2008-05-03

黄金週間バイクツーリング その1

5月3日(土) 快晴
テレキャビンの駐車場で荷物を詰め替え、まずは温泉です。
途中、白馬駅へ向かう途中で鯉のぼりが川に渡してあるところがありました。
そういえば、ラジオで紹介していたな、と思い出しました。
鯉のぼりと白馬三山

予定通り、白馬八方温泉の第一郷の湯に入りました。
料金は500円。
人気なのか、私の前に団体が入ってしまい、洗い場待ちとなってしまいました。
お湯は気持ちよく、日焼けした顔や腕にもヒリヒリする感じがありません。
さっぱりして、白馬青鬼(あおに)地区へ向かいます。
ちょうど棚田に水を張る頃で、棚田の先に北アルプスが見えるため、多くのカメラマンが訪れます。
農作業の邪魔になるため、観光客は駐車場に車を停めて、徒歩で移動です。
既に、5~6人ほどカメラマンの団体がポイントで雑談していました。
ゆっくり日没を待ちたかったのですが、飯山へ移動するため、じっくり時間をかけている余裕はありません。
ポイントを探して何枚か撮影して移動します。
青鬼の棚田

R148から県道33号、通称オリンピック道路を使って長野へ向かいます。
初めて使いましたが、車も少なく快適なツーリングが楽しめます。
ただ、そのまま走ると有料道路(200円ですが)に入ってしまいます。
33号に入るための案内が無いのは不親切だな、と感じました。
有料道路を使わないためには、トンネルへ向かう途中にあるセブンイレブンの脇にある道を行けば、33号へ出ることが出来ます。
少々遠回りですが、200円をケチることが出来ます。
長野市内に入り、様変わりした信大教育学部の前を通ってR18、R117に入ります。
すっかり日が暮れて、地元の車に抜かされながら、のんびりエコドライブで進みます。
途中のセブンイレブンで食料、他を調達して、道の駅花の駅千曲川に到着しました。
既に、宴会や食事をしている人達がくつろいでいました。
隣のA-COOPの照明が眩しいが、20:00頃に消えます。
私は、建物裏の影になった植え込みにテントを設営して休みました。
丁度同じ頃に到着したビックバイクの人も、同じようなところにテントを設営しました。

結構、空腹だったのですが、なぜか食欲が出ません。
チヂミを作ったのですが、半分しか食べられませんでした。
疲れすぎたのか、横になると直ぐに寝てしまいました。

五竜岳 バイクツーリング その3

5月3日(土) 快晴
3時頃に目が覚めて、外を見ると星が出ています。
風は時々強く吹いていたが、ガスが取れたようでした。
山頂までのトレースが分からないので、明るくなってから登ることにしました。
ということで、30分ほど横になってから、お湯を沸かし始めます。
4:30過ぎに外に出ると、月と街の明かりが綺麗でした。
バルブ撮影と思いましたが、とてもそんな余裕はありません。
やるならば、小屋泊にするべきと反省。
三脚を出す余裕も無く、手持ちで日の出を撮影しました。
五竜山荘まえから

撤収して山頂へのアタックを開始します。
いつも持って行くストックではなく、ピッケルを持って行ったのは失敗でした。
柔らかい雪で足元が不安定で、神経を使います。
結局、倍近い時間をかけて山頂に上りました。
こんなに遠かったかな、という印象でした。
それでも快晴の山頂は360度の大パノラマを堪能できました。
五竜岳の途中から


早々に写真を撮って引き上げます。
下りは足首に力が入らないので、もっと大変です。
滑落しないよう慎重に下り、小屋に着く頃にはヘロヘロになって、とても唐松を経由して八方尾根を下山する気力は無くなっていました。
食料をもう一食分担いでこれば良かったと後悔しますが、後の祭りです。
時間もあるので、水を作って体を休めていると、不帰Ⅰ峰、Ⅱ峰だかをアタックした若い男女がやってきました。
なんでも、アタック中の雪の状態が悪いため、ビバークしている八方尾根から五竜登頂に切り替えたとか。
下界は行楽日和でも、山は崩落日和です。

ゆっくり休んで、湿って重くなったテント一式を担いで、下山を開始しました。
白岳から中遠見まで、崩落が進んでかなり足元が不安定です。
途中、白岳沢が雪崩ました。

気温はグングン上昇していきます。
登ってくる人も増えてきました。
まだ山荘前にテントを張れる場所が少ないのに、大丈夫なんだろうか。
中には、五竜の風を嫌って、尾根に幕営して空荷でピストンする人もいました。


遠見尾根から鹿島槍、五竜、白馬三山


小遠見手前になると、キャンパーたちが宴会を始めています。
小遠見をパスして、馬の背に出ます。
ここからも鹿島などの眺めがよく、妙高、雨飾もよく見えました。
写真が目的なら、ここでビバークしても良いかもしれません。

ここから、そろそろガタがきた足を引きずって、ゲレンデへ向かって下ります。
ボチボチ飽き始めた頃に展望台に到着し、残り15分をゲレンデのスノーボーダやスキーヤに迷惑をかけながらテレキャビンへ向かいます。

ゴンドラにそそくさと乗り込んで、バイクへ向かいました。
駐車場は車で満杯で、春スキーには不似合いなバイクが一台停まっています。
疲れた体に鞭打って、荷物の詰め替えをします。
さぁ、ここからはツーリングです。

3:30起床5:25-7:05五竜岳山頂7:10-8:20五竜山荘9:30-12:30慰霊碑12:50-14:00展望台14:10-14:25アルプス平駅14:30-14:40駐車場