2017-01-29

梅は咲いたか~♪桜は~...咲いたよ!

カメラの操作方法も覚えずに、実戦投入するお馬鹿なことをしてしまい、反省を兼ねて持っているレンズを使いながら撮影して操作を覚えようと、いつもの公園へ遊びに行きました。
ここ数日の暖かさで枝垂もポツポツ咲き始め、殺風景な公園が華やかな印象に変わってきました。
マクロを忘れたのは、ちと痛いのですが何とか持ってきたレンズで創作してみました。
パンフォーカスな作品は、公園という場所柄なかなか撮れません。
どうしても、寄り気味な作品が多くなります。
白加賀も咲き始めたので、今年は早いのかなぁ。
蝋梅も香り豊かで蕾もあり、しばらく楽しめそうです。
さて東京でも、桜が咲きました。
もちろん、染井吉野ではありません。
数輪ですが、可愛い綺麗な花です。
春よ来い!
華やぎ
ぽつりと
香り漂う中で
サクラサク

2017-01-28

寒波過ぎて

当初、軽く山歩きを入れた撮影を考えていましたが、寒波が緩み冷え込みが厳しくなくなったため、想定した情景にはならないと判断し、いつもの朝靄狙いの撮影に切り替えました。
今回は、写団薬師多摩教室のTsuR氏が同行してくれました。
ここも冷え込みがゆるく、かつ風もややあるため朝靄が出るか判断がつきません。
そこで朝靄を前提とした情景ではなく、靄が出ればラッキーだけど無くても良さそうなポイントを探しました。
有名な撮影ポイントですが、寄る撮影していたのは我々だけです。
まずは、新たに加わったカメラで撮影しますが、あれれぇ~、操作がうまくいかないぞ~。
高感度のノイズを調べるために、何もしないで何カットか撮影しました。
さすがにISO3200はNoisyですが、遊ぶには使えそうです。
星空に浮かぶ
1時間ちょっとでしょうか。
風も強くなって寒くなってきたこともあり、仮眠をとるために車に戻りトイレ近くのポイントへ移動しました。
翌朝、やはり靄が立つ様子はありません。
風はないのですが、気温が高め、というのが影響しているのでしょうか。
昨晩のポイントへ移動し撮影していると、続々とカメラマンがやってきました。
少し靄が立ちましたが、直ぐに消えてしまい残念でした。
慣れないカメラで撮影し、日が高くなってから引き上げました。
夜明け前
ふわり
帰り道、野鳥のポイントに行きましたが、今日はカメラマンも少なく不調な様子でした。
また今度ですね。

2017-01-26

遂に来た!

年明け早々の撮影で、愛機NIKON D300が撮影中に破損し修理に出したところ修理不可能ということで戻ってきました。
NIKON D40xで撮影していたのですが、作品作りという点では物足りなさがあったため代替機を探していました。
で、ポチっちゃったのですが、本日手元に届きました。
操作が大分異なるので、悩みながらいじっていますが基本的な撮影機能はおさえました。
週末は、早速実戦投入です。
なお、D40xの総レリーズ回数は1,230回、D300のレリーズ回数は93,793回、新規購入したカメラは4,458回でした。
カメラ店での購入を検討していたところ、個人売買サービスで良さそうな物件が出てきたので購入しました。
初めて個人売買サービスを使い不安がありましたが、美品とも言える機材を手にできたので満足です。
正直、コンポジット撮影やバルブ撮影はシャッターやセンサーに良くないので、見た目綺麗でもレリーズ回数が半端ないのもありそうと心配していました。
出費は痛いですが、良い機会なので。
でも、このタイミングでP社からKPが出るなんてタイミング悪すぎですわ。


2017-01-22

冬薫に誘われて

午前中は自治会の仕事があり、午後から撮影に出かけてみました。
少し風が出てきたのでどうかな、と思いましたが、風よりも人がすごかった...
いつもは朝行くので駐車場はガラガラなのですが、満杯状態でどうしたもんじゃろのぉ~という印象です。
年明けに、車での撮影には背負型から肩掛けにカメラバックを変更し、その試行錯誤をしています。
普通のバックにインナーケースで対応していますが、そのインナーケースの大きさの判断がつかず、まだ悩んでいる状態です。
撮影は、気になる雛曇(梅の種類)から始め、梅を撮影してから太陽の位置がよくなる頃に蝋梅を撮影しに行きました。
修理から戻ったTAMRONだけでなく、他のレンズも使いながらの撮影です。
でも、TAMRONをつけていると、ついついレンズ交換しなくなってしまうので、積極的にレンズ交換するようにしています。
寒風にゆれる
人気者
冬薫に誘われて
冬の煌めき

2017-01-21

ぽかぽか陽気に誘われて

昨晩からの雪を少し期待したのですが、結局雨になってしまい遠出を中止して近場での撮影にしました。
修理から戻ってきた、TAMRON AF18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC LD Aspherical [IF] MACRO (Model B003)の試し撃ちです。
筐体はガタがあるし、AFはジ~コ~いって合わないし、-10度くらいになるとピントが合わなくなるし、と書くとほんとに悪いレンズに思えますが、これほど融通の効くレンズはありません。
一度本体につけてしまうと、広角からマクロまでカバーしてくれるのでレンズ交換を忘れてしまいます。
実際、今日は1本で撮影が終わってしまいました。
ゴミはなくなり、調整されたズームリングやピントリングはスムーズです。
風が強くなってきたので、2時間ほどで引き上げました。
八重以外の白梅も色々咲き始め、明日も撮影に行こうかと思っています。

帰りに、現像依頼したポジの引取りに行きました。
すると、下取りセール中です。
壊れたカメラでも、1万円で引き取ってくれるとか。
お!
単純にカメラがあれば、1万円値引き、ということです。
中古で探していたけど、これなら何とか手が届きそうだ。
いや、完全に予算オーバーだよ~。
無理すると、撮影にいけなくなるしなぁ...
予備バッテリーやレリーズも買わないといけないし...
でも普通なら下取りしてくれないカメラが、1万円だし...
と、頭の中はグ~ルグル。
2月初旬にイベントを予定しているので、来週中に決めようと思っています。
冬うらら
輝薫
仲良し
冬香


2017-01-20

レンズ復活

年始、撮影中に破損したレンズが、修理から戻ってきました。
Tamronの古い横着レンズなのですが、意外と便利で重宝しています。
壊れた状況
根本がポッキリ、逝ってしまいました。
なので、現場ではカメラの近くにレンズが転がっていたという状況で、唖然呆然という感じでした。
タムロンのSCに持ち込み、予定通りの期間で戻ってきました。
中にゴミが多数あったのも綺麗になり、まだまだ使ってあげないと、という感じです。
明日、試し打ちに行こうと思っています。

2017-01-15

写真展2つ: 第9回美瑛会ファミリー & 林惣一写真展:こころ葉

昨日(1/14)の午後に、第9回美瑛会ファミリー+北の大地写真展を観覧しました。
こちら元写団薬師多摩教室のSuさん、現写団薬師多摩教室のDoさんが出展されていて、北海道らしい作品が展示されています。
この展示では、北海道での話題として、例えば普通の眼鏡だと冬の寒さで割れてしまうので、冬季用眼鏡が販売されている、というジョークを真に受けて注文した、という話や、方言にまつわる話などが紹介されています。

  • 第9回美瑛会ファミリー+北の大地写真展
  • 会期: 2017年1月4日(水)~1月18日(水)
  • 会場: 富士フォトギャラリー調布


本日(1/15)に、壊れて修理不能となったNikon D300を引き取るのと合わせて、写団薬師講師 林惣一氏の写真展「こころ葉…水の旅…」を観覧しました。
林さんの隙がなく落ち着いた作品は心動かされます。
どうしても感動・印象的な作品をと思って撮らされてしまいます。
そこを撮らされずに絶妙な光と影の使い方で、とても勉強になりました。

  • 林惣一写真展: こころ葉・・・水の旅・・・
  • 会期: 2017年1月13日(金)~1月19日(木)
  • 会場: 富士フィルムフォトサロン東京 スペース1
ギャラリートーク開催
熱意こもるトーク
林氏、石川編集長、萩原(史)氏とご一緒に


スペース2では、建コン フォト大賞作品展、写真歴史博物館規格写真展では、入江泰吉氏の写真展が開催されていました。
こちらは、3月22日まで開催されています。
また、Xギャラリーには、岡本洋子氏の作品が4点飾られていました。
おそらく、昨年の雨氷だと思いますが、2点展示されていました。
こちらは、定期的に変わると思いますので、ご覧になりたい方はお早めに。


2017-01-14

朝靄から鳥撮り

今シーズン一番の冷え込みということで、風も弱く朝靄が期待できそうだったので、少しばかり遠出して車中泊撮影に行きました。
カメラが故障中なので、ディジタルはNikon D40xです。
満月に近い明るい空では、星も殆ど見えずバルブ撮影する気にならなかったのと、出掛けにミスって到着が遅くなったので一人宴会して早々に寝ました。
夜中に何度か起きたのですが、とてもモヤが出る雰囲気ではありません。
これは期待できないと、ふて寝を決め込んでいました。
明け方、のんびり目を覚ますと弱いですが川霧が立っています。
日の出が近づくにつれて、靄が濃くなっていきます。
慌てて準備して、ポイントを探し準備しました。
正直、ディジタルとポジの2台体制は、構図に集中できず良くない気がしました。
結局、ポジに集中して、一通り撮影してからディジタルに切り替えました。
寒空の中
何時間もかけて来たのに、わずか30分でイベントは終わってしまいました。
足元の風景でも撮影しながら帰ろうかと車に戻り始めたところ、何やら大きな鳥が悠々と飛んでいます。
鳶かな?
と思ったのですが、よく見たらフクロウでした。
こんな事は初めてです。
酉年ですし、フクロウは「福朗」「不苦労」「福籠」など縁起の良い鳥でもあります。
思わずレンズを向けますが、そもそもD40xで撮影するには無理があります。
ボケボケ連発で終わりました。
車に戻り、朝食の準備をしていたら、鳥狙いのバズーカ構えたカメラマンから色々と教えてもらいました。
すると、我々の近くを飛ぶフクロウが...
その方も、こんなことは珍しい、とレンズを向けて撮影します。
まだ子供ではないか、ということです。
私も、レンズを換えて撮影しますが、慣れないことはするもんじゃない...
ボケボケ連発でした。
それでも、幾つか何とか見られるものもあったので、今回はトリミングしまくったものを載せます。
悠々と

後ろ姿はピンバッチリ!

狙い定めて

はばたき

悠々と2

悠々と3

獲物を探す

朝食中

一休み


2017-01-09

雨上がりの朝

8日の寒波で、交通事故などの影響がありました。
東京は雨模様となり、雪にはなりませんでした。
これはこれで少し残念な気もしますが、雪が降れば都内でも事故が発生したことでしょう。
さて昨日はカメラのご機嫌が悪くなり電源が入らず、途中で帰宅を余儀なくなされました。
今朝確認すると、電源は入ります。
お昼頃から晴れる予報ですが、雨上がりの蝋梅や梅を狙おうと出かけてみました。
しっとりとした感じが残っていて、カメラのご機嫌が悪くならない内に撮影を済ませないといけません。
昨日、ロケハンして雰囲気はわかっているので、効率よく撮影していきます。
結局、最後まで撮影することができました。
やれやれです。
NIKON D40xのマニュアルフォーカスは大変ですが、まだまだ使えますね。
散歩道
甘い香りによせられて
雨上がりの朝に
可憐
名残黄葉

2017-01-08

冬の薫り

しばらく使っていなかったNIKON D40xは、電源が入ったり入らなかったりと不安定のため、撮影に行くのに躊躇してしまいます。
それでもロケハンついでにと、蝋梅や早咲きの梅を目当てに撮影に出かけてみました。
AF3点、ライブビューなしでは、ピントが合わせにくく辛いものがあります。
持ってきたレンズは全てマニュアルなので、一苦労です。
#あ、1本はモーターついてたかな。
早咲きの梅を撮影後に蝋梅に近づくと、甘い香りの中で寒さを忘れてしまうほどです。
しかし撮影中に電源が入らなくなり、1時間ほどで帰ることに。
途中、何度もスイッチを入れたりしましたが、ダメでした。
福寿草や水仙も撮りたかったのに~。
でも、やはり法則は正しかったようです。
帰宅したら、すんなり電源が入りました。
今晩からの雨は多摩地方は雪にはならないようですが、午後に晴れ間が見えるようなので懲りずに撮影に行ってみようと思います。
寒風の中で
真冬の華
冬の薫り
可憐 (八重寒紅)

2017-01-07

大集結!?

初めて購入したデジ一のNIKON D40xを久しぶりに出し、バッテリを少し充電してスイッチを入れました。
ん、とも、すん、ともいいません。
電源が入りません...
これは、充電が不足しているからだろうと思い、ちゃんと充電しても、やはり電源が入りません。
今朝は川霧が立つ好条件と予測していたのですが、これでは撮影が難しい状況になってきました。

そろそろ本格的に機種変を視野に入れないといけないのですが、どれが良いのか一晩中調べたり考えていたりしている内に、朝になってしまいました。
あと30分ほどで、撮影に行く時間になります。
ダメ元でD40xのスイッチを入れると、あれ、電源が入りました。
シャッターもおります。
『撮影に行ける!』

現地に向かうと、既に多くの車が駐車していて、遠目からも川霧が立っているのが判りました。
今日は期待できそうです。
車を降りると、後ろに写団薬師多摩教室のTsuR氏がやってきました。
新年の挨拶をして、一緒にポイントへ向かいます。
すると、写団薬師東京教室のK嬢も来ているとか。
撮影の準備をしていると、写団薬師多摩教室のTsuY氏が来て、主宰 前川先生も撮影に来るとか。
おやおや、大集結ですね。
撮影していると、写友のNa氏も来ていました。

D40xは、電源が入ったり入らなかったりで不安定で、結局太陽が顔を出した一番良いときには電源が入りませんでした。
撮影は、フィルムが残っていた35mmで撮影し、事なきを得ました。
前回のも含めて、本日現像に出そうと思います。
川霧あふれ
煙る川



2017-01-06

写真展: CREATE2017新春山岳写真展~大山行男写真展「富士森羅万象」~第38回紅陽会写真展「富士」

壊れてしまったレンズ、壊れてはいないけど修理が必要なカメラを抱えてサービスセンターへ行ってきました。
せっかく出かけるので、開催している写真展に行ってきました。
新年を迎えたこともあり、富士山の写真展が多いですね。
まずは、レンズのサービスセンターへ行きました。
壊れたレンズは、TAMRONの横着レンズです。
横着レンズらしく、マクロまでこなす守備範囲の広い使い勝手の良いレンズです。
以前は銀座だった気がしたのですが、上野にサービスセンターがありました。
大変ショックな状況ですが、と前置きしたのですが、受付の女性は
「あぁ」
の一言と、
「これなら、概算***円くらいですね」
と優しく修理可能なこと、それほど高くならないこと、を教えてくれました。
途中、「修理不能です」と言われたらどうしようかと思いましたが...
もしかして、同じような破損が多いのかなぁ。
とりあえず見積もりを出してもらい、修理をお願いしました。

続いて、富士フォトギャラリー銀座で開催されている「CREATE2017新春山岳写真展」を観覧しに行きました。
写友(と思っている)のN氏から公募で選ばれたと連絡を受けました。
N氏は、チャンスを活かして素晴らしい作品を作る山岳写真家で、いつも刺激をいただいています。
今回も滅多にない、一期一会をものにした素晴らしい作品で、私も今年はこういう作品を作りたいと思いました。
N氏の他にも選ばれた作品は素晴らしいものばかりで、勉強になりました。
1月12日までです。
CREATE 2017新春山岳写真展



続いて、カメラの修理です。
ニコン新宿サービスセンターは激混みだったと、写友から昨日報告を受けましたが本日はガラガラでした。
ただ、センサークリーニングなどセンターで対応できる修理は4時間待ちという状態でした。
NIKON D300を見てもらったところ、開口一番
「このカメラ、修理不能です」
と言われてしまいました。
まだ発売から10年経っていませんが、もう修理対応できないとは...
おい、どんな古いカメラでも修理する、というニコン魂はどうした?
部品がないなんて...
とりあえず、修理可能かもしれないので預かってもらいました。
ん~...写悪友の「買い替えじゃない」の一言が頭をよぎりました。
タイミングは悪いのですが、それも視野に考えないと...

重い足取りで、リコーイメージングスクエア新宿で開催されている大山氏の写真展に行きました。
さすが大山氏です。
記念写真ではない富士の躍動感を捉えた作品がならび、先ほどの失意を癒やしてくれました。
でも、帰りにK70を触ってしまいましたけど...
大山行男写真展: 富士森羅万象
最後に、紅陽会の写真展に行きました。
こちらは、移転したオリンパスギャラリーでの開催で、移転後は初めてです。
リコーイメージングスクエア新宿の道向いで、写真展巡りが便利になりました。
紅陽会写真展: 富士
こちら、入口に飾られている作品が面白いですね。
昭和32年の作品ということで、散歩している地元の方を捉えているのですが、散歩に連れているのが牛と羊なんです。
貴重な記録でもあり、良い作品でした。

さて心配していたレンズよりも、カメラの修理に問題があったとは...
どうなることか、来週には回答が出ると思います。

2017-01-04

さよなら2016年、ようこそ2017年

久しぶりに年末または年始を山で過ごせるかもしれない、ということで、気象情報とにらめっこしながら場所や日程を調整しながらの年末となりました。
年末に山に入ろうと思っていましたが、天候が今ひとつと判断し年始にしました。
その代わりに、例年なら冬期通行止めとなる高ボッチ高原に撮り納めに行くことにしました。
実は、通行止めになっていても来るつもりではいたのです。
既に情報が拡散され、展望台駐車場などあちこちに車が停まっています。
SNSに投稿しましたが、辟易したのは夜中に暖をとるためにエンジンをかけっぱなしている車の多いことです。
寒いなら、来ないで下さい。
「自然破壊風景写真家」と投稿しましたが、2:00~3:00に来てエンジンかけっぱなしで「綺麗だね~」「すごいね~」と騒ぐ観光客も少なくありませんでした。
これなら、冬期通行止めのままの方が良かったと思います。

霧氷は今ひとつで期待したほどではありませんでしたが、初積雪期高ボッチ高原に来た私には僅かな霧氷でも嬉しいものです。
暮れゆく
さよなら2016年の北アルプス
気温は低く風も穏やかで、とても撮影するのに良い条件でした。
夜は、とても冷え込んでお酒がすすみ、持ってきた日本酒は全て熱燗に消えてしまいました。
あまりに冷え込みすぎたのか、カセットコンロ用ボンベでは十分な火力が得られず、結構な燃料消費となってしまいました。
真夜中も雲一つない綺麗な星空が楽しめ、一晩中バルブ撮影やコンポジット撮影を楽しみました。
明け方になり、富士山を撮るか北アルプスを撮るか、御嶽山か乗鞍か、色々と迷いながら楽しい朝を過ごしました。
何となく様子がわかったので、冬期通行止めになっても撮影に来た際の雰囲気は掴めました。
2016年最後の朝
年が明けて、寝正月を過ごしてからの1月4日。
日程の関係もあり当初予定していたエリアを中止して、夜行日帰りで撮影できる入笠山へ行くことにしました。
ここは、無雪期には手軽に高山ハイキングを楽しめるエリアです。
過去バイクツーリングでテント泊して、黒部ダムのバス運転手という方のご家族と焚き火を楽しみました。
おそらく現在は焚き火禁止だと思いますが、当時は薪も小屋で売っていたようです。
この林道で牛に囲まれ動けなくなったり、ベーパーロック現象になり焦ったりしたことがある思い出深い地です。
でも入笠山には登っておらず、実は初なのです。
日付が変わる少し前に登り始め、コースタイムよりも30分ほどオーバーして山頂に到着しました。
なお夜中の登山は、初心者は絶対に避けて下さい。
特に低山はルートが錯綜している箇所が多く、ヘッドランプだけだと間違えやすいのです。
気温は低いのですが、山頂直下の樹林帯は風も穏やかで満点の星の下、カメラをセットして撮影に望みました。
ディジタルとポジ、二台(三脚も二台、いやぁ重かった)をセットして臨みました。
幻想的な八ヶ岳
3:00過ぎになり、雲が出始めたため撮影を中止するか悩みました。
ここで止めておけば良かったのですが、初の山ということもあり欲が出たのでしょう。
明るくなるまで撮影してみようと、カメラをセットして待ちました。
風が出てきたので用心はしていたのですが。
何やら、山頂から人の声が聞こえてきました。
『日の出までには時間があるけど、誰か登ってきたのかな』
レンズに光が入るといけないので、撮影の協力をお願いしようと山頂に行くとカメラの影がありません。
『?!』
無残な姿が、山頂に横たわっていました。
そうです。
三脚が倒れてしまい、レンズが折れて転がっていました。
もしかしたら、あの声は知らせてくれたのかもしれません。
カメラは動いたので撮影できそうですし、ポジのカメラは問題ないので撮影は続行できます。
ですが、これは「帰れ」という啓示ではないかと考え、日の出まで1時間でしたが下りることにしました。
帰路のこともありますし、もしかしたら家族、友人に何かあるのかもしれません(なお、会社には既に色々起きています)。
少し幻想的な朝となり、もったいなかったかな、と思いましたが、また撮影に来れば良いと考えて怪我なく事故なく帰宅することだけを考えて下山しました。
結局、何度かコケて擦りむきましたが、大きな怪我もなく無事に下山しました。

さて、カメラはどうなるのか、レンズは元通りになるのか...
まずは、サービスセンターに持ち込んでみます。