2014-10-12

赤城山:紅葉撮影と山歩き

何度か訪れているのですが、山頂へ行ったことが無いので山歩きを兼ねて紅葉を撮影に行ってきました。
とはいうものの、天候次第ではチョー寝不足での山歩きになりそうです。
到着して炭酸麦汁で一息ついて仮眠をしました。
一時間程して寒さで起き、外に出ると満天の星空です。
寒いけど・・・こりゃ撮らないと...
で、結局明け方まで撮影し、ほとんど眠らないまま朝を迎えました。
放射冷却と風とで体感温度が低く、地元のカメラマンは皆さん冬の装いです。
そんな中、海外っぽい人のズボンは膝から下が露出しています。
こいつらに戦争しかけた日本人は、バカです。
いや、この寒さの中、半ズボンで鼻歌を歌いながら撮影している彼がバカなのか...
夜明け前
閑話休題。

あいにくきれいな朝焼けにはならず、諦めて覚満淵へ移動しました。
既に多くのカメラマンが撮影しています。
冷え込んだためか、朝霧が出ていました。
しまった!こっちにしとおけば良かった!と後悔しても遅いのですが...
日が高くなり、ちょっと条件が悪かったのですが、草紅葉が綺麗なのと風がなく水面が穏やかだったので、いい感じになりました。
湖畔に佇む
草紅葉
今回はいつものカメラに、先日山に行った際に残っているポジ、それに借りているカメラの3台と、忙しい撮影を強いられました。
ひと通り撮影し終わり、意外と眠くないので天気が安定している内に登ってしまおうと、登山口へ向かいました。
赤城山は、複数の山が集まっているのですが、最高峰は黒檜山(くろびやま)です。
あまり眺望が良くないらしいので、歩きメインで行けそうです。
赤城神社
急登をたらりんこと登って行くと、ひょっこり山頂に出ました。
色々なマップでは、2時間程度とありましたが、1時間半で行けるようです。
ただし急登が続くので、高尾山1号路と同じ感覚で行くと泣きを見ます。

山頂から2分程行くと、眺望が良い場所に出ます。
みなさん、ここで昼食をとるようです。
快晴の中、浅間山、谷川岳、燧ヶ岳、奥白根、男体山が見えました...見えたようです。
(燧ヶ岳まではわかりましたが、あとはさっぱり...)
ここからは稜線上の歩きなので、さほどの辛さはありません。
電気の路(一応11-12月号テーマを意識した・・・つもり)
1時間ほどで駒ケ岳に到着します。
ここは眺望があまり良くないので、大沼までさっさと下ってしまいたい気分になります。
下りは、狭い階段があるためすれ違いができません。
一度、下りてしまってから登ってくる人に気が付き、登り返す羽目にあいました。
40分程で”おのこ駐車場”に到着です。

時刻にしてお昼すぎ、飲むには良い時間です。
車の運転はできなくなるので、また覚満淵の近くへ移動し、ツマミを作りながら飲み始めました。
やはり寝不足と疲れからか、いつの間にか寝てしまい夕焼けを見損ないました。
もっとも、雲ひとつ無い天気でしたしたから、あまり期待できなかったと思います。と思いたいです。

少し雲が出てきて不安になりましたが、星が出る頃には雲ひとつ無い晴天となりました。
早速、鹿の鳴き声と何やら唸る様な獣の声が響く中、一人寂しく星景撮影を始めました。
このまま終わるまでいるか迷いましたが、さすがに耐え切れず一旦車に戻り、アルコール飲料で体を暖めながら待ちました。
再びカメラの場所へ戻ると、何故かISO感度が超高感度設定になっています。
『やってもうた~』
この後は、雲が出る予想なので撮り直しはできません。
しかも、風がなかったためレンズも曇っていました。
落胆しながら車に戻り、やけ酒して寝てしまいした。
電池切れの失敗作(この後も失敗作)
翌朝、どんよりした天気でしたが、ガスがいい感じで降りてきてました。
昨日撮っていることもあり、ポイントで撮影して、小沼へ移動しました。
標高が高いため、駐車場に着くと周囲は真っ白です。
湖畔は、さらに真っ白でどうしようもありません。
適当にお茶を濁して帰ることにしました。
錦繍の織絵
白い世界
今回は、覚満淵の草紅葉を撮影でき、初めて赤城山へ登ったということで良しとしましょう。
山ブームと言われているようですが、山の基本である登り優先を意識していない人や、平気で荷物を接触させてすれ違う人が多い気がします。
いずれ事故が起きる気がしてなりません。
ショップは、売るだけでなく最低限のマナーやルールも教えるべきと思いますが、教えられる人もいなのでしょう。
山に登ったことがないカタログ売りの店員が多いですから。
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