マニュアルはSCでは扱っておらず、中古のものを購入するしかないようです。
インターバル撮影とかしないので、基本的なデータの焼き込み方法です。
設定は、NIKON F5のメインコマンドダイヤル(背面左上の露光時間を設定するダイヤル)で行います。
電池は、CR2025を2個使います。
本体の電源が入っている(十分な電圧が確保されている)とき以外に、MF=28の電源から給電されます。
- データの写し込み濃度
フィルムの販売が中止となり、ほとんどがISO50かISO100だと思います。
ISO感度が64までは[L]、80~160は[M]が設定濃度となります。
- (SEL)を押しながら[メインコマンドダイヤル]を回して|をフィルム感度表示モード(液晶画面の左上)に移動させます。
- (SEL)を押しながら[メインコマンドダイヤル]を回し、光量レベルを設定します。
レベルは、L→M→H1→H2→A→L・・・と変わります。
Aにすれば、カメラ本体側のISO感度設定に合わせた光量レベルになるので、通常はAで良いと思います。
ただしPROVIA100/400は、Aでは写し込めないので、M(ISO100)またはH1(ISO400)にしてください。
- 日付と時刻の設定方法
- (FNC)を押しながら[メインコマンドダイヤル]を回して、|の表示をDATA(液晶表示外)の位置に移動します。
- (MOD)を押しながら[メインコマンドダイヤル]を回して、[年月日時分秒]を表示します。
- (SEL)を押しながら[メインコマンドダイヤル]を回して[年]を点滅させます。
さらに(ADJ)を押しながら[メインコマンドダイヤル]を回して、数値を変えて「2019」にします。 - 以下、同様の手順で[月][日][時][分][秒]を設定します。
なおMF-28は24時間表示なので、12時以降は13~23時となります。 - 日付、時刻の設定を終えたら、(SEL)を押しながら[メインコマンドダイヤル]を回し[年][月][日][時][分][秒]の点滅を止めれば設定は完了です。
- データの写し込みの設定方法(FNC)を押しながら[メインコマンドダイヤル]を回して、|の表示をDATA(液晶表示外)の位置に移動します。
ここでコマ内かコマ間の、どちらに写し込みかで|の位置が変わります。
【コマ間に写し込む場合】
- (MOD)を押しながら[メインコマンドダイヤル]を回して写し込みたいデータを選択します。選択は液晶左側下部のコマ間の[DATA]から、左に伸びている線の位置に|を移動します。
データには以下がありますが、年月日時分秒または任意文字列の場合は、あらかじめ設定(年月日時分秒は上記参照)しておく必要があります。
- 年月日時分秒
- 年月日時分秒+任意文字8桁
- 月日時分+任意文字列8桁
- 日時分秒+任意文字列8桁
- 任意文字列22桁
- フィルムカウント数値
- 露出値
- オートブラケティング適正値(BKT設定時)
- 任意文字列18桁+西暦年 - (S/R)を押して|の左で(<の向きの)▲が表示されれば設定完了です。
[PRINT]がコマ間表示されれば、写し込まれます。
【コマ内に写し込む場合】
- (MOD)を押しながら[メインコマンドダイヤル]を回して写し込みたいデータを選択します。選択は液晶左側下部のコマ内の[DATA]から、左に伸びている線の位置に|を移動します (一番下です)。
写し込むデータは、上記を参照してください。 - (S/R)を押して|の左で(<の向きの)▲が表示されれば設定完了です。
[PRINT]がコマ間表示されれば、写し込まれます。
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