2018-07-27

台風の前日に・・・カメラは瀕死

7月は会社のはからい (子供が夏休みに入るため) で三連休が3回あり、27日(金)はお休みでした。
せっかくの平日の休みを有効に活かすため、普段撮影に行かない南伊豆へ行くことにしました。
まずは夜中移動で満潮の東伊豆にある海岸へ。
駐車場で車中泊し、暗いうちに短パン/サンダルという軽装で撮影に向かいました。
長靴を忘れたので、濡れても良いように...結局、長靴は役に立たないほどでしたが...
大潮で満潮が日の出前なので、しばらく様子を見ながら安全なところに荷物をおいて休んでいました。
明るくなって、徐々に潮が引いていくのを感じながら撮影に入りました。
明けゆく
海は不思議です。
寄せては返す波は、撮影していて飽きません。
ず~っと撮影してしまいます。
時々大きな波が来ますが、足元を濡らす程度で問題ないと判断して少し前に出たのが良くなかった...
まずは膝上まできて少し驚き、そこで下がれが良いものを撮影し続けていたら...
眼の前が波で見えなくなり、頭から潮をかぶってしまいました。
これは、かわいいほう...
白い壁

それほどではなかったのですが、全身とカメラやレンズは濡れてしまいました。
すぐにタオルで拭いて動作を確認すると、特に問題なく動きました。
一時間弱撮影して上がり、駐車場のトイレで機材を洗ったり拭いたりして、バッグには入れず車にレンズを伸ばしたまま置いて乾かすようにしました。
夕方まで時間があるのでロケハンでもと思いましたが、どこも海水浴料金の駐車場ばかりですし、意外と車が多くて駐車もできません。
『平日だよぉ~』
と自分のことをさておいて、ぼやきながらロケハンは諦めて、夕方の撮影地に向かいました。
お昼を食べながら、冷たいビールを飲んで横になり、夜の運転と朝の疲れを癒やしました。
夕方起きてみると、当然ですが昼間は閉じていたユウスゲが咲いていて、台風前の風でゆらゆらと揺れています。
カメラをセットして撮影しようとすると、何やら動作がおかしくマニュアルで絞りやシャッタースピードが変わりません。
何より、ISO感度も変えられず、メニューボタンなど背面のボタンが反応してくれません。
どうやら海水で中の基盤がショートしたか不具合が起きたようです。
刻々と沈む夕日で、空は見事な夕焼けです。
フィルムでも撮影しておき、何とか撮影できる設定にして撮影しました。
ISO感度が変えられなかったのは痛手で、ユウスゲを止められず、また露出も十分に合わせられず、かなり苦戦しましたが何カットか使える作品が撮れたのは不幸中の幸いでした。
様子がわかったので、また来年ですね。
嵐の前のざわめき