2011-10-29

写団薬師・多摩 10月教室

山には行きましたが,海にも川にも行かないまま,教室を迎えてしまいました.
さて,困った...
海・・・確かに,それらしい景色は"山"で見たなぁ・・・でへへ...

ということで,大きな河に見える雲海の写真を持ち込みました.
当然,新井先生からはN.G.が出て,OUT !
ですが,構図,山なみや雲のかかり方など,は問題ないというコメントでした(*^^)v
ただ,ちょっとモヤっているのが残念とのこと...orz
まぁ,レタッチしてクリアにすることは出来るんですが,あんまりやり過ぎてもねぇ...

自由作品は,デジタルでは難しいとの前川先生のコメントでした.
正直,自分でも難しいかな,と思った写真を持ち込みました.こうした方が,色々なコメントをもらえますし,勉強になるかなと思ったからです.
もっとも,自信がある写真を持ち込んで,ダメダメといわれると,ちょっとショックですけど...
それでも,甘々でしたが選んでいただけたので,少しは成長したのかなと思っています.

後,荷物担ぎならがの撮影は,やっぱり無理があるなと思いました.
ベース(となるテント)を張って,空荷で撮影に行かないと,集中できないですし,荷物の上げ下ろしが面倒になってきますしね.
これから,撮影山行は行程を考えないといけないな,と思っています.

なお,NIKON D800の発表は未定になったそうです.
というのも,D700の製造をタイで行っているので,D800もおそらくタイで行なっているのだろうとのこと.
洪水の影響で製造が停まっているので,今後の予定は未定とのことです.

2011-10-27

ニコンのレンズ型スピーカ (NIKON Lens Speaker)

NIKONのレンズを模擬したマグカップ(NIKON Lens mugs)が売れているそうですが,今度はスピーカが発売されました.eBayからです.


Nikon lens Micro SD TF Speaker USB Card speaker for MP3 MP4 I phone Notebook PC


レンズは, AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-EDを模擬したものでしょうか.
$19~$40くらいみたいです.
シルバー(Gray)バージョンもあるようです.

ところで,タイの洪水の影響か,NIKONの新製品の発表が遅れているようです.
キヤノンからは,売上げに影響があるとの発表がありましたが,5D Mark IIIの発表が近々あるようです.
NIKONからは,D800の発表があることは,かなりの確率で間違いないようですが,11月中旬頃にずれこむのでしょうか...

2011-10-23

岩谷 拓写真展「静の音色,豪の音色」

家内と,近くのショップでプリントしてもらったら,どうも印画紙の相性がわるいらしく,ちょっと満足が行く結果が出ませんでした.
そこで,富士フォトギャラリー調布でプリントしようということになりました.
USBメモリでデータを持っていったところ,メモリカードかCD-Rでないと受け付けてくれないようです. 残念!
SDカードでデータを持っていった家内はプリント手続きができました.次からは要注意ですね.

ついでといってはなんですが,写真展を見てきました.
Space 1 & 2は,Photo Station Club (PSC) と四季の合同展でした.原風景というよりは,風景を幅広く捉えた写真で,スナップに近い写真もありました.

もう一つのギャラリーで岩谷氏の滝写真の個展を展示があり,ご本人から直接お話を伺えました.
知っている滝もあれば,全く知らない素晴らしい滝もあり,マットプリントによる写真は,チョッと違う表現を見つけた,という印象でした.
撮影時の設定もありますが,プリント用紙によって印象がガラリと変ります.面白いです.

2011-10-22

某社CMを見て

小ネタです. 某社のCMを見ていて,気が付きました. プロのカメラマンを使っていて,最後に "趣味なら本気で..." 出ている人達は,プロカメラマンなんですが...

2011-10-21

久保田秀典写真展「東雲の里II」&全日本富士写真連盟「富嶽百景写真展」

今日は,会社が半日就業なので,午後は家内と写真展に行くことにしました.
と言っても,家内は他の写真展に行くということで,途中合流です.
久保田氏とお知り合いという写団薬師のO氏からのお誘いもありましたし,富嶽百景というのも気になっていました.
いざ向かってみると,まぁ富嶽百景は色々な富士山の表情を捉えています.ちょっと色がないな,という印象もありましたし,歩いていないな,という気もしました.特に定番の千枚岳からの富士が無かったのが気になりました.

続いて,久保田氏の写真展を見ました.
何でもない里山の風景ですが,見事風景として成立しています.某社主催の◯◯0人展で展示されていたプロカメラマンの里山風景とは,まるで違う写真です.とても参考に,そして勉強になりました.
なんでもない風景を,これでもかというくらい通われたのかな,という気がしました.
ちょっと行ったくらいで,良い写真を撮ろうなんて,甘いなぁと痛感しました.
ご本人らしき人がいてお話を伺いたかったのですが,どなたか熱心にお話されてて言葉をかわすことが出来なかったのが,少々心残りです.

久保田秀典写真展「東雲の里II」
10月21日(金)~27日(木)
富士フォトサロン東京

ついでに,大池散策で潰してしまった山靴を新規購入して帰りました.
シーズン終わりで在庫が少なく,サイズが今ひとつ心配ですが,どうせ4年位で履き潰してしまうので,それまでの我慢かなと.

手ぶれやピンぼけを補正する新たな技術

ますは,手ぶれから.補正といっても,撮影時の補正ではなく,撮影してからの補正です.
AdobeMAX 2011新たなフィルタの発表をしたそうです.
手ブレ補正をするフィルタだそうで,撮影画像からカメラがどう動いたのかを分析し,それを逆算することでシャープな画像にする,というものです.
百聞は一見にしかず,ということで,


を観ていただくのが良いのですが,画像がボケてて良くわかりません.ただ,1分20秒あたりから1分25秒あたりの会場の歓声からすると凄そうです.次期Photoshop CSに追加されるのでしょうか.

次は,ピンぼけを補正する技術です.
これは先の手ぶれ補正とは違って,撮影後にソフトウェアで補正するのではなく,その様なカメラで撮影して,後からソフトウェアでピント調整できるようになる,というものです.
Lytro社が開発したカメラで,f2.0レンズを搭載したカメラです.何となく試作品っぽいところが今ひとつなのですが,デモは面白いです.
どの様なカラクリか簡単に説明すると,メインのレンズとセンサとの間に,多数の小さなレンズを挟み,レンズに入る全ての光線の方向を記録するというものです.
そして,後からソフトウェアで特定の場所にピントを合わせた画像に処理するということです.
当然,オートフォーカスは要らないので,ピント合わせが不要になり撮影処理が早くできるそうです.
8倍ズームで内蔵ストレージが8GB(350枚)カメラのお値段は,$399からです.
なお,撮影した画像のピント合せのデモが体験できます.
どこでもピントが合わせられるか,というと,そうでもないようで,奥行き感のある写真(172とか)で確認してみてはいかがでしょうか

2011-10-19

Canon New DSLR "EOS-1D X"

Canonからは,予定通り新しいデジ一の発表がありました.
概ね,噂通りのスペックでしたね.値段も凄いんですけど...とっても手が出ません.
スペックの詳細は,
EOS-1D X
を参照するとして,NIKONはどうしたのでしょうか.
タイの洪水の影響でしょうか.チョット心配です.
ただ,新しいレンズや既存レンズがリフレッシュされたり,その点での充実を図っていますね.
来年のロンドン・オリンピックまでには発表があると思いますが...


2011-10-16

第22回日本写真作家協会会員展・第9回日本写真作家協会公募展

10/8~10/23まで,東京都写真美術館でJPA (Japan Photographers Association) の展示が開催されています.
初めて恵比寿ガーデンプレイスに行きましたが,ちょっと駅から遠いですね.
地下1階なので,階段で降りていったら,途中で"チケットは1F受付で"と貼り紙が・・・
『え゛!有料なの?』
とドキドキしながら会場に入ると,無料でした~ε-(´∀`*)

斬新な写真からオーソドックスな風景写真,ポートレート等々,普段は風景しか観に行かないので面白いです.

写団薬師のI氏も出展していて,和紙プリントの作品で目立ちます.
柔らかい作風で,とても和みます.
良い時間を過ごせました.

2011-10-15

Top League Pre-season Match (Brave Lupus v.s. Sungoliath)

本日,東芝府中工場のファミリーイベントが開催される予定でしたが,午前中は悪天候でイベントは中止となりました.ですが,プレシーズンマッチは開催されるということで,結構な人が集まりました.
会場に向かうと,既にヨネスケさんの饒舌な語りが始まっていました.

ゲストのヨネスケさん 2011.10.15 Pre-Season Match (Brave Lupus v.v.s. Sungoliath)

普段,風景しか撮っていないのですが,このプレシーズンマッチは選手と同じ高さで試合が見られるので迫力が違います.

オト選手への激しいタックル 2011.10.15 Pre-Season Match (Brave Lupus v.v.s. Sungoliath)
試合はプレシーズンマッチとは思えない試合で大変緊張感がありました.
ですが,どうもボールセービングが一歩上に見えたSungoliathに歩があり3トライ,Brave Lupusは1トライと惜敗という結果でした.

大野選手かな?激しいぶつかり合い 2011.10.15 Pre-Season Match (Brave Lupus v.v.s. Sungoliath)

40歳をこえる松田選手も頑張っていました.凄い身体能力ですね.

松田選手も頑張ってます 2011.10.15 Pre-Season Match (Brave Lupus v.v.s. Sungoliath)

さすがにプロのようなレンズはありませんから,croppingして多少補正もしています.
全て手持ちでしたが,マニュアル設定で撮影しました.
ショックだったのは,左下がりの写真が多かったこと.これ癖なんでしょうね.
他の写真はこちらから.画像をクリックするとWeb アルバムへ移動します.

ニコンとキヤノンの新しいデジ一 (NIKON New DSLR and CANON New DSLR)

連休辺りから情報が流れていたのですが,両社から新しいデジタル一眼レフカメラの発表があるようです.
まず,NIKONから.
どうやらD800が発表されるようです.
風景写真には最強となるカメラになりそうです.
噂では,
  • 発表は10月18日,発売は11月26日
  • 3,630万画素
  • 連写4コマ/秒(本体のみ),6コマ/秒(DX mode &バッテリーパック)
  • 1,920×1,080/30p Full HD
  • CF cardとSD cardのdualスロット
  • シャッター耐久性は20万回
  • ローパスフィルター無しの高解像度モデルが別途発売予定
  • ヘッドフォン端子装備,PCMレコーダー等の外部機器から音声入力
  • USB3.0対応
  • 86Kピクセル分割制御.AF,露出,WB等に対応.
  • 顔認識AF機能.
  • 大型液晶モニタ,明るさ自動調整,曇りが出にくい構造.
  • 小型ワイヤレストランスミッター.
  • 気になる価格は30万円程度.
  • 画素数を落とした機種も出てくるかも.実質こちらがD700の後継になるかも.
  • D3S後継機は2012年2月発売.1,800万画素程度で連写は10~11コマ/秒.
ということです.
合わせて,DXレンズとFXレンズも発表されるとか.FXレンズは単焦点になるようです.

さて,CANONです.噂では,EOS 1D Mark Vになるようで...
  • 10月18日発表
  • 1,600~1,800万画素
  • フルサイズ
  • ISO51,200
  • デュアルDIGIC V
  • 連写12-14コマ/秒
  • 61点AF
と,かなり魅力的なスペックになっています.

ちなみに,修理中の三脚では,ビックカメラの対応の悪さに"ビック"リ!
撮影中に留守電が入っていて,見積もりを直接Velbonへ聞いてくれと電話番号を伝える内容でした.
留守電を消してしまったので,一旦ビックカメラに問い合わせると,何だかよく分からない対応です.
そこで,Velbonへ問い合わせてみると,直接修理ではないため見積もり回答はできないとのこと.
『なんだ,それ?』
で,ビックカメラに電話して回答を引き出しました.
一体,何やってるんでしょうか.
もう,ビックカメラには修理を出したくありませんね.
(もしかしたら,ヨドバシオリジナルのVelbon三脚だったので,対応がいい加減だったかも)

2011-10-09

風吹大池撮影散策 三日目

月没(?)が遅いので,バルブ撮影できる時間が限られてきます.
月が見えなくなる3:00過ぎに撮影に出ました.家内はテントに残ると言います.
水を汲もうとしますが,水道が凍って水が出ません.「しもた...」

一人寂しく歩き始めますが,昨日偵察に行かなかったので,どこで撮影できるか分かりません.
結局,訳のわからないところで撮影しましたが,池に霧がかかってバルブ撮影には良くなさそうです.むしろ朝の撮影に良いと判断し,早々に切り上げてテントに戻りました.
小屋泊の人が外にでて,流れ星が見えたと騒いでいます.幕営場が近いですし,夜は声が通るので,ヒソヒソ話も丸聞こえなんです.気をつけましょう.
ちなみに,りゅう座流星群がピークだったようで,白馬大池では幾つか見ることができました.ここでも見ましたが,白馬大池ほど多くはありませんでした.

明るくなる前に残っていた水で食事を済ませ,大池周遊路を歩き始めました.今度は,家内も一緒なので心強いです.
しばらく歩くと,対岸がよく見渡せる場所に出ました.ここを撮影ポイントとしてセッティングして撮影していると,ガイドツアーの一行が来ました.ガイドのお話では,撮影ポイントにした場所が紅葉のベストビューポイントだそうです.間違ってなくてよかったぁ~・・・

風吹大池の朝 2011.10.8-9 白馬大池撮影散策

紅葉はボチボチでしたが,霧が出たり,朝の冷え込みで霜が下りて,撮影の題材には事欠きません.
一周するつもりはなかったのですが,色々見ながら一周してしまいました.
ですが,撮影がメインならば血の池までの往復にした方がよいです.池の西側は尾根歩きで眺望がほとんと無く,ただ歩くだけになります.
ただ,最後に大草原に出る(ので,最後に急坂を下る)のですが...蓮華温泉に向かうので,どうせまた通るのですけど...

大草原 2011.10.8-9 白馬大池撮影散策

小屋に戻って,濡れたテントを乾かしながら,荷物の片付けをしていました.他のテントは既に撤収していたので,貸切状態です.
行動用の水が無いので,お湯を沸かしたりしていたら,さすがに,のんびりしすぎたのか,小屋の親父からそろそろ出て行け,と言われてしまいました.
早ければ登山口から3時間なので,小屋泊の人が続々ときます.幕営の人もそろそろ来る頃なのでしょう.
小屋泊か日帰りの人が,「今日はビール売ってくれるんだろうなぁ」と言っていたのには,正直笑ってしまいました.
もう少し干していたかったけど,こっちも出ないと帰りが遅くなりそうです.結局10:00過ぎに出発しました.

あの急坂を登り,ゆっくりと歩を進めます.木道が終わると,やっぱりぬかるみ地獄が待っていました.
フスブリ山を過ぎてしばらくは,我慢です.正直,ここまででバテてしまいました.
ですが,この辺りから紅葉が綺麗で,癒されます.

紅葉の山道 2011.10.8-9 白馬大池撮影散策

少し気分が良くなって,一旦下って鞍部に出て小ピークを登って再び下って1,795m付近に出ると,一気に約250mを下ります.
1,500m近くになって,ヒョッコリ舗装路が見えました.やっと着いたぁ,と泥で重くなった靴を引きづりながら,蓮華温泉駐車場まで30分ほどの歩いていきます.ですが,途中の紅葉を撮影しながらなので,駐車場まで1時間弱かかってしまいました.
紅葉の沢 2011.10.8-9 白馬大池撮影散策

ロッジでは日帰り入浴は15:30までということでしたが,5分遅れの私達を快く受け入れてくれました.感謝多謝です.

日焼けでボロボロだった腕は,すっかり良くなりました.
秘湯中の秘湯,蓮華温泉.今度は,外湯めぐりをしたいと考えています.

帰り道,ナビが上信越道経由のルートを示しましたが,中央道から帰りました.
道の駅小谷で,小谷定食を食べて,帰路につきました.

2011.10.8-9 白馬大池撮影散策

中央道に入ると,相模湖付近で既に25Kmの渋滞になっていました.これか!と思いましたが,後の祭りです.
結局,18Kmまで渋滞は減りましたが,これは時間がかかりそうだと大月ICでR20に出ました.こういう時は,大月IC出口も大渋滞なのですが,そんな事もなくR20に出られました.
R20も上野原IC接続の交差点で渋滞した以外は,スムーズに走ることができ,無事道の駅小谷から6時間弱で帰れました.

2日分の写真はこちらから.写真をクリックしてご覧ください.
2011.10.8-9 白馬大池撮影散策

参考の山行記録:風吹山荘 10:20 - 14:30 風吹登山口 - 15:20 駐車場
入浴料:800円/人(日帰り15:30まで),ノンアルコールビール風味飲料は無し.

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2011-10-08

白馬大池撮影散策 ニ日目

夜になり雲一つない夜空となりましたが,満月に近い月のため月没(?)まで撮影は出来ません.
相当な冷え込みがあり,地面は溶けた雪が凍ってツルツルになっていました.
月が沈む2:00過ぎには満天の星となり,天の川も見えました.
大池湖畔で撮影してみましたが,ちょっと場所が悪くて今一つでした.

白馬大池とオリオン座 2011.10.8-9 白馬大池撮影散策

夜明け近くになってきたので,そのまま起きて食事の準備などして,日の出1時間前に出発しました.
前回は,幕営場から10分程度の所から撮影したのですが,雲ひとつ無い空なので,朝焼けは期待できません.時間もあるので,少し上に上がってみることにしました.
色々探しながら30分ほど登った所に場所を定め,撮影を開始しました.
しばらくして陽が出てきましたが,やはり雲が無いので物足りません.

秋山の朝 2011.10.8-9 白馬大池撮影散策

三脚をたたんで,小蓮華岳に向かいました.
が,登山道は所々で吹き溜まりの雪が深かったり,凍っていたりしていました.

白馬と五竜、鹿島槍 2011.10.8-9 白馬大池撮影散策

歩くのが目的なら行くのですが,今回は秋の山を撮影するのが目的なので,白馬大池に連泊するよりも,移動した方が良いと判断し,船越の頭で引き返しました.テントを撤収し,4時間半~5時間の”下り”で風吹大池に向かうハズでした.

ですが,大池湖畔で撮影していたり,大勢の人が登ってくるため,交差待ちしたりで,乗鞍岳から天狗原分岐までに少し時間をかけすぎてしまいました.
途中,雷鳥の親子が現れたこともありますが...
雷鳥 2011.10.8-9 白馬大池撮影散策
ちなみに,乗鞍岳東面のルートは,秋は雪が無いので雪渓ルートと違います.マーキングが薄いのでわかりづらいのですが,雪渓ルート遠しで登ると,ちょっと大変かもしれません.

天狗原分岐から風吹大池方面へ向かうと,直ぐに池塘が現れました.ですが,草紅葉になっていません.ここで,こんななので,栂池自然園ではどうなんでしょうか.Webでは見頃になっていましたが,正直怪しいところです.ダケカンバは葉が落ちてしまい,ナナカマドも雪のために葉が枯れて紅葉している感じで綺麗ではありません.
しばらく歩いて木道が終わると,ぬかるみが多くなり,とうとうヌルヌル,ネチャネチャのぬかるみルートとなってしまいました.
始めは,出来るだけ植物を痛めないようにと歩いていましたが,途中でそんなことを考える余裕もなく,またザックを下ろす場所もないため,ひたすら歩き続けるしかありません.
2時間半程して,やっとザックを下ろして休憩しますが,足はドロドロ・ボロボロで,この頃にはガスに覆われ見通しもきかず,精神的にかなりキツかったルートです.
それから1時間弱ほど歩くと,紅葉が綺麗な場所に出ました.ガスがかかってフォトジェニックな感じで,やっと撮影する気になり三脚を出して撮影しました.
すると,先を歩いていた家内が「出たよ~」と声をかけてきました.どうやら,蓮華温泉方面からのルートとの分岐に出たようです.
地図では木道とあるので,てっきり小屋まで木道が続いていると思っていました.確かに苦労の先に大草原が待っていて,木道を歩きながら疲れた体を癒してくれました.
ですが,それもつかの間のことで,直ぐにぬかるみルートに戻り,池は見えているのに急坂を下りて(逆に帰りは登るのか・・・)いきました.
すると新しい木道に出て,小屋まではあと一息です.遠いなぁ,と思っていたら小屋が見えてきました.

幕営場は5張とありましたが,どうも3~4張が限界です.板敷きなので快適は快適なのですが...
開いている場所に丸木のベンチがあったので,どかして設営を始めると,小屋の主人から
「おい!テントは予約しないとダメだ.予約したのか?!」
と声をかけて来ました.ですが直ぐに
「ここは予約しないとテントが張れないが,今日はいい(張らせてやる)」
と許可を得ました.
後で,幕営料を払いに行くと,
環境庁(だったかな)にかけあっているが,幕営場の拡張許可がでない.
ここは3張.それ以上だとトラブルが発生するので,予約制にしている.
もうすぐ小屋を閉めるので,飲み物は売らない.
正直わかりませんが,マナーの悪い幕営者が多くなり,厳しくしているのではないかと思います.
なお,飲み物は売らないと言われましたが,悲しい顔をしたら「ビールなら売ってやる」と言ってくれました.なんだ,いい親父じゃないか...
水は,池から直接汲み上げているので,生は危険です.
ちなみに,HP等では10月第2土曜までの営業となっていますが,今年は10月16日までの営業だそうです.
「俺にもわからん」
と,親父が言っていました.

テントを設営し,食事を済ませると天気も良くないので,夕方の撮影は止めて早めに寝ることにしました.このパターンが多いですが,夜中に起きての撮影があるので,仕方が無いんです...

参考の山行記録:大池山荘 9:30 - 11:30 天狗原分岐 12:00 - 15:30 風吹山荘
幕営料:700円/人
ビール:500円/350ml

2011-10-07

白馬大池撮影散策 一日目

では,登ることが優先だったのと,雷鳥沢での撮影が今一つだったこともあり,この連休を利用して,白馬大池に撮影散策に行くことにしました.
夏に蓮華温泉から入れず,一度このコースを歩いてみたかったこともあります.
自宅から5時間半程で蓮華温泉駐車場に到着しました.それほど激しい運転をしたつもりはなかったのですが,家内からは気分が悪くなったと言われてしまいました.

天気は,強風と時折雨が降って最悪な状況です.寝不足覚悟で夜明け前に出るつもりでしたが,とても行ける状況ではありません.
明るくなって,少しずつですが天気が回復しそうなので,少し雨が残っていましたが歩き始めることにしました.
1時間ほど歩くと,天気も少し落ち着いてきましたが,上空は物凄い勢いで雲が流れていきます.
天狗の庭に着く手前で,強風でとても行けないと下りてくる方(大池までのピストンでしょう)もいました.

実際,天狗の庭は見晴らしもよく,強風で私でも風に煽られてふらついてしまいました.
強風帯を抜けると,今度は冷たい雨が降ってきて,ついには雪交じりになってきました.ですが,木々には霧氷がついて綺麗です.
霧氷 2011.10.7_白馬大池撮影散策
夕陽を撮影した見覚えのある所に出ると,直ぐに大池山荘が見えてきました.
とにかくテントを設営して体を休めようと,風の弱いところを探してテントを設営して体を休めました.
こういう時,でかいテントは設営が大変です.ですが,夏に購入してこの白馬大池でデビューとなったMSR HOOPは意外と耐風性もあり,特に不安な要素はありませんでした.

天気が回復してきたので,周囲を散策しがてら撮影を楽しみました.
こちらも購入したばかりのGITZO G2220+Manfrotto 486で,久しぶりの自由雲台に四苦八苦しながらでしたが,冬の訪れを感じさせる山の風景を撮影していきました.

栂の松ぼっくり 2011.10.7_白馬大池撮影散策
日没が近づくころ,再び雲が出てきたため夕陽の撮影はあきらめてテントに戻って早めに休むことにしました.
プラプラ歩きながら撮影していると,小屋の人がテントを移動するよう伝えに来てくれました.どうやら,夏に設営できた場所は幕営禁止になったようです.
そういえば,ロープを越えてしまう人が多かったですし...
幕営指定場所の雪も融けて,乾いている場所を探して移動しました.
寝不足もあってか,テントを移動して食事をしたら,液体燃料が効いたのか,直ぐに寝てしまいました.
この続きは,ぼちぼちアップしていきます.

参考の山行記録:自宅 8:00 - 00:30 駐車場
                         5:30 起床 6:50 - 11:30 大池山荘
幕営料:500円/人