く、風も強いままです。
この強風では高山植物も揺れてしまい撮影が難しいし、ただでさえ硫黄岳は風が強いところです。
先月登った時も、強風で大変でした。
家内も不安を覚えたため、八ヶ岳を変更して富士見高原ゆりの里へ行くことにしました。
八千穂高原へ行って白樺林を撮影して時間をつぶす事にしました。

霧がかかった白樺林を期待しましたが、風があるため霧なんかありはしません。
八千穂高原2009.7.19 八千穂高原と白駒池

早々に退散し、再び白駒池に戻って撮影することにしました。
白駒池はガスがかかって視界が悪く、これでは高見石からも見えないだろうと思います。

林の中を散策して、苔生した樹の撮影をしました。
というのも、これ今月の教室の課題なんです。
苔生した樹林2009.7.19 八千穂高原と白駒池


雨も降ってきたので、富士見高原へ移動しました。
開園は9:00なのですが、既に駐車場は埋まりつつある状態です。
9:00の開園と共に、まずは白樺がある端のゆり園へ向かいますが、途中の広大なゆり園に目を奪われ、なかなか前に進めません。
広大なゆり園2009.7.19 富士見高原ゆりの里


白樺ゆり園の撮影スポットは、既に三脚が乱立し、観光客は恐る恐る通る始末です。
三脚を引っ掛けないよう、気をつけながら移動します。
ですが、なんだか違うんですね。
みなさん、レンズを向けている先は、花つきがよく綺麗なんですが、ファインダーをのぞいて見ると、何か違うんです。
これじゃないんです。
これじゃないけど2009.7.19 富士見高原ゆりの里


それでも、1,000円の入園料も払っていますし、綺麗は綺麗なので、結構な枚数を撮影しました。
結局お昼過ぎまで撮影し、道の駅こぶちざわで野菜を買って、中央道で戻りました。
途中、小仏トンネル手前で渋滞にあい、トンネル内でエアコンが止まってしまいました。

ICを下りてから、しばらく走っていたら、信号待ちから発進して直ぐに、今度はエンジンが停まってしまいました。
丁度、1.000Km点検もあるので、明日ディーラに持っていきます。

2009-07-18

霧ヶ峰高原撮影ドライブ

2009年7月18日(土)
 当初、奥穂高へ行く予定でしたが、日曜日に階段で足を捻ってしまい、岩場の下りに不安を感じたため、霧ヶ峰高原と高原植物が咲いている八ヶ岳(硫黄岳~横岳)へ行くことにしました。
 霧ヶ峰は、過去にバイクで2度ほど行った事があるのですが、よく覚えていません。
 すると、穂高はチョッとと言っていた家内が、百名山でもある霧ヶ峰なら行きたいと言うので、一緒に行くことにしました。
 新車の走行距離は納車1ヶ月を待たずに、1,000Kmを越えていたので点検に出したかったのですが、車で出かけることになりました。
 22:30過ぎに自宅を出て、車山高原リフト駐車場へ着いたのが1:00過ぎです。
 ガスが出て、小雨も降っています。車山肩で仮眠を取りたいのですが、トイレがありません(仮説トイレがあったことが、後で分かりました)。
 結局、雨はやむことなく、5:00頃に車山肩へ移動しました。
 既に駐車場は満杯に近く、たまたま空いていた所に車を停められました。
 1時間もしないうちに空き待ちの車が出るほどでした。

 天気が悪く、とても歩く気にならなかったので、9:00頃まで車で寝てから、雨が弱くなった頃に歩き始めました。
 車山山頂から、蝶々深山、高見石を経由して、八島ヶ原湿原へ行き、沢渡を経由して車山肩へ戻るルートです。
 撮影が無ければ3時間~4時間ほどでしょうか。
車山山頂下2009.7.18 霧ヶ峰

 ですが撮影しながらなので、車山山頂を越えるころに既にお昼近くになり、八島ヶ原湿原には14:00頃に到着しました。
八島ヶ原湿原の入り口2009.7.18 霧ヶ峰

 三脚が出せないので、手持ちで撮影しながら、木道が整備された湿原をスタスタ歩きます。
 もっとも、レリーズが濡れて壊れたのか、使えなくなっていたので、手持ちがメインになっていました。

 沢渡手前で木道でなくなり、沢渡からビーナスの丘(車山肩)まで上りです。
 蝶々深山下でコンタクトレンズを落とした家内は、かなり歩きつらそうです。
 それでも、車山肩に16:30頃到着し、満開に近いニッコウキスゲを撮影し、次の本沢温泉へ移動です。
ニッコウキスゲの群落2009.7.18 霧ヶ峰

 途中、蓼科共同浴場で汗を流しました。
 ここ、昔クロスカントリースキーをしに来たときに、利用した温泉です。
 400円/人で安いのですが、シャンプー・リンスがありません。こちらは100円です。
 他県ナンバーの車が多いようです。

 それから、蓼科で食事ができそうなお店を探しました。
 結局、かなり下ったところにあるみつ蔵です。
 何気なく入ったのですが、お店は満員で、しばらく待つことになりました。
 後で分かったのですが、行列ができるお店なんですね。
 ここで、蕎麦大盛(三皿)と鴨南蛮を注文しました。
 鴨南蛮は期待していなかったのですが、2~3人前で家内と食べるのには十分でした。
 隣のテーブルの団体が、卵焼きを注文したのですが、これまた大きくて丁度4~5人前、という所でしょうか。
 蕎麦も美味しくて、いい店発見!という感じです。
蕎麦2枚目2009.7.18 霧ヶ峰


 ここからは、一旦南諏訪IC方面へ向かい、コンビニで買い物をしてからR299で白駒池に向かいます。
 本沢温泉入口の駐車場はトイレが無いため、白駒池の駐車場なら綺麗な有料トイレが使えるので便利です。
 ここは、電気もトイレットペーパもありますし。
 ということで、20:30過ぎに駐車場へ着きました。
 ところが風が強く、ガスも出て明日の天気が心配な中での仮眠となりました。

2009-07-10

DICOMO2009 三日目

2009年7月10日(金)
 朝、夜明け前に起きて、まず部屋からの日の出の撮影です。
 棚湯では撮影禁止のため、日の出の撮影は部屋からか、ホテルの上にある展望駐車場からになります。
 ですが、8日の朝に確認したところ、鍵がかかっていて、展望駐車場にある撮影ポイントに入れません。ということで、部屋からの撮影ということになります。
 少々雲が多いですが、フィルタを使ったりして、撮影を試みました。
部屋からの朝日 2009.7.7-10 DICOMO2009


 だいぶ日が高くなったところで、棚湯へ入りに行きました。
 あまり長くつかると、疲れてしまうので、目が覚める程度で済ませます。入っていたら、光芒が出てきて綺麗なので、慌てて出て部屋に戻り、また撮影しました。
光芒 2009.7.7-10 DICOMO2009

 それで落ち着いてしまったのか、二度寝してまた遅刻しそうになりました。
 起こしてもらい、助かりました。

 最終日は、座長や評価者をしなければならず、事務局作業はお任せです。
 幸いなことに発表件数が少なかったため、早めにセッションを終えられました。
 直ぐに弁当を持って事務局へ行き、撤収作業です。

 前日に、空箱をそれぞれの組織別に固めて置き、準備しておいたので、比較的スムーズに撤収できました。
 落し物も少なく、大きなトラブルも無く閉会式を迎えられました。

 撤収が早めに終えられたため、ホテルに無理を言って棚湯に入らせてもらいました。
 雨がぽつぽつ降ってきたのと、バスの時刻が迫ってきたので、急いで出て駅へ向かいました。
 駅から空港へ向かう途中、土砂降りになり、また羽田の混雑のため、30分ほど出発が遅れました。

 昨今の経済状況で、長距離出張が難しいので飛行機に乗ることも少なくなるのに、この天気では締まらないなぁ、と思っていましたが、結構綺麗な夕焼けに遭遇しました。
飛行機から 2009.7.7-10 DICOMO2009


 いつもよりも早めに帰京できたのですが、何やら疲れがドッと出て、白馬の片付けも含めて、なかなか進まない状況です...
 これから、論文賞の査読、賞状の準備と発送、特集号の査読などの作業が待っています。

 最後に、DICOMO2009を開催するにあたり、杉乃井ホテル様には色々とご迷惑、ご面倒をおかけしました。
 特に、事務局で準備した飲み物や軽食の片付け、ゴミ処理など、本来ならば事務局で対応が必要なことをしていただき、大変助かりました。
 また、帰り際に棚湯にも入れていただき、事務局の疲れが癒されました。
 ありがとうございました。

2009-07-09

DICOMO2009 二日目

2009年7月9日(木)
 昨晩、夜遅くまで語らってしまい、朝慌ててお風呂に入り、朝食を済ませて事務局へ入りました。
 今日は、招待講演、デモセッション、ナイトテクニカルセッション(いわゆるランプ)があり、イベントが続きます。
 招待講演は、JR東日本 椎橋氏による講演で、お忙しい中対応していただきました。感謝いたします。
 写真撮影やビデオ撮影をしながらでしたが、SUICAを軌道に乗せ展開される苦労話は、とても参考になりました。

 ナイトテクニカルセッションは、昨年は事務局作業で見られなかったため、ビデオ撮影、写真撮影、事務局担当ということで、最初から見ることができました。
 さすが、レギュラー研究室の発表は見事で、若者のパワーは凄いな、と感じ入ってしまいました。
 O大N研究室の皆さん、指導教官に後日アップされるビデオを見られないことを祈ります。

 今回、予算的に厳しいところがあり、十分な飲み物を準備できませんでした。
 参加者、ならびに関係者の皆様、大変ご迷惑をおかけしました。
 今思えば、第三の飲み物系にすれば、倍の量を準備できたな、と反省しています。

 さて、イベントが終わると事務局部屋は、表彰、撤収の準備でおおわらわです。
 結局、この日も隣の語り部屋が大盛り上がりとは対極に、作業内容の確認や、片付けなどに終われ、深夜までかかってしまい、棚湯に入ることができませんでした。

2009-07-08

DICOMO2009 一日目

2009年7月8日(水)
 早々に朝食を済ませて、朝から大忙しです。
 各会場のプロジェクタの確認、ベルや指示棒の設置、受付の設置、配布物の移動、企業展示会場の設置など、あっという間に受付開始時間が迫ってきます。
 チャーターバスが来ると、大集団がやってきます。
 急いで準備を行い、誘導やら撮影をして、何とかトラブル少なく開会式に間に合わせることができました。
開会式前 2009.7.7-10 DICOMO2009


 開会式では、実行委員長挨拶1に対して、事務局からの連絡1.5という感じでしたが、定刻通りにセッションが開始できて、ヤレヤレです。

 私はといえば、一番目のセッションの座長を急遽お願いされたのですが、代理が見つかったということで、予定通り評価委員をすることになりました。
 その後は、まずは事務局での作業確認をして、手が空いたところで各会場を回って写真撮影を行うという感じです。
 めまぐるしく一日が終わり、夕食の開始時間です。
 あるセッションが長引いてスタートが遅れましたが、無事夕食が始められました。
夕食会場 2009.7.7-10 DICOMO2009


 初日の夕食は、豪華な印象です。
 夕食後も、食べきれないなどの声が聞こえてきました。
 夕食後の懇談に必要な飲み物などの買出しが遅れて、参加者の皆さんに迷惑をかけてしまいましたが、棚湯を堪能してからか、夜遅くなってから語り部屋に人が集まり、大変な賑わいでした。
 私も思わず夜遅くまで皆さんと語らってしまいました。

2009-07-07

DICOMO2009前日

2009年7月7日(火)
 七夕というのに天候に恵まれず、蒸し暑い朝、汗をかきかき大荷物を背負って羽田空港第二ターミナルへ向かいました。
 今回は、実行委員兼事務局としての参加です。
 会場やツアーを手配してくれたJTBの方と、情報処理学会の方と一緒に大分入りしました。
 空の旅は、ずっと雲の中とあきらめていましたが、名古屋上空から岡山近辺で雲が切れ、地上の様子が見えました。
瀬戸大橋 2009.7.7-10 DICOMO2009


 大分空港か別府北浜で食事をするか相談した結果、北浜の方が選択肢が多いだろうということで、バスで来た浜へ向かいました。
 別府北浜に下りて、タクシーの運ちゃんに聞くと、地のものを食べさせてくれるお店は、大方14:00に閉まってしまうとのこと。
 ラーメン好きな事務局メンバーの方もいて、九州といえばラーメン(?)ということで大陸ラーメンに行こうと移動しますが、運悪く定休日です。
 道向いにビリケンという定食屋が目に入りました。
 事務局長は、スルッと中に入ってしまい、結局ここで食事をすることになりました。
 会場視察の際に、とり天を食べ損なっていたので、迷わずとり天定食を注文しました。
とり天定食 2009.7.7-10 DICOMO2009

 「なるほど!」確かに、鶏肉の天ぷらです。不思議な食感です。
 思わずビールも注文したくなりましたが、事務局作業を考え、ここはこらえました。

 杉乃井ホテルへ入り、まずは部屋に荷物を置いて、直ぐに事務局部屋に入って、配送された荷物の確認、配布物の封入、プロジェクタやスクリーンなど設置可能な会場には設置を行いました。
 また、各会場に置く投票箱や案内図(これはホテル側が再度印刷)を用意し、夕食後に作業の続きと明日のスケジュールの確認をして、深夜になってしまい本日の作業は終わりました。
 いやぁ、やることが多くて大変です。

2009-07-05

白馬岳二日目

2009年7月5日(日) 曇 時々晴
 もう一眠りと思いましたが、思い切って2:00に起きて準備を始めました。
 空は満天の星で、天の川が見えます。バルブ撮影も考えましたが、ピントを合わせていないので失敗するリスクが高いので止めました。
 4:00前に出発し、小蓮華山手前の小ピークを目指します。
 徐々に空が明るくなり、20分ほどでヘッデンは必要なくなりました。
総長の白馬大池 2009.7.4-5 栂池~白馬大雪渓


 船越ノ頭でやっと三脚を出して撮影しますが、日の出の撮影はうまくいきませんでした。
 天気も悪いですし、雲海を撮影してお茶を濁し、小蓮華山を目指すことにしました。
 途中、雲海から光芒がさしたり、モルゲンロートが見られたりしました。
光芒 2009.7.4-5 栂池~白馬大雪渓

 そろそろ小蓮華山かな、と思っていたら、どうも地図(10年前!)と違います。
 祠と鉄剣がある、と書いてありますが、何もありません。そもそも山頂にいけません。
 歩を先に進めると、「崩落危険」とあります。あぁ、なるほど、と合点がいきました。

 ここから、白馬岳までお花畑が続きます。
 本州では、ここと八ヶ岳でしか見られないウルップソウ(の群生)をはじめ、様々な高山植物が目を楽しませてくれます。
 これで晴れていたら、というのは梅雨時には高望みしすぎでしょうか。
ツクモグサ 2009.7.4-5 栂池~白馬大雪渓


 これでもか!という高山植物の群生を見て、岩場を越えてなだらかな稜線歩きになると山頂は間近です。
 方位盤が見えると、山頂です。というか、これが山頂?という位、寂しい山頂です。
 ここからは、10年ほど前に家内と歩いたことがあります。ですが、さすがにスッカリ記憶から消し飛んでいました。
 それでも、村営小屋は見覚えがあり、そこからは大雪渓を下ります。

 この雪渓下りが難関でした。
 麻痺した足の踏ん張りが効かず、なめて4本歯の軽アイゼンを持っていたため、ズルズルと滑ってしまい、何度もこけてしまいました。
 面倒くさくなって、銀マットを敷いて尻セードを試みますが、スピードが出すぎて非常に危険です。
 くれぐれも真似しないように。
 結局、金属疲労したストックが壊れ、トボトボと歩くことにしました。
大雪渓 2009.7.4-5 栂池~白馬大雪渓


 コースタイムの倍以上かけて白馬尻へ到着しました。
予定していたバスには間に合わず、バテも入って猿倉に着く頃には足はボロボロ、体はヘロヘロになっていました。
 次からは、大げさかもしれませんが12本歯(か8本歯)を持っていくことにします。

 猿倉で最終のバスを待ち、八方口へ降りて温泉に入り、いざ出発です。
 行きはR148できましたが、帰りはR19で行け、という指示です。
 行ったことが無かったので、試しに明科方面から行ってみることにしました。
 時間的にはよく分かりませんが、R19の方が車は少なく、昼はこちらの方がよい気がします。

 豊科ICに入ると、既に小仏トンネルから25Kmの渋滞です。
 結局、大月で下りてR20を行きますが、こちらも渋滞です。上野原で陣馬街道に入り、八王子へ抜けました。
 バイクなら問題ないですが、車だと少々厳しいですね。ここは、最後の手段とすることをお勧めします。

 行きは3時間半ほどでしたが、帰りはタップリ6時間半かかって自宅にたどり着きました。

7/3
自宅9:20-1:00道の駅白馬

7/4
4:30起床4:55-5:25みみずくの湯5:40-5:55白馬駅6:25-(バス\540)-6:55栂池高原7:30
-(\1720+荷物\300)-7:52栂の森駅-7:78栂大門駅8:00-8:05自然駅-8:20自然園入口8:30
-10:40展望湿原-12:10自然園入口12:50-14:05天狗原14:15-15:45乗鞍岳15:55-16:25白馬大池

7/5
2:05起床3:50-4:50船越ノ頭5:15-6:15小蓮華山6:55休憩(2,700m)7:05-8:00白馬岳
-8:40村営小屋8:50-9:40岩室-12:20白馬尻-13:40猿倉14:30-(バス\980)-14:55八方口
-15:00みみずくの湯15:25-21:00自宅

白馬大池
-幕営料:\500/人
-水:小屋前のタンクから蛇口から
-トイレ:小屋大池側の小屋で電気なし
-ビール:\600/350mL, \800/500mL

総走行距離:541.7Km

白馬岳一日目

2009年7月4日(土) 曇 時々 晴
 なんだか眠ったのか眠れなかったのか、中途半端な状態で八方口の駐車場を目指しました。
 朝食は、白馬駅か栂池高原駅で取ることにしました。
 八方口の周辺をウロウロしますが、駐車場らしき場所がわかりません。
 仕方なく、みみずくの湯の隣にあるグランド脇に車をデポしました。
 これなら、バスを降りて車に荷物を置けば、直ぐに温泉に入れます。

 準備をして、白馬駅へは15分程度で到着です。
 トイレ、水の調達をして、路線バスで栂池高原へ向かいました。
 30分ほどで栂池高原です。既に何パーティかいて、準備をしていました。
 8:00始発と思っていたら、7:30出発です。
 食事をして、プラプラしてゴンドラに乗り込みました。
 栂の森駅でゴンドラを降り、栂大門駅でロープウェーに乗り換えます。概そ15分弱ですが、急がなくても間に合います。ただ登るので、のんびりしている時間はありません。
 ロープウェーからは、青い松ぼっくりと新芽のコントラストが美しいオオシラビソの林を見ながら、7分程度で自然駅に到着です。
 駅から自然園まで10分ほどです。入園料を払い中へ入って、手帳が無いことに気が付きました。
 きっと、ロープウェーで落としたのでしょう。少々不安でしたが、自然園を見てから確認することにしました。
 園内は、木道が整備されていますが、楠川からは普通の山道です。ですが、やせ尾根危険とある箇所は整備されていて問題ありません。
自然園全景 2009.7.4-5 栂池~白馬大雪渓

 2,200mの最高地点に行くまでに3時間かかってしまい、大急ぎで自然園入り口へ戻りました。
 13:00頃には出発しないと、白馬大池へ付く頃には暗くなってしまいます。
 手帳を探しにロープウェー駅へ戻ると、預かっているとのこと。朝、ロープウェーで案内をしていた女性が持ってきてくれました。助かりました。
 自然園から天狗原まで急登が続きます。展望があまり効かない中、ほぼコースタイム通りに天狗原へ着きました。
 少し休憩して、白馬乗鞍岳を目指します。
 山頂近くは、だだっ広い岩ごろごろな地形です。大きなケルンを目指していきます。
 山頂にあるケルンからしばらく歩くと、白馬大池が見えて、小屋が分かります。
 既に二張のテントが見えます。
 ここからは、下るだけなのですが、足に麻痺がある身では踏ん張りが効かず、ノロノロと降りていきます。
 雪が残るところをトラバースして、何とか本降りになる前に小屋に着くことができました。
白馬大池 2009.7.4-5 栂池~白馬大雪渓

 テントを設営し終わると、ドッと雨が降ってきました。
 少し体を休めて、小降りになったところで小屋へいき、幕営手続きをしました。
 水は、タンクから自由に取れます。
 トイレは、電気はありませんが独立した立派な小屋です。
テント 2009.7.4-5 栂池~白馬大雪渓

 さすがに疲れたのか、食事を済ませて横になると直ぐに寝てしまいました。
 7:00頃だったか、豪雨と雷で目が覚めましたが、夜中になると雨も上がり静かな夜をすごせました。

2009-07-03

白馬岳前夜

2009年7月3日(金) 雨 後 曇
 白馬岳へ行こうと出かけようとしたら、結構な降りになってしまいました。
 バイクで行くつもりだったのですが、この雨でテンションが下がってしまい、急遽、車で行くことにしました。
 バイク用に振り分けてあった荷物をそのまま車に積み込んで、出発です。
 さすがに楽です。
 いつもの通り、諏訪湖SAで軽い休憩を取り、0:00過ぎに豊科ICを出て白馬を目指します。
 トイレなどを考えると、やはり八方の駐車場で寝るより、道の駅の方が便利だろうと思い、道の駅白馬で寝ることにしました。
 4時間程度の睡眠になりますが、バイクで無いのでそれほど疲れはありません。
 やっぱり楽ですね。

自宅9:20-1:00道の駅白馬
走行距離:270Km