朝日新聞によれば、理化学研究所所ライフサイエンス技術基盤研究センター健康・病態科学研究チームの水野敬研究員が,風景写真には癒やし効果が高いことを日本疲労学会で発表しました。
第10回日本疲労学会総会・学術集会プログラムによれば、"健康科学イノベーションのための抗疲労介入研究"とあります。5月の開催なので、発表は随分前の事になるのですが、おそらくこの研究成果ではないかと思います。
記事によれば、
被験者に…パソコンに表示される数字が2つ前の数字と同じかを判断する作業を行わせました。作業の合間に予め癒されるとした写真を見せた場合と、癒やされない非癒やし写真を見せた場合とで、正答率がどの様に変化するかを調べました。
その結果、癒やし写真を見た場合は正答率が上がり、リラックスした状態で注意力が保たれていることが分かったそうです。
癒やし写真には、海や川、野原といった青や緑が多い自然風景が選ばれ、非癒やし写真には人混みや密集したビルの風景写真が多かったそうです。
[1] 中村通子: "風景写真の癒やし効果、予想以上 見るだけで疲れ軽減", 朝日新聞, 2014-9-29, <http://www.asahi.com/articles/ASG9V2GT4G9VPPZB002.html?iref=com_alist_6_05>.
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