2009年は安田美沙子さんが一日署長で来所し、臭い飯を模した麦飯定食を食べてきました。
くさい飯?府中刑務所文化祭
例年、刑務所内が観られるバスツアーがあるのですが、今年はウォークラリーということで、
あの府中刑務所の鉄扉から自分の足で入ることができます。
開場前の大行列 |
とても撮影できる状況ではありません。
適当にパシャパシャした中で、良さそうなのを選んでみました。
もちろん、クロップしています。
焼き鳥の煙が漂い、ピントを合わせるのに四苦八苦しましたが、まぁ雰囲気だけでも伝わればよいかと思います。
安田さんもそうでしたが、やはり芸能人にはオーラというか雰囲気がありますね。
その後ウォークラリーで並び、やっと順番が回ってきました。
内部は、撮影や通信ができません。
電源を切る必要はありませんが、電話がかかってきても受けられないのです。
また、配られた整理券は出所時に回収されるのですが、途中で紛失すると出所できなくなると、
入り口でアナウンスがありました。
無くすと片道切符となる入出場券 |
コースは、革製品の工場、シールや伝票等の印刷物の工場を巡り、体育館で服役中の実際の食事やメニュー、服役中の人が秘密裏に作る武器やお守り(箒などの切れたものを使った小さな草履で、服役後にこっそり持ち出すと安産守りになると言われています)の展示、お風呂、そして木工製品の工場をめぐるというものです。
お風呂は制限時間15分、かけ湯は2杯で体をしっかり洗い、風呂桶から汲めるのは12杯まで、私語は禁止です。
さらに、髭剃り中の人にはぶつからないようにとか、シャワーは最小限にする、湯船で体を擦ったりしない、もみあげは目尻の高さに揃える、等の注意書きが書かれていました。
湯船はステンレス製でした。
何だか、工場実習で世話になった寮のお風呂を思い出しました。
ということで整理券を無くすことなく、私のお勤めも無事終わりシャバの空気を吸うことができました。
出る頃には、刑務所に入りたい人達の長い列ができていていました。
帰りに、何だか味のあるポストがあったので、文化祭の雰囲気と合わせて撮影しました。
なお、府中刑務所では木工製品や革製品の販売もしているそうです。
かなり安い印象がありました。
全国の刑務所で、この様な販売展示がされているようです。
CAPIC (矯正協会刑務作業協力事業: Correctional Association Prison Industry Cooperation)
http://www.e-capic.jp/fuchu.renewal