2009-09-26

箱根撮影ドライブ

 家内と、千石原のススキを目当てに撮影に行きました。
 私は、R1かR138しか走ったことがないので、大涌谷とか千石原とか知りません。
 仙石原だけでは時間を持て余してしまうので、「黒タマゴが食べたい」の一言で、大涌谷へ寄っていく事にしました。
 途中、宮の下で有名なシチューパンを食べようと、渡邊ベーカリーへ寄りました。
 箱根駅伝を見ていると、シチューパンを食べている沿道の人たちが映るので、気になっていたのです。
 お店は、宮の下のR1とR138の分岐の信号で、そのままR1に行ってちょっと入ったところです。
 隣に魚屋さん、豆腐屋さんがあります。駐車場は、その先に3台停められる所があります。ですが、交通量が多いと入れにくいので、宮の下駐車場(30分まで無料、以降30分毎に100円)に停めるのが楽でしょう。
シチューパン 2009.9.26 箱根大涌谷&仙石原


 シチューパンを食べてから、大涌谷へ向かいますが、駐車場まで500mというところで駐車場待ちの渋滞に遭いました。途中でUターンする車も多かったのですが、噴煙が見えてくると引き返す気になりません。
 駐車場に車を入れて、神山への登山道を登ってみることにしました。
 ススキは、時期的にちょっと早かったのと、時間的にお昼過ぎだったのと、条件は悪かったのですが、結構長い時間撮影していました。
立ち枯れとススキ 2009.9.26 箱根大涌谷&仙石原


 その後、念願の黒タマゴを食べに行きました。
 タマゴは、ばら売りせず、5個500円です。
黒たまご 2009.9.26 箱根大涌谷&仙石原


 そろそろ時間が無くなってきたので、急いで千石原へ移動です。
 以前は、入り口に駐車できたようですが、今は、仙石原浄水センターが臨時の駐車場になっています。10分くらい歩くことになります。
 入り口に9:00-16:00とありますが、係りの人に確認したところ、閉まる事はないということです。
 たかがススキ、されどススキ。これだけの群落になると迫力があります。
仙石原のススキ 2009.9.26 箱根大涌谷&仙石原

 16:00過ぎに撮影に入り夕日に照らされるススキを期待しましたが、雲が出てしまい夕焼けは出ませんでした。
 それでも日没まで撮影し、夕食はススキ群落の前にある銀の穂で季節の釜飯を食べて帰りました。

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2009-09-22

西穂高岳独標~焼岳縦走撮影ツーリング 最終日

 時計がなくても、山では大体2:00頃には目が覚めます。
 外を確認すると、なんとガスで視界が悪い状況です。これでは、歩くしかないので、早めに撤収して歩くことにしました。ただ、ルートが良く分からないので、カモシカは止めて、少し明るくなってから歩くことにしました。
 焼岳の分岐へ下りる手前で20人の大パーティの前に出て、ひたすら下ります。
 尾根歩きと聞いていたのですが、南アルプスの様な感じです。爺ヶ岳から冷池山荘までも、こんな感じだった気もします。
 おそらく槍見台と思われる切り株の椅子が三つあるところまでは、それほどではありません。
 ですが、そこから雨が降り始め、根っこや石、熊笹で足元が滑りやすく、かつ結構切り立ったところもポツポツ出てくるんです。
 小屋まで500mの標識から、小屋までの長いこと長いこと。やっとの思いで小屋にたどり着きました。
 これから、まだ焼岳へのピストンが残っています。
 ヘトヘトだったのですが、何とか気力だけで歩き始めました。
 空荷にも関わらず、ペースは上がりません。周囲は真っ白ですし、何しにカメラ担いで来たんだろう、と考える余裕もなく、ただただ歩きます。
 硫黄臭も時々漂い、北アルプス唯一の活火山であることを認識させてくれます。
 ガレから硫黄っぽい粘土質に変わり、またガレた岩場に出てトラバース気味から上に登る所に出ると、山頂直下の鞍部は直ぐです。山頂は広いのですが、荷物は鞍部に置いた方がいいでしょう。
ガスの噴出し口 2009.9.20-22 西穂高~焼岳


 景色も楽しめないので、直ぐに下山です。今回のメニューはこなした事もあるのか、また雨も上がったこともあるのか、下りはそれほどの厳しさを感じませんでした。
 小屋に戻り、残り2時間下って、後はバスに乗って帰るだけです。
 帰り道、雨もすっかり上がり、火山であるためか、他の山とは違う雰囲気を持つ焼岳を撮影しながらのくだりとなりました。
立ち枯れの斜面 2009.9.20-22 西穂高~焼岳


 最初、整備された登山道を下っていきますが、大正池が見えるあたりから、梯子場が計4箇所できます。
 一発目が長い立った感じの梯子場です。後は短いのですが、最後の梯子場がちょっと位置が嫌らしいかもしれません。
 そこから何回かグッと下るのですが、1時間ほどすると、ダラダラした下りに変わります。
 右手に駐車場が見えてから車道に出るまでが長いです。

 車道に出て、田代橋を渡って観光客と一緒にバスターミナルへ向かいました。
 沢渡行きの乗り場は大行列で、二時間待ち!と言われました。
 仕方なく並んでいましたが、1時間程度でバスに乗れました。
 沢渡で荷物を片付け、駐車料金の支払いとビールテイストドリンクを買って、46.9度の足湯でくつろぎ(とても熱くて、くつろげません)、自宅へと戻りました。
 R158は大渋滞を覚悟しましたが、すり抜けする必要もなくR20へ入れました。
 大月近くから、高速道路の渋滞からエスケープした車で混雑し始め、すり抜けを繰り返して、6時間半かかって自宅に帰れました。

 そうそう。
 西穂山荘でテントにつける番号札を持って帰ってしまいました。ごめんなさい。いつか、返しに行きます。

【山行記録】
9/21(晴)
3:10起床-5:00河童橋周辺6:20-6:50西穂高登山口-8:25休(1,990m)8:40-9:20休(2,180m)9:30-10:30西穂山荘11:05-11:55休12:10-独標混雑のため時間とらず-14:45西穂山荘

9/22(雨後曇)
3:50起床5:10-8:35焼岳小屋8:50-10:15焼岳-11:25焼岳小屋11:45-13:50車道14:05登山口-14:20上高地BT15:20-15:50沢渡第二駐車場

【走行記録】
9/20
自宅9:35-11:50甲斐大和-12:30竜王SS12:45-16:15沢渡第二駐車場16:35-17:10上高地BT
9/22
沢渡第二駐車場16:50-23:25自宅

ピア竜王SS 112.3Km/3.83L@\120 Avg.29.32Km
パークWEST竜王SS 257.9Km/7.79L@\120 Avg.33.1Km
自宅近くのSS 110.8Km/???
総走行距離:481.0Km

2009-09-21

西穂高岳独標~焼岳縦走撮影ツーリング 二日目

 朝、3:00頃に起きて外を確認すると、晴れています。
 曇りなら、あまり撮影する価値もないので、早く出ようと思ったのですが、撮影しても良さそうなので、5:00頃に撤収できるよう調整して準備しました。
 撤収間際に、余った水を捨てようと(使用禁止の)炊事場へ捨てようとしたら、躓いてシコタマ膝を打ってしまい、幸先の悪い山歩きになりそうです。
 河童橋のベンチで傷を確認すると、擦過傷くらいで絆創膏等々で処置し、先に色が出始める焼岳を撮影しようと場所を探しました。
 ですが、焼岳のベストポイントは河童橋なんですね。そういえば、冬に撮影してる後ろを歩いたら、怒られた記憶があります。今は、その気分が良く分かります。
 これではダメそうなので、あきらめて白樺荘の前へ移動します。
岳沢の朝 2009.9.20-22 西穂高~焼岳


 昨日の方も移動されて、6:00までと決めていたのですが、結構長い時間撮影してしまいました。でも、河童橋からの写真でコンテストに入っているものって、殆どない気がするんですよね。どうなんでしょう?
 白樺荘の前からウェストン・レリーフの前を通り、田代橋へ出ます。そこを右に折れると、西穂高登山口は直ぐです。ここで、登山届けを出して、いざ出発です。
 鬱蒼とした樹林帯をひたすら登ります。水場があるはずなのですが、よく分かりません。
 沢を外れて、2,180m付近で時計が壊れてしまいました。ウゲェッ!
 仕方なく、感と地形を頼りに歩きます。舟窪地形に出て、登り始めると焼岳との分岐に出ます。そこから西穂山荘までは一登りです。
 テントを設営し荷物を置いて、西穂高岳へ向かいました。
初秋の西穂高 2009.9.20-22 西穂高~焼岳


 12:00を過ぎた辺りで、急に天候が悪くなり、瞬く間にガスに覆われてしまいました。
 しかも、独標直下では大渋滞がおき、山岳パトロールが誘導しています。
 悪いことに、西穂高への途中で滑落事故が起きてしまい、パトロール隊員が救助に向かったため、独標下は大混乱です。結局、20分~30分待って、やっと登れました。
 先へ行きたかったのですが、周囲は真っ白だし、事故も発生している所へ向かうのも気が引けてしまい、小屋へ戻ることにしました。
 途中、ガスが切れて、少し早い紅葉を楽しむことが出来ました。
秋の色づき 2009.9.20-22 西穂高~焼岳


 夜は当然、ガスのために夜景を見ることは叶いませんでした。

2009-09-20

西穂高岳独標~焼岳縦走撮影ツーリング 初日

2009年9月20日(日)
 銀色週間(Silver Week)を利用して、9月20日(日)~22日(火)に西穂高岳~焼岳縦走の撮影ツーリングに行ってきました。
 当初、新穂高ロープウェー経由で、中尾温泉に下山する計画だったのですが、上高地から西穂高へ登り、焼岳経由で中の湯で下りようと考えました。
 ですが、シャトルバスが、沢渡~上高地の片道が1,200円、往復が2,000円です。中の湯~沢渡が960円ですから、上高地往復にした方がお得です。
 ということで、バス代をケチるためだけに、上高地から西穂高へ登り、焼岳から再び上高地へ下るルートにしました。

 19日は写団薬師・多摩の例会で、その後出発しようと思ったのですが、小梨平に夜入れば、夕方の岳沢が撮影できますし、バルブも撮れるかもしれません。
 ということで、20日に出発することにしました。

 松本までは順調にR20を飛ばし県道48号からR158に入りました。
 安曇野の役場(徳本峠入口)辺りから車が込み始め、その先の稲核ダムから動かない状態になってしまいました。工事か事故で交互通行しているのかと思いましたが、どうも雰囲気が違います。
 まさかR158ですり抜けをするとは思いませんでしたが、トンネルを除いて、とにかくすり抜けをし続けました。結局、単なる交通集中による渋滞だったんです。
 沢渡第二駐車場に着くと、最終バスまで50分ほどしかありません。分散していた荷物をザックにパッキングして、20分ほどでバス停に並ぶことが出来ました。バス停の係りの人に聞くと、とにかく大混雑だそうです。
 最終に近いバスにもかかわらず、始発の沢渡大橋(第二駐車場の直ぐ下)からやってきたバスは満員です。補助席で乗り込むことが出来ました。
 ここから上高地まで、渋滞で時間がかかるかと思いましたが、意外とスムーズに上高地に入れました。
 バスを降りて、河童橋へ向かいました。物凄い観光客の数です。河童橋は人で溢れています。
 目をつけていた白樺荘の前で撮影していると、なぜか人が撮影に集まってきました。
 隣でお年をめした(といってもそれほどではありませんが)ご夫婦でこられた方も、三脚を構えて撮影を始めました。
 最初、カメラをよく見ていなかったので、645だと思っていたのですが、ハッセルでした。ごめんなさい!
 若い頃に欲しかったハッセルを、どうしても欲しくて購入されたそうです。親切にファインダーを覗かせて頂きました。う、見るんじゃなかった!これはいかん。
 以前、4×5(だと思われる)人と一緒に、鹿島槍を撮影したときも、あれだけの大きさなら、ピントがビシッと決まるなぁ、と思っていたのですが、ハッセルも素晴らしい。
夕陽の穂高連峰 2009.9.20-22 西穂高~焼岳


 日が沈んで、小梨平で幕営して簡単な食事を済ませて横になりましたが、20時過ぎにはもう大丈夫だろうと、また白樺荘前に行きました。
 バルブ撮影を開始したのですが、白樺荘の衝動の明かりが強すぎて、今ひとつです。
 今度は河原に下りて撮影しますが、五千尺ホテルの明かりが入ってきて、これまたダメ。しかもバッテリ切れでシャッターが下りてしまうという情けない結果になってしまいました。
 よく見れば、ピントも甘いし、ノイズが多いですね。おそらくセンサー部に小さなゴミがのっているようです。
シャンデリア 2009.9.20-22 西穂高~焼岳

 これは運がないんだとあきらめて、寝てしまいました。

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2009-09-19

写団薬師 多摩 9月例会

2009年9月19日(土)
毎月、第4土曜日に例会(教室)があるのですが、今月は一週早い開催です。
毎月の課題が出され、一点の課題作品と一点の自由作品の計二点の作品の講評を受けます。
前回は、よい条件に恵まれ、初の優秀賞をいただきました。
今回は、見事、選ばれることもなく、かつ厳しい講評をいただきました。

常々、悩んでいたことを指摘されたのですが、おいそれと解決しそうにもありません。
そろそろ入会して一年になりますが、また悩みながらの一年を過ごしそうです。

写真展の日程が決まりました。

写団薬師・多摩「ときのながれ」
2010年3月11日(木)~3月17日(水) ベルブ永山3Fギャラリー

選ばれた作品が少ないので、私のを選ぶのはらくだと思いますが...何を選んでいただけるか楽しみです。

2009-09-13

戸隠撮影ツーリング

2009年9月13日(日)
 金曜日から行くつもりが、雨のため、ずるずると出発が遅れてしまい、結局、土曜の昼過ぎに出発しました。
 雨の中、R20からR141を経由して、ロケハンを兼ねて行こうと思っていたのですが、寒さのために清里手前で中止を考えるほどでした。
 ですが、私の気持ちを他所に、明日の天気予報のマークは太陽マークです。
 もしかしたら、の気持ちが先行し、再びバイクで標高を上げていきます。
 温まった体も、直ぐに冷え切り、寒さと戦いながら、ロケハンもそこそこに、結局いつも寄っている雷電くるみの里で仮眠をとることにしました。
 ここ、これまで何度か寄っているのですが、仮眠をとるのは初めてです。
 概ね、お店は18:00に閉めて、19:00には無人になるのですが、ここは20:00を過ぎても食堂の片づけが続いています。
 ですが、気がつかない人が多いのか、休憩所は24時間開いているようなんです。
 以前寄った草津運動茶屋公園は閉まっていました。
 雨がなければ、芝生の上か、建物裏でコッソリ仮眠をするんですが、今日は雨も降っていて風もあり、体も冷え切っているので、休憩所内で仮眠をとらせてもらいました。
 目の前を通る高速道路の音も気にならず、とても快適です。

 未明に、歯磨きにきた人がいたこともあり、ちょっと早かったんですが、起きて戸隠へ向かいました。
 2時間ほどで長野市内に入り、ループルートを通って戸隠へ行き、予定通り戸隠そば博物館に到着しました。
 ですが、入り口にはロープがあり、駐車場へ入れません。
 仕方なく、横の農産物直売所前でテントを再び(?!)張って、仮眠をすることにしました。

 しかし、蕎麦の花が見ごろなのに車も来ないし、どうも違うなぁ、という不安が拭えず、30分もしない内に起きてテントを撤収し、周囲をウロウロすることに。
 私と同じように農産物直売所で休んでいた、愛知から来た方が地元の人から確認して、蕎麦畑の場所がわかりました。感謝多謝。
 天気はいま一つでしたが、徐々に雲が取れ始め、いい感じで撮影できました。
早朝の蕎麦畑 2009.9.13 戸隠ほか


 天気が回復して、色が変わらなさそうなので、7:00に移動をして、小諸へ行き、蕎麦畑を撮影しました。
 こちらは、畑の一画で電線や建物が気になるのですが、うまく撮れれば戸隠よりも面白いかもしれません。
別の蕎麦畑 2009.9.13 戸隠ほか


 その後、日本山岳写真協会展で見た、山の写真でなかった滝の写真(遺作だそうです)に感動し、そこへ行きました。
 途中、ライダーから後輪の空気がないよ~、と教えてもらい、途中のGS(確かコスモ石油)で入れてもらいました。ありがとうございました。

 目指す滝は、少々探すのに手こずりましたが、バイクの機動性もあり、無事見つかりました。
晩夏の水音 2009.9.13 戸隠ほか

 途中、無名の滝も撮影して、帰りながらロケハンをしようと思ったのですが、ナビがないバイクでは、山里の道は迷路です。
迷いながらも初秋の山里 2009.9.13 戸隠ほか


 結局、ウロウロして迷った挙句、逆戻りするような形になり、スゴスゴと帰路につきました。
 コスモス街道だけは、どうしても見たくて寄りました。
 さすが、名前負けしないだけのことはあります。
 どの車も徐行運転で安全運転のようですが、みなさんよそ見運転です。気をつけましょう。

 日没前には自宅に帰れましたが、タイヤの空気圧、オイルが心配でヒヤヒヤでした。
 これで、Silver Weekのツーリングは大丈夫なんでしょうか...

自宅13:15-16:13ピア竜王SS-
【走行距離】
9/12
13:15 自宅近く
16:13 上野油店ピア竜王SS 112.5Km/3.71L@\118 Avg30.3Km
9/13
07:58 タカサワ更埴SS 227.11Km/7.55L@\129 Avg.30.1Km
14:43 上野油店ピア竜王SS 212.6Km/6.40L@\116 Avg33.2Km
自宅近くのSS    111.2Km/3.16L@\127 Avg.35.2Km
総走行距離 : 663.41Km

2009-09-11

第5回「米 美知子写真教室」写真展

2009年9月11日(金)
 富士フォトギャラリー調布で開催されている「米 美知子写真教室」写真展を、前述の日本山岳写真協会展に続いて見に行きました。
 写団薬師・調布 写真展「ときのながれ」に続いての開催でした。
 写団薬師・調布と同じく、ポジのみの教室なのでデジタルはありません。
 それだけに気合の入った写真があり、構図など、まだまだ勉強不足な私には、とても参考になる展示会でした。

日本山岳写真協会展「2009-山・われらをめぐる世界」

2009年9月11日(金)
 都合で年休を取ったついでに、日本山岳写真協会の写真展を、家内と見に行きました。
 おそらく、昨年から見に行っていると思いますが、皇太子殿下も出展される展示会で、毎年、六本木の富士フィルムフォトサロンで開催されている展示会です。
 みなさん、色々な山を、それぞれに撮影されて、大いに刺激を受けました。
 ただ、最近思い始めている疑問を解決している写真にめぐり合う事は出来ませんでした。
 配布されている撮影データを見る限りポジが多く、風景写真では増えてきたデジタルでの撮影は、山岳写真では、まだまだ、なのでしょうか。 

 ただ、1点、とても気になる、山の写真ではない写真がありました。
 これは後日、撮影に行きたいと思いますので、そこで。

2009-09-08

新レンズ購入 TAMRON AF18-270mm

2009年9月8日(火)
 先日、注文したレンズが、早速届きました。
 迅速な対応で、色々と不具合が多いと聞くレンズでしたが、装着して試撮した感じでは、問題なさそうです。
 もともと、NIKON D40xダブルズームキットを購入し、次にNIKON D300AF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-5.6G ED VR-DXの組み合わせをメインにして、撮影をしてきました。
 山での撮影では、D40xAF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-5.6G ED VR-DXとダブルズームのAF-S DX Zoom-Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G-DXを背負っていました。

 先日の涸沢で、やはり雨の日(特に山歩き中)のレンズ交換は、ほとんどできないということで、不精なレンズがいるなぁ、と感じていたのでした。
 そこで、ここ数週間、ずっとレンズの価格を調べていたのですが、ほとんど値動きがないことや、良いショップが見つかったこと、家内の「買っちゃえば」(きっと、うるさかったのでしょう)という一押しで、購入を決意しました。
 購入したお店はディスカバーフォトで、海外(東南アジア?)の保護フィルタがついて、税・送料込で49,570円です。

 Webからの注文ではなくメールベースで、しかも振り込みは個人口座という、何とも怪しいショップ(失礼!)です。
 価格コムでお勧めの店との書き込みがありました。ここは、釣りの書き込みが多いため注意が必要なのですが、思い切って注文しました。
 振込みを済ませると、メールでのやり取り通り、その夜に確認と発送通知メールが届きました。
 通常なら、2営業日程度かかるところですが、なんと!翌日の昼に届くという、素早さです。
 梱包も申し分なく、レンズも開包した当日にとりあえず部屋の中で試撮して動作確認しましたが、AFなど今のところ問題なさそうです。ただ、NIKONレンズは突然AFが効かなくなるなど、トラブルも多そうです。これから、しばらく様子見です。

 価格コムでは、ニコンレンズが49,000円程度なので、若干高いのですが、保護フィルタ付(大体1,800円~2,300円)なので、お買い得でしょう。
 不思議なことに、キャノンレンズ板は概ね問題ないお勧めレンズとしての書き込みが多いのですが、ニコンレンズ板は動作不良とか、TAMRONの対応が悪いなどの書き込みが多いのです。

 D40xにつけると、フィルタ径φ72mmは不釣合いで、バランスもいま一つですが、撮り逃すことが少なくなると思うと、これからが楽しみです。AF-S DX Zoom-Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G-DXの後継レンズを購入するまで、D300でも使っていくことになるでしょう。
 最初に購入したダブルズームは、もうしばらく予備として置いておくつもりです。
 だんだん、レンズが重くなって、背負うのがつらくなってきました...

2009-09-06

写団薬師・調布 写真展「ときのながれ」

2009年9月6日(日) 晴
 すっかり忘れていた写団薬師・調布の写真展へ行きました。
 こちら、富士フォトギャラリーの写真教室展示の一環として開催されているものです。
 会報が週末に届き、あれ?案内状ってきたかな?と思いましたが、ともかく行かねば話になりません。昨日の片付けなどを済ませて、用事でいけない家内をおいて一人で行きました。
 スペース1での展示だったのですが、力作ぞろいで参考になりました。
 敬愛するN氏の作品に、思わず唸ってしまいました。
 
 隣では、向ヶ丘同人会の写真展があり、おそらく中岳から大喰へ向かうルートから、槍に向かって撮ったのでしょう。ルートに人がいない写真がありました。これは珍しい。

 またまた刺激を受けました。

2009-09-05

志賀~奥志賀

2009年9月5日(土) 晴
 今日は、戸隠へ行って、その帰りに諏訪湖花火を撮影して帰るつもりでしたが、戸隠の状況が良くないため、行きたいと言う家内の言葉で、志賀高原へ行くことにしました。
 実は、9/6~8まで、前川先生の撮影ツアーグランフェニックス奥志賀で企画されていて、それに参加もせずに同じ様な(実際は同じだったりするのですが...)場所へ撮影に行くのは気が引けて悩んだのです。
 ですが、当然仕事を休んで行くわけにもいきません。
 ここは、私の欲求も優先して、金曜の夜から出かけることにしました。出るときは雨が降っていたのですが、 草津運動茶屋公園に着くと雨も既にあがって星が見えていました。明朝に、かなり期待が持てそうです。

 3時間ほど仮眠をして、渋峠へ移動です。
 芳ヶ平で10台ほどでしょうか、カメラマンの車が駐車場や道路に駐車して撮影をしています。
 その先の渋峠は、日の出を撮影できそうも無いので、芳ヶ平に戻って撮影をしました。
 なるほど、ガスがかかって絵になります。
芳ヶ平からの夜明け2009.9.5 志賀高原~奥志賀高原


 朝食を駐車場で済ませて、のぞきなどをパスして、木戸池へ行きました。カメラマンの姿は無く、カメラマンは私達だけです。
 蒸気が池から上がり、紅葉にはまだまだですが、良い感じです。
木戸池の朝2009.9.5 志賀高原~奥志賀高原


 次に丸池へ移動しますが、ここは今ひとつ。やっぱり紅葉の季節が良さそうです。
 琵琶池は、面白くなさそうなのでパスし、奥志賀へ移動する手前で蓮池に寄りましたが、こちらも陽が当たらずパス、大沼池は行きたかったのですが駐車スペースから4Kmという表示を見てパス。奥志賀へ車を走らせました。
 おそらく、二十数年ぶりの奥志賀スーパー林道です。
 走ったときは全面未舗装でしたが、広くてフラットなためオーバー100Kmで走れる数少ない林道でした。
 しかし、既に全面舗装され、秋山郷へ抜けるのも、かなり楽になったというより、つまらなくなりました。

 それはともかく、大滝入口に車を停めて、奥志賀渓谷トレッキングコースに入りました。
 5分ほどで分岐に出て、大滝へ向かいます。700m程とありますが、結構遠く感じました。
 高台から大滝を望みますが、木が邪魔をして構図が決まりません。
 きっと紅葉すれば、良い感じの構図も考えられるのでしょうが、紅葉はまだまだ先です。
大滝と虹2009.9.5 志賀高原~奥志賀高原


 分岐へ戻り、三段の滝とハーモニカの滝へ行きました。
 三段の滝は、途中まで降りられますが、気をつけないと落ちます。
 ここは後回しにして、ハーモニカの滝へ先に行きました。というのも、このルートを抜けると、とても時間がかかりそうなので、ハーモニカの滝までにして、ブナの原生林は車に戻ってから移動しようと考えたのです。
 ハーモニカの滝は、少し下れば頼りないフィックスロープがあります。
 これを使って慎重に下ります。今回のために、このルートは長靴を履いてきたのです。
 川底は、ところどころ滑りやすいので、慎重に川の真ん中へ移動し、滝全景を撮影しました。
ハーモニカの滝2009.9.5 志賀高原~奥志賀高原

 家内は、登山靴なので、端の所で何カットか撮影してルートへ戻りました。

 三段の滝へ戻ると、先に着いていた家内が下りられる所で撮影していました。
 私も家内と交代で撮影しました。が、撮影しようとカメラを見ると、メモリが"FULL"になっているではありませんか!
 戻るのも面倒なので、仕方なくJPEGで撮影しました。

 車に戻って、(朝食時間からすると)遅い昼食を食べて、カヤの平へ移動しました。
 牛くん達が柵の近くで食事をしているので、寄って撮影しました。
 家内が、案内所で北ドブ湿原でウメバチソウが綺麗だと聞き込んできて、40分ほどでしたが入ってみる事にしました。
 実は、寝ていない状態だったので、そろそろ疲れがピークにきていたので、乗り気ではなかったのですが...家内も気を使って止めるか聞いてくれますが、折角なのでゆっくり歩いて向かいました。
 途中、ヤマウルシやクロスズメバチに注意しながら、北ドブ湿原へ到着です。
 やや小振りな湿原は、もう花の最盛期は過ぎていましたが、ウメバチソウやトリカブトが綺麗に咲いていました。
ウメバチソウ2009.9.5 志賀高原~奥志賀高原


 帰りは、チンタラ歩いても20分ほどでした。
 諏訪湖の花火も間に合いそうでしたが、車が停められない可能性が高いのと、少々疲れたので帰ることにしました。
 途中、中野IC近くの100円野菜ショップへ寄って、4時間ほどで帰れるはずでしたが、事故渋滞で寄居で下りて、7時間くらいかかって帰りました。さすがに疲れました。