2017-12-31

ゆく年くる年: 彷徨編

翌朝、たっぷり横になって明るくなってからの行動です。
夜中に赤色回転灯がチラチラと見えたのですが、何か事件でもあったのでしょうか。
今日は、今回の目的地である鉢伏山か高ボッチへのアプローチです。
午後から天気が悪くなるとのことなので、崩れる前にベースとなるビバーク地点に着きたいものです。
今回、登山口に選んだのは牛伏寺 (ごふくじ) で、駐車場に登山口があります。
高ボッチ高原や鉢伏山は、車で簡単にアプローチできるので登る人は少ないでしょう。
例年12月中旬に林道が閉鎖されますが、昨年は年が明けても閉鎖されず私も一昨年末に車で行くことができました
駐車場には何もなく、私の車1台がポツンと置かれることに...
いきなりフィックスロープがある急登が10mほどあり、そこからはなだらかな登りが延々と続きます。
その頃には強風が吹き、着込んでいても汗をかかないくらいでした。
1,400mくらいからフィックスロープがある急登が出てきて、その頃にはヘロヘロになり12月の悪夢が頭をよぎります。
まさに同じ装備で、三脚2台(アルミ製)にカメラ2台、レンズ3本、水2L弱、アルコール飲料1.5L弱、それにテント、寝袋などなど。
学習していませんねぇ...
鉢伏山林道に出るまでコースタイムを1時間オーバーし、さらに登る鉢伏山はパスして高ボッチ高原へ向かいました。
周りの樹々に霧氷がついているのを見て焦るものの、足は全く前に進みません。
結局5時間半かけて、諏訪湖が見下ろせる場所に着きました。
ビバークの準備を終え1時間ほど休んでから、日没まで撮影しました。
ここにいるのは私一人、ボッチにボッチで静かな大晦日を過ごしました。
なお、年越しそばは「マルちゃん緑のたぬき」でした。
そして初めて、紅白歌合戦をラジオで全部聞きました。
大晦日の彷徨
ボッチにボッチ
ちなみに高ボッチの「ボッチ」とは「ひとりボッチ」のボッチではなく、「だいだら(でいら)ボッチ」という巨人が腰掛けて休んだことからの由来/アイヌ語の巨人(巨大)を意味するボッチ/高いところのくぼ地から変化、などの説があります。

2017-12-30

ゆく年くる年: 願い届かず

年末年始は、道の駅や地方のスーパーは閉店していることが多く、食料の調達がコンビニ頼りとなります。
立ち寄るスーパーが年末でも営業していたので、今晩のおかずとツマミを仕入れました。
車中泊地として考えていた場所が使えなかったため、単なる駐車場で車中泊して撮影することにしました。
あいにく空には雲が出ているのですが、日の出数時間前には晴れると推測し夕食と酒のツマミで一人宴会して横になりました。
夜中、星を眺めたり撮影している人が、いつの間にか増えてました。
少し移動して、デジタルとフィルムの2台体制で臨みました。
しかし、デジタルはバッテリ切れか低温のためか、コンポジット撮影は失敗しました。
沈むオリオン
気を取り直して場所を移動して、車を止められる場所へ向かいました。
ここは有名撮影ポイントなんですが、駐車禁止で前回は丁度よいタイミングで警察が来て警告していきました。
除雪した雪で道幅も狭く、路駐は大変危険なんです。
ここでなくても、駐車場や他の広い場所でも観測できるとのことなのですが...
私は少し離れた場所で安全な所に車をおいて、10分少々歩いて向かいました。
地元や他県ナンバーの車が、路駐して撮影しています。
一応注意しますが、まず聞く耳なんて持ちませんね。
冷え込みや風は問題なさそうですが、なにせ乾燥しているので難しいかなと思っていましたが、案の定、願い届かず期待した現象は起きませんでした。
それでも、南アルプスに綺麗なモルゲンロート (独: Morgen rot, 英: Morning red) が現れ、その後にアルペングリューエン (独: Alpen glüehen, 英: Alpine glow) が観られました (日本では稜線が日の出で染まることをモルゲンロート、山の斜面が朝焼けで染まることをアルペングリューエンと呼ぶようですが...)。
2017年を締めくくる富士
モルゲンロート
アルペングリューエン
この後、湖畔に行って氷を撮影したかったのですが、やはり時期が早すぎたのか氷はなく、朝食を食べたら何もすることはなくなってしまいました (というより、気力がなくなった?)。
ちなみに、和ラー 三重 伊勢海老汁風ですが伊勢海老を期待するとガッカリします。
味噌ラーメンと思うと、丁度よいです。
お勧めどおり、最後に(凍った)おにぎりを投入しました。
朝食
天気は良いのに何故か疲れてしまったので、今日の車中泊地へ移動して、昼間っから酒でも飲んで休むことにしました。

2017-12-29

ゆく年くる年: 乙女の願い

仕切り直しで出直し、懸念された渋滞も一般道では特になく順調に目的地に到着しました。
出発が遅くなったので心配したのですが、何とか撮影したかった時間に間に合いました。観光地化され駐車場やら柵やらできたという気になっていたポイントは、見事に立入禁止となっていました。
それでも入り込んで撮影している人がいて、思わず注意してしまいました。
観光できた人も入り込む始末で、何のための柵なのかと疑問に思います。
あまり撮影する気分にはならないので、本来の目的地へ向かいました。
既に2名が撮影していて、挨拶してからアイゼンを車に置きっぱなしにしたことをくやみつつ、滑らないようにポイントに向かいました。
あいにく西の空に厚い雲があり、ピンポイントで光が入るタイミングを狙いますが、やはり光が足りず焼けた感じにはなりませんでした。
乙女の願い
日が沈むと一気に冷え込み、カメラマンや観光客も引き上げていきます。
私一人、のんびり片付けて次の場所へと移動しました。

ゆく年くる年: 多摩川編

この年末年始は、久しぶりに撮影に行けるので山道具も加えて出かけることにしました。
まずは多摩川の川霧を撮影し、そのまま撮影に出かけてしまおうという計画です。
条件は悪くはなさそうなのですが、川霧は弱いようです。
TB氏が来ていてご挨拶し、いつもの場所に行くと久しぶりにQ氏と会い話しながら日の出を待ちました。
日の出後も条件が悪いので後に下がると、写団薬師 前川先生をはじめ、多摩教室Tsu氏ほか撮影していました。
また帰省途中のNa氏や懸命に撮影しているShin氏と、みなさん勢揃いといった感になりました。
川霧なくとも
ぬくもり
さて、このまま移動と思いきや、メモリカードに前回撮影した残りがあったため、自宅に戻り先ほど撮影したデータを一旦パソコンへ取り込んでから出かけるということになりました。
やれやれ・・・

2017-12-24

フォトクラブF5.6写真展 / 2017フォーティフォーカス写真展

観に行ったつもりで、すっかり忘れていました。
写団薬師多摩教室 事務局長が代表をつとめるフォトクラブF5.6の写真展です。
美しい風景写真100人展にも選出され、あの海の色を映し出すのには苦労されたと思います。
26日(火)までです。
  • フォトクラブF5.6写真展: 私たちがみつめた自然
  • 会期: 2017年12月8日(金)~26日(火)
  • 会場: 富士フォトギャラリー調布スペース1


スペース2では、フォーティフォーカスの写真展が開催されていました。
こちらはモノクロでの作品展なのですが、なかなかの力作で今後の作品作りへの参考になりました。
同じく、26日までの展示です。
  • フォーティフォーカス社員展
  • 会期: 2017年12月8日(金)~26日(火)
  • 会場: 富士フォトギャラリー調布スペース2

2017-12-23

冬至の翌朝

冬至の翌朝、ゆず湯に入ることをすっかり忘れていたのですが、とにかく早起きしてみました。
多摩川の撮影ポイントには車はなく、うっすらと川霧が見えます。
テレビで紹介されたとかで、これまで5~6人だったカメラマンが撮影場所がないほどだったとか。
でも今朝は、10人程度で大先輩の写友No氏、前回ご挨拶したO氏、このシーズンで顔なじみになった方と談笑しながら夜明けを待ちました。
周囲が霧で覆われるほどで東の空も焼けたのですが、日の出とともに霧が弱まってしまいました。
ですが、まずまずの状況だったのではないかと思います。
冬至の翌朝

2017-12-16

写真展巡り:めくるめくる写真展 / 美しい風景写真100人展 / 日本山岳写真集団展

川霧の撮影の後、朝食をとって写真展巡りに出かけました。
話題となっている三村漢氏の「写真集を作ろう」というゼミの修了展です。
こういう視点での講習や写真展というのは無かったですし、初めてのギャラリーということもあり興味をそそられました。
写真集を作るとしても、まだまだ先の話でしょうが、作品や出来上がった写真集を観ていると作りたくなってきました。

  • 三村漢ゼミ「写真集を作ろう」修了展: めくるめくる写真展
  • 会期: 2017年12月12日(木)~12月17日(日)
  • 会場: LE DECO <http://ledeco.net/>

続いて、写団薬師多摩教室から来年准講師となるT氏、そして私と同じ日に写団薬師に入会したN氏、前川先生、ほか4名が出展している美しい風景写真100人展を観に行きました。
会場では、写真家 清水氏、萩原(史)氏(も来ていたらしい)、登山家 野口氏を見かけました。
多摩教室のN氏、Tsu氏、Yam氏、東京教室で出展しているEn氏、写友のMa氏と一緒に観覧し、風景写真出版編集長 石川氏、写真家 相原氏、福田氏によるギャラリートークを拝聴しました。
また、風景写真 X17人展 ~Xシリーズ・GFXで魅せる「風景のいろ・かたち・こころ」~が開催中で、ここでもMa氏が出展し大活躍です。

最後に、新宿へ移動して日本山岳写真集団のグループ展を観に行きました。
山の写真となると、どうしても構図がお決まりになりがちで、何か工夫しないとと思いますがなかなか引き出しを増やすことができません。
色々な山に登っている経験者の作品は、刺激や参考にとてもなります。
でも最近は、ヘロヘロになって撮影することが多いので、考える余裕もないんですけど...
観覧後、少し時間があったのでカメラ量販店でセンサークリーニングのキットを観ていましたが、店員が他のお客さんにセンサークリーニングを自分でやるのはお薦めしませんと言うのを聞いて、どうしようか逡巡しています。
クリーニング液は置いてあるものの、キットは置いていないとのこと。
どうしようかなぁ...
と悩みつつ、写団薬師多摩教室へ移動しました。

ざわめく朝

当初の予報では今ひとつ、という感じだったのですが、週末に近づくに連れて徐々に条件が良くなってきました。
風もなく、そこそこ冷え込んでいるので期待できそうです。
現地につくと、既に数人が撮影にかかっていました。
何となく先週と同じような条件で、霧が薄い気がします。
ただ雲が薄いので、朝焼けが期待できそうです。
夜明け前、きれいに焼けた東の空が多摩川に映り込み、とても良い感じです。
川霧は濃くありませんが、主張せずに朝焼けを支えてくれている、という感じです。
朝焼けを待ちながら
写団薬師東京教室のO氏が撮影に訪れて、ご挨拶を交わしながら情報を交換しました。
残念ながらO氏は事情があり12月に退会されるそうですが、写真は続けていくとのことなので今後もお会いすることと思います。
日が昇ると、珍しくカモが騒いでいました。
餌場に何かあったのでしょうか。
ざわめく朝

2017-12-10

静かな朝

山から下りて体はボロボロなのですが、川霧の撮影には良さそうな感じなので体に鞭打って早起きして撮影に出かけました。
先客は2名、いずれも鳥撮りの方のようです。
その後に、写友のNo氏が来て色々とお話などしながら日の出を待ちました。
条件的には悪くなかったのですが、雲の状態が悪く焼けるような感じにはなりませんでした。
静かな朝
川霧につつまれて
川霧もおとなしくなってしまい、早々に切り上げようかなと思っていたら、写友のNa氏が撮影に来ていました。
Se氏からカレンダーを預かっているということで、いただきました。
ありがとうございます。
もう今年も3週間となりますが、楽しく一年を締めくくりたいものです。

2017-12-09

冬山を感じて

「感じて」か「感じたくて」か、悩みましたが「感じて」にしました。
久しぶりの冬山です。
文章が多いので、時間がある人は後半を読んで下さい。

1ヶ月位前から計画をしていて、ピンポイントで良さそうな週末を決めて有給休暇を取得しないといけません。
金曜にするか月曜にするかで悩みましたが、今回は当たりました。
結論からいうと、快晴だったんですが地吹雪の中でビバークして撮影しました。
朝は泣きながら撮影したあと撤収し、行きに気になった柿の木を撮影して帰宅しました。
月照に霧氷輝く
暖か、ときどき地吹雪
冬の耕作
詳細です。
本当は木曜夜から金曜朝がベストだったんですが、流石に休みを取るのは難しいので金曜だけにしました。
19時頃まで雪、22:00過ぎから稜線上は快晴、1:00頃から暴風、と推測しました。
なんせ、テント一式、水(雪が少なく水が取れない)、アルコール、食料、つまみ、カメラ2台、三脚2台、レンズ数本と、登攀をしていたときよりも重い気がします。
寄る年波には勝てず途中でバテてビバークし、晴れた21:00過ぎに撤収して再び稜線を目指しました。
そこでトラブル。
ヘッドランプの予備電池を持ってきたつもりが見当たらず、キーホルダにつけている小さなライトだけを頼りに行動しました。
それすらもなかったら、今回は中止としていたと思います。
森林限界を越える予定でしたが霧氷がついているのがわかり、山は面白くないのですが景色を優先して(バテ始めていたのと、ライトが小さすぎて行動時間が長くなるのは危険と判断しました)。
早速、星景や夜景を絡めた撮影を始め、2~3時間ほどすると地吹雪となりました。
これも予想していたのですが、これまでが穏やかだっただけに、外に出ることすらためらってしまうほどです。
月も高くなり面白くなくなったので、朝の霧氷と日の出を期待して倒れそうになるテントの中で寝たような寝ていないような夜を過ごしました。
苦難は、さらに続きます。
おそらく-20度くらいだったのでしょうか、水、お茶、鼻水という液体という液体がすべて凍り、持ってきた水が過冷却水状態となりました。
コッフェルに注ぐと、凍っていきます。
以前、南八ヶ岳で過冷却水状態となったペットボトルのお茶が、栓を開けると同時に中が凍って何も飲めなくなる、という悲しい事態となりました。
今回は、若干凍ったものの、なんとか朝食を食べる分の水は確保できました。
その後完全凍結して、帰路の水は確保できませんでした。
明るくなって外を見ると、強風で霧氷はすべて飛んでしまっていました。
「ガ~ン!」
でも、秩父の山並みから富士、南アルプス、中央アルプス、白山と山々を見渡すことができます。
難しいモルゲンロート(独: Morgenrote/英 Morning red)も撮影できたような...
ちなみに山に朝日があたって輝くのはAlpenglühen(独)/Alpine Glow(英)で、モルゲンロートは山の上の空が赤く染まる状態のことを指します。
rote(独)は、road(英:道)ではなくred(英:赤)という意味です。
天気が良すぎて1時間ほどでしたが、朝の風景を撮影して地吹雪の中でテントを撤収しました。
ヘルニアで下垂足となり、さらに足底筋膜炎のため、薄く雪が乗ったゴロゴロ石のルートは歩きにくく、コースタイムの倍近い時間をかけて何とか車に戻りました。
そろそろ、山での撮影スタイルを考え直さないといけないかもしれません。

2017-12-03

街の秋

冬タイヤへの交換を終え、フィルム現像のついでに撮影に出かけてみました。
メタセコイアが、そろそろ良い色づきを迎えていると考えたのですが、思いの外色づいていて良い感じです。
ただ、電線、標識、信号、その他もろもろが目立ち、構図には苦慮しました。
三脚で撮影していたものですから、走行中の車が停まって記念写真を始めてしまいました。
良し!と思って撮影しても、確認したら端に電線が...
近いし、また来年です。
街の秋

川霧立たず、こういう日もある

紅葉めぐりから帰宅して、夕食を食べたらバタンキューで寝てしまいました。
夜中に目が冷めて、外に出てみたら月が出ていたので撮影に出かけてみました。
現地につくと川霧が出ている様子がありません。
月も、撮影しようとポジションを考えていたら、雲隠れしてしまいました。
おぼろ月
またチャンスを逃してしまい、川霧を待ってみました。
こういう時はカメラマンも少なくて、私を含め5名という静かな撮影となりました。
朝焼けもパッとせず、早々に切り上げて帰宅しました。
予感...は外れた
これから、冬タイヤの交換です。

2017-12-02

紅葉めぐり

これまでロケハンしたところ、毎年通っているところ、などなど、頃合いが良くなってきたようなので、色々巡ってみました。
まずは行ってみたかったところ。
写友の方のテリトリなのですが、ポイントもよく分からず現地にて車中泊しました。
ついでにスーパームーンを狙っていたのですが、丁度よいところで雲隠れ...
諦めて、朝の撮影に切り替えました。
夜明け前
この後、日の出前には次の場所へ行かないとと慌てて移動したら、車の底を何度かすってしまいました。
散歩途中の写友のN氏がいて、色々教えていただきました。
ありがとうございました。
車で待機していたT氏も登場し、盛大な川霧の中の光芒を撮影できました。
定番の構図から離れようと努力しますが、今ひとつだったかも。
反対側が、都会と紅葉と川霧でいい感じだったので。
共存
川霧が収まりかけたところで、バタバタと移動です。
こちらではロケハンした紅葉が見頃を迎えていて、写友のF氏と会い、撮影中にT氏と再び会いました。
前回、犬の散歩の方に教えていただとおり見事な紅葉でした。
紅葉めぐり
この後、気になっていたものの訪れることがなかったのですが、風景写真家 佐藤尚氏の情報を見て行ってみたくなりました。
色々周囲に気になるものがあるのですが、いろいろな角度から撮ったうちの一枚です。
左上は、ご愛嬌ということで(作品とはして使えないので、外したものも撮っています)。
最後に寄ろうと思っていたところは、既に紅葉が終わってしまい落葉真っ盛りなのと時間が遅くなってしまったのでパスしました。
車中泊ポイントもおさえたので、来年時期を見て訪れたいと思います。
最後に、車中泊中のツマミに見つけたブンブンの数量限定オリジナルポテチは、普通に美味しかったです。
朝食にした和ラー秋田きりたんぽ鍋風は、ご飯投入で雑炊も食べましたが、きりたんぽ鍋に入ったシメのラーメンを食べた後に、シメのシメの雑炊を食べた感じがしました。


車中泊のツマミ
朝食の和ラー秋田きりたんぽ鍋

2017-12-01

第20 回写真展「和気あいあい」東急セミナーBE青葉台 三輪薫の素敵な写真の撮り方教室

本日から開催されている写友が参加している教室の写真展に、行ってきました。
平日なのですが、午後の有給休暇をとり所用を済ませるのに合わせて行きました。
風景や花などを色彩の魔術師 (と私が勝手に思っている) 三輪氏のテイストたっぷりに、和紙などを使いながら優しい絵作りの作品28点が展示されています。


2017-11-27

J-POWER写真展:風姿花景

毎年、J-POWER(電源開発)本社ビル (でんぱつビル) ロビーにて、写真展が開催されます。
写団薬師主宰 前川先生が出展されて以来、できるだけ時間を作って観に行くようにしています。
過去には風景写真家 佐藤尚氏も出展し口下手な頃、まだ顔見知りというところまでいかない頃でしたが、在廊していて話を伺ったことがあります。
昨年は、星野佑佳氏が在廊していて挨拶できました。
いわゆるオフィスビルのために、土日祝が休館となり多くの会社員にとって観に行くのは至難の業となります。
開催中、先着100名に来年のカレンダーが配布されるので、それも楽しみです。
今回は、風景写真家 川隅功氏、星野佑佳氏が出展して、カレンダーにない作品も展示されているということです。

2017-11-25

冬の訪れ: 多摩川の川霧

今年も1ヶ月と少し。
冬の風物詩として、すっかり定着した多摩川の川霧が現れる季節になりました。
時期的には早いのですが、朝早く起きて撮影するのに慣れていく、ということもあります。
私一人なのでポイントは選び放題なのですが、かえって難しいものです。
結局、大体いつもと同じ場所になりました。
日の出近くになり、他には昨日も撮影に来たというカメラマン、いい時に思いっきり私の前に立ってくれた散歩の途中らしき人だけでした。
昨朝は出なかったようです。
今朝は盛大に出てくれたのですが、濃くなくて直ぐに引いてしまいました。
工事が終わって、鳥も戻ってきてくれたようです。
これから、年明けまで週末の通いが続きます。
予感
陽射し浴びて
飛翔

2017-11-23

都心の紅葉

今年は、都内(近所)の紅葉を狙おうと考えていました。
そこで、初めて訪れる場所へ行ってみました。
初めてということと三脚が使えないこととがあり、今回はミニ三脚を調達(今朝配達)して一脚につけて簡易的な三脚にして対応してみようと考えました。
購入したのは、SLIKの輸出モデルのバッタモンです。
持っている一脚と径が合わないので、現場で調整して撮影しようとしたところ思いっきり倒してしまいました。
ボディは問題なさそうですが、レンズがねぇ...
古いレンズだし問題なさそうなので、なかった事にして撮影続行です。
強い秋雨のあと
楓は、まだ数日後が良さそうですが、銀杏は見頃でした。
広さも程よくて、初見で時間がかかるかなと思っていましたが、そうでもありませんでした。
週末、行こうか悩んでいます。
沈む陽にあたり
都心の紅葉

2017-11-22

2017年度 第15回JPA公募展

大先輩で写友のお二人から、JPA公募展のお知らせが来ました。
もちろん、逃れられません。
会社を休んで、東京都美術館へと向かいました。

  • JPA展
  • 会期: 2017年11月18日(土)~11月24日(金)
  • 会場: 東京都美術館

というのは半分ホントなんですが、学位取得でお世話になった指導教官が参加している研究コミュニティに参加するので、途中での寄り道、ということです。
ただ、この展示は数が半端ではないので、効率よく観ていかないといけません。
誘っていただいた方の作品は素晴らしく、観ていたら皆さん足を止めていました。
Iさん、Nさん、素晴らしい作品で、刺激を受けました。
大学へ行こうと会場を出たら、多摩教室の大先輩方とばったり...
こういこともあるものですね。

2017-11-19

冬将軍来たる

西高東低の気圧配置で寒気が日本を覆い、北風が強くなりました。
この風で、広徳寺の銀杏は葉が落ちて黄色い絨毯になると期待できそうです。
新月ということで、しし座流星群も期待できそうなんですが、なんだか疲れてしまい早く寝て早朝出かけることにしました。
星景は、気合いがいるんですよね。
風は朝には弱くなると推測したのですが、出かけるときには幾分強くて不安でした。
でも現地に着くと、風は穏やかで撮影日和となりそうです。
ただ、寒い!
温かい車中食を済ませて、夫婦銀杏へ向かうと予想通り黄色い絨毯が広がっていました。
冬将軍来たる
黄絨毯を踏む冬の足音
茅葺きの本堂の草も、わずかに紅葉した秋の薫りをかもし出しています。
陽が差すと色づいた楓がキラキラと輝き眩しく、寒いのを忘れるほどです。
そろそろ、私の近所も楓が赤くなるころとなりそうです。
屋根の上にも
錦繍きらめく

2017-11-18

秋冷雨の紅葉探し

またまた週末は雨模様。
ならばと、しっとり濡れた紅葉探しに出かけました。
SNSでは既に流していますが、初めて車中泊する道の駅です。
そんなに混んでいないだろうと思ったら、大間違い。
駐車場は満車、入れない車が路駐で車中泊しています。
そもそもの原因は、2つある駐車場の一つが夜間閉鎖のためです。
後で、何となく理由がわかりました。
途中で寄ったスーパーで3割引きのネギ塩チキンを肴に、京の贅沢を楽しみました。
映っているシェラカップは、名称の元になった本物のSierra Club(R)のカップです。
郷の友人が高校時代に、こだわって買ってきてくれたものです。
このタイプは既に販売されていないようなので、貴重品なのかなぁ。
今日の贅沢
朝、明るくなり始めた頃に撮影を開始したところ、大きな犬を連れた女性とご挨拶し話を伺っていたら、「いいところがあるよ」と連れて行っていただきました。
散歩コースだったのですが、なるほど良い場所です。
色づきはまだまだですが、ロケハンしながらゆったりとした時間を過ごしました。
結構犬の散歩に来る方が多く、挨拶をしながらの撮影となりました。
落葉
秋冷雨の紅葉 (フウ科フウ属 モミジバフウ)
撮影していると、人懐っこい猫がやってきて離れようとしません。
撮影してわかりましたが、私には動物写真家のセンスはないようです。
もっとも、マニュアルレンズで動物撮影は至難の業なんですけど。
朝道楽
小休止(時うどんを観た)の後、個人のお宅へ小一時間ほど撮影に行きました。
途中、風景写真家 佐藤尚氏のテレビ出演があるということで再び小休止してから、また撮影に向かいました。
撮影していたら、ご主人と2時間弱話し込んでしまいました。
その分カエデの概念が私の中で崩れ、これからは違った見方ができそうです。
黄金色に浮かぶ
ご主人から、道の駅やスーパーの駐車場で待ち合わせし車を置いていく人が多いと伺いました。
それで、付近の駐車場は週末満車のことが多いそうです。
このためか、スーパーは時間制にしているところが多いみたいです。

朝が早かった分、遅めの昼食を取っていたら車のドアを叩く人が...
やっぱり駐車場で自炊は駄目なのかなぁ、と思ったら、佐藤尚氏が!
私用で近くまで来たとのこと。
お土産までいただき、ごちそうさまでした。