猛暑が続く中、夏季休暇を使って昨年Team Champions Cup (TCC) 2023でお世話になった飛騨高山へ行くことにしました。
心配していた天気はまずまずだったものの、期待していた光芒は僅かに出ただけでした。
気温15度で、半袖では寒いくらいでした。
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涼し気な流れ |
シシウドが咲いていたので、昨年撮影したポイントでも咲いているかもと、移動することにしました。
残念なことに、シシウドは咲いておらず環境省指定特定外来生物のオオハンゴウソウの群生が、そこかしこに見られました。
かなり繁殖力が強いようで、いずれ在来植物を駆逐してしまうのではないでしょうか。
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環境省指定特定外来生物 |
ここで引き返せばよかったのですが、先の状況が気になり林道に入ってしまいました。
これがいけなかった・・・
途中で落石が多くなり、嫌な予感もあり気をつけながら運転したのですが、もうすぐ林道出口で気が緩んだのか、『ゴン!』と嫌な音が車内に響きました。
国道が見える頃にはハンドルの感触が明らかにおかしくなり、路側帯に止めると前輪がパンクしていました。
おそらく無駄だろうなと思いつつパンク修理キットを使ってみましたが、案の定全く役に立ちません。
保険会社のロードサービスを依頼すると、法律でレッカーに人は乗せられないので、自力で移動してくださいとのこと(電話がつながるところに出られて良かった・・・)。
最寄り(と言っても結構離れている)のディーラーはお休み、20Km以上離れた高山のオートバックスには連絡が取れず、途方に暮れてしまいました。
しばらくして、再びオートバックスに連絡すると電話が繋がり、タイヤもあり交換可能とのことで、修理をお願いしました。
レッカー会社から連絡があり、オートバックスへのレッカーを依頼、あとは自分が移動するだけです。
飛騨のタクシー会社に電話をすると、二つ返事で配車してもらえました。
不幸中の幸で、無事オートバックスでタイヤ交換でき、再び撮影取材を続けられることになりました。
タクシー運転手の方に伺ったところ、高山は観光客への対応でタクシーの配車が難しく、確保が困難とのことで、これも不幸中の幸いでした。
流石に撮影を続ける気力はなく入浴と買い出しをして、標高の高いところで仮眠するため移動しました。
TCC2023で色々とお世話になった方と連絡が取れ、翌日の撮影に同行させていただくことになりました。
翌朝、生憎の天気で光芒が期待できそうもないため、渓流と滝の撮影に行くことになり、色々と教えてもらいながら撮影を楽しめました。
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近づく秋の足跡 |
渓流での撮影を終えて、TCC2024の会場となる滋賀へロケハンに行くことにしました。
途中で有名な『名もなき池(モネの池)』へ、寄ってみることにしました。
駐車場は大混雑で、池の周囲は人・人・人。
暑くて倒れそうになりながら、先日調達したレンズの試撮を楽しみました。
横着レンズは、やっぱり便利ですね。
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鯉も日陰に逃げ込む |
離れた駐車場に戻る頃にはヘロヘロになっていて、飲み物も底をつき、まずは滋賀に向かう途中でスーパーに立ち寄り、アルコールを含む飲み物を調達し琵琶湖へ向かいました。
夕暮れ時に琵琶湖畔での撮影ポイントに行ってみたものの、夕焼けにならず構図も今ひとつな印象だったので、そのまま移動して食料を調達にスーパーへ。
鱧の湯引きがあったのは、さすが関西ですね。
つまみに調達し、琵琶湖畔で仮眠しました。
気になっていたポイントで撮影しようと夜中に移動して、明るくなるのを待ちました。
空には厚い雲があり、朝焼けは期待できそうもありません。
薄明るくなる頃から日の出まで撮影し、移動しながら集落を撮影して有名な白髪神社の湖中大鳥居の撮影を楽しみました。
この頃には、雲も取れ始め暑くなり、とても撮影できる状況ではなくなってきたので、お土産を買って取材を切り上げることにしました。
猛暑の中での日中取材は無理ですね。
移動途中で気になっていたところをロケハンして、帰宅となりました。
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今日も猛暑 |