2009-09-05

志賀~奥志賀

2009年9月5日(土) 晴
 今日は、戸隠へ行って、その帰りに諏訪湖花火を撮影して帰るつもりでしたが、戸隠の状況が良くないため、行きたいと言う家内の言葉で、志賀高原へ行くことにしました。
 実は、9/6~8まで、前川先生の撮影ツアーグランフェニックス奥志賀で企画されていて、それに参加もせずに同じ様な(実際は同じだったりするのですが...)場所へ撮影に行くのは気が引けて悩んだのです。
 ですが、当然仕事を休んで行くわけにもいきません。
 ここは、私の欲求も優先して、金曜の夜から出かけることにしました。出るときは雨が降っていたのですが、 草津運動茶屋公園に着くと雨も既にあがって星が見えていました。明朝に、かなり期待が持てそうです。

 3時間ほど仮眠をして、渋峠へ移動です。
 芳ヶ平で10台ほどでしょうか、カメラマンの車が駐車場や道路に駐車して撮影をしています。
 その先の渋峠は、日の出を撮影できそうも無いので、芳ヶ平に戻って撮影をしました。
 なるほど、ガスがかかって絵になります。
芳ヶ平からの夜明け2009.9.5 志賀高原~奥志賀高原


 朝食を駐車場で済ませて、のぞきなどをパスして、木戸池へ行きました。カメラマンの姿は無く、カメラマンは私達だけです。
 蒸気が池から上がり、紅葉にはまだまだですが、良い感じです。
木戸池の朝2009.9.5 志賀高原~奥志賀高原


 次に丸池へ移動しますが、ここは今ひとつ。やっぱり紅葉の季節が良さそうです。
 琵琶池は、面白くなさそうなのでパスし、奥志賀へ移動する手前で蓮池に寄りましたが、こちらも陽が当たらずパス、大沼池は行きたかったのですが駐車スペースから4Kmという表示を見てパス。奥志賀へ車を走らせました。
 おそらく、二十数年ぶりの奥志賀スーパー林道です。
 走ったときは全面未舗装でしたが、広くてフラットなためオーバー100Kmで走れる数少ない林道でした。
 しかし、既に全面舗装され、秋山郷へ抜けるのも、かなり楽になったというより、つまらなくなりました。

 それはともかく、大滝入口に車を停めて、奥志賀渓谷トレッキングコースに入りました。
 5分ほどで分岐に出て、大滝へ向かいます。700m程とありますが、結構遠く感じました。
 高台から大滝を望みますが、木が邪魔をして構図が決まりません。
 きっと紅葉すれば、良い感じの構図も考えられるのでしょうが、紅葉はまだまだ先です。
大滝と虹2009.9.5 志賀高原~奥志賀高原


 分岐へ戻り、三段の滝とハーモニカの滝へ行きました。
 三段の滝は、途中まで降りられますが、気をつけないと落ちます。
 ここは後回しにして、ハーモニカの滝へ先に行きました。というのも、このルートを抜けると、とても時間がかかりそうなので、ハーモニカの滝までにして、ブナの原生林は車に戻ってから移動しようと考えたのです。
 ハーモニカの滝は、少し下れば頼りないフィックスロープがあります。
 これを使って慎重に下ります。今回のために、このルートは長靴を履いてきたのです。
 川底は、ところどころ滑りやすいので、慎重に川の真ん中へ移動し、滝全景を撮影しました。
ハーモニカの滝2009.9.5 志賀高原~奥志賀高原

 家内は、登山靴なので、端の所で何カットか撮影してルートへ戻りました。

 三段の滝へ戻ると、先に着いていた家内が下りられる所で撮影していました。
 私も家内と交代で撮影しました。が、撮影しようとカメラを見ると、メモリが"FULL"になっているではありませんか!
 戻るのも面倒なので、仕方なくJPEGで撮影しました。

 車に戻って、(朝食時間からすると)遅い昼食を食べて、カヤの平へ移動しました。
 牛くん達が柵の近くで食事をしているので、寄って撮影しました。
 家内が、案内所で北ドブ湿原でウメバチソウが綺麗だと聞き込んできて、40分ほどでしたが入ってみる事にしました。
 実は、寝ていない状態だったので、そろそろ疲れがピークにきていたので、乗り気ではなかったのですが...家内も気を使って止めるか聞いてくれますが、折角なのでゆっくり歩いて向かいました。
 途中、ヤマウルシやクロスズメバチに注意しながら、北ドブ湿原へ到着です。
 やや小振りな湿原は、もう花の最盛期は過ぎていましたが、ウメバチソウやトリカブトが綺麗に咲いていました。
ウメバチソウ2009.9.5 志賀高原~奥志賀高原


 帰りは、チンタラ歩いても20分ほどでした。
 諏訪湖の花火も間に合いそうでしたが、車が停められない可能性が高いのと、少々疲れたので帰ることにしました。
 途中、中野IC近くの100円野菜ショップへ寄って、4時間ほどで帰れるはずでしたが、事故渋滞で寄居で下りて、7時間くらいかかって帰りました。さすがに疲れました。