2018-12-30

2018年 撮り納め

年末、移動途中に撮影に立ち寄り撮り納めとなりました。
当初は、昨年彷徨った高ボッチにしようかと思ったのですが条件がよくなさそうなので、移動しやすいところにしました。
買い出しして期待していた寄せ氷を確認しに行きましたが、ゴミが寄せているだけで氷は全く見られません。
近くの駐車場で軽く一人宴会して、早々に寝ました。
翌朝、風も穏やかで冷え込みもまぁまぁと期待して撮影ポイントへ向かうと、すでに10台近く車が停まっています。
今回、新たなレンズでの撮影に臨みましたが、テレ端だとピンが甘いですね。
年末に中古のUSBドックを手配したので、調整しみようと思います。
霊峰
雲まとう
期待した気象現象は起きず、隣の人と「三脚には霜がつくのに、駄目だねぇ」と話しながら富士山、八ヶ岳、北岳を撮影したあと、早々に場所を変えてみますが雪がほとんど無くて撮影するには寂しすぎるため、撮影を切り上げて移動となりました。
来月か、再来月に再度、撮影に来ようと思います。
あけゆく
煌めきにざわめく



2018-12-29

2018年、最後の川霧撮影

2018年も残り3日となりました。
クリスマスには来なかった寒波が年末にかけてやってくるということで、大掃除もそこそこに川霧を期待して出かけてみました。
到着すると、すでに5台ほど車が停まっていて、川霧がたっているのが見えました。
現地へ着くと、川霧は湧いているものの湧き上がるというよりは水面を這うような印象です。
それでも太陽が顔を出すと変化するので、撮影場所に悩んでいたところ先に撮影していたNod氏と挨拶し近くで撮影することにしました。
今シーズンは水量が少なく、岩がこれだけ露出する風景も珍しいからです。
となると、下流での撮影よりは上流側の方が面白そうです。
今回は、Silkypixで現像してみました。
まだ知らない機能がありそうで、少しずつ慣れていこうと思っています。
なお現像だけなら、カメラメーカから無償提供されているもの以外に、フリーウェア (無料のソフトウェア) もあります。
有名どころでは、Raw Therapee (RAWセラピー) です。
英語のサイトなのでとっつきにくいかもしれませんが、解説しているサイトが多数あるのでわかりやすいですね。
最近知ったのですが、darktableも良さそうです。
いずれも、トーンカーブ(ホワイト/ブラック)やノイズ処理などだったら十分な印象です。
非破壊かどうかは、使っていないので分かりません。

2018-12-24

NIKON F5の改良

朝、多摩川の川霧を期待して現地に向かいましたが、気温も高く風もあったので直ぐに帰宅してNIKON F5の改良にとりかかりました。
NIKON F5のバッテリは、単三電池8本です。
ニッケル水素電池MN-30もあるのですが、すでに入手困難でアルカリ電池かリチウムイオン電池のどちらかになります。
ニッケル水素電池を使いたいのですが1.2V/本のため、8本で9.6Vとなります。
アルカリまたはリチウムイオン電池は1.5V/本なので、8本で12Vとなります。
しかも、9.5V未満になるとバッテリ不足と判断されてしまうため、ニッケル水素電池だと直ぐにバッテリ不足となる可能性が高いのです。
そこで電池を1本追加し9本にして、10.8Vにする改良をしました。
半田ゴテが写っていますが、電池と電池の隙間が少ないため厚紙とアルミ箔の間にリード線を両面テープで貼り付けたので、半田付けをしませんでした。
これでニッケル水素が使えるようになるはず、です...

2018-12-16

冷え込んだ朝

今冬、一番の冷え込みで水道管が凍るのでは?と思いました。
ですが、起きてみると凍っていません。
外へ出てみると、星が見えます。
おいおい、SCWでは曇だったぞ~、tenki.jpを信じればよかった~(T_T)
と心の中で叫びつつ、あたふたと準備をして昨朝と同じく多摩川へ出発です。
フロントガラスには、ビチっと霜がおりていて排水口から湯気も出ているので期待できそうです。
現地へ着くと、川霧がはっきりと確認できました。
昨朝よりも、多く出ているようです。
現場では、写友のNak氏、薬師多摩のTsuR氏がいて、TsuR氏はメールをくれていました。
東の空にも雲はなく、これは期待できるなと思ったら、太陽が顔を出すと同時に霧が湧き上がること無く終わってしまいました。
あれれぇ~
冷え込んだ朝
カモ、カモ~ん!
ですが、あちこちの水たまりは凍っていて、霜もおりていたので、足元の撮影に切り替えて楽しんで帰りました。
空色氷

2018-12-15

多摩川の冬風景

多摩川の風物詩となっている川霧が、今年はちょっとおかしな状況になっています。
11月に撮影に行った際にも書いたとおり、水量が少ないんです。
川霧は、少したっているものの状況はよくなさそうです。
No氏が撮影に入っていたのでご挨拶し、日の出を待ちました。
川霧が弱いので、いつもとは異なる場所に移動し撮影してみました。
例年なら、川の中に入らないと撮影できないところです。
多摩川の冬風景
日が出て雲間から太陽が顔を出した瞬間、わずかな時間ですが川霧が立ち込めて風物詩らしい雰囲気になりました。
その後は川霧が引いてしまい、ちょぼちょぼっという感じです。
40分程度でしたが、良い朝飯前の撮影となりました。
宴のあと

2018-12-12

写真展2つ: 相原正明氏写真展&高橋真澄氏写真展

外出先からの帰宅途中で、2つの写真展を観覧しました。
一つは、相原正明氏写真展で、前回富士フォトギャラリー銀座で開催されたものに1点新作が追加された、ということで観に行きました。
喉の調子が悪いらしく、かなり弱々しいお声でした。
ご挨拶して、作品展示の仕方や追加された作品などを観て勉強させていただきました。

  • 相原正明写真展: STAR SNOW STEEL
  • 会期: 2018年12月7日(金)~12月13日(木)
  • 会場: ギャラリー・アートグラフ
続いて、高橋真澄氏の写真展を観覧しました。
カレンダーの作品ということで、ドラマチックな13点(だったかな)がズラリとならび、迫力ある展示となっていました。

  • 高橋真澄 2019年リコーカレンダー作品展
  • 会期: 2018年12月5日(水)~12月17日(月)
  • 会場: Ricoh Imaging Square 新宿

2018-12-09

どうする?冬風景

里ほっとワークショップが久しぶりに開催されるのに合わせて、朝風景の撮影をした後に参加できるところとして渡良瀬遊水地にいってみました。
今回は車中泊ではなく、早朝というか夜中に出発して夜明け前に現地に到着しました。
着いたときは星も見えたのですが、1時間ほど仮眠したら雲が立ち込めて霧が出る雰囲気は全くありません。
場所を変えますが、そこで言葉をかわしたカメラマンもダメダメという雰囲気で、日の出の僅かな一会を撮影して、早々にワークショップの会場である見沼自然公園へ移動しました。
明け来る
おかげで開始前に公園に到着し、参加する皆さんと朝の挨拶とお喋りを楽しめました。
光の具合は良かったのですが少々風が強く、被写体も少なくて撮影には苦慮しました。
冬風景の撮影、こりゃ悩ましいですね。
残り秋
冬への足跡
冬の踏み音
冬薫
一葉
落葉

2018-12-02

神降地での神の贈り物

一か八か...11月の三連休は諦めた上高地の撮影に、思い切ってでかけました。
狙いは、星景撮影と霧氷の二兎追いです。
直前のSCW(GPV)予想で土曜は雨(雪)、日曜は曇天、でした。
ですが予報サイトでは、土曜は悪いが夜から好天する感じです。
行かないとわからないのが、風景撮影です。
金曜夜に出発し、岩見平駐車場に車をデポして出発です。
松本方面は晴れていますが、上高地方面は雲がありチラチラと雪が舞っています。
トンネルを抜けるにつれ雪も強くなり、釜トンネル、上高地トンネルを抜けると本格的な雪になり凹みました。
なお、いくつかのブログで釜トンネルはヘッドランプが必要、という記述がありますが、必要ありません。
昔の素掘りの釜トンネル(と、その後)はヘッドランプが必須でしたが、改修された現在のトンネルでは釜トン、上高地トンネルともにヘッドランプは必要ありません。
きっちり3時間で大正池ホテルに到着しましたが、何やら変な印象です。
雪もひどくなってきたので、ビバークして翌朝移動することにしました。
数時間の仮眠の後で明るくなって確認すると、大正池ホテルの改修や大正池には作業船が浮かび、おいおい、という状況です (画像は帰りに撮ったものです)。
神の贈り物に感謝 (スマホ撮影)
雪が降りしきる中、絶望に打ちひしがれつつも、こうなったら雪景色に気持ちを切り替えて撮影することにしました。
誰も来ないだろうと思ったら、数人の登山客が来て自分の事はさておき物好きがいるものだと挨拶を交わしました。
たぶん、この雪の中を撮影している私の方が、物好きに見られているんだろうなぁ。
雪舞う
河童橋付近もホテルの改修などでうるさいのと風雪が強くなってきたため、小梨平で風が弱いところで幕営することにしました。
まだお昼ですが撮影できる状況ではないので、やけ酒とふて寝して夜を待ちました。
日没を過ぎて静かになった頃、テントを出ると満天の星空です。
予報が外れました。
早速、撮影です。
一番重い機材のF5で1時間のバルブ撮影をして、2回戦目を終えたところでバッテリ切れ...
F5はお荷物になりました。
ディジタル1本に切り替え、高感度撮影やバルブ撮影、コンポジット撮影をし、翌朝ふたたび撮影に興じました。
神降地を照らす(軌跡は飛行機)
陽昇る
肝心の霧氷は、まったくついていないので撤収し、ダメ元で田代池方面へ…
梓川沿いを歩いてみると、薄く霧氷がついている雰囲気があります。
もしかしたら...
と期待して田代池(実際には近く)に行くと、薄く霧氷がついています。
降臨
軽く撮影していると、撮影に来た一団が撮影をはじめました。
挨拶をすると、なんと!山岳写真家K氏の撮影ツアーでした。
お話をして、ツアー参加者からパイナップルキャンディーまでいただいて、撮影をご一緒させていただきました。
昨日はボロボロな天候でしたが、神様がご褒美をくれたのでしょうか。
素晴らしい霧氷と川霧の立つ世界を見させてくれました。
それを作品できたかは、別の問題ですが...
帰りもトボトボと岩見平まで歩いて、久しぶりに高速を利用して帰宅しました。
ちょっとお金と体力的に無理をしましたが、良い体験となりました。