小一時間ほど横になっていると、続々と車がやって来ました。
我々は食事の準備もあるため、4:00頃に起きてお湯を沸かし食事の準備を始めたら、撮影に行くと勘違いしたのでしょうか。
我々近くに停めた黒のハイエース(だと思う)の人が準備を始めたのには、ちょっと苦笑い。
その後、我々が出ないのを感じたのか外で話し続けて結構煩い。
夜は音が通りやすいので、ドアの開け閉め、話す声に注意が必要です。
食事を済ませて、撮影ポイントまで少し歩くので、早めに出ました。
当然、歩いているのは我々だけです。
薄暗い闇の中ですが、赤い絨毯が目に飛び込んできました。
うォ~...と心の中で大声で叫びつつ、良さそうなところで撮影開始です。
もちろん、我々二人だけ。
でも、はっきりいってファインダーを覗いても真っ暗なので、何が撮れるか分かりません。
真っ赤な絨毯...飛び込みたい? |
これだけ広いと、どう撮っていいのか分かりません。
悩みながら撮影しつつ、まずは広めのポイントを撮影した後、人も増えてきたので徐々にアップ気味に撮影していきます。
ふと横にいる人を見るとロープ内に三脚の脚が入っています。
注意すると自分以外のことでしょうか、何やら文句を言っていました。
いやいや、君自信が意図を持って三脚を入れていたのだから、文句をいう筋合いはないはずですよ。
萩原(史)さんが指摘していますが、どうやら「撮影している自分は特別だ (から何してもよい) と、勘違いしているカメラマンが多い」ようです。
自分が注意されたのだから、素直になることが大切です。
あと、狭い歩道ですから荷物を背負っての撮影は他の人の迷惑にもなります。
私も気をつけていましたが、邪魔だった時もあったかと思います、反省...
以前、裏ブログに上げたものを以下に移しました。
(参考) 風景写真:撮影マナー <https://landwalk.wordpress.com/>
さて、そんな中、他のカメラマンとも和気あいあいと話しをしながら撮影をしていきました。
囲まれて、守られて... |
始発で別件で来ると行っていた、絶対いればわかる写団薬師多摩教室 SaQ氏との合流は叶いませんでした。
我々がマクロで遊んでいる時だったのかなぁ...しゃがみこんだり、寝そべっていたりして撮影していましたから。
さすがに疲れて帰ろうと車に向かう前にもう一つと思いましたが、コスモスはまだ咲いていませんでした。
でも園の脇を歩いていると、これまた結構いい感じではありませんか。
また来年 |
お腹も空いていますが、次への移動を優先します。
撮影した場所への渋滞でしょうか。
対向車線は、車が並んでいてちょっとした渋滞が起きていました。
逆方向の我々は、スイスイと目的地へ移動できました。
ここで、再びお湯を沸かして昼食です。
天気も良くて暑くなりビールが欲しいところですが、ぐっと我慢して撮影に向かいました。
しかし期待した感じではなく、さすがに赤い絨毯を見た後では見劣りしてしまいます。
それでも黄色い曼珠沙華を初めてみました。
まだ夏の陽射し |
陽射しが強くなり作品にはなりにくいですし、正直この頃になると気分はグダグダです。
気合を何度も入れなおして、カットに集中します。
ですがレリーズを押すと気合が抜けていき、その繰り返しです。
夢うつつ |
いつもの公園へ移動です。
公園には多くの客、それにカメラマンもいました。
そこかしこに彼岸花が咲いていますし、群生しているところは今朝ほどではありませんが見事です。
でも、もうTsuR氏はカラータイマーが鳴り続け、休止モードに入ってしまいました。
私はといえば彼岸花を一応撮影しますが、子供達がバズーカを覗き込んだり、レンズの前で跳ねたりするのを微笑ましく感じながら、咲き始めた萩の花に夢中になって撮影していました。
燃える |
萌える |
最後に園内にある田んぼへ行ってみると、たわわに実った稲を守るように案山子が並び、畦には綺麗な彼岸花(赤・白)が咲いていました。
この付近では、もう見られない光景ですね。
収穫前 |
やっと自宅に辿り着くことができました。
昨晩から付き合ってくれたTsuR氏に感謝です。