2021-10-24

秋から冬へ

呪縛が解けることを期待して、カヤの平へ向かいました。
情報では志賀高原で降雪があり、通行止めが出ているとのこと。
土曜は所用が諸々あって、すぐには動けずタイヤを1時間ほどで履き替えて午後遅めの出発となりました。
出発前に確認すると、草津~志賀の道路が通行止めのままのようです。
今日は移動だけなので、高崎経由で上田を抜けていくことにしました。
現地近くの道の駅で仮眠をする頃は、まだ雨が降っていて外した感が満載でした。
未明に起きると、雨は上がって星も少し見えます。
カヤの平へ向かうと、すっかり冬の景色になっていて、すでに10台近い車が停まっていました。
準備を始めると、私の名前を呼ぶ聞き慣れた声がします。
昨日から志賀に入っていたMさんです。
ご挨拶して、お話していたら明るくなってきて、周囲の状況が見えてきました。
東の空は抜けておらず、今日もダメ感が漂います。
太陽が出ることを期待しながら、Mさん、お髭がなくなったSさん、ご紹介していただいたKさんとお話しながら楽しい撮影となりました。
太陽が出ると光芒も気持ち出たかなくらいでしたが、わいわいやりながら撮影していきました。
陽が高くなると冬から秋に逆戻りするように雪が溶け出し、また表情が変わっていきました。
呪縛が解けなかったのは残念でしたが、いろいろな表情を見せてくれた風景を撮影できたのは幸いでした。
帰る頃に、寝坊したUさんとバッタリ会い、ご挨拶して帰路につきました。
途中志賀高原も少し立ち寄りましたが、すっかり秋に戻って冬の名残を見つけながら撮影してプチ渋滞に遭いながらも無事に帰宅できました。

冬から秋へ

2021-10-18

山之内 徹写真展: 森の鼓動

写団薬師多摩教室の写友、山之内さんの個展です。
平日なのですが、これまでコロナ禍ということもあり確認できていなかったのですが、お休みをもらって2年以上ほったらかしにしていたことを、やっと確認できました。
個展はNIKON Garallyなので、ちょうど確認したかったこともあり、久しぶりに電車に乗って新宿へ行きました。
久しぶりの新宿は、とっても新鮮で目に入るものが新鮮で、思わず買ってしまいそうな誘惑を振り払いながら歩くのが大変でした。
でもNikon Salonで物欲がわかなかったのは、もう無い袖は振れないからでしょうか。
決して、物欲を満たす機材がないわけではありません。
むしろ、逆です・・・
さてさて。
すっかりレイアウトが変わったNikon Salonで戸惑いを感じながら、入りやすくなったNikon Galleryで山之内さんにご挨拶して、来る方々との記念撮影のカメラマンもしながら長居をしてしまいました。
この御礼は、Zレンズ1本で許してあげます。

  • 山之内 徹 写真展: 森の鼓動
  • 会期: 2021年10月12日(火)~25日(月)
  • 会場: Nikon Gallery 東京
隣では、飯田氏の個展が開催されています。
個性的な見過ごしがちな一瞬を捉えた作品です。
  • 飯田 夏生実 写真展: in the picture
  • 会期: 2021年10月12日(火)~25日(月)
  • 会場: Nikon Gallery 東京

2021-10-17

秋雨の冬音

そろそろ色づいた頃と期待して、用事で帰省した帰りに一の瀬園地へ再訪しました。
野麦峠経由は通行止めのため、R19から山県経由でのアプローチです。
多くの方が道の駅で仮眠していたのですが、寒くなったのかアイドリングして暖をとる車が1台あり、一晩中エンジン音が山に響いていました。
罰則はありませんが、長野県地球温暖化対策条例でアイドリングストップが定められています。
寒くて (夏は暑くて) 我慢できないなら、宿で寝ましょうね。
さてさて。
仮眠したおかげで運転の疲れもとれて、一の瀬園地へ向かいました。
雨が弱くなると推測を裏切るように、雨が弱まることはありません。
周囲を散策して、撮影ポイントを探します。
まだ十分に色が抜けきっておらず、まだ見頃は先のようです。
それでもシダなどは草紅葉しているので、冬の様な寒さの中を撮影していきました。

秋雨の冬音

ぽつりぽつりとカメラマンもやってきて、引き上げる頃には雨の中を撮影するカメラマンが目立つようになりました。
途中、気になる所に寄ってみましたが、ガスが濃くて撮影のポイントもわからず、早々に引き上げて帰宅となりました。
中央道は事故渋滞が発生し途中で一般道にするか悩みましたが、処理が終わるのではないかと推測して、そのまま渋滞に入りました。
途中、さらに事故が起きるという悪循環となりましたが、1時間ほどのロスで済みました。
緊急事態宣言で長距離走行、高速走行をしていない車が多いのか故障車も5月連休並みに多く見かけます。
しばらく走っていないなぁという方は、事前の点検をおすすめします。

2021-10-10

宮本至 写真展: Breath 見沼田んぼ四季の息吹Ⅱ

志賀高原の撮影帰りに、里ほっとワークショップでお世話になっている宮本さんの個展に往きました。
とても手作りとは思えない額装で、見沼の風景を宮本さんらしい視点で写し出した作品が展示され、良い刺激を受けましたし参考になりました。

志賀紅葉めぐり旅

変わりやすい秋の天候で週末の状況が読めない中、行ってみないとわからないと、週末を利用して志賀高原へと向かいました。
過去、ナビを信じて草津経由で向かったところ、殺生ゲートから万座三差路の夜間通行止めで2回ほど苦い思いをしたことがあります。
今回は、その手は桑名の焼き蛤と中野経由で遠回りして行きました (翌日、通行止めが解除されていたことを知り、ショ~ック!)。
明け方、まだ暗いうちに現地に到着しました。
周囲がガスで時折覆われ、東の空には雲が居座っています。
すでに多くの方が撮影をしていて、路駐で何とか車を停めて、しばらく様子見でウロウロしていたのですが、のんびり構えていたら場所が無くなりそうなので、三脚を出して撮影準備をして日の出を待ちました。
徐々に明るくなって、東の雲の合間に隙間から日が出ないかなぁと、周囲の方々と話をしていたら、何とK島さんご夫妻とばったり。
近くでは、某風景写真家の撮影会で、何とも賑やかな撮影となりました。
決して条件が良いとは言えませんでしたが、良い意味で期待を外して面白い絵が撮れたので、まずまずのスタートと言えそうです。

降臨
しばらくK島さんと談笑して、目的だった大沼池へ行くことにしました。
まだ数台が駐車場にあるだけで、人は多くなさそうです。
出発しようとしたら、「大沼ですか」と声をかけられました。
「きれいですよ」
と教えていただきました。
小雨を期待したのですが見事に裏切られ、時折日がさし色づいた山肌が目を楽しませてくれました。
先週に続いて機材を担いでの歩きで、なまった体には堪えます。
途中撮影しながら、大沼池の湖尾に到着しました。
ここから、トイレがある湖畔のポイントまで少しの距離です。
ここから湖面色が鮮やかになり、撮影できるポイントを探しながら歩いていきました。
湖畔に折りて地図を確認すると、この先まで更に2時間ということで早々に諦めて、今回はここまでとしました。
黄葉、映える
結構登ったんだなぁと思いながら、麻痺している足をかばいながら駐車場に到着する頃にはヘロヘロになっていました。
雲の状態を確認すると、どうも翌朝の撮影を考えていたポイントは良くなさそうなので、翌日は連敗続きの”あの”ポイントへ行くことにしました。
スーパーで買い出しをして、少し早め (いつも早い) の一人宴会して気がついたら寝ていました。
夜半に空を見ると、星が瞬いているのが見えました。
これならばと、カヤの平へ向かいました。
先週も一緒だったM村さんの車の隣につけ、明るくなるのを待っている間に撃沈してしまい出遅れてしまいました。
すでに多くの方が、撮影しています。
これまでで一番良い感じの霧で、完全に出遅れたのが少々悔やまれます。
Kさん、Sさん、M村さんや某風景写真家の撮影ツアー2組、先週に続いてM山さんと知り合いが大勢来ていて、何とも楽しい撮影となりました。
光芒は残念な結果でしたが、お話もできて楽しい撮影となりました。
静かに黄葉を照らす
M山さんからコーヒーなどご馳走になり、M村さんと道端で写真談義して帰宅となりました。
まだ時間も早かったこともあり渋滞に遭うこともなく、途中で宮本さんの写真展に顔を出すこともできました。

2021-10-03

赤そば~紅葉へ

緊急事態宣言が解除され、多くの人出が予想される10月。
移動を控えるように、高速道路の休日割引は10月末日まで適用外となりました。
これは仕方がないな、と諦めるしかないですね。

赤そばの色づきが気になり、台風の影響も少ないと判断して再訪しました。
私が到着した頃は、まだ数台が駐車場に止まっていただけですが続々と車がやってきました。
まだ暗いうちから撮影に入ったのですが、薄い月明かりでは十分な光量が得られず、あまり良い絵にはなりませんでした。

夜明け前

明るくなる頃、Tさんがやってきました。
ご挨拶して、日の出を迎えました。
日が昇り切ると、Tさんの姿はなく移動されたようでした。
しばらく撮影してから駐車場に戻ると、(人のことは言えませんが)他県ナンバーの車が多く、みなさん我慢していたんだなと実感しました。
この後は移動して、昼呑みして睡眠不足を解消するだけです。
秋の交通安全週間で取締りが厳しいご時世なので、一般道をのんびり走り、途中で買い出しして昼呑み準備は万端です。
今晩の撮影地に到着して、一人宴会開始です。
標高があるとはいえ天気が良いので車内は暑く、少し窓を開けて昼飲みを開始しました。
小一時間もしたら寝不足もあって、あっという間に寝てしまい気がつけば夜です。
撮影の準備をしてポイントへ移動すると、2組が星景撮影を行っていました。
ご挨拶をして、久しぶりの星景撮影で感が鈍りまくっています。
案の定、インターバル撮影は大失敗で記録されていませんでした。
私の40分を返して~・・・

台風一過の星空(試撮)
一緒に乗鞍の撮影に付き合ってくれるM氏との合流ポイントへ移動し、仮眠を取りながら寒い車中を過ごしました。
明るくなってきてM氏と顔を合わせ、のんびり準備して、バスの切符を購入する行列や乗車の行列に1時間以上並んで、やっと出発です。
肩の小屋口で降りて、偶然一緒になったM山氏やT氏にご挨拶して撮影開始です。
肩の小屋口付近は赤の紅葉は終わりかけだったものの、今年は台風の影響も少なく綺麗な紅葉ではないかと思います。
位ヶ原山荘まで歩いて、バスを待ちました。
こういう時の一人は辛いんですが、M氏、M氏の友人と雑談しながらなので、待ち時間も楽しいものです。

M山氏が乗っているはずのバス
観光センターの食堂で、M氏と昼食を食べて解散となりました。
帰りは案の定、小仏トンネルを先頭に渋滞となり、20Kmが25Kmと延び続けていきます。
一般道に下りるも、こちらも渋滞しながらです。
裏道に入って1時間程度、余分にかかりましたが無事に帰宅できました。
さぁ、紅葉シーズンの始まりです。
週末の天気予報と紅葉の進み具合を比べながら、次の撮影地候補を探さないと...