年末に山に入ろうと思っていましたが、天候が今ひとつと判断し年始にしました。
その代わりに、例年なら冬期通行止めとなる高ボッチ高原に撮り納めに行くことにしました。
実は、通行止めになっていても来るつもりではいたのです。
既に情報が拡散され、展望台駐車場などあちこちに車が停まっています。
SNSに投稿しましたが、辟易したのは夜中に暖をとるためにエンジンをかけっぱなしている車の多いことです。
寒いなら、来ないで下さい。
「自然破壊風景写真家」と投稿しましたが、2:00~3:00に来てエンジンかけっぱなしで「綺麗だね~」「すごいね~」と騒ぐ観光客も少なくありませんでした。
これなら、冬期通行止めのままの方が良かったと思います。
霧氷は今ひとつで期待したほどではありませんでしたが、初積雪期高ボッチ高原に来た私には僅かな霧氷でも嬉しいものです。
暮れゆく |
さよなら2016年の北アルプス |
夜は、とても冷え込んでお酒がすすみ、持ってきた日本酒は全て熱燗に消えてしまいました。
あまりに冷え込みすぎたのか、カセットコンロ用ボンベでは十分な火力が得られず、結構な燃料消費となってしまいました。
真夜中も雲一つない綺麗な星空が楽しめ、一晩中バルブ撮影やコンポジット撮影を楽しみました。
明け方になり、富士山を撮るか北アルプスを撮るか、御嶽山か乗鞍か、色々と迷いながら楽しい朝を過ごしました。
何となく様子がわかったので、冬期通行止めになっても撮影に来た際の雰囲気は掴めました。
2016年最後の朝 |
年が明けて、寝正月を過ごしてからの1月4日。
日程の関係もあり当初予定していたエリアを中止して、夜行日帰りで撮影できる入笠山へ行くことにしました。
ここは、無雪期には手軽に高山ハイキングを楽しめるエリアです。
過去バイクツーリングでテント泊して、黒部ダムのバス運転手という方のご家族と焚き火を楽しみました。
おそらく現在は焚き火禁止だと思いますが、当時は薪も小屋で売っていたようです。
この林道で牛に囲まれ動けなくなったり、ベーパーロック現象になり焦ったりしたことがある思い出深い地です。
でも入笠山には登っておらず、実は初なのです。
日付が変わる少し前に登り始め、コースタイムよりも30分ほどオーバーして山頂に到着しました。
なお夜中の登山は、初心者は絶対に避けて下さい。
特に低山はルートが錯綜している箇所が多く、ヘッドランプだけだと間違えやすいのです。
気温は低いのですが、山頂直下の樹林帯は風も穏やかで満点の星の下、カメラをセットして撮影に望みました。
ディジタルとポジ、二台(三脚も二台、いやぁ重かった)をセットして臨みました。
3:00過ぎになり、雲が出始めたため撮影を中止するか悩みました。
ここで止めておけば良かったのですが、初の山ということもあり欲が出たのでしょう。
明るくなるまで撮影してみようと、カメラをセットして待ちました。
風が出てきたので用心はしていたのですが。
何やら、山頂から人の声が聞こえてきました。
『日の出までには時間があるけど、誰か登ってきたのかな』
レンズに光が入るといけないので、撮影の協力をお願いしようと山頂に行くとカメラの影がありません。
『?!』
無残な姿が、山頂に横たわっていました。
そうです。
三脚が倒れてしまい、レンズが折れて転がっていました。
もしかしたら、あの声は知らせてくれたのかもしれません。
カメラは動いたので撮影できそうですし、ポジのカメラは問題ないので撮影は続行できます。
ですが、これは「帰れ」という啓示ではないかと考え、日の出まで1時間でしたが下りることにしました。
帰路のこともありますし、もしかしたら家族、友人に何かあるのかもしれません(なお、会社には既に色々起きています)。
少し幻想的な朝となり、もったいなかったかな、と思いましたが、また撮影に来れば良いと考えて怪我なく事故なく帰宅することだけを考えて下山しました。
結局、何度かコケて擦りむきましたが、大きな怪我もなく無事に下山しました。
さて、カメラはどうなるのか、レンズは元通りになるのか...
まずは、サービスセンターに持ち込んでみます。
日付が変わる少し前に登り始め、コースタイムよりも30分ほどオーバーして山頂に到着しました。
なお夜中の登山は、初心者は絶対に避けて下さい。
特に低山はルートが錯綜している箇所が多く、ヘッドランプだけだと間違えやすいのです。
気温は低いのですが、山頂直下の樹林帯は風も穏やかで満点の星の下、カメラをセットして撮影に望みました。
ディジタルとポジ、二台(三脚も二台、いやぁ重かった)をセットして臨みました。
幻想的な八ヶ岳 |
ここで止めておけば良かったのですが、初の山ということもあり欲が出たのでしょう。
明るくなるまで撮影してみようと、カメラをセットして待ちました。
風が出てきたので用心はしていたのですが。
何やら、山頂から人の声が聞こえてきました。
『日の出までには時間があるけど、誰か登ってきたのかな』
レンズに光が入るといけないので、撮影の協力をお願いしようと山頂に行くとカメラの影がありません。
『?!』
無残な姿が、山頂に横たわっていました。
そうです。
三脚が倒れてしまい、レンズが折れて転がっていました。
もしかしたら、あの声は知らせてくれたのかもしれません。
カメラは動いたので撮影できそうですし、ポジのカメラは問題ないので撮影は続行できます。
ですが、これは「帰れ」という啓示ではないかと考え、日の出まで1時間でしたが下りることにしました。
帰路のこともありますし、もしかしたら家族、友人に何かあるのかもしれません(なお、会社には既に色々起きています)。
少し幻想的な朝となり、もったいなかったかな、と思いましたが、また撮影に来れば良いと考えて怪我なく事故なく帰宅することだけを考えて下山しました。
結局、何度かコケて擦りむきましたが、大きな怪我もなく無事に下山しました。
さて、カメラはどうなるのか、レンズは元通りになるのか...
まずは、サービスセンターに持ち込んでみます。