2016-11-12

第10回JPSフォトフォーラム & 川隅功写真展 & 岡本洋子写真展


最近、撮影中のトラブルが起きていますし、私自身いろいろ「べからず集」なるものを作成し、気をつけるようにしています。
風景写真: 撮影マナー <https://landwalk.wordpress.com/>
色々な話が聞けるかも、と思い、第10回JPSフォトフォーラム「写真はこれで良いのか? -撮影のモラルとマナー」を聴講しに行きました。

風景写真出版編集長 石川薫氏による講演では、べからず集できりがなく、また撮影者との対立は解消することは不可能、という
立場からFair Photographersという運動を行っています。
その内、ステッカーが隔月刊風景写真の付録になることを期待しているのですが...
ちなみに、「**写真」とか「** Photo」とか、カメラマンと分かるようなステッカーを車に貼っている方は要注意です。
車に機材があるので、車上荒らしに遭いやすいそうです。
他に、秦達夫氏と石川氏による風景撮影や櫻井寛氏とアサヒカメラ編集長 佐々木広人氏による撮り鉄マナーのお話がありました。
意外と、みなさん注意しないんだということがわかりました。
トラブルを避ける、ということもありますが、撮影に集中できなくなる、ということもあるようです。
こうしたフォーラムに参加するカメラマンは意識高い系なので問題ないと思いますし、カメラマンばかりが悪いわけではありません。
もちろん、我関せずのカメラマンもいますが、観光客にも意識してもらわないといけないのではないか、と思いました。
例えば、ツアーバスで注意を促したり、自治体がアナウンスしたり、という運動をしていかないといけない気がします。
こうした業者や自治体へも、メディアは働きかけてもらえればと思います。
最後のパネルディスカッションはパスして、六本木へ移動して川隅功氏と岡本洋子氏の写真展を観覧しました。

川隅氏の作品は、B1サイズがほとんどで、一部全倍の26点が展示されていました。
撮影OKと太っ腹ですが、真似出来ないですからね。
どれも車を降りて数十秒から数分での撮影なのですが、うまく一瞬を捉えた作品ばかりで唸るばかりです。
ギャラリートークで作品の解説を伺い、チャンスをものにする力も必要だな、と痛感しました。
川隅功写真展
その隣のスペース3では、岡本洋子氏の作品5点が展示されています。
岡本氏は、あいにく撮影ツアーで不在でしたが富士フィルムX-Pro2で撮影した作品が展示され、構図など参考になりました。
どちらも、富士フォトサロン東京 11月17日(木)までです。

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