一昨年、昨年と続けて一ノ倉沢に入って、撮影に行っています。
2017年
紅葉ハイキングと光芒撮影
2016年
谷川・一ノ倉紅葉撮影ドライブ
今年は色々と紅葉の悪い話を聞きますが、私は良いのではないかと思っています。
これまでだとビバークしながらの撮影でしたが、1時間とはいえ生活道具を持って行って(干したり洗ったり)後片付けも面倒なので、今回は撮影機材だけでアプローチしました。
夜中に着いて、そのまま撮影に行こうかと思いましたが、晴れ間が見えるものの雲が多く、少し仮眠していたら雨も降ってきました。
これは星景撮影のリスクが大きいと判断し、夜明け前に沢に入りました。
自転車でアプローチする人もいて途中抜かれてしまいましたが、撮影に入ったのは一番手で、薄暗い中での撮影をはじめました。
すぐに何人かのカメラマンがやってきて、地元のカメラマンという方から話を聞くと昨日降雪があったそうで、確認すると岩壁に雪がついています。
そして紅葉も見事で、ちょうどピークを迎えた印象があります。
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荘厳 |
東の空の雲も厚く、光が入るのは難しそうです。
ですが、これだけ紅葉が良いので入山許可が不要な場所まで入ってみました。
そうそう今年は入山許可申請を出したのが遅く、間に合いませんでした。
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魅惑の滝 |
小雨もぱらつく中、ハイキングがてら午前いっぱい撮影してみました
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錦繍の山肌 |
さすがに眠くなってきたので車に戻り、道の駅近くのスーパーで買い出しして一人宴会しながら横になったら、すぐに寝てしまいました。
夕方目を覚ますと、まだ雲が少し残っていました。
まだ場所の移動には十分間に合うので、夜中になって再び外を見るときれいな星空が広がっています。
少し雲もありますが、これなら大丈夫そうです。
丑三つ時、月明りで岩壁が浮かび上がりつつ星空が良い好条件の中、一人寂しく撮影をはじめました。
初めて、レンズヒーターを使ってみました。
こんなにぬるく温まっているのかわからないのですが効果はあったようで、バッテリが切れた途端にレンズが曇ってしまいました。
スマホ充電にバッテリを使ってしまったのが原因ですが、日の出後の撮影でもレンズが曇ってしまったので、まだまだ課題が多いです。
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夜明け |
太陽は出たものの、近くで撮影していたカメラマンと快晴は快晴でつまらないと贅沢をいいながらも互いに満足し、私は写友たちの写真展に向かうため一ノ倉を後にしました。
ぼやき:
撮影に来ていて色々確認したいのは分かるけど、三脚立てて人が立っているところや周囲をライトで照らすのは止めて欲しいなぁ。
ポジだったら怒鳴られるよ (というか、あまりにひどかったので小さな声で怒鳴ってしまった)。
あと登攀者が寝ているので、声とか音は注意してあげないと...