三連休を前に、台風18号 (タリム) が進路を変え日本を縦断しそうとの予報になりました。
三連休のどこかで撮影に行く予定を立てて、それほど影響はないと判断し写団薬師多摩教室 KaWさんと出かけました。
この時期、曼珠沙華 (リコリス: Lycoris radiata) があちこちで咲き始めます。
秩父の撮影地に車中前泊で向かいますが、周囲には民家が多いため少し離れたところで仮眠をとることにしました。
翌朝現地に行くと、我々以外には誰もいません。
台風が近づき厚い雲が空を覆っていますが、夜明け前でもそれっぽい色が出てくれました。
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刈入れ進む棚田 |
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工場と田園 |
やや早いかな、という印象がありますが、開花が進むと白く萎れてくる花も目立つようになります。
また、開花直前の花芽も赤く色づいてきて綺麗です。
時々パラパラと雨が降り、それが雫となって曼珠沙華について綺麗です。
撮影をはじめて数時間が経ち空腹を感じた頃、稲刈りの人やカメラマン、観光客が増えてきました。
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刈り入れ |
朝食を食べて、曼珠沙華は曼珠沙華でも鉄分補給も兼ねた撮影に挑戦しました。
さて、ドキドキの結果やいかに!
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赤い絨毯の中 |
何気に面白い鉄分補給が終わり、やや空腹を感じたまま次の場所へ撮影に向かいました。
ここは有名ではないのですが、昨年訪れたお気に入りの場所です。
今年は何の情報もなく、訪れる人もチョボチョボという状態です。
開花はやや早い状態で撮影できるポイントは少なく、軽めの撮影と言いながらも2時間ほど滞在してしまいました。
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静かな山里 |
今日のメニューは全て消化したので、買い出しをして関東最大の曼珠沙華群生地の巾着田へ向かいました。
ここの駐車場は、17:00以降になると入口近くのスペースにしか停められずトイレが遠いのがネックです。
睡眠不足もあり、19:00過ぎには寝てしまいました。
雨降る夜明け前、誰もいない巾着田で撮影するのは我々だけです。
こんなことは滅多にありません。
明るくなって、カメラマン、コスプレーヤー、観光客が増えてきました。
それでも少なくて、ずぶ濡れになりましたがのんびり撮影できました。
帰りも車が少なく、スムーズに帰京できました。
KaWさん、お疲れ様でした。
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冷たい雨 |
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秋運ぶ台風 |