星景撮影は、雲一つないだけでなく、様々な気象条件が揃わないといけないのですが、大体その場でブッツケ本番となることが多く、練習することが少ないのです。
今回は、コンポジット (composite) 撮影等の新たな試みをしてみたいと考えています。
さすがに、ブッツケ本番という訳にはいかないので、色々撮影を試してみたくて、雲の状況が不安でしたが撮影に出かけることにしました。
約1時間ちょっとですが、山道を登ることになります。
いつもは明け方暗い内に登ることが多いのですが、今回の様に夜中に登るのは初めてです。
準備をして、さぁ出発と思ったら、なんと!登ってくる人がいるではありませんか!
話を伺えば、仕事の関係で夜の出発になることが多いそうです。
寂しく登らなくてもよくなり、途中で休み談笑しながらの登りとなりました。
お互いのルートが別れれば、孤独なバルブ撮影です。
日頃の行いが良いのか、東の空、地平線に近いところには雲が見られるものの、天空は雲一つなく満天の星空です。薄らと天の川らしきものも確認できます。
まずは先晩行ったコンポジット撮影を開始します。
都心に向かってコンポジット撮影 |
満天の星空 |
ここにきて、18-55mmにはフォーカスリングが鏡筒と同じで、調整が難しいことに気が付きました。
ゲゲッ!
何とか色々工夫してみますが、やっぱりピントが今一つです。
まだまだ課題が多い |
私はメモリカードの破損リスクを防ぐために小容量のメモリカードを使っているのですが、
コンポジット撮影には不向きであることです。
また、バルブ撮影では所定の時間シャッターを開けるのですが、コンポジット撮影ではシャッターを切りまくります。このため、バッテリの消費が意外と早いのです。
ベンチで横になって仮眠し、何気に目を覚ますと4:00です。
東の空は明るくなり、朝焼けという感じではないのですが、綺麗なグラデーションがかかっていい感じです。
とっくに日の出の時間が過ぎた頃、雲の合間から太陽が顔を出しました。
これも良い感じで、東京とは思えない夏らしい霞んだ山間の色の重なりが美しい風景を醸し出していました。
日の出 |
その後、まだ10輪程しか咲いていないレンゲショウマの群落を独り占めし、終わりかけの山ユリを撮影したのですが、さすがに眠くて朦朧と歩いて再びベンチで仮眠していたら、レンゲショウマ狙いのカメラマン等が、続々とやってきました。あの10輪程度のレンゲショウマに殺到するんだろうなぁ、荒らされなければいいなぁ、と思いながら横になっていたら家内が上がってきました。
レンゲショウマ |
家に帰って一風呂浴びたら、ひたすら爆睡して起きたら週末が終わっていました。
これはこれで、ちょっと悲しい...
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