暑さを避けるには,高度を上げるか,緯度を上げるか,はたまた地下に潜るか,のいずれかのアプローチをとることになります.今回は,高度を上げることにしました.
ですが,それほどではありません.場所は,富士の裾野です.いわゆる富士五湖や青木ヶ原樹海界隈です.
まずは,写団薬師の今月の課題の一つ,滝を撮影に行きます.夜,混雑する中央道を河口湖ICで降りて,樹海の中を抜けて撮影に行きました.既に満月(に近いこと),晴天の予報は掴んでいます.確かに,中央道では満月が見えました.ですが,樹海の中や抜ける頃には,空には雲が...月が見えな~い!それでも,程々に明るいので,滝に行って撮影してみることにしました.
滝の近くへ寄ると,今度は霧が凄いことになっています.これ,滝から巻き上がる霧なんですね.なので,以前冬の滝風景で,ピントが合わせに苦労した経験からサーチライトを準備していったのですが,全く役に立ちませんでした...ですが,色々工夫している内に何となくピントがあってきて,数枚撮影できました.このまま撮影していると徹夜になりそうな感じだったので,1時間ほどで切り上げて道の駅朝霧高原で,2時間ほど仮眠しました.駐車場は満車状態で,夜中にもかかわらず騒がしいのが気になりました.今回,車用の防虫ネットを使ってみましたが,牧場の香りが漂ってきて...
夜の滝を試撮 2011.8.13 避暑の撮影ドライブ |
3時過ぎに起きて,休暇村 富士へ移動です.ダイヤモンド富士には時期が早いことはわかっていましたが,まぁ,それなりの風景が撮影できればと思っていました.前回4月に田貫湖に来たときは,デッキは隙間なく三脚が並んでいて,その隙間に入れていただいて撮影しました.まだ,D40xを購入して2ヶ月経たない頃でした.ちなみに,入れていただいた方はD40でした.
今回,現地に到着すると三脚が2つしかありません.場所は選び放題です.太陽が顔を出すまで1時間半程度あります.お腹もすいてきて,家内と朝食をとりながら日の出を待ちました.
日の出 2011.8.13 避暑の撮影ドライブ |
今回,初めて歩く青木ヶ原樹海のルートに行ってみました.入り口は何となく分かりましたが,ルート地図や道標が無いため,どちらへ向かって良いのか全くわかりません.
ただ,30分ほどで道標が出てくる,との情報は持っていたので歩き始めましたが,撮影しながらなので30分歩いたかどうかわかりません.というのも,わずかに樹海の中がもやっていて,光芒がさしていたのです.周囲を見渡しながら,撮影していたものですが,30分なんてアッという間に過ぎてしまいました.
光芒も消えて,今度は歩くだけになりつつあり,やっとルートを間違えているなぁ,と思いつつ,どけへ行くんだろうと興味が湧いて,歩いて行くと"本栖1"とかの表示が...そうです.本栖風穴に向かっていたんです.分岐が幾つかあって,迷いやすいので,初めての方は一人で入らない方が良いです.むか~し,クライミングでのルートファインディング経験が役に立ちました.
疲れていましたが,元に戻って目的だった富士風穴へ向かいました.すると,ガイドツアーの方達がいました.風穴に向かうと,どうやら入山許可を得ていないと,富士風穴はルートを外れるため入れないとのこと.となると,樹海でルートを外れて撮影する場合は,入山許可を得る必要があります.知りませんでした.
スポットライト 2011.8.13 避暑の撮影ドライブ |
ですが,家内と私で並+大盛を頼んだら,二人分一緒に作られ,かつ二人ともミックスなのに卵は一つで,何だかなぁ,という感じです.これで1,400円というのは,いい商売ですね.家内曰く「野菜が少なくて蒸しが足りないから麺が固い」ということです.つまり,よく富士宮焼きそばはコシが強い,と言う評判を聞きますが,単に蒸しが足りなくて麺が固いだけなんですね.
人気店という割にこれですから,他店も大同小異でしょう.はっきり言って,お世辞にも美味しい焼きそばではありません.
その後,富士五湖へ戻って撮影に行こうと移動しますが,大渋滞に遭ってしまい,ほとんど動けませんでした.夕立もあって,大変な豪雨でしたが,晴れて富士山が見えるかなと思いましたが全く見えません.
もう1泊するつもりでしたが,気分的に帰宅モードになってきて,途中で小さな滝を撮影し,花の都公園へ寄りました.花の都公園は,ちょうど向日葵が満開で見頃でした.車を停めて撮影しようと思いましたが,これだけのために,また駐車場に入るのも大変だし,何より富士山が見えないのでは絵にならないので,帰ることにしました.
夏の滝 2011.8.13 避暑の撮影ドライブ |
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