2009-10-31

奥多摩・兜家旅館と秩父ドライブ 一日目

家内の母のリクエストで、奥多摩にある兜家旅館へ行きました。
目的は、ここの旅館での宿泊だったのですが、紅葉にも早いですし、ノンビリとドライブしながら奥多摩へ向かいました。
途中、澤乃井酒造が経営しているままごと屋で食事しました。
少々高いので、奥多摩の釜飯屋さんにしようかと思っていたのですが...

お昼前ということもあり、軽めの花コースにしました。
最初は、少し物足りないかな、とも思いましたが、食べてみると結構ボリュームがあり満足です。
ままごと盛 2009.10.31-11.1 奥多摩(兜屋旅館)~秩父


時間があるので、食事の後に橋を渡った寒山寺を見学し、鳩ノ巣渓谷へ丹波山渓谷へ向かいました。
奥多摩湖は、ちょぼちょぼという感じでしたが、山梨県に入り、丹波山渓谷に入ると、紅葉も見頃な所が増えてきました。
若干早いかな、という印象もありましたが、まずまずの紅葉です。

三脚の雲台修理が間に合わず、手持ちでの撮影(非常用の1,000円三脚は役に立たず)で、寄り道しながらの撮影なのでロケハンに近い感じです。
丹波山渓谷 2009.10.31-11.1 奥多摩(兜屋旅館)~秩父


宿へそろそろ向かっても良さそうな時間になったので、兜家旅館へ向かいました。
兜家旅館のスタッフも対応がよく、落ち着いた雰囲気でノンビリできます。
テレビがないので、何もすることがないと、ただボーっとするしかありません。
時間の流れが分からなくなります。
ちょっと早いのですが、他の宿泊客が来る前にお風呂に入ることにします。客室数も少ないので、お風呂は小さめですが、混雑はありません。
食事も、山菜が中心で、十分です。
特に、ししとうの味噌漬けっぽい料理は、ピーマンかと(もっとも似ていますが)思いました。
山女も、卵や肝がついていて、とても美味しかったです。
夕食のしめ 2009.10.31-11.1 奥多摩(兜屋旅館)~秩父


夕食が終わってしまうと、何もすることがありません。
結局20:30過ぎに寝てしまいました。

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2009-10-24

瑞牆山から本谷川、通仙峡、そして精進ヶ滝

金曜の夜、バイクで行こうとエンジンをかけましたが、うんともすんとも言わず、キック音が近所に響き渡るだけでした。
悪戦苦闘するも、エンジンがかかる様子はなく近所迷惑なだけのため、あきらめて車でアプローチしました。
これで三週連続で車で出かけることになります。

中央道に入り須玉IC出口で時間調整し、0:02頃に出ました。
そこから、目指すみずがき山自然公園へは、1時間程度ということでしたが、40分程度で到着しました。

予報では快晴だったので、満天の星空を期待したのですが、星のかけらすら見えません。
どうやら予報は外れ、曇りの様です。
仕方なく仮眠をとって、朝を待ちます。
今回、山で使用している時計を忘れてしまったため、目覚ましがありません。
(携帯電話のアラームを使おうと思いましたが、圏外のためバッテリの減りが早くなるので使いませんでした)

結局、日の出近くまで寝てしまい、慌てて起きますが、朝焼けが期待できるような空ではありません。
それでも、瑞牆山の紅葉は見頃で、カメラマンがゴソゴソと車から出て撮影を始めました。
登山客1に対して、カメラマン4というところでしょうか。

紅葉の瑞牆山 2009.10.24 瑞牆山、本谷川、通仙峡、精進ヶ滝

前回の奥志賀撮影で雲台が壊れてしまったため、修理に出しています。
このため、以前購入した自由雲台を代わりにつけたのですが、どうもカメラが重すぎて固定できません。
四苦八苦しながらの撮影になりそうです。

立ち位置を変えて撮影し、色が変わりそうもないので、本谷川へ移動しました。
クリスタルラインに入る分岐に目をつけましたが、ちょっと上から見ていこうと、少し上流へ移動します。
ですが、あまり良くないため、結局、目をつけた分岐で撮影しようと移動しました。

いざ撮影しようとしたら、リモートコードがありません。
どこかで落としたのでしょう。車まで戻りますがありません。
先ほど、撮影しようと車を降りたところへ戻り、探したところ見つかりました。
やれやれ、です。
再び、最初に目をつけた場所へ戻り、やっと撮影です。
昨年、目をつけた場所です。丁度見頃を迎え、後は日が差せばバッチリなんですが...
時間をかけてポイントを探し、川を少し掃除したりして撮影しました。
本谷川 2009.10.24 瑞牆山、本谷川、通仙峡、精進ヶ滝


そこから増富温泉へ下りながら、みずがき山リーゼンヒュッテ付近で撮影しました。
その後、通仙峡へ移動しますが、ゲートが補強され車だけでなく、人も進入禁止になっています。
後で調べてみたら、トンネル側(塩川ダム側)の1Kmは通行可能で、増富温泉側は進入禁止にということでした。以前は、全部通れたのですが...
通仙峡 2009.10.24 瑞牆山、本谷川、通仙峡、精進ヶ滝


紅葉はこれから、という印象で、落石も目立つため、早々に撮影を切り上げました。
ここで、再びリモートコードがないことに気がつき、また通仙峡を歩くことに。
今度は、落とした所に目処がついていたため、直ぐに見つけられました。

どうやら、増富温泉から上が見頃で、塩川ダム付近はこれから、という印象でした。
みずがき湖ビジターセンターで昼食をとって休憩し、精進の滝へ移動しました。
既に、予定時間をすこしオーバーしています。

昨年は、武川から精進の滝の駐車場までが通行止めで、御座石温泉経由で遠回りだったのですが、今年は逆で御座石から駐車場が通行止めになっています。
御座石は道が細かったのですが、こちらはそれほどでもありません。
途中、猿の群れが横切るなど、なかなかスリリングな道でしたが、40分ほどで到着しました。
ちょっとギリギリな感じでしたが、急いで精進ヶ滝へ向かいます。
概ね40分程度の歩きで、ゆっくり歩いて往復1時間半程度です。
昨年は、それを二時間以上かけて歩きました。
今回は、撮影ポイントも分かっているので、3箇所ほど確認して、まずは滝へ向かいます。
滝の展望台は、昨年は少し下まで下りられたのですが、事故でもあったのでしょうか。
柵がつけられ、下りられなくなっています。
ここ、少し下に下りて撮影すると、枝が邪魔になりにくいのですが...
ですが、よくよく見ると、なんだか景色が広いんです。
どうやら、枝を払ったみたいなんですね。
精進ヶ滝 2009.10.24 瑞牆山、本谷川、通仙峡、精進ヶ滝


それではと、三脚を出してカメラを固定しようとしたら、固定用のネジがありません。
どうやら落としてしまったようです。
これでは、縦位置の撮影は出来ません。
仕方なく、手持ちでの撮影にしました。
デジタルの良い所は、途中で感度を変えられるところです。
感度を上げ、ぶれないシャッタースピードで撮影です。
(家に帰って確認したら、やっぱりブレてました)

手持ちなので、時間をかけずに途中でも撮影し、急いで車に戻ります。

中央道へ入り、何とかギリギリ写団薬師の例会に間に合うなと、思っていましたが、調布で事故渋滞が発生し、八王子までつながってしまいました。
これではだめだと八王子で一般道に入りますが、R16、R20の混雑につかまり、結局15分ほど遅刻してしまいました。
もって行った写真も今ひとつの評価で、なんだか慌しく散々な一日でした。
家内曰く、「瑞牆山の方がいいんじゃない」

早く、雲台の修理が終わらないか、それを待つのみです。

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2009-10-18

カヤの平~奥志賀撮影ドライブ 二日目

夜半、雨が降り続けましたが、明け方には星空となり、朝焼けが期待できそうです。
昨日の疲れもありましたが、車での移動なので、まずは渋峠へ行くことにしました。
10月初旬の混雑を想像していましたが、それほどではありませんでした。

車を停めて、立ち位置を考えながらウロウロしますが、日の出の位置を推測できず、日の出直前まで定まらずにいました。
結局、前々回にあたりをつけたところに決めて、撮影を開始しました。

前川先生に指導されたような写真を撮ろうと思いましたが、とても出来そうもありません。
日の出の写真で満足しているカメラマンが羨ましいとさえ、感じるほどでした。
(つい、二週間前まで、私も満足だったんですが...)
修行が足りません 20091017-18 奥志賀-松川渓谷


結局、日の出でお茶を濁したような写真しか撮れず、渋峠から木戸池へ移動です。
木戸池は、まだ紅葉が残っていて、前回撮影していいなと感じたポイントに三脚を立て、朝食を車中でとり日があたるのを待ちます。
日があたる7:00頃に撮影を開始し、30分ほど撮影して、松川渓谷へ移動しました。
朝の池 20091017-18 奥志賀-松川渓谷


この時間帯は、まだ車も少なく、細い林道ですれ違った車は1台でした。
ですが、9:00過ぎになると交通量が増えて、すれ違いが大変そうです。
志賀から松川への林道は道が狭いので、早めにヘッドライトをつけて移動した方がよさそうです。
なお、松川へ向かう途中の平床は、既に紅葉は終わっていました。

今回、奥志賀と共に紅葉真っ盛りだったのは、山田牧場です。
牛くん達も食事をしていて、丁度いいモデルになってくれました。
山田牧場のキャンプ場で休憩がてら撮影し、雷滝、松川渓谷へ移動しました。
仲良く食事 20091017-18 奥志賀-松川渓谷


雷滝は、ちょっと紅葉が早い感じもしました。
ですが、不思議なことに、前回は「シショー!どう撮っていいか、わかりませ~ッん!」だったのが、今回は何となく撮り方が分かってきました。
秋の雷 20091017-18 奥志賀-松川渓谷


雷滝から下は、紅葉が進んでいないようなので、山田温泉の共同浴場「大湯」に入って汗を流し、帰路につきました。
蛇口に特徴がある大湯 20091017-18 奥志賀-松川渓谷

途中、須坂へ行く途中の高井橋で撮影して、まだ時間も早く途中寄りたい所もありましたが、心を鬼にして高速に入ったため、渋滞に遭うこともなく帰宅できました。

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2009-10-17

カヤの平~奥志賀撮影ドライブ 一日目

先週、奥穂高へ撮影山行に家内と行って、今週も家内と奥志賀方面へ撮影に行ってきました。
元々、9月5日に夜行日帰りで志賀高原へロケハンへ行ったので、紅葉の志賀を撮影したい、という家内の要望もありました。
週末の天気が心配だったのですが、木島平方面は朝晴れる、という予報を信じ、信州中野ICから仮眠をとるべく、道の駅 北信州やまのうちで2時間ほど仮眠をとりました。

それでも1時間はグッスリ眠り、4:30に出発し、5:00過ぎにカヤの平へ到着しました。
どうも雲行きが怪しく、条件が良くありません。紅葉もパッとせず、撮影意欲は減退する一方です。
フテ寝している家内を車において、何ショットか撮影しましたが、やっぱり撮影意欲は沸きません。
他のカメラマンも、早々に移動を開始しました。
私たちも、6:30過ぎに移動し、雑魚川沿いの奥志賀渓谷(滝めぐり)コースを歩くことにしました。

カヤの平とは大違いで、紅葉真っ盛りです。
食事を済ませて、8:00頃に出発しました。
大滝は、家内も行きたくなさそうなのでパスします。それでなくても、歩いて5分もしないうちに三脚立てて撮影です。
これでは、いつ抜けられるかわかりません。

算段の滝 20091017-18 奥志賀-松川渓谷



途中、お腹も空いたのと疲れとで、モチベーションを保つのが難しくなってきました。
しかも、三脚の雲台が壊れてしまうハプニングも発生しました。
ブナの原生林は素晴らしいのですが、あまりに手付かずのため、構図が難しいという印象を受けました。

冬への衣替え 20091017-18 奥志賀-松川渓谷


三段の滝、ハーモニカの滝に行くまでに相当時間を浪費し、そこからブナの原生林を抜けて国道へ出た時には4時間半が経過していました。
最後は歩くだけになっていましたが、100ショット以上を撮影し、道路を30分ほど歩いて車に戻りました。

遅めの昼食をとり、丸池、燗満の滝を巡り、一沼で日没を向かえ、最後に琵琶池に行こうとしたところで雨が降り始めました。
のぞきで夕焼けを撮影したかったのですが、夕焼けどころか、本降りの雨になってしまいました。
少々早かったのですが、道の駅 北信州やまのうちに戻り、ウドンを夕食にして、早々に寝てしまいました。



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2009-10-12

奥穂高岳と高ボッチ 五日目

2009年10月12日(月) 晴
 昨晩は、バルブ撮影をする気力もなく、早々に寝てしまいました。

 朝起きると、天気も良さそうなので、河童橋で撮影してから帰ることにしました。
 河童橋の土産物屋の前で撮影の準備をしていると、猿の群れが河童橋を渡ってきます。
 猿の撮影はとても難しく、流し撮りもウマくいかなくて、失敗作を連発してしまいました。
猿の綱渡り 2009.10.9-12 奥穂高岳 & 高ボッチ


 朝焼けを期待したのですが、そんなこともなく、何枚か撮影している内に飽きてしまって、バスターミナルへ移動しました。
 ターミナルを目の前にして、田代橋付近で梓川からガスが上がっているのを見て、帰る直前に時間を取ってしまいました。
霧の梓川 2009.10.9-12 奥穂高岳 & 高ボッチ


 ターミナルで慰霊碑にお礼をしてから、沢渡で足湯につかり、浅間温泉へ向かいました。
 浅間温泉の港の湯へ行きたかったのですが、あいにくやっていませんでした。
 確か、昔は100円だった気がします。その上の昭和の湯が50円、さらにその上に無料の温泉場があったと思います。
 ですが、今は公共の温泉場は港の湯と仙氣の湯(昔、昭和の湯)の二つしかありません。
 仙氣の湯は、6:00から営業しているので、汗を落とし、さっぱりしてから、塩尻でお昼を食べて帰ることにしました。
 なお、リンク先のページには離れた公共駐車場を利用とありますが、直ぐ近くに駐車場があります。

 塩尻で、本山そばの里という、そば切り発祥の地で、地元の主婦の方が経営している蕎麦屋に行きました。
本山そばの里の大盛蕎麦 2009.10.9-12 奥穂高岳 & 高ボッチ

 開店前にも関わらず、対応してもらい、かつ、蕎麦はとても美味しくて、私たちが入ってからも、続々と客が来て、店内はお昼前に一杯です。

 蕎麦を味わってから、野菜が買いたいという家内のリクエストに、道の駅「小坂田公園」へ行って地元野菜を買って、高ボッチへ向かいました。
 高ボッチは、あまり情報を仕入れずに向かったのですが、観光客が多く、狭い道はすれ違うのが大変でした。
 あいにく富士山は見えなかったのですが、ススキが綺麗でした。
ススキ 2009.10.9-12 奥穂高岳 & 高ボッチ


 ここで、のんびりしたためか、中央道は大渋滞で、5Km通過に1時間をかけながら、結局夕食を途中でとって帰ることになってしまいました。

 今回は、色々とありました。
 -リモートコードの断線のため、レリーズが使えなかった。
  →早速、二代目を購入
 -上高地で4Lのポリタンクを置き忘れ
  →かなり使い込んでいたので、まぁあきらめもつく。
 -高速道路で渋滞中に地震
  →ちょっとビックリ
 -R158で正面衝突の事故
  →私たちの通過3時間後のことで影響はなかったけど、ニュースを見てビックリ

ということで、次回の山に向けて、3Lくらいのポリタンクを購入しないといけなくなりました。

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2009-10-11

奥穂高岳と高ボッチ 四日目

2009年10月11日(日) 晴
 一夜明けて、外は快晴です。
 早々に、カメラマンが小屋のテラスに三脚を並べて準備しています。
 私たちも、寒いのでテントから顔だけ出して、三脚を立てて撮影しますが、やっぱりうまく撮影できません。外に出て撮影しようと、撤収もそこそこに氷点下の中、小屋の前に三脚を立てました。
夜明け前 2009.10.9-12 奥穂高岳 & 高ボッチ


 久しぶりの御来光は、とても眩しく、なかなかいい感じで撮影させてくれません。
穂高岳山荘前にて(トリミング) 2009.10.9-12 奥穂高岳 & 高ボッチ


昨晩は、これからの下山が心配で眠れなかったのですが、そんなこともすっ飛んで、シャッターを押し続けます。
アルプスの夜明け 2009.10.9-12 奥穂高岳 & 高ボッチ


日が昇りきって、撤収を開始しました。
小屋の人達も、早々に下山を始めました。

ビッチリと雪がついたザイテングラードを、慎重に下りていきます。
まさか、こんなに雪が降ると思っていなかったので、アイゼンなんかありません。
中には12本歯をつけている人もいましたが、中途半端な雪のつき方なので、逆に爪を引っ掛けて危険かもしれませんね。
とにかく慎重に下山し、ザイテングラードを抜けたときは、正直ホッとしました。
もっとも、思ったほど危険な箇所はなく、滑っても転げ落ちることはなさそうだったのですが...
それよりも、下る人と登ってくる人が交差する方が、とても危険でした。
穂高に沈む月 2009.10.9-12 奥穂高岳 & 高ボッチ


涸沢に行く手前で、紅葉を再び撮影しました。
どうもプロカメラマンらしい人がいて、話を聞くと、今年は10年に一度の悪さ、だそうです。
また、来年も来る事になりそうです。
紅葉と涸沢槍 2009.10.9-12 奥穂高岳 & 高ボッチ


撮影でゆっくりしたので、涸沢ヒュッテは通りすぎます。
本谷橋に着く頃には、家内も結構バテがきたようで、徳沢で切るか迷いました。
横尾でゆっくり休んで、徳沢に着くと、まだ歩けそうな感じです。
分担していた装備をもらい、残り二時間を歩きます。

暗くなる前に小梨平に着く事ができ、早々にテントを設営して、小梨平食堂で買い物をしました。
いつか、ここの食堂で夕食を食べながら打ち上げをしたいと思いました。

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2009-10-10

奥穂高岳と高ボッチ 三日目

2009年10月10日(土) 晴 後 吹雪
 早朝、天気がよさそうなので、夜明け前に撤収、出発してザイテングラードへ向かって歩き始めました。
 30分も歩かないところで、紅葉と穂高連峰を撮影しますが、紅葉が今ひとつです。
紅葉と穂高 2009.10.9-12 奥穂高岳 & 高ボッチ


 それでも1時間ほど撮影して、ザイテングラードへ向かって歩き始めました。
 昨日の疲れが残っているのか、家内のペースは上がりません。ザイテングラードへ入ると、岩場が続き、ますますペースが遅くなりました。
 ザイテンの取り付きのテラスで、家内が「あの綺麗な人、小島聖さんじゃない?」と言います。
 確か、涸沢ヒュッテの展望テラスで夕焼けを待っていたテーブルの向かいに座っていた4人パーティです。
 後で確認したら、やっぱり小島聖さんのようでした。

 さて、それでも昼前に穂高岳山荘に到着し、テントを設営して1時間ほど休憩を取って休んでいました。
 すると、天候は急変し、周囲は吹雪となり、銀世界へと変貌しました。
 奥穂高への登頂をどうしようか悩みましたが、まだ歩けるだろうと判断し、奥穂高へ出発しました。

 奥穂高は、山荘からの取り付きが最も事故が多く、登頂を終えた人も口々に取り付きの鎖場が難所、と言っていました。確かに、ここが最も事故が多いところなんです。
 へこたれそうな家内を励まし、鎖場を越えて歩き始めました。
 山頂まで視界が悪い中、眉毛や睫毛を凍らせながら、途中何度も引き返すことも考えながら、奥穂高岳山頂に到着です。
凍てつく 2009.10.9-12 奥穂高岳 & 高ボッチ

 運が良かったことに、風雪が強かったのは下の方で、むしろ山頂付近は太陽が顔を出すくらいだったんです。
奥穂高岳山頂 2009.10.9-12 奥穂高岳 & 高ボッチ


 二人で交互に登頂の記録写真を撮り、早々に下山です。
 帰りも、ゆっくりのペースで下り、最後の鎖場を慎重に越えて、穂高岳山荘に着いた時は、ホッとしました。
雪ダルマも雪の中 2009.10.9-12 奥穂高岳 & 高ボッチ


 天候も悪いので、テントの中でのんびり過ごし、早々に横になって寝てしまいました。
凍るテント 2009.10.9-12 奥穂高岳 & 高ボッチ


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2009-10-09

奥穂高岳と高ボッチ 二日目

2009年10月9日(金) 曇 時々 晴
 早朝、始発のバスで上高地入りしました。
 もっと、登山客が多いかと思いましたが、ザックを座席におけるほどです。拍子抜けでした。

 上高地BTの慰霊碑に手を合わせ、涸沢に向け出発です。
 明神は、家内がやけにすっ飛ばして、45分ほどで到着しました。
 徳沢も家内が先行して歩きますが、横尾あたりからペースが怪しくなり、本谷橋へ着く頃には結構バテてきたようでした。
 ペースを落としますが、涸沢まではノロノロで、まぁ大丈夫だろうと先に涸沢ヒュッテに行って、幕営地を確保しました。
 30分ほど待つと、家内もヒュッテに到着し、早めの食事を済ませて早々に寝てしまいました。

前回撮影に失敗したアングル 2009.10.9-12 奥穂高岳 & 高ボッチ


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2009-10-08

奥穂高岳と高ボッチ

2009.10.8(木)
金曜日が貴重な会社休日で4連休ということで、かねてから計画していた涸沢から奥穂高へ行ってきました。
これまで、涸沢へは滝谷へ行くのに使ったことはありますが、秋は初めてです。
前回、奥穂へ行こうとして敗退しましたが、今回は北穂高へ縦走しようと計画しました。
涸沢は紅葉巡礼と言われるほど、多くの人が紅葉の涸沢を訪れます。
貴重な平日に涸沢入りできるチャンスは、有効に使わないといけません。

予定通り、3時間半程で沢渡へ到着し、いつもの沢渡中の第2駐車場で仮眠を取ります。
3時間ほどですが、ゆっくり眠れました。

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2009-10-04

志賀高原 紅葉撮影ツーリング

金曜日になって、週末の天気がどうやら良さそうと分かって、急遽撮影ツーリングに出かけました。
とは言うものの、さすがに金曜夜からの出発は止め、土曜朝に出発しました。
ですが、出発して直ぐに雨が降り始め、結局、昼食をとった道の駅おかべまで雨に降られ続けました。冷え切った体を、ここのラーメン店「秋桜」のラーメンで暖め、再び出発です。

前橋を通過することを嫌って、県道25号を使って渋川へ出たのですが、この判断は間違いでした。
結構、混雑して時間をとられます。

R145に出て、草津を通過して、16:00過ぎに志賀高原へ到着しました。
すでに渋峠では車を停めて翌朝に備えている人がいました。
ロケハンして、のぞきに移動です。
こちらは、結構カメラマンが多くて、私も時間をかけてしまいました。
そこから、紅葉真っ盛りの平床で軽く撮影し、木戸池前を通過、紅葉前の丸沼をやり過ごし、大沼入り口へ行きました。
既に16:30でしたが、丸沼へ向かい歩き始めました。
ですが、勘違いで丸沼は、とっても時間がかかる場所ということが途中で分かり、すばらしい夕焼けを撮り逃し、小焼けを仕方なく撮ることになりました。
志賀高原の小焼け 2009.10.3-4 志賀高原


雲も出てきたため、Bulb撮影はあきらめ、草津運動茶屋公園で夜を過ごす事にしました。
ここは、コンビにも近く、18:00には閉まります。土産物屋のベンチに屋根があり、ここなら雨にあたらずに快適な夜を過ごせます。
どう過ごすかは、ご想像にお任せします。

翌朝、4:00過ぎに渋峠に着くべく、バイクを走らせます。
展望台から横岳リフトまで車が路駐しています。さすがに、警察が警告しに来ましたが、誰も移動することもなく撮影は続きました。
中秋の名月 2009.10.3-4 志賀高原


この週末の志賀高原では、カメラマンの路駐がとても目に付きました。
仕方がないことですが、少なくともカーブの途中で路駐することだけは、とても危険なので止めて頂きたいですね。
そんな無知な、にわかカメラマンのために、駐停車禁止区域が増えることは、寒い中、機動性を生かしてやってきたバイク+カメラの人達も煽りをくらいます。
われわれ、バイクだけ除外、ということにはならないですからね。もう少し、マナーを守っていただきたい。
また、夜中にエンジンかけて暖房とることも、自然の風景を撮るカメラマンのとるべき行動とは思えません。

閑話休題。
木戸池へ10分足らずで移動し、朝食のラーメンを食べながら、陽が入るの待ちます。
木戸池 2009.10.3-4 志賀高原


結局1時間ほど撮影し、そこから、のぞきで軽く撮影し、まだ三脚が並ぶ渋峠でも軽く撮影し、白根山へ移動しました。

湯釜 2009.10.3-4 志賀高原


本白根山へ登ろうかと思ったのですが、湯釜へ登って下りたらガスが上がってきたため、気になっていた嫗仙の滝を撮影しに行きました。
ここ、熊は出るし、急坂、しかも入り口が分かりにくい、という三重苦だったんですが、偶然にも入り口を発見し、かつアプローチも何と言うことはありませんでした。
ただ、山慣れしていない人には、とても大変だと思います。
ちなみに、滝に向かう最中、撮影を終えたパーティが登って来たのですが、みなさんヘトヘトになっていました。
参考までに、私の場合、往路30分、復路25分でした。
あれ?下りの方が時間がかかっているのは、途中、熊除けに一斗缶を叩いていたからかな。
途中東屋があり、復路は20分で東屋につきました。

上級者向けとの看板もあり、山慣れしていないと、きついかもしれません。
また、どんぐりや、栗がかなり落ちていて、野生動物の餌場になっているようです。撮影に行かれる場合は、くれぐれも気をつけて下さい。

さて、念願叶って嫗仙の滝へ着きました。
どうやら、プロのカメラマン+男性の弟子1名、女性の弟子1名の2名が撮影していました。
ここの水は酸性のため、フィルタがやられるそうです。くれぐれも撮影後は良く拭くか、水洗いした方がよいようです。
もちろん、カメラ、三脚も同様ですが...
嫗仙の滝 2009.10.3-4 志賀高原


かなり予定もオーバーしたため、1時間ほどで撮影を終え、バイクに戻りました。
そして、今話題の八ツ場ダムで沈む川原湯温泉の聖天様温泉に入りました。
ここ、7、8年前に入ろうと立ち寄ったのですが、先客がいて入るのをあきらめたんです。
今回も先客がいたため、撮影は断念しました。
もっとも、いろいろな人がネットに公開しているので、探して確認してくださいね。
共同浴場もあるので、次回はこちらも入りたいと思います。

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