2017-09-30

写真展2つ: 小松ひとみ写真展「みちのく色語り」& 第2回里ほっと写真展

今日は休日に行きたくない会社近くまで出向いてミッションを完了させたあと、小松ひとみさん、佐藤尚さん主宰の里ほっと写真展を観覧しました。


 
タイミングが悪くギャラリートークが終わった後の記念撮影中で、写友のM氏とN氏ほかが小松さんと記念撮影中でした。
ということで、私もご一緒させていただきました。
作品は「色語り」とあるとおり、日本独自の色に着目していて、しっとりとした作風に心落ち着く優雅な時間を過ごせました。
いくつかお伺いしたいことがあったのですが、お知り合いの方とのお話が弾んでいたようなので会場を後にしました。
続いて、ワークショップに時々参加している里ほっとWS「見沼たんぼ写真展」です。
私は出展していませんが、小学校三年生から上は・・・まで老若男女、様々な視点で見沼たんぼを写した絵で会場を埋め尽くしていました。
回数を重ね、参加者のレベルもアップして作品としても素晴らしく刺激を受けました。
なかなか通うことが難しいところはありますが、今後も継続して参加してみなさんと交流を図りながら私自身もレベルを上げていきたいと思います。
こちらは本日(2017.9.30)までで、今(2017.9.30 21:30)頃は出展した皆さん、大盛り上がりのことでしょう。
  • 風景写真家 佐藤尚主宰 里ほっと:第2回 見沼たんぼ写真展~悠なる四季彩
  • 会場: さいたま市市民活動サポートセンター
  • 会期: 2017年9月26日~9月30日 (終了)

さてお昼ですが、久しぶりに武蔵小杉にある味奈登庵の富士山もり(500円!)を食べました。
まだいけると思ったのですが、流石に辛くなって歳を感じました。

2017-09-23

写真展巡りと写団薬師多摩教室反省会

今日は、写真展巡りをしようと決めていたので、朝食後そそくさと出かけました。
まずは六本木で開催されている写真展を観に行きました。
ここでは3つの展示がありますが、どれも素晴らしい内容です。
会場では、出展者の山口氏とお話してレベルの違う意気込みみたいなものを感じました。プロ写真家のIさん、Tさん、撮影でお世話になっているTさん(ご夫妻)、一の会のSさんと、錚々たる写真家とお話してレベルの違いを感じました。

  • フォト寺子屋一の会: 第7回写真展しあわせの風景
  • 会場: 富士フィルムフォトサロン東京 スペース1
  • 会期: 2017年9月22日(金)~9月28日(木)





藤村氏は、残念ながら不在だったのでお話を伺うことはできませんでしたが、街なみの捉え方が美しく、久しぶりに夜の横浜に行ってみたくなりました。
  • 藤村大介写真展: 世界のまがとき
  • 会場: 富士フイルムフォトサロン東京 スペース3
  • 会期: 2017年9月22日(金)~2017年10月5日(木)

続いて訪れたのは、新宿御苑前。
筑波山をテーマにした滝原氏の個展です。
写友のTさんからSNSで紹介され、急遽行くことにしました。
私もTXが通る前に仕事で筑波に在住していた友人がいて、何度か訪れたことがありますし、有名な撮影スポットにも行ったことがあり、気になる山ではあります。

プリントもよく、入口で作品を見たときポジを観ている感覚になりました。
通っているからこそ撮れる作品ばかりで、真似できないなと感じました。
  • 滝沢逸郎写真展: 絵画主義 筑波山
  • 会場: アイデムフォトギャラリー「シリウス」
  • 会期: 2017年9月21日(木)~9月27日(水)
途中、久しぶりにワンコイン替え玉1玉無料の豚骨ラーメンを食べて、3つ目の会場へ向かいました。
3つ目は、最近は登ることが少なくなりましたが、喜多ルプスの高山植物をテーマにした個展です。
ギャリートークでは、長年通い得た植物の特性など参考になるお話を伺うことができました。
  • 岩橋崇至写真展: 北アルプス花
  • 2017年9月13日(水)~9月25日(月)
  • リコーイメージングスクエア新宿


この後、写団薬師多摩教室があり永山に移動しました。
教室では、やはりコテンパンに打ちのめされて、久しぶりの参加となったO講師も反省会に参加してくれました。
普段撮らないものを作品にするのは、大変です。

2017-09-18

台風一過

台風18号が本土を通過し一過となった関東では、晴天となり撮影に出かけた人も多いようです。
夜明け前から撮影に向かおうと思いましたが、何だか疲れてしまったのと朝は雲が多そうと判断し、午前中は濡れたテントや寝袋などの片付けをしました。
吹き戻しもあり、午後からの方が風も弱くなり雲も出て条件が良さそうとの判断もあります。
いつもの郷土の森は、ちょうど曼珠沙華が満開で台風の影響もあり倒れているものもありました。
それでも白と朱が見頃となり、数時間でしたが撮影を楽しめました。
萩も、まだまだこれから楽しめそうです。
ゆらめき
赤い絨毯の中 (花韮)
台風一過
艶どり


2017-09-17

米美知子写真教室発表展/東京多摩野鳥クラブ 野口光博個展


台風で片付けも進まないので、調布で開催されている米さんの写真教室のグループ展と野口氏の個展を観に行きました。
会場には、Doさんが鎮座していて久しぶりに会いましたがお元気そうで何よりでした。
観ていて安定した作品で、撮影者の力量も素晴らしく着眼点は参考になりました。
また野口氏は、単なる鳥の図鑑写真ではなく風景の一つとして捉えようとしている姿勢が素晴らしく、鳥や昆虫は撮っても失敗続きな私にとって、勉強になる作品が多く楽しいひと時でした。
どちらも9月27日までです。


秋運ぶ台風

三連休を前に、台風18号 (タリム) が進路を変え日本を縦断しそうとの予報になりました。
三連休のどこかで撮影に行く予定を立てて、それほど影響はないと判断し写団薬師多摩教室 KaWさんと出かけました。
この時期、曼珠沙華 (リコリス: Lycoris radiata) があちこちで咲き始めます。
秩父の撮影地に車中前泊で向かいますが、周囲には民家が多いため少し離れたところで仮眠をとることにしました。
翌朝現地に行くと、我々以外には誰もいません。
台風が近づき厚い雲が空を覆っていますが、夜明け前でもそれっぽい色が出てくれました。
刈入れ進む棚田
工場と田園
やや早いかな、という印象がありますが、開花が進むと白く萎れてくる花も目立つようになります。
また、開花直前の花芽も赤く色づいてきて綺麗です。
時々パラパラと雨が降り、それが雫となって曼珠沙華について綺麗です。
撮影をはじめて数時間が経ち空腹を感じた頃、稲刈りの人やカメラマン、観光客が増えてきました。
刈り入れ
朝食を食べて、曼珠沙華は曼珠沙華でも鉄分補給も兼ねた撮影に挑戦しました。
さて、ドキドキの結果やいかに!
赤い絨毯の中
何気に面白い鉄分補給が終わり、やや空腹を感じたまま次の場所へ撮影に向かいました。
ここは有名ではないのですが、昨年訪れたお気に入りの場所です。
今年は何の情報もなく、訪れる人もチョボチョボという状態です。
開花はやや早い状態で撮影できるポイントは少なく、軽めの撮影と言いながらも2時間ほど滞在してしまいました。
静かな山里
今日のメニューは全て消化したので、買い出しをして関東最大の曼珠沙華群生地の巾着田へ向かいました。
ここの駐車場は、17:00以降になると入口近くのスペースにしか停められずトイレが遠いのがネックです。
睡眠不足もあり、19:00過ぎには寝てしまいました。

雨降る夜明け前、誰もいない巾着田で撮影するのは我々だけです。
こんなことは滅多にありません。
明るくなって、カメラマン、コスプレーヤー、観光客が増えてきました。
それでも少なくて、ずぶ濡れになりましたがのんびり撮影できました。
帰りも車が少なく、スムーズに帰京できました。
KaWさん、お疲れ様でした。
冷たい雨
秋運ぶ台風

2017-09-10

長根広和氏講演会

SNS友からのシェアで、長根氏の講演会を紹介してもらいました。
鉄道瞬景写真だったかな、音の聞こえる鉄道風景作品の撮影を心がけているとのことで、過去に某風景写真雑誌にもコンテストテーマに『音』というのがありました。
良い機会なのですぐに申し込み、聴講しました。
武蔵工業大学(現 東京都市大学)の鉄道研究会に所属し、母校ということもあり優等生な一面も紹介していました。
受験票(顔写真入)が出てきたのには、ちょっとびっくり。
さすがに大学受験(1回目)の受験票はないなぁ...
2回目は、とってあるけど...
日本全国の鉄道、というより列車というべきでしょうか、こだわりのある作品作りは興味深く、質疑で出たレタッチについて『安易なトリミングはしない』という話は (薬師でも、こっぴどく言われていますが) 印象深いものがありました。
SNSで宣言していたジャンケン大会 (この間もあったなぁ) は1回戦敗退でしたが、それ以上に得られたものがありました。
でも、サイン入りの作品は惜しかったなぁ...

夏、惜しむ

郷土の森での撮影のあと夕食を食べて、おそらく今シーズン最後になるだろう苔むす渓流へ撮影に行きました。
土曜に予定していたのですが、どうやら日曜朝の方が条件が良さそうと判断しての前車中泊です。
車中泊地に着くと多くの車が停まっていて、21:00を過ぎているのですが大きな声で話している人、ドタバタとドアを開け閉めする人、エンジンをかけっぱなしでいる車、中にはテントを立ててテーブルや椅子まで置いてオートキャンプ場と勘違いしている人まで...さらには、ゴミまで捨ててあります(こちらは地元のイベントでのゴミかもしれませんが)。
近くには民家もあるので、ひどいと夜間使用禁止になってしまうのではないかと危惧しています。
そういえば、以前登山前泊で使っていた施設もオーナの懇意で夜間使用できたのですが、スキーやボーダの人たちが夜中遅くまで酒盛りしたり、コンセントを無断使用したり、中で火を使う(バーナーを使う)といったことから使用できなくなりました。
朝は朝で、5:00頃から大きな声で話しているグループがあり頭を抱えてしまいました。

どうせすぐ寝るからと短パンだったのですが、撮影用のズボンを忘れてしまい短パンに長靴という妙な格好での撮影となりました。
朝は雲が少し残っていましたが、撮影を始める頃には雲も取れて、陽射しが出てきました。
期待した光芒は今ひとつなのと太陽の位置が悪いのとで、大した絵は撮れませんでした。
それでも、夏を惜しむように咲く玉紫陽花や苔むす渓流を撮影して早めの帰宅となりました。
涼しい朝
夏、惜しむ
朝陽かがやく

2017-09-09

秋のたより

日中は暑いものの朝は涼しくなり、少し過ごしやすくなりました。
キバナコスモスや気の早いコスモスも咲き、季節の移ろいを感じます。
白い曼珠沙華 (彼岸花) が郷土の森で咲き始めたというので、さっそく訪れてみました。
そういえば今年からか、曼珠沙華や彼岸花と表記せず学名のリコリス (Lycoris radiata) と表記しているページが目立ちます。
推測ですが、園芸種と自生のものとを区別しているのではないかと思います。
さて、日中はとても暑いですし、太陽サンサンだったので少し日が落ちてから2時間ほど撮影しました。
さすがに撮るものがないのか、公園にはカメラマンの姿は数人しか見られず、三脚を担いでいるのは私を入れて二人でした。
曼珠沙華も、赤いのは花芽が出始めたばかり、白いのも一部が咲いている状況でした。
萩のトンネルも完成し、チラホラと咲き始めていました。
子どもたちが植えた稲も、日照不足の影響も少なかったようで穂を垂れていました。
赤い曼珠沙華が咲く頃、収穫体験が行われるのでしょう。
仲良し
なんぴとたりとも
光の川
秋のたより

2017-09-02

七つの写真展巡りとMa氏の罠

車が使えない週末なので、写真展巡りの一日にしました。
(一つ目)
トップは、久しぶりに公共機関で訪れた藤フォトギャラリー銀座で開催されている写団薬師東京教室・調布教室の合同写真展です。
案内をFacebookで流したところ、私も出展していると勘違いさせてしまい申し訳ありません。
主宰の前川先生から毎回「総本山の多摩は...」と耳の痛い話を聞かされているのですが、Ha氏、En氏、Ki氏、Mi氏、Ku氏、Ya氏といったコンテスト入選常連者が在籍する素晴らしい見応えのある写真展です。
会場では、里ほっとメンバーのNu氏と会いお話させていただきました。
写真展巡りで時間切れとなり、本日来場したということです。
私も、今日時間切れにならないと良いのですが...
なおFujifilmさんの2017カレンダー(今頃?)や冊子「FILM & IMAGE」などが無料で置いてありGetしてきました。


さて柴崎駅から新宿へ。
ここで、いつもの楽釜製麺所で腹ごしらえして二つ目のギャラリーへ向かいました。
(二つ目)
次は、秦達夫氏の個展です。
風景写真というイメージが強いのですが、今回は「匠の手」というテーマで私は話し好きというランドセル職人にドラマを感じ、ご本人も好きと言っていましたが、親子の作品が印象に残りました。
ちょうどギャラリートークが始まる前で、一通り観させていただき何点か伺いたい作品もあったので(全部で三時間以上かかる)トークを聴講することにしました。
展示作品での疑問はトークで解消したので、以前他のギャラリーで観た作品についてお伺いしたところ、快く答えていただきました。
とても同じ様な作品は撮れませんが、光のコントロールだけでなく風を味方につけるという姿勢は、とても勉強になりました。
(三つ目・四つ目)
そこから、すぐ近くのRicoh(旧Pentax)のギャラリーへ。
こちらでは、二つの写真展が開催されていました。
一つは北海道の樹をテーマにした風景、もう一つはチルトを用いた花の作品展です。
鈴木氏に、星景の作品について伺ったところ、それ以上に色々と教えていただき感謝します。
森田氏の作品は、とても真似できない表現の作品で何というか写真の可能性の広がりを感じました。

  • 鈴木達也写真展:樹のある風景Ⅱ
  • 会場:RICOH IMAGING SQUARE 新宿 ギャラリー1
  • 会期:2017年8月30日(水)~9月11日(月)
  • 森田雅章写真展:夢幻草花
  • 会場:RICOH IMAGING SQUARE 新宿 ギャラリー2
  • 会期:2017年8月30日(水)~9月11日(月)
(五つ目)
そこから新宿駅に向かいつつ(しまった、地上から行けば早かったな)、NIKON新宿SCの新しくなったギャラリーに向かいました。
とても人が多くて高砂氏に聞きたかったことがあったのですが、お邪魔になりそうなので会場を後にしました。
これまでの作品の集大成で、マット調の紙の発色も良く、すべてEpsonプリンタでの作品ということで、(もちろん使っている機材は最上位のものですが)機材で良い作品が撮れるわけではない、ということが良くわかりました。
なお話題のNIKON D850には一切見向きもせず、会場を後にしました。
(六つ目)
そこから、やっと電車に乗り30分ほどでしたが座ることができました。
新宿から銀座へ、写友の作品が展示されている写真展に、こっそり行って落書き(記帳)してコソコソ帰るつもりでした。
ですが案の定すぐに見つかってしまい、長居をしてしまいました。
全倍の作品は見ごたえがあり、Ma氏、Na氏、Ha氏、Ni氏ほか皆さんの作品は参考になり刺激を受けました。
また会場には、Ki氏他の薬師メンバーや元薬師のプロも教室の生徒さんを連れて来場するなど賑やかなひと時を過ごしました。
ということで、コソコソ計画は頓挫しました。
(七つ目)
銀座をコソコソ(?)と後にして、一路恵比寿へ向かい中西俊貴氏の写真展へ向かいました。
Nu氏から会場が分かりづらかった、と聞いていたので心配していたのですが、会場前で本当にここで良いのか不安になり、数分間いり口で逡巡してしまいました。
既に、ファンミーティングが始まっていて、着くやいなや迎え酒・・・もといWelcome Drinkのおもてなしがあり、テーブル近くに陣取り楽しいトークを聞きながらワインをグビグビ...
最後にわかったのですが、おもてなししていただいたのは中西氏の奥方、そして会場をウロチョ...じゃない、元気よく遊んでいたのはお子さん達でした。
いやぁ~汗焦...
Canon archivesでの夜明け前から夜更けまで毎日撮影は本当ですか、と伺ったら「本当です」というお言葉。
テレビは演出が多分に入る(と秦さんも話していた)ので疑い半分でしたが、本当でしたか...
ついでに、LAメタルファンっぽいこともわかってきました(三村さんの方かな)。
車内ではヘッドバンギングしながら、移動しているのでしょうか。
しばらくして、銀座のギャラリーにいたMa氏、Na氏、Ni氏など来場して、一層賑やかに...
写真集は、CANONのCMYではなくRGBでの印刷ができるという新しいプリンタで印刷された作品で見ごたえがありました。
もちろんDESIGNというタイトル通り、三村氏の作品選びとレイアウトは参考になりました。
最後にお土産までいただき、帰りにMa氏の罠にハマり、楽しいひと時を過ごして夢見心地での帰宅となりました。
おかげで、翌朝はとても頭が痛い...
  • 中西敏貴写真展:Design
  • 会場:弘重ギャラリー
  • 会期:2017年8月29日(火)~9月3日(日)