2013-10-28

カメラマンのモラル (あるサイトから)

こちらに書くか、FC2に書くか迷いましたが、こちらに書きます。

北海道の美瑛は行ったことがありませんが、哲学の木と呼ばれる有名な傾いた木があるそうです。
その木を撮影に来たカメラマンのマナーが悪すぎて、地主が木を切ってしまうのではないか、という話がネットで流れました。
その後、地元のNHK北海道で、哲学の木に大きなバツ印が2箇所につけられるというニュースが流れました(2013年8月9日)。
残念ながら、ニュースはWebから削除されてしまいましたが、その顛末について解説しているサイトがあります。

哲学の木の危機 美瑛の美しい景観を守りましょう <http://biei-oka.net/>

このバツ印は地主が付けたもので、風景としての価値をなくすという考えのもとで行われました。
ですが、今後の状況次第では切られる可能性も無いわけではありません。

このサイトには、哲学の木だけではなく、ある航空会社のCMに使われた5本の木が、CMに出演したアイドルのファンやカメラマンのマナーの悪さから、切られるのではないかと報告しています。結果的には、元々5本だった木が地主により2本植樹されて7本に増え、価値を下げるという形になりました。

このサイトに、線虫の事が書かれていました。
畑に入り込んで撮影するカメラマンが少なからず見かけることがあります。また、人が通る道だからと、畦に入るのもN.G.です。必ず許可を取りましょう (もちろん、入って良い所もありますが、地主さんに一声かけた方が無難です)。
さて、何故畑に入ってはいけないのか。
今まで、土を踏み固めてしまうとか、根を痛めるとか、そういう理由からだと思いました。
おそらくそういう理由もあるとは思いますが、線虫が靴等から畑に入って作物をダメにしてしまうそうです。
「畑に入っての撮影は止めましょう」と言うだけでなく、何故ダメなのかを説明するべきと思います。
というか、本来は言われなくても入らないのが当然なのですが...

少々過激ですが、以下の様なサイトで警告し、マナー向上を啓発している方もいます。

畑を荒らす害虫の様なカメ爺を退治しよう!
<http://blog.goo.ne.jp/chimaki-1014/e/4a00d2db4b0ea4702690a96957ad8b3a>

兎にも角にも、自らの首を絞めないよう気をつけたいものです。

2013-10-26

写団薬師・多摩 10月度教室

今月のお題は、林床です。
林床...
三省堂大辞林によれば、
「森林の中の地表面。太陽光線が届きにくく暗いので、そこに適応した植物が生育する」
とあります。
決して、カエルを三匹写したり、熊さんを三頭写したり・・・輪唱、ではありません。
(冗談で、持ち込もうと思いましたが、熊さん三頭はさすがに・・・被写体がいませんでした)

難しい課題ですが、苔やキノコもO.K.ということで、少し敷居が下がりました。
そこで、前々から撮ってみたかったキノコをモチーフにした作品を持ち込みました。
自由作品は、先月行った撮影キャンプで撮影した作品を持ち込みました。

結果は、どちらも準優秀・・・ん~...来年もチャレンジで下積みとなりそうです。


第4回 フォトいろり写真展「風花水明~水のある風景」

写団薬師・多摩教室と町田教室で講師をされている新井完夫先生の写真教室”フォトいろり”の写真展が、富士フォトギャラリー調布で開催されています。
新井完夫写真教室 フォトいろり写真展
風花水明~水のある風景
全紙37点の展示です。
様々な水をからめた風景を写しだした作品で、年々撮影場所が広がっているな、と感じました。

新井完夫写真教室 第4回「フォトいろり」写真展
風花水明~水のある風景~
期間:2013年10月25日(金)~11月6日(水)
会場:富士フォトギャラリー調布

2013-10-20

新穂高 紅葉狩り温泉旅行

お休みをいただき、義母が紅葉を見たいとことで家内の家族と平湯に行ってきました。
場所は、新平湯温泉にある"薬師のゆ本陣"です。写団薬師だから、ということではなく、単なる偶然で、たまたま連泊と部屋が取れたのが、このお宿だったのです。

本館と新館に分かれていて、離のような露天風呂と内湯で泉質が異なる日光の湯と、(露天風呂と飲泉がある) 大浴場があります。
往路、殆ど移動で終わってしまいましたが、途中で平湯大滝に寄ってみました。
先日の台風26号の影響が心配されましたが、それほど散っている様子もなく、沢渡の辺りはこれから紅葉を迎える感じで、色付きが始まっていました。
平湯大滝は、紅葉にはまだ早く、冷え込みにもよりますが5日~1週間後が見頃でしょうか。条件が悪く、色が出にくいため冴えない感じでしたが手軽に楽しめる場所です。
駐車場は500円で、駐車場の上から滝近くまでバス (100円) が出ています。
歩いても15分程度でしょうか。


撮影を終えて、宿に向かいひと心地ついてから温泉に入りました。
それほど硫黄臭くなく、泉質が異なる温泉を楽しみ、のんびり楽しめました。
久しぶりに飲泉をしてみましたが、やっぱり美味しいものではありませんね。"良薬口に苦し"でしょうか。

夕食は、一般的な温泉宿の食事に加え、飛騨牛をはじめとする地元食材が活かされた食事で、量も十分で美味しくいただけました。

2日目は、新穂高ロープウェイで紅葉狩りに出かけたのですが、今ひとつな感じで残念な結果となりました。
ただ、雲は出ていたものの景色は堪能できました。
久しぶりのロープウェイで、また西穂高岳や笠ヶ岳を歩きたくなりました。



その後、飛騨牛を食べたいということで高山まで下り、高山市内の駐車場で聞いた"民芸食事 寿々や"さんでランチとなりました。
ナント!250gのサーロインステーキです。口の中で溶けるというのは、まさにこの事でしょう。大きなお肉も、あっという間に無くなってしまいました。

宿に戻って一休みして温泉に入り、またまた一休みしてから夕食です。
2泊目ということもあり、食事の内容はガラリと変わりましたが、地産地消を心がけた料理で美味しくいただきました。

3日目、夜明け前から雨音がして撮影に行くこともなく、ゆっくりと起きて朝風呂を楽しみ、帰京です。
大雨の中、渋滞に遭うこともなく帰宅出来たのは、ラッキーでした。

2013-10-15

裏ブログ?

このブログは、主に趣味でのお話が中心で、時々、趣味以外の気になることをアップしました。
内容に統一感がないと、何のブログかわからなくなってしまうかな、と思い、新たなブログをFC2に開設しました。
というより、FC2を使ってみたくて、何かネタ的な内容を書いてみようと思った次第です。

ニュース記事等から、気になる内容をアップしています。
年頃のこともあり、何故か体調に関する内容が多くなってしまっています。
テキストベースですので、お暇な時にでも...

Mt. Forever
http://mountainforever.blog.fc2.com/

2013-10-13

北八ヶ岳 紅葉撮影歩き

三連休を利用して、家内と双子池をベースに北八ヶ岳に撮影山歩きに出かけました。
久しぶりに、2-3人用テント一式を担いでの歩きです。
ですが、今回は駐車場からテン場までは、一山越えても1時間です...何とかなる、の一念で出発しました。
前日の10/11夜に出発したのですが、現地へ向かう途中で雨が降り始め、駐車場は暴風で車が揺れて、翌日行動できるか、とても心配になりました。
その心配を他所に、ということはなく、朝になっても風は止むことはなく、
「これで、紅葉は散ってしまったな...」
と思いつつ、”サブっ!”と震えながら出発の準備をしました。
雨は殆ど止んでいたのですが、風が強く樹林帯を出ると、更に風は行く手を阻みました。
そんな中、太陽が顔を出して、何でもない登山道を素晴らしい風景に変えてくれました。
光芒現る
20年ぶり位でしょうか。
山を始めるきっかけになったのは、郷の親友であるM氏に連れて行ってもらった八ヶ岳全山縦走だったのです。その一泊目が双子池でした。
その感慨にふける間もなく、日没までには時間もありますから、ノンビリ撮影しながら歩くことにしました。
すっかり忘れてしまった登山道を歩いて、気が付きました。
ここは歩いていない...M氏は、全山縦走のため、北横岳から双子池へ向かう登山道は使わず、三ッ岳や大岳を経由するルートを歩き(しかも台風の中)、私をヘロヘロにしたのでした。

北横岳までは亀甲池を経由しても2時間程度なのですが、その途中途中で撮影のため足が止まり、たっぷり時間をかけてしまいました。
北横岳は、風が強い印象しかなく、初めてと2回目のクロカンスキー、そして今回と風が強くて長居はしたくない所です。
さっさと下りて北横岳ヒュッテを通りすぎ、ツアー客と一緒に坪庭を経由して双子池に戻りました。
強風の北横岳
 坪庭からは、縞枯現象がよく見えます。
この縞枯は、年々移動しているということで、原因が解明されていない不思議なものなのです。
縞枯れ
初めて小屋泊した縞枯山荘を通り過ぎて、残り1時間で林道崩壊のため迂回することに...
雨池を経由したのですが、途中、地図を持っていない人から、ロープウェイまでの道を尋ねられました。双子池の雌池では、双子池ヒュッテの場所を聞かれました。北八ヶ岳もなめられたものです。
満天の星
 迂回路が意外と長く、林道に出てから一山越えて、更に林道を歩いてテントに戻ったのは17:30...歩き始めたのが6:45だから...考えないことにしよう。
食事を済ませて体を休め、外を見ると満天の星です。
疲れきって(酔っ払って)いたのですが、撮影に出てから30分位で雲が出てきて撮影終了となりました。
その後、たっぷり寝て夜中に起きて撮影を再開しましたが...
紅葉の双子池
 朝になり、夜明け前から池の辺りで撮影を開始し、そのまま8時頃まで撮影を続けました。
なお、双子池の雄池は小屋やテン場の飲料水でもあり生命線です。おいしい水です。
カモシカくん、登場
 撮影していると、何か後ろでゴソゴソ音がするなぁと思って振り返ると、岩陰から何やらこちらを覗いている動物がいます。犬かなぁ...と思っていたら、ニホンカモシカでした。
慌ててレンズを向けますが、設定は紅葉モード...残念な結果となってしまいました。
ナナカマド
 ナナカマドがたわわに実をつけ、短い山の秋を彩っていました。
紅蕎麦畑と八ヶ岳
帰りに、気になっていた紅蕎麦畑(赤蕎麦?どちらが正しいのかな)をロケハンしようと寄ってみると、小さな畑に車、マイクロバスが停まって撮影会です。
売地になっているので、いずれはなくなるのではないかと思います。

2013-10-05

雨の中の散策撮影

教室の有志を誘って、奥日光へ紅葉の撮影会に行ってきました。
週末の天候が悪く、場所選びに迷い、行くかどうか迷い、迷いに迷った挙句、当初の計画通りにしました。
場所は、小田代原と戦場ヶ原です。
夜中に到着すると、小雨が降っています。
トボトボと歩いて展望台に近づいたところで、バスが通り過ぎて行きました。
”???”
この時期に4:30のバスって、あったっけ?
無かったと思っていたのですが...乗客は二人だけ。
少し歩みを速めて展望台に一番乗りし、撮影をはじめました。
そうこうしているうちに、徐々に明るくなってきて忙しくなってきました。

草紅葉中に立つ貴婦人
極彩色に包まれて
カメラマンや観光客もチラホラ見かけますが、みなさん直ぐにバスで戻ってしまいます。
我々だけが撮影を楽しんでいました。
すると東京教室の方が来ているようで、ご挨拶とともに一緒にまわることにしました。

粒ぞろい
2時間程度で歩けるところを、たっぷり8時間以上かけてまわり、一旦駐車場へ戻りました。
鮮やかな絨毯
そこから、一度は入ってみたかった竜頭の滝を見学しに行きました。
紅葉も見頃で綺麗なのに、人は少ないというラッキーな状況でした。
着飾る流れ
同行したT氏、Y氏、東京教室のO氏、お疲れ様でした。
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