ツーリングには良い季節なのですが,バイクが修理中なため車での撮影行になります.
これまで開ける事が無かったエンジンのヘッドを止めているネジ一本が緩まず,ショップの人が試行錯誤してくれています.
丁度修理が終わる頃に,梅雨明けになればいいなと期待しています.
さて,撮影地近くのドライブインで仮眠します.
ここはトイレが無いのですが,撮影地近くにも適当な場所もないので,仕方なく利用しています.
着く頃には雨も強くなってきました.夜明けは期待できないので,朝はユックリできそうと油断したら,起きる頃にはとっくに明るくなっていました.
しもた!
慌てて出発します.
まずは,先週ミツバツツジが綺麗だったという池のほとりを目指しますが,雨ばかりで霧が出ません.風雨が少々強すぎるのでしょうか.
ミツバツツジは当然散ってしまっていましたが,代わりに山ツツジやレンゲツツジが咲き揃っていました.シットリした感じで,雰囲気は悪くありません.
初夏の雨の中で 2011.6.11 雨の高原 |
今月の課題は「雨・霧」.意外と,雨の時は出不精になりがちですが,雨の時にしか撮影できないこともありますし.
誰もいないこともあり,空腹も忘れて撮影していきました.
しばらくしたら人も増えて,気がつくと2時間も撮影していました.朝ラーメンを食べて,別の場所へ移動します.
所々でガスが発生していますが,周囲は見通しが良い感じです.
標高を上げますが,全然ダメダメなので,有料駐車場を避けて少し離れたところに車を停めて,少し歩きながら周囲を眺めてみることにしました.
歩いているうちに,強かった風雨は弱まり,陽も差してきました.撮影地に着くと,新潟から4時間半かけてきた,というPentax 645NⅡ(?)のカメラマンと色々話をしました.その方は,苔が美しいということで来たそうです.何でもさっき迄は真っ白で何も取れなかったとのこと.こちらは,霧を期待していたのが,ここもダメかなと諦めて帰ろうとしたところ,霧が降りてきてphotogenicな感じになってきました.
鮮やかな新緑 2011.6.11 雨の高原 |
結局,帰り道も苔むした霧の何とも言えない雰囲気の中,撮影しながら次の場所へ移動しました.
気がつけば,もうお昼近くです.
少し腹ごしらえしてから撮影に入りました.先週はミツバツツジが綺麗だったということですが,今はクリンソウが見られるということです.期待して歩いていると,晴れた霧が再び周囲を覆い始めました.
クリンソウの群生地では,何とも言えない感じになり,時間をかけて撮影しました.
ひっそりとひっそりと 2011.6.11 雨の高原 |
霧がかかると,全く違う風景になります.なんでもない風景にも足を止め,撮影していきましたが,徐々に霧が深くなりすぎて何も撮影できなくなってしまいました.
諦めて,再度霧が深くなったシラカンバの林で数カット撮影して撤収しました.
霧の中で 2011.6.11 雨の高原 |
雨でミツバツツジは終わりレンゲツツジも咲いておらず,何ともポイントのない時期かな,と思いましたが,それはそれで面白い撮影ができたかな,と思います.
ただ残念だったのは,遊歩道を外れての撮影は植物をいためるので止めるよう張り紙がしてあったにも関わらず,撮影バスツアーで来たであろうカメラマンが,道を外れて撮影していたことです(一つは,有名なクラブ・・・というツアー会社でした).そういうカメラマンによって,カメラマン全体にマナーが悪いというレッテルが貼られる事にもなります.
また,ファインダーを覗いているのに,平気で後ろを行ったり来たりするカメラマン達...
確か,フリークライミングも人口が増えてゲレンデでのマナーが悪いと問題になり,一部では封鎖されたゲレンデもあったとか.
マナーが悪いカメラマンのために,三脚禁止とか撮影禁止とかになる場所が増えないことを祈るだけです.
他の写真はこちら
2011.6.11 雨の高原 |
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿