翌朝、5:00過ぎに沢渡から上高地へのバスが出ます。
さすがに眠くて、5時前に起きて5:30過ぎの臨時バスで上高地へ向かいました。
往復のチケットを購入しておけば、安くなります。
上高地へ着くと、それほど強くはありませんが、雨が降っていました。
予報では、午後から回復すると言うことですが、念のため合羽を着ましたが、1時間後の明神館で直ぐ脱ぎました。
回復を期待して歩いていたのですが、本谷橋を過ぎると雨が強くなっていきます。
歩き始めて1時間半くらいでしょうか、雪渓に出ました。
涸沢ヒュッテの下に雪渓とは...今年は雪が遅くまで残る異常気象なのでしょうか。
大雪渓とは違い、アイゼンを着けるほどではありません。
ヒュッテの直下だったのですが、我慢できず上だけ合羽を着ました。
幕営場は、既にテントが多く、あまりよい場所はありませんでした。ですが、雨はひどくなるし、選り好みする余裕も無く、結局水溜りがあるところでテントを設営し、とにかく体を休めました。
ここしばらく、雨の中でテントを張ることが無かったので、グランドシートやシュラフカバーを装備から外していたのは失敗です。
また、購入したばかりのColumbiaの靴(MADRUGA PEAK OMNI-TECH)は中までグッショリです。(霧ヶ峰へ行くその日に、前のMeindl Air Revolutionのソールが剥がれていたことが判明し、急遽購入したのです。)
一息ついて、水汲みついでにヒュッテにある出店へビールを飲んでから、テントに戻って横になっているうちに、いつの間にか寝てしまいました。
何やら外が騒がしくなって、テントから顔を出してみると雨が上がって稜線が見えるではありませんか。
カメラを持ってヒュッテへ行きますが、な、な、なんということでしょう!電池の残量がないではありませんか!
バッテリを取り出しては暖め、ワンショットずつ撮らざるをえません。迂闊でした。
大天井の夕焼け 2009.8.7 涸沢 |
日没になり、寒くなってきたのでテントに入り、食事をして濡れたままシュラフにもぐって体を温めました。こういう時、合成繊維のシュラフは助かります。
夜中にも雨が降りましたが、土砂降りということはなく、静かな夜を過ごせました。
フライを自前で補修 2009.8.7 涸沢 |
4:45起床5:35-6:00上高地BT6:45-7:45明神館8:00-9:10徳沢-10:15横尾10:35-11:50本谷橋12:10-14:05涸沢ヒュッテ