ティラナ発表旅行記～ティラナ出国編～

長いようで短かったティラナ滞在も，今日で最後です．
いつもと変わらない朝食を味わいながら食べて，出発までどうするか相談しました．
そう言えば，スカンデルベク像へも行っていなかったし，先生から地元で使っているトング等があったら欲しいとのことで，物色をしに学生と一緒に街を歩きに行きました．
シャワーを浴びてサッパリした後なのに，直ぐに汗だくです．

スカンデルベク像 2011.9.11 ティラナ発表旅行記～ティラナ出国編～

昨晩撮影しに行った時計塔等を見ていたら，スカンデルベク像はすぐ隣りにありました．

UFO大学 2011.9.11 ティラナ発表旅行記～ティラナ出国編～

そこから，住宅街とかを歩いていたら，巨大な露天マーケットの場所にあたりました．
ここは，昨日自転車で行ったティラナ駅近くのマーケットとは異なり，富裕層や観光客向けという印象でした．所狭しとジーンズや下着，文房具，オモチャ，台所用品等々，あらゆる物が並んでいます．人ん家の壁に商品を吊るして売るなど，やりたい放題な感じです．面白すぎです．
トングは無事見つかりましたが，先生から注文があった品を見つけることは出来ませんでした．

陽気な人々 2011.9.11 ティラナ発表旅行記～ティラナ出国編～

ホテルに戻ってチェックアウトしても，2時間ほど出発までに間がありホテルのロビーでクールダウンして，タクシーを呼びました．すると，受付の女性から，「遅すぎよ！(もち，英語)」と言われてしまい，アタフタしていたら私が30分時間を間違えていて，事なきを得ました．なお料金は20ユーロで，ホテルで支払います．
タクシーはプジョーで，Yellow Cabではなく，"X"というカードをぶら下げた普通の車です．
何となく，トランスポータ("The Transporter")という映画を思い出してしまいました．だって運転手さん，白いシャツ着てパリッとしていて，雰囲気が似ていたんですよ．

運転手さんが頑張って飛ばしてくれて，30分ほどで空港に到着し，予定の1時間前に空港に入れました．
ただ，バタバタしてしまったため，お土産を物色する時間がなかったのですが，お知り合いになったI県立大のS先生から，アルバニア原産の物はない，と伺いました．スーパーでもビールやお菓子は，イタリア産が多かった気がします．

いよいよティラナを離れ，時々眠気に負けて気を失いながら，機窓の風景を撮っていたら，予定通り2時間弱でイスタンブール アタトュルク国際空港(IST)に到着しました．

2011.9.11 ティラナ発表旅行記～ティラナ出国編～

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ティラナ発表旅行記～総括編～

今日も，4:00に目が覚めてしまったので，ティラナ滞在を総括しようと思います．
また，思い出したら編集するので，一応仮公開ということで．

ティラナに来る前，色々とインターネットや書籍で情報収集しましたが，謎の多い国，としか分かりませんでした．
入手した情報をまとめると，

• 最近まで鎖国していた．
• 物価は安く，現地通貨はLEKで，ほぼ1円と考えて良い．
• 日本円からLEKへ直接両替はできないため，€かUS$から両替する．
• 水道水は飲まないこと．ミネラルウォータが30LEK(≒円)で買える．
• 鉄道もあるが，あまり勧められない．
• そこら中に警官が立っていて，スリなどの犯罪は少ないが注意は必要
• 土産物はあまりなく，ハチミツ，手編みの靴下やルームシューズ，置物とか．．．

という感じでした．
では，実際はどうかといいますと．．．

• 現地の人は，みな明るく人懐っこい印象です．
  なお，地球の歩き方にある現地語の挨拶をしている人は皆無でした(単に聞き取れなかっただけかも)．ポ(はい)，ヨ(いいえ)を使っていたか，全くわかりませんでした．
• "はい"と"いいえ"の首の振り方が逆です．つまり，"はい"では縦に首を振るのではなく，横に振ります．が，困ったことはありませんでした．
• 物価は安いです．近くのスーパや露店では，概ね
  　－ミネラルウォーター：35LEKE
• 　－炭酸水：33LEKE
  　－ファンタ：65LEKE
  　－ビール(500ml)：90LEKE
  　－ハンバーガーやサンドウィッチ：170LEKE
  でした．
• スーパーは，大体0:00まで営業しています．私が宿泊したホテルの近くのスーパーは24時間営業でした．
• スモーカ天国です．道のあちこちでタバコを売っていますし，歩きタバコもできます．
• 現地通貨は，空港で両替をするか，スーパでユーロで支払えば現地通貨でお釣りをくれます．
• スーパで買物をすると，一桁のお釣りは切り上げ，切り捨てされます．足りなくても目くじらを立ててはいけません．大体，多めにくれることが多かった気がします．
• 地元の人は親切で，声をかけてくれたり，困っていると何とかしてくれます．
  ただ，現地語だと何を話しているのか分からないのが難点でしょうか．．．
  カメラをぶら下げていたら，カメラマンか？とか，写してくれ，とか，言われた気がしますが，現地語だったので分かりませんでした．
  カメラを向けても，あまり嫌がられない．．．かもしれません．
  ただ，私は風景専門なので，実際のところはよく分かりません．
• ティラナ駅や一部の建物(領事館か？)では撮影を止められることがあります．注意されたら，速やかに撤収しましょう．
• 朝からカフェで語らっている人達が多いです．いつ行っても，誰かいます．
• ミネラルウォータは，日本人に合わないかもしれません．お腹の調子が悪くなる人が続出しました．持っていった麦茶を飲んだ時は，一時的に調子が戻りました．硬度が関係しているかもしれませんが，詳細は不明です．
• 観光地にありがちな土産物屋は見つけられませんでした．大きなホテル内にはあるかも．
• 着替えは用意していった方が良いです．よく地元観光地のTシャツを買って下着にしますが，Tシャツを売っているお店を探すのが大変ですし，露店ではチョッと購入する気が．．．
• 歯ブラシ，髭剃りは，準備していった方が良いです．
• 警官や警備員がそこら中にいるので，夜，一人で歩いても不安はありません．ただ，ホームレスもいます．
• マーケットの露店で飲み物は購入しない方が良いです．品質保証がされていません．大変，危険な香りがしました．値段も出ていないので，ちょっと手が出せません．
• 大学近くのKOLONAT前では，子供たちがガムを売りつけに来ました．必要なら買ってあげてもいいですが，無視した方がいいです．
  Durresでも子供が物乞いに来ましたが，強引ではありません．それがむしろ可哀想な印象がありました．
• 街中にゴミが多いです．また，歩道や道路の整備状況は，あまりよくないようです．ただし，日本が綺麗過ぎるだけかも．また，歩道の段差が高いです．これは，歩道を自転車で走らせないためではないかと思いました．
• レンタサイクルがありますが，乗る自転車を選びましょう．ブレーキが片方無いなど整備は不十分です．携帯電話がつながらないと，パスポートが物質(ものじち)になります．それで何かある，ということではありませんが．
• パスポートを預けないといけないホテルもあるようです．私が宿泊したホテルでは，パスポートをコピーして返してくれました．レンタサイクルする以外で，しないでパスポートの提示を求められることはありませんでした．
• 車をピカピカに，という意識は少ないと感じました．バンパーが割れているのは当たり前，ライトが割れている車もありました．
• 直ぐにクラクションを鳴らします．ちょっとでも優柔不断な対応をすると，鳴らされます．ですので，クラクションの音が，そこかしこで響いています．
• 道路の横断は気をつけましょう．クルマやバイクが優先かと思うくらい，突っ込んできます．歩行者優先という意識はあるのかないのか．．．ですが，意外と止まってくれました．
  ただ，整備不良の自転車で散策したときは，スリル満点でした．
• 残念ながら，タクシーや路線バス，鉄道には乗りませんでした(9/9現在)．また，レストランも自分達で入りませんでした．チップは料金の10%と書かれているようですが，チップ文化がない日本人には，悩ましいところです．払わなくても，せびられることはないと思いますが．．．
  チップに関しては，他の日本人の方の情報を期待したいです．

一度にこれだけ多くの日本人が入国したことは，今回のNBiSが初めてではないかと思います．Barolli先生によれば，四季もあるそうです．(ホテルにはエアコンもあるのですが，ヒータも完備されていました)．

また，思い出したら追記します．

追記

• (9/17)マーケットで，Dragonball ZとNarutoのキャラクタグッズが売られていました．どうやら人気のようです．詳細不明ですが，名探偵コナンよりは年齢が上で，スパイグッズっぽい腕時計をしたキャラクタが人気のようです．
• 扇子や団扇は，現地でも売られていました．ですが，Chinaっぽいものでした．