2015-01-11

富士山撮影

正月休みが明けての三連休、以前から計画を立てていた場所の天候が悪そうなので、予備に考えていた富士山へ撮影に行くことにしました。
予備に考えていたので、ほとんど下調べしていません。
とりあえず行ってから考えようという、(いつものことながら) 気楽な撮影旅になりそうです。
出発が遅くなったため、撮影を開始したのが日が変わる深夜...
『寒いぞ!』
と思いつつ、カメラの電源を入れるとバッテリ残量がない!
電池を換えると、これもない!
あ、正月休みで使った分をチャージしていなかったかも...
フル充電のものが幾つかあったため、事なきを得ました。
オリオンと富士(失敗作を無理無理に)

1時間ほど撮影をして、仮眠ができそうな駐車場へ移動して仮眠しました。
しかし、次から次へと車がやってきては、エンジンかけっぱなしで仮眠をしています。
うるさくて仕方がありません。
自然を撮影に来ているのに、自然を壊しに来ている...

少し早めに起きてというか、寒くて起きてしまったというのが正しいかもしれません。
後から知ったのですが、-10度近かった様です。
それでも、日の出近くなると駐車場は満車状態、人がズラリと並んで撮影をしていました。
それでも撮影できる時間はわずかです。
空けの月
竹内先生を真似て
30分程で場所を移動し、今シーズンまったく撮影していなかった氷を撮りに初めての場所へ行ってみました。
小さな場所なので、すぐに終わるだろうと思ったのですが、たっぷり1時間撮影を楽しみました。
やや旬を過ぎたか
いよいよ、久しぶりの山歩きです。
昨年9月以来、まともな山歩きをしていません。
水場が無いため、生活用水とアルコール燃料を加えての荷揚げです。
荷物が担げるか心配だったのですが、何とか歩けることが分かりました。

早速ビバークの準備をして、一人宴会モードに突入です。
夕焼け前の1時間で、持ってきたお酒は全て消化してしまいました。
『や、やることがない...』
仕方なく、時間まで横になり仮眠をとって夕焼けの撮影です。
こちらも30分ほどで終わり、星が出てくるまで待機です。
しかし、もう燃料は残っていません。
仕方なく、普通の飲料で我慢しました。
ラブジョイ彗星が分かるかと思いましたが、思いのほか星が多くとても素人の私には判別できませんでした。
ただ夜中に撮影したものには、飛行機とは明らかに異なる間隔の軌跡が残っており、これがもしかしたら彗星かもしれません。
次に来るのは、西暦1万年、約8,000年後ということです。
暮れゆく
オリオンに抱かれて(上部が入りきらず)
夜の撮影を終え燃料も無くなり、ただ寝ることしかできません。
それでも朝は眠い...それに寒い。
夜になって風が強まり、フル装備で外に出て撮影を開始しました。
富士山の状況は昨日と同じ感じなのですが、位置的によくないのかあまり綺麗に焼けません。
モルゲンロート(何となく箱根駅伝のマークに見えてしまう)
30分ほどで撮影を切り上げ、さっさと下山することにしました。
登りは最後の15分程しか使わなかったのですが、さすがにクラストした斜面でアイゼン無しは危険です。
とはいっても、4ツ刃なので心もとないことには変わりません。
初心者は6~8本刃が良いでしょう。
アイゼン歩行が終わり、斜面をタラタラと下りるだけなのに、2度もこけてしまいました。
しかも、変な踏ん張りをしたため足を痛めてしまい、やっとこさで車まで戻ってきました。
やっぱり歳でしょうか...
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