予備に考えていたので、ほとんど下調べしていません。
とりあえず行ってから考えようという、(いつものことながら) 気楽な撮影旅になりそうです。
出発が遅くなったため、撮影を開始したのが日が変わる深夜...
『寒いぞ!』
と思いつつ、カメラの電源を入れるとバッテリ残量がない!
電池を換えると、これもない!
あ、正月休みで使った分をチャージしていなかったかも...
フル充電のものが幾つかあったため、事なきを得ました。
オリオンと富士(失敗作を無理無理に) |
1時間ほど撮影をして、仮眠ができそうな駐車場へ移動して仮眠しました。
しかし、次から次へと車がやってきては、エンジンかけっぱなしで仮眠をしています。
うるさくて仕方がありません。
自然を撮影に来ているのに、自然を壊しに来ている...
少し早めに起きてというか、寒くて起きてしまったというのが正しいかもしれません。
後から知ったのですが、-10度近かった様です。
それでも、日の出近くなると駐車場は満車状態、人がズラリと並んで撮影をしていました。
それでも撮影できる時間はわずかです。
空けの月 |
竹内先生を真似て |
小さな場所なので、すぐに終わるだろうと思ったのですが、たっぷり1時間撮影を楽しみました。
やや旬を過ぎたか |
昨年9月以来、まともな山歩きをしていません。
水場が無いため、生活用水とアルコール燃料を加えての荷揚げです。
荷物が担げるか心配だったのですが、何とか歩けることが分かりました。
早速ビバークの準備をして、一人宴会モードに突入です。
夕焼け前の1時間で、持ってきたお酒は全て消化してしまいました。
『や、やることがない...』
仕方なく、時間まで横になり仮眠をとって夕焼けの撮影です。
こちらも30分ほどで終わり、星が出てくるまで待機です。
しかし、もう燃料は残っていません。
仕方なく、普通の飲料で我慢しました。
ラブジョイ彗星が分かるかと思いましたが、思いのほか星が多くとても素人の私には判別できませんでした。
ただ夜中に撮影したものには、飛行機とは明らかに異なる間隔の軌跡が残っており、これがもしかしたら彗星かもしれません。
次に来るのは、西暦1万年、約8,000年後ということです。
暮れゆく |
オリオンに抱かれて(上部が入りきらず) |
それでも朝は眠い...それに寒い。
夜になって風が強まり、フル装備で外に出て撮影を開始しました。
富士山の状況は昨日と同じ感じなのですが、位置的によくないのかあまり綺麗に焼けません。
モルゲンロート(何となく箱根駅伝のマークに見えてしまう) |
登りは最後の15分程しか使わなかったのですが、さすがにクラストした斜面でアイゼン無しは危険です。
とはいっても、4ツ刃なので心もとないことには変わりません。
初心者は6~8本刃が良いでしょう。
アイゼン歩行が終わり、斜面をタラタラと下りるだけなのに、2度もこけてしまいました。
しかも、変な踏ん張りをしたため足を痛めてしまい、やっとこさで車まで戻ってきました。
やっぱり歳でしょうか...
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