柳沢峠から戻り、簡単に昼食をとって、午後から開催される遺跡調査説明会に参加した。
会社の南側空き地を発掘調査していて、一定の成果が出たので、その報告ということらしい。
もう、この土地に入ることもないし、工事が始まれば、そこから見る景色も無くなるだろう、と思って参加した。
面白かったのは、出土した器を説明してくれた人の話だ。
器は昔は底が深かった。
何故かと言えば、皿に料理をのせて皆で取り分けたので、底を深くする必要がある。
しかし、現代では個別に分けてしまうので、深皿が必要なくなり、西洋的な浅めの皿が増えてきた、というのだ。
なるほど。
他にも、この土地の云われ、など推測の域は出ないが、なかなか興味深い話が聞けた。
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