朝、日の出前に移動して仁科三湖の桜を撮影に行くことにしました。
有名な場所なのですが、撮影ポイントがわかりません。
前夜、真っ暗な中、家内と二人で偵察に行くと、桜が咲いているのを確認できました。
朝早めに確認して、咲いていなかったら別の場所へ移動しようと車を走らせます。
現地へ着くと、既に3-4名ほどのカメラマンが撮影をしていました。
挨拶をしてお話を伺うと、こちらは初めてとのこと。ただ、情報は入手されていて、状況はやや遅いということでした。
時間が経つに連れ、カメラマンが続々とやってきます。
路上での撮影する人が殆どでしたが、中には人の土地や田んぼの畦に入って撮影する人もいました。
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畦に入って撮影する三人衆 |
ちょうど正面になる場所でしたが、日の出から色が落ち着くまで撮影をし、その後徐々に場所を変えて行きます。
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仁科三湖の桜 |
要は、徐々に桜に近づいて行ったのですが、同じ所ばかりとっても面白く無いので、色々とチャレンジしてみました。
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桜の映り込み |
こんなのを撮りながら、構図を考えたり家内と話していると、この田の畦に入って撮影するオジイサンが...
"畦に入るのはマナー違反ですよ"
"..."
その後、更に何も言わずに私達のカメラの前に (一応) しゃがんで撮影する始末。
さすがにカチンときて
"カメラの前に来るのなら、一言いうべきではないですか?"
"だって撮影していないでしょ。そんなことしてたら撮影できないよ"
と逆ギレされてしまいました。
こういうカメラマンは少なくありません。なので、コンデジ片手の観光客も勝手に畦に入って撮影したりしています。
撮り鉄のマナーの悪さが話題になっていますが、次は風景写真が取り上げられるのは時間の問題でしょう。
(ノコギリで木を切り倒すことまではしないと思いますが)
家内から
"風景は (色々な場所で) 撮らせてもらっているので、謙虚な姿勢が大切だ"
と教わりました。その通りです。道路での撮影だって、地元の人にしてみれば迷惑でしょう。
そんなこともありましたが、次の場所へ行くことにしました。
まだ、時期的に早いかもしれませんが、山野草が咲く場所です。時間が遅いと一般観光客が多くなり三脚が使えないので注意が必要です。
ちょうど、キクザキイチゲ、ニリンソウ、カタクリが咲いていて、山ザクラもほぼ満開でした。
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わさびの花 |
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ニリンソウとワサビの花 |
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遅いけど水芭蕉も |
若葉や青葉も見頃で、淡い緑が綺麗です。
バイカモも、チラホラと花をつけ始めていました。
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若葉から青葉へ |
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バイカモの花 |
カタクリが中々花を開かず待ちながら撮影し、可憐な後ろ姿を撮影して帰路につきました。
帰り道、ちょうどお昼前に安曇野を通過するので、そばを食べて帰ろうと前回行きそびれた双葉へ行きました。
到着すると、ちょうど暖簾がかかった所で本日一番乗りです。
ここは一升蕎麦が有名なのですが、十割そばが数量限定メニューで出ていたため、家内ともどもそちらにしました。
喉越しよく、そば湯も透明 (これまで透明なそば湯をいただいたのは富倉そばの1軒だけでした) で、とても美味しい蕎麦でした。
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双葉 十割そば(大盛) |
帰り道、中央道は既に混雑を始めていて、大月ICから10Km先で小仏トンネルまでの渋滞が始まっていました。
途中休憩することなく先を急ぎ、大月で下りた方が得策と下り (あ゛!土産忘れた!) 、一般道で帰りました。
R20も所々混雑していましたが、まだ時間が早かったこともあり、往路+1.5時間で帰宅できました。
足がひどい筋肉痛で、麻痺している左足は、感覚がないのに筋肉痛という変な感じです。
あ、今月の課題をまだ撮影していない・・・