2022-11-27

光芒探し

何となく日曜は霧になり光芒が出やすいのではないかと考え、初めての場所の偵察も兼ねて行ってみました。
前日、薄暗い中を歩いてポイントを探しましたが、良さそうな場所がわかりません。
いつもの出たとこ勝負で、早めの仮眠をとって早朝から霧の中でポイントを探して待つこと2時間...
やっと太陽が顔を出して、盛大な光芒祭りとなりました。
ですが、ポイントが悪かったのか1時間ほどで状態が悪くなり、光芒がはっきりとはしなくなり、光芒よりも盛大にゴーストが出てしまい処理しきれず諦めて撮影を切り上げました。
何だか煮え切らないので、しばらく通って見ようかと考えています。


2022-11-23

雨降り前と雨の中

松本で開催されているchakoフォトクラブの第1回写真展に合わせて、早朝の撮影を試みました。
気温も高く天気も悪いということで、標高が高ければ降雪も期待できるのではと通行止め前日の美ヶ原へ行ってみました。
松本周辺では霧が立ち込めて、なにか起きそうな期待を持たせてくれましたが、何もなく乗鞍の方がまだ撮れそうと転戦しました。
期待とは裏腹に、雨もなく霧もなく何もない中、何か撮れるものを探して何カットか撮影して引き上げる頃に雨が降り始めました。

雨降り前
ひと風呂浴びてから写友の方々と談話しながら写真展を観覧し、会場を後にしました。
本降りの雨の中、途中で気になる柿の木を見つけ撮ろうか悩みましたが、記録を兼ねて撮ることに...
15分ほど寄り道してしまいましたが、大きな渋滞もなく比較的スムーズに帰宅できました。
雨の中

chakoフォトクラブ写真展2022 (第1回)

chakoフォトクラブの第1回写真展が開催されるということで、撮影に合わせて観覧に行きました。
会場では強毒性N菌Ⅰ型のNaさんと弱毒性N菌Ⅱ型のNiさんと顔を合わせ
『だからかぁ』
の(会場に居合わせた多くの人の)心の声が聞こえてきました。
もっとも、それ以前に気象条件が悪かったのですが。
にしても、この偶然は、ただの一致ではない気がします...
さて、この際、撮影はどうでも良いです。
写真展は素晴らしく、会場もきれいで気分が払拭されました。
これまで観たことがない風景が、これでもか!と見せつけられ、これからの作品作りの参考になりました。

  • chakoフォトクラブ写真展2022: Towerd the Light光射す方へ
  • 会期: 2022年11月22日(火)~11月27日(日)
  • 会場: かんてんパパ 松本店

2022-11-19

流星群、そして銀杏の香り

皆既月食で盛り上がったばかりですが、しし座流星群が11/17未明から極大を迎えるということで、18日も撮影できるのではないかと、奥三河某所で撮影を試みました。
2時間弱撮影してみたのですが、残念ながら1枚もヒットせず...
月明かりで観察しにくいということで、少し方角を変えてみたのですが、もともと3個/時間程度ということだったので、難しかったんでしょうね。

オリオン座
月が高くなって、星の位置もずれてしまったので撤収して、今回初取材となる銀杏の黄葉を撮影に行ってみました。
初めての場所で困るのが、駐車スペースを探すことです。
一応下調べしたのですが、24時間開いている所は少なくウロウロしながら探し、明るくなり始めた頃に駐車でき、撮影を始められました。
まだ黄葉には少し早く、緑色が濃い印象で黄色い銀杏を探しつつ、あたりに漂うギンナンの香りを浴びながらの撮影となりました。
途中、電車が通るポイントがあったので撮り鉄をしてみましたが、にわかではダメですねぇ。
まだまだ探せば面白い絵が撮れそうなところなので、来年も機会をつくって訪れてみたいと考えています。
赤い電車(京急じゃないよ)

2022-11-13

萩原れいこ写真展: 地獄

最終日になってしまいましたが、萩原れいこさんの写真展に(一応、仕込んで)行ってきました。
Team Champions Cup 2022 Naganoの紹介動画で
「地獄を見せてやる」
とおっしゃっていたので、どんな作品が展示されているのか楽しみでした。
数年前に着想し準備してきたとのことで、個人的には風景とスナップの良いところどりをした斬新な写真展という印象で、写真集も本棚に入れにくい😓桐箱という試みで作品の表現としても新しさを感じました。
写真集に昔懐かしい(スパイ大作戦グッズで大流行した)水に溶ける紙があり、邪念を書いて溶かしてください、ということでしたが、3枚じゃ足りません・・・
プリントもよくて、作品を引き立たせていたと感じました。
次回は、極楽浄土であいたいものです。

  • 萩原れいこ写真展: 地獄
  • 会期: 2022年11月8日(火)~13日(日)
  • 場所: Nine Gallery

2022-11-12

福島の初取材地にて・・・最後は大泣き(?)

今シーズンの紅葉撮影で福島に行っていないなぁと思い、いつもなら裏磐梯なんですが既に出遅れ感ありありなので、初めての場所へ行ってみました。
いつもは東北道で福島へ行くのですが、今回は常磐道です。
夜明け前に現着して、設置されている3つあるトイレに
『照明なんてないだろう』
と、ライトを持っていってみると、なんと!人感センサー付のライトが備わっていました。
が、もちろん設備はそれなりでした。
さっさと済ませてなんて考えていたら、別のトイレの扉が閉まる音がします。
こんな時間に、私みたいな人が来たのかなぁ、なんて考えて外から見ると明かりがついているのは私が入ったトイレだけです...
閑話休題
さて初めての場所で、ウロウロしながらポイントを探しました。
紅葉はまずまずでしたが、道路脇からの撮影に限られてしまい構図は限られてしまいます。
明るくなる頃に、カメラマンもポツポツやってきました。

小春日和な秋
観光客も来て人が増え始める頃に撮影を終えて、気になっていた別の場所へ移動しました。
こちらは、先程と違って雰囲気が良い印象があります。
ただ道路脇からの撮影は同じなので、構図が限定されてしまうのが難ありです。
地元車の生活道にもなっているのか、狭い道なのに結構な交通量があります。
停める場所を考えながら、撮影していきました。
暖かな南風に揺れて
ほぼほぼ予定通りに撮影を終えて、今回の撮影地を調べていて気になっていたポイントへ行ってみました。
途中、工事で全面通行止めで大きく迂回することになり、すれ違いが厳しい道を延々走って疲れ果てた頃、やっとポイントへ到着しました。
しかも、場所がわからず山の中をウロウロして、音を頼りにポイントを見つけられました。
やれやれ...
撮影して、最後の場所へ。
土砂崩れで工事中のため、車は通れません。
徒歩/自転車のみのため、トボトボと歩いていきました。
カエデが有名な場所なのですが、まだ早かったみたいで多くが緑でした。
色づき前
ここまで歩いてきたのに...
大泣き
心のなかで大泣きして、ここから明朝の撮影をするか移動しながら散々悩み、結局天候の崩れが気になって帰宅することにしました。
行きも帰りも事故渋滞で、外環(草加あたり)って、こんなに事故多いの?って思うほどでした(川口あたりまでで事故に遭遇したことがないのに)。
20Kmにも満たない距離で通過に1時間では一般道でも変わらないと判断して、久しぶりに浅草~新宿を走ったのでスカイツリーも観られました。

2022-11-08

皆既月食ふたたび

2014年10月8日に、皆既月食撮影を隅田川の畔で撮影しました。
今回、在宅勤務という利点を活かし、近くの河川敷から撮影することにしました。
広角とズームの2台体制で撮影したのですが、やっぱり難しいものは難しいですね。
広角で撮影したものは、ゆっくり現像するとして、ズームで撮影した皆既月食と天王星食(になる直前)を現像してみました。
ちょっとピントが甘いというか、もしかしたら大気のせいかもしれませんがエッジが眠い感じになっています。
今回、1時間以上皆既月食の状態が続き、空腹と飽きてきたのとで食の始まりから最大の皆既食までの撮影(18:00~20:00過ぎ)までの撮影となりました。

皆既月食(トリミング)
天王星食の前

2022-11-06

一ノ倉に始まり上高地で終わる紅葉めぐり

毎年、この時期になると訪れている一ノ倉沢へ、11/3~6に撮影取材に行ってきました。
昨年は、Five☆StarキャプテンのMさんとご一緒させていただいたのですが、今回はご都合が合わず単独となりました。
車を停めると満天の星空です。
未明に出発し熊鈴を鳴らしながら独り歩いて現着すると、カメラマンは誰もおらず熊除けを兼ねたラジオを点けて、インターバル撮影をしながら朝を待ちました。
明け方になってポツポツとカメラマンが来たものの数名程度で、以前と比べると数が減ってきた印象があります。
ドピーカンな状況なので、昨年のような感動的な朝にはなりませんでしたが、紅葉はここ数年では良い方だったと思います。

錦繍の一ノ倉(スマホ撮影)
明るくなって完全に陽が昇りきりカメラマンやハイカーがやってきて賑やかになる頃に、撮影しながら車に戻りました。
続いて、このまま次の撮影地へ行こうかと思いましたが、寄り道して吾妻峡方面を見に行くことにしました。
こちらは観光客でごった返していて、どこも駐車場が満杯で停められず、紅葉も早い状況だったので近くの気になっていた場所を確認して移動となりました。
草津~志賀高原を抜けて飯山に到着して、改装したばかりの道の駅で仮眠となりました。

夜半に霧雨になり、関田峠方面へ行く頃には本格的な雨に変わっていきました。
明るくなるのを待って撮影を始めた当初風が強く寒くて凍えそうだったのですが、しばらくすると風も雨もやんで、雨に洗われた紅葉がガスに包まれたフォトジェニックな雰囲気の中を撮影できました。
錦、山を覆う
これまで行ったことがなかった鍋倉(なべくら)高原へ向かうと、景色が良いポイントが点在して、道路脇のスペースに車を停めて歩いて橋の上で撮影する、を繰り返していきました。
道交法違反ではないのですが、観光客の方が橋の上で車を停めて撮影していました。
地元(大型作業車なども通過します)が通過する際に迷惑なので、橋の上に停めての撮影は止めた方がよいでしょう。
錦繍の谷
思いのほか撮影を楽しみ、次の場所へ移動となりました。
途中、奥裾花渓谷に立ち寄ってみたところ、以前良さそうとメモしていた場所が今一つで、ほとんど撮影することなく通過となったのは残念でした。
晩秋の奥裾花
この後、予定していた仮眠場所へ移動し、明日に備えてOさんと連絡を取りながら独り宴会して早めの仮眠となりました。

未明に高瀬渓谷へ移動しました。
東の空には、いかにも焼けそうな雲がかかっています。
Oさんから、朝焼け待ちとの連絡があり、私も見晴らしの良い場所をと探しましたが、結局展望台で撮影となりました。
手前の山が邪魔をして今ひとつでしたが...
彩りの湖畔
ここは、数日~1週間ほど遅かった印象でした。
続いて鹿島槍がよく見えるポイントへ行ったのですが、着く頃には山には雲がかかってしまい撮影できず...
仕方なく、白馬方面で日帰り温泉に入ろうと行ってみたところ、12:00からの営業で入れませんでした。
岩垂夫妻の写真展に行く前に入りたかったので、以前使ったことがある竜島温泉に行き、まったりしてから写真展へ向かいました。
写真展の後、買い出しをして星景撮影をしようかと一ノ瀬方面で仮眠したのですが、月が明るすぎて絵にならず、諦めてNさん、Oさんと合流するポイントへ移動となりました。
温泉に入ってまったり
Nさん、Oさんと合流して上高地へ行き、大正池の畔で星景撮影が少しできそうと準備していたら、Niさん御一行と合流、さらにプロ写真家Tさんも来ていて、なにやら賑やかな撮影になりました。
期待した霧氷は薄く、期待できそうもなかったのですが、何とか雰囲気だけは撮影できました。
Niさんの影響?
観光客の人気者(スマホ撮影/トリミング)
機会を与えてくれたNさん、Oさんに感謝です。
Oさんには、帰りの渋滞にとパンの差し入れまでしていただき、ありがとうございました。
予定通り小仏トンネル渋滞にはまりましたが、無事明るい内に帰宅できました。

2022-11-05

岩垂義明・とみ子写真展: 歌人 窪田空穂の故郷・信州の巡り来る四季

フォトコンテスト入賞常連の岩垂夫妻の写真展が開催されるということで、Team Champions Cup 2022 Naganoでお会いして「行く宣言」をさせていただきました。
お約束どおり、開催初日にお伺いしました。
展示の1作目から動けなくなり見入ってしまうほどで、会場を何周もして岩垂さんからも作品の解説を丁寧にしていただき、正直午前の撮影で凹んでいたのが吹き飛んでしまいました。
全て手作りのアルポリック仕上げの展示で、こちらも参考になりました。
アルポリック仕上げの展示が自作できるとは・・・
必見の写真展です、ぜひ!

  • 岩垂義明・とみ子写真展: 歌人 窪田空穂の故郷・信州の巡り来る四季
  • 会期: 2022年11月5日(土)~11月15日(火)
  • 会場: 窪田空穂記念館