2017-11-27

J-POWER写真展:風姿花景

毎年、J-POWER(電源開発)本社ビル (でんぱつビル) ロビーにて、写真展が開催されます。
写団薬師主宰 前川先生が出展されて以来、できるだけ時間を作って観に行くようにしています。
過去には風景写真家 佐藤尚氏も出展し口下手な頃、まだ顔見知りというところまでいかない頃でしたが、在廊していて話を伺ったことがあります。
昨年は、星野佑佳氏が在廊していて挨拶できました。
いわゆるオフィスビルのために、土日祝が休館となり多くの会社員にとって観に行くのは至難の業となります。
開催中、先着100名に来年のカレンダーが配布されるので、それも楽しみです。
今回は、風景写真家 川隅功氏、星野佑佳氏が出展して、カレンダーにない作品も展示されているということです。

2017-11-25

冬の訪れ: 多摩川の川霧

今年も1ヶ月と少し。
冬の風物詩として、すっかり定着した多摩川の川霧が現れる季節になりました。
時期的には早いのですが、朝早く起きて撮影するのに慣れていく、ということもあります。
私一人なのでポイントは選び放題なのですが、かえって難しいものです。
結局、大体いつもと同じ場所になりました。
日の出近くになり、他には昨日も撮影に来たというカメラマン、いい時に思いっきり私の前に立ってくれた散歩の途中らしき人だけでした。
昨朝は出なかったようです。
今朝は盛大に出てくれたのですが、濃くなくて直ぐに引いてしまいました。
工事が終わって、鳥も戻ってきてくれたようです。
これから、年明けまで週末の通いが続きます。
予感
陽射し浴びて
飛翔

2017-11-23

都心の紅葉

今年は、都内(近所)の紅葉を狙おうと考えていました。
そこで、初めて訪れる場所へ行ってみました。
初めてということと三脚が使えないこととがあり、今回はミニ三脚を調達(今朝配達)して一脚につけて簡易的な三脚にして対応してみようと考えました。
購入したのは、SLIKの輸出モデルのバッタモンです。
持っている一脚と径が合わないので、現場で調整して撮影しようとしたところ思いっきり倒してしまいました。
ボディは問題なさそうですが、レンズがねぇ...
古いレンズだし問題なさそうなので、なかった事にして撮影続行です。
強い秋雨のあと
楓は、まだ数日後が良さそうですが、銀杏は見頃でした。
広さも程よくて、初見で時間がかかるかなと思っていましたが、そうでもありませんでした。
週末、行こうか悩んでいます。
沈む陽にあたり
都心の紅葉

2017-11-22

2017年度 第15回JPA公募展

大先輩で写友のお二人から、JPA公募展のお知らせが来ました。
もちろん、逃れられません。
会社を休んで、東京都美術館へと向かいました。

  • JPA展
  • 会期: 2017年11月18日(土)~11月24日(金)
  • 会場: 東京都美術館

というのは半分ホントなんですが、学位取得でお世話になった指導教官が参加している研究コミュニティに参加するので、途中での寄り道、ということです。
ただ、この展示は数が半端ではないので、効率よく観ていかないといけません。
誘っていただいた方の作品は素晴らしく、観ていたら皆さん足を止めていました。
Iさん、Nさん、素晴らしい作品で、刺激を受けました。
大学へ行こうと会場を出たら、多摩教室の大先輩方とばったり...
こういこともあるものですね。

2017-11-19

冬将軍来たる

西高東低の気圧配置で寒気が日本を覆い、北風が強くなりました。
この風で、広徳寺の銀杏は葉が落ちて黄色い絨毯になると期待できそうです。
新月ということで、しし座流星群も期待できそうなんですが、なんだか疲れてしまい早く寝て早朝出かけることにしました。
星景は、気合いがいるんですよね。
風は朝には弱くなると推測したのですが、出かけるときには幾分強くて不安でした。
でも現地に着くと、風は穏やかで撮影日和となりそうです。
ただ、寒い!
温かい車中食を済ませて、夫婦銀杏へ向かうと予想通り黄色い絨毯が広がっていました。
冬将軍来たる
黄絨毯を踏む冬の足音
茅葺きの本堂の草も、わずかに紅葉した秋の薫りをかもし出しています。
陽が差すと色づいた楓がキラキラと輝き眩しく、寒いのを忘れるほどです。
そろそろ、私の近所も楓が赤くなるころとなりそうです。
屋根の上にも
錦繍きらめく

2017-11-18

秋冷雨の紅葉探し

またまた週末は雨模様。
ならばと、しっとり濡れた紅葉探しに出かけました。
SNSでは既に流していますが、初めて車中泊する道の駅です。
そんなに混んでいないだろうと思ったら、大間違い。
駐車場は満車、入れない車が路駐で車中泊しています。
そもそもの原因は、2つある駐車場の一つが夜間閉鎖のためです。
後で、何となく理由がわかりました。
途中で寄ったスーパーで3割引きのネギ塩チキンを肴に、京の贅沢を楽しみました。
映っているシェラカップは、名称の元になった本物のSierra Club(R)のカップです。
郷の友人が高校時代に、こだわって買ってきてくれたものです。
このタイプは既に販売されていないようなので、貴重品なのかなぁ。
今日の贅沢
朝、明るくなり始めた頃に撮影を開始したところ、大きな犬を連れた女性とご挨拶し話を伺っていたら、「いいところがあるよ」と連れて行っていただきました。
散歩コースだったのですが、なるほど良い場所です。
色づきはまだまだですが、ロケハンしながらゆったりとした時間を過ごしました。
結構犬の散歩に来る方が多く、挨拶をしながらの撮影となりました。
落葉
秋冷雨の紅葉 (フウ科フウ属 モミジバフウ)
撮影していると、人懐っこい猫がやってきて離れようとしません。
撮影してわかりましたが、私には動物写真家のセンスはないようです。
もっとも、マニュアルレンズで動物撮影は至難の業なんですけど。
朝道楽
小休止(時うどんを観た)の後、個人のお宅へ小一時間ほど撮影に行きました。
途中、風景写真家 佐藤尚氏のテレビ出演があるということで再び小休止してから、また撮影に向かいました。
撮影していたら、ご主人と2時間弱話し込んでしまいました。
その分カエデの概念が私の中で崩れ、これからは違った見方ができそうです。
黄金色に浮かぶ
ご主人から、道の駅やスーパーの駐車場で待ち合わせし車を置いていく人が多いと伺いました。
それで、付近の駐車場は週末満車のことが多いそうです。
このためか、スーパーは時間制にしているところが多いみたいです。

朝が早かった分、遅めの昼食を取っていたら車のドアを叩く人が...
やっぱり駐車場で自炊は駄目なのかなぁ、と思ったら、佐藤尚氏が!
私用で近くまで来たとのこと。
お土産までいただき、ごちそうさまでした。

2017-11-12

静かな秋

強い風となった土曜日でしたが、夜になると風も弱まり静かな夜更けとなりました。
今回、牡牛座北群流星群が月曜に極大日を迎えるということもあり、雲が少なく風も穏やかになる土曜から日曜朝にかけて撮影に行くことにしました。
当初考えていた場所は、住宅地の直ぐ脇のため車の出入りの音が迷惑になりそうなので止め、次に検討していた場所へ移動しました。
こちらは、思っていたよりも街灯の明かりか強く、とても撮影できません。
結局、日曜朝から撮影する予定だった広徳寺へ行くことにしました。
このお寺は比較的広い駐車場があるのですが、直ぐ横が墓地という立地であり車中泊は避けたかったのです。
ですが、駐車場について空を見上げると月の出前で、思っていたよりも星が見えます。
今回は、ポジ1台、ディジタル2台で撮影に臨みました。
もしかしたら、不審車がいると思われたのでしょうか。
近所らしき方が、見に来ました。
セッティング中だったので、ライトがチラチラ目に入り少々ドッキリしましたが。
撮影しているとわかったのか、直ぐに帰っていきました。
現像したところ、期待した何か (もちろん流星群) はまったく写っていませんでした。
昇るななつ星
急激に寒くなり、持ってきたお酒が心細くなった頃には眠くなり、何事もない夜を過ごしました。
ポジは2回戦途中で寝てしまい、超長時間露光をかけてしまったため、たぶん失敗でしょう。
1回戦の成果に、期待したいところです。

昨年は撮影開始が早すぎた感があったので、今回はノンビリと撮影開始です。
しばらくして、ぽつりぽつりとカメラマンがやってきました。
夜明けの参道
広徳寺総門は市文化財の指定を受けているためか、通ることはできません。
横の通用門を通ることになります。
山門は、江戸中期の建造だそうで禅宗らしい上部の方が大きい茅葺きの造りになっています。
写友からの情報で、葉がだいぶ落ちている、ということでしたが、夫婦銀杏の片方は落葉が早いので、思っていたほどではありませんでした。
それよりも、黄色が抜けたような印象で今ひとつ、という感じがしました。
銀杏もまったく落ちていないので、もしかしたら少し早かったかもしれません。
遅い日の出
ここは山間に位置することから東側に向いていて、西側の山から日が昇るため30分ほど陽が当るのが遅くなります。
木漏れ日
影絵あそび(右下: 自分のカメラ)
お寺の大銀杏も有名ですが、本堂裏にある楓も見逃せません。
まだ色づきは浅いのですが、個人的には変わりはじめのグラデーションがかかったような感じも好きです。
静かな秋
また都の天然記念物に指定されている都内最大のタラヨウの巨木があります。
これまで気にしていなかったのですが、ちょっと撮影してみました。
裏には願いごと
このタラヨウの葉裏は尖ったもので字が書けるため、郵便局の木となっています。
また大きな葉であれば、定形外郵便で葉書として使えるそうです (スルメとかと同じですね)。
このためか、葉の裏には何やら願い事がいっぱい書かれています。
あまり感心できることではありませんね。
他に、都の天然記念物のカヤの木もありますが、こちらは今回もスルーしました。
ちなみに、しばらくローソンに行っていなかったら、100円第3のビールがありました。
ブンブンのBREWやスーパーよりも安いので、これからはローソンで調達しようかな。
おまけ (2つで税込216円也)

2017-11-06

三連休での食事

車中泊、野宿でつないだ三連休ですが、食事はこんな感じです。
まず1日目の夕食。
何をトチ狂ったか強烈に辛い具なしレトルトカレーに、酒のつまみにと「わさマヨUFO」を選択してフルボッカで担いで歩くという愚を犯しました。
焼きそばはツンツンと目が痛くなるほど辛いし、カレーは汗がでるほど辛いしで、大変でした。
ちなみに、左奥のラーメンは翌朝の朝食です。
こちらは、5食パック180円くらいの激安インスタントラーメンです。
2食分のスープを使うと辛いので1食分だけを使い、余ったスープの素は麺のみを購入して使っています。
ちなみにインスタント麺のスープは水でも溶けるので、暑い時は茹でた麺を水でさらしてつけ麺にして食べています。
素麺、饂飩、蕎麦も常備しているので、ザルも車中泊セットに入っています。
二日目の夜は、スーパーで買い物ができたので辛いカレーを中和するべくとんかつを購入しました。
嬉しいことに、第3のビールはそれなりの味で500mlが税抜き108円と激安!
3日目の朝。
時間が惜しいので、買いだめていたカップ麺でしのぎました。
カツオ出しがガツンと効いていたのですが、具はショボかった。
今週末はおうし座北群流星群が見られそうです。
条件はそこそこなので、近場で紅葉撮影ついでに車中泊となりそうです。

2017-11-05

紅葉ハイキングと光芒撮影

昨年同様、谷川岳一ノ倉沢へ紅葉撮影に出かけました。
谷川岳・一ノ倉紅葉撮影ドライブ
今回も、ほぼ同様のルートです。
今年は3~4日の一ノ倉がよいと推測し、寄り道せず一般道をひた走りました。
晴れると思ったのですが、雲が出ていて今ひとつです。
疲れもあって道の駅で2時間ほど仮眠を取ってから、夜明け前に一ノ倉沢出合に向かいました。
マチガ沢付近でライトが不調というカメラマンの方がいたので、出合まで一緒に歩きました。
空は雲がややあるものの、星空が楽しめます。
これは無理をしてでも向かったほうが良かったかなと、やや後悔しました。
雲のぼる夜明け前
もうすぐ日の出
日の出近くになってもカメラマンは増えず、10人程度でしょうか。
太陽が高くなって光が落ち着いてきたので、朝食を食べて芝倉沢方面へ散策に行きました。
今回、幽ノ沢に20年ぶりくらいに入ろうと、事前に許可を取っています。
幽ノ沢出合で、こんなんだったかなぁと全く記憶がなく、しばらく進むと幽ノ沢っぽいナメの岩が出てきました。
こんなとこ登って行ったのかぁ、もう登れないなぁ、と思いつつ、行けそうな(出合からすぐのところ)で撮影して戻り、結局半日たっぷり撮影しました。
紅葉かがやく (一ノ倉沢出合トイレ前)
屏風を飾る
おやつの時間くらいに車に戻り、買い出ししてから道の駅で夕方まで仮眠をして、ふたたびフルボッカで一ノ倉沢出合に向かいました。
雲はあるものの星空が見えているので、さっそく撮影を始めたのですが、1時間もすると厚い雲が立ち込めてきて撮影中止となりました。
すると、中央稜を下山しているパーティのライトが見えます。
中央稜はコップ状を空懸 (空中懸垂下降) して下山するのですが、間違えたのでしょうか...
カメラを片付けたあと何度か確認したものの結局何事もなかったようなので、単なる下山遅れ(でも遭難扱いですが)の様でした (帰りに登山センターに寄ったのですが巡回中で不在のため確認できず)。
夜中にはガスも出て軽く一雨あり、テントも濡れて最悪です。
それでも出合に行ってみると、カメラマンが撮影していました。
聞けば、10分早く来れば満月(一歩手前)が稜線にかかるのが撮れたそうです。
本人も間に合わなかったようですが。
一ノ倉らしい一ノ倉沢
マチガ沢らしいマチガ沢
7:00には本降りになってきたので、車に戻りました。
南に下ると、予想通り天気が回復し始めて暑いくらいです。
Tシャツになり、濡れた道具を車の中に広げて乾かしながら渡良瀬遊水地へ向かいました。
昼過ぎに到着し、濡れたテントなどを乾かしながら横になっていたら、雲が空を覆い始めました。
嫌な予感がしてきたので、乾いていることを確認して片付けて昼寝の続きです。
ふと起きると、夕焼けが綺麗です。
地面も濡れています。
寝ぼけ眼で車を移動させますが、とき既に遅し。
それでもオレンジ色の夕焼けを撮れたので、良しとしましょう。
夕闇迫る
雲が多く、さらに満月なので星撮りは諦めて一人宴会で早めに寝て、翌朝早めに撮影することにしました。
翌朝、撮影ポイントに移動すると、雲はなく満月が立ち込めた霧を照らしています。
早速、撮影してから朝食を食べて日の出を待ちました。
霧は多いのですが、もわ~とした感じで光芒も弱い印象です。
月照
暖かな陽射し
それでも10月の雨続きの週末からすれば、楽しめた三連休でした。
午前中には帰宅して、片付けと洗濯、車の掃除など一通り終わらせられました。
今度の週末からは、都内の紅葉が楽しめそうです。