三連休を利用して、久しぶりに北八ヶ岳へ撮影山行に行きました。
ここ何年か、大体海の日に山に行くと大荒れの天気になります。
このブログで調べてみたら、
- 2009年 白駒池:暴風、ガス
- 2010年 白馬岳:まぁまぁ好天
- 2011年 白馬大池:まぁまぁ好天
- 2012年 硫黄岳:悪天候
- 2013年 唐松岳:悪天候、ガス
- 2014年 悪天候が予想され山行中止
でした。
ブログに載せていない、土砂降りの涸沢往復もありました。
今回は北八ヶ岳で、しかも初心者ルートで日帰りもできる、というところを選び、酒満載で意気揚々と出かけたのです。
天気は、ちょっと不安なところがありますが、ダメなら幕営場周辺で撮影すればいいや、と考えていたのです。
登山口へ着いて、先にピークを踏んでおこうと稜線ルートを選んだのが悪かった...
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苔むす山路 (このあと半べそ状態に...) |
途中からは暴風雨となり、カッパが役に立たないほどです。
山頂まで半べそ状態で登り、そこから道標でルートを確認したのですがミスりました。
全然違うルートへ下りてしまい、心が折れました。
既に登り返す気力は残っていません。
地図で確認して、反対方向ですが翌日車へ戻れるルートを探し幕営しました。
全身びしょ濡れで、テントの中でガタガタ震えながら呑むビールの美味しいこと...
この時は、冷えていなくてよかったと思いました。
翌朝、きれいな朝焼けを見ながら車へと戻るため高原の山道をトボトボと歩いていきます。
途中、こんな場所があったのか!と発見があったのは収穫でした。
ルートミスは手痛かったのですが、何度か歩いてみようと思っていたルートをまとめて歩けたので、まぁ良しとしましょう。
ここは天候に影響されないポイントですし、来年は絶対に撮影に来ようと思いカレンダーに入れました。
再び稜線に上がり、やっと折れた心がシャキッとしてモヤモヤがとれてきたのですが、稜線に上がると再び強風とガスでモヤモヤです。
こりゃダメだ、と撮影は諦め、車へと戻りました。
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シャクナゲ咲く丘 |
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ほとりに咲く(ミヤマゼンコ) |
このルートはゴーロ(*1)状態が多く歩きにくくて何度かコケましたが、無事に車に戻れました。
(*1 ゴーロ:大きめの石がゴロゴロした河原のこと。)
温泉に入ってサッパリしたら、外は雨...
あと30~40分も遅かったら、雨の中の下山になっていました。
帰り道の山を見ると、稜線は雲に覆われています。下山して正解でした。
帰宅して車を降りた時は、クーラが効いた車に戻りたくなるほどの蒸し暑さ...
汗をかきながら荷物を片付けて、ヤレヤレです。