2007-06-26

甘利山のレンゲツツジと猿橋

6月23日~24日、ほぼ恒例になりつつある甘利山レンゲツツジを撮影に行った。
今回は、家内の都合がついたので、土曜の昼(14:20)から慌しく、車で久しぶりのドライブに出掛けた。
急ぐ旅ではないのでR20をひた走るが、夕日が撮影したくて、やや焦り気味。
それでも、竜王で十分間に合う時間になり、甘利山駐車場には予定通り4時間行程の18:30前には到着できた。
まずは、夕食前に夕焼けを1枚。と思ったが、うまく撮れなかった。

一旦、駐車場に戻って夕食をとり、一休みしてからBulb撮影を東屋へ。
この甘利山は夜景の撮影ポイントでもあり、冬になると多くの写真家が訪れるらしい。
今日も、富士を撮影しに来た写真家が駐車場を埋めていた。中には、ウィークエンドBBQよろしく夜遅くまで盛り上がっていた。



翌朝、ちょっと寝過ごしてしまったが、いい夜明けを撮影できた。
富士写真会(だったかな?)他の人達曰く、「この梅雨時に富士山が見えるのは珍しい」とか、「こんないい夜明けが撮影できた時は、大地震が起きる」とか、色々。


この時期には本当に珍しく、三ツ峠、大菩薩、金峰・瑞牆山、八ヶ岳が、南アルプスは、笊ヶ岳、昨年登った千枚岳や聖岳まで一望できた。
また、今年は例年に無くレンゲツツジが咲いていて、当たり年ということだ。


帰り道、観光バスが登ってくる頃に帰路についた。
途中、雨が降り始めたが、せっかくだし猿橋に寄ってみることにした。
猿橋は、紫陽花が見事で、丁度いい感じで雨が降っていて雰囲気をかもしだしていた。

2007-06-09

東村山 北山公園の花菖蒲

8日、会社が休日なので、狭山丘陵にある八国緑地を背景に170種10万株が植えられている、というので見に行ってきた。
写真教室に通っている家内が前日に行って、綺麗だったということもある。

わかりにくい西武遊園地周辺をウロウロして、やっとたどり着いた。
もちろん、帰りも狭い道路をウネウネと彷徨っていたら、新青梅街道にヒョッコリ出て、無事帰宅できた。

家内が、多重露出を教えてもらい面白い写真を撮っていたので、私も挑戦してみた。
D40xD80は多重露出(同じコマに複数回シャッターを切る)機能は無く、画像合成をすることで同様のことが出来るようになっている。
もっとも、画像編集ソフトを使えば同じことはできるようですが...高いんだよねぇ、ソフトが...

今回、購入したフィルター(PLフィルターとNDフィルター)を試してみました。
NDはあまり使わなかったけど、PL(偏向)は色々試してみました。
まだ、効果的な使い方がわかっていないけど、雰囲気はつかめるようになったかな。



2007-06-03

武蔵国府遺跡調査説明会

柳沢峠から戻り、簡単に昼食をとって、午後から開催される遺跡調査説明会に参加した。
会社の南側空き地を発掘調査していて、一定の成果が出たので、その報告ということらしい。
もう、この土地に入ることもないし、工事が始まれば、そこから見る景色も無くなるだろう、と思って参加した。

面白かったのは、出土した器を説明してくれた人の話だ。
器は昔は底が深かった。
何故かと言えば、皿に料理をのせて皆で取り分けたので、底を深くする必要がある。
しかし、現代では個別に分けてしまうので、深皿が必要なくなり、西洋的な浅めの皿が増えてきた、というのだ。
なるほど。
他にも、この土地の云われ、など推測の域は出ないが、なかなか興味深い話が聞けた。

柳沢峠

ツツジが群生しているというので、偵察がてら金曜の夜から出掛けた。
先週末の風邪が抜けなくて、鼻と喉が調子悪い。
熱は無いようなので大丈夫だろうと、バイクに荷物を積んで、いざ出発!

順調にR20を飛ばすが、雲行きが怪しい。
案の定、大月あたりで雨が落ちてきた。
気温も下がってきて、風邪気味の体にはこたえる。

当初、塩山か大菩薩近辺で野宿と考えていたが、耐え切れず笹子トンネル先の道の駅「甲斐大和」で寝ることにする。ということで、笹子トンネルの手前にあるファミマに初めて入り、食料などを調達した。
ここは、21:45頃になると照明が落ちる。R20側の駐車場には、結構車が多くうるさい。
裏手にある駐車場は車が少なく、静かな夜を過ごせる。

翌朝、3:00過ぎに出発しR20から塩山を目指し、等々力交差点でR411に入る。
空が明るくなってくると、天候が全く良くないことが確認できた。
1時間ほどで柳沢峠の茶屋に到着すると、2台ほど車が止まっている。
当初、富士山の見晴らしが良い、ということで峠での借り物ズームレンズで撮影しようと思ったが、どうも無理らしい。
しばらく時間をつぶすが、何もすることが無いので、三窪高原へ登ってみることにする。

登り始めて、すぐに「熊注意」の看板が。
奥多摩もそうだけど、熊出没騒ぎが多いようだ。熊避け鈴の購入を検討しないといけないなぁ。

40分弱で柳沢ノ頭に出た。
その先が三窪高原なのだが、少し進んだところで藪からガサガサと音がして、登山道を黒いものが横切っていった。
「ウォッ!」
として数秒動きが止まり、とりあえずした事といえば、唯一音が出る携帯電話の着信音を鳴らすこと。
しばらくすると、「キュー、キュー」と低めの鳴き声が...
おそらく、鹿の警戒する鳴き声だろう。
熊の出現かとビビッたが、どうやら違うらしい。

東屋が見えると、三窪高原はすぐ先である。
三窪高原では、カメラマンが二人談笑していた。
仲間かと思ったら、どうやら違うらしい。
中版カメラのセミプロに近い人たちだ。レンゲツツジを入れて富士山を撮影しに来たという。
しかし、周囲は乳白色の世界で、いっこうに晴れそうに無い。
しばらく粘るが、晴れそうも無いので、帰ることにする。
元来た道をトレースする気はないので、東屋からR411へ出るルートを下る。
ものの30分で柳沢峠の茶屋に着いた。NTT局からだとかなり近いらしい。
R411をそのまま奥多摩へ。
途中、丹波渓谷で写真を撮れるかと思ったが、今ひとつなので止めて帰宅。
結局、バイクで走っただけに近い状態になってしまった。