2012-10-13

嫌われている日本人のマナー

御存知の通り,先日の中国暴動(もうデモと呼べるものではありませんでした)の様子や,国慶節での中国人の様子からマナーの悪さを国内外に広めることになりました.
もっとも,暴動は中国の国情や政治的背景もありました.本来なら(おそらく)政府の役人が一部の人に依頼し,バスでデモ隊を投入し,それで終わるはずでした.一人あたり幾らか支払ったそうです.ところが,貧困層が便乗してしまい暴動に発展してしまいました.あの暴徒には大学生は参加していなかったようです.というのも,将来ある大学生が暴徒に参加したことがわかれば就職にひびいてしまいます(中国では就職難が続いています).また,なぜ日本車に乗った中国人まで被害にあったかというと,貧困層からすれば日本車に乗れる中国人は,憎悪の対象になっていったわけです.百貨店など狙われたのは,自分達は行けないからですね.

国慶節で日本への旅行を避けた中国人は,一斉に国内旅行に向かいました.合わせて高速道路無料化もあり,高速道路は巨大な駐車場となり,観光地はゴミの山となりました.天安門広場では約7.5t,中山陵は60t/日というゴミが出ました.さすがに片付けるのも早かったようですが...これは,中国の経済成長も反映しているとも言えるのですが,このようにゴミを捨てる,路上で排泄する等,中国人のマナーの悪さは有名です.私自身,観光地で中国人の旅行客が勝手に人の庭に入り記念写真をとっているのを見かけたことがあります.

さてさて.日本人に話を移しましょう.
Rocket News 24から,"覚えておこう! 海外旅行の最低限のマナー / 海外で嫌われる日本人の行為"という記事が出ました.少々ショッキングな記事なので紹介します.
この記事によれば,海外では日本人はマナーが良いと評判が良いのですが,写真撮影となると極端にマナーが悪くなるそうです.
海外旅行のガイドブックには,よく撮影する際にひと声かけましょう,と書かれていますが,シャイな日本人は,黙って撮影してしまうため,それが現地の人にはマナーが悪い,とうつるようです.
確かに,その通りです.きっと,買わずに撮影することに罪悪感があるのかもしれません.

私も,過去渡航した先で撮影した際に,なかなかひと声かけることができませんでした.
ですが,写真をはじめるようになって,許可を求めるようになりました.
海外だと言葉の問題がありますが,カメラを構えて"OK?"と指で輪っかを作れば,大体通じます.
本当は,撮影した画像を見せられれば良いのですが...
実は,海外だけでなく,山や公園でも登山道や柵を越えての撮影をする人が少なくありません.
あの3.11の地震の時も,火事場泥棒のようなこともなく(実際にはあったようですが),整然と協力しあったことが海外から賞賛された国なのですから,撮影のマナーくらい守りたいものです.

私は,撮影前に周囲を見渡して,先にセッティングした人のフレームに入っていないか,確認するようにしています.後ろに人がいる場合は,例えば"3カットだけ撮らせて",とか言って許可をもらいます.それでも,ごめんなさいをやってしまいますけど...お互い声を掛ければ済む話なのですが,トラブルになることが多いですね.気をつけるくらい気をつけて,が調度良いくらいかもしれません.

2012-10-07

紅葉、駆け降りる

10月5日は会社が休みということで,4日夜から紅葉を求めて山歩きに出かけました.
3年前に撮影に行った場所です.今回は,プラスαしました.
http://takehisa.blogspot.jp/2009/10/blog-post_09.html
http://takehisa.blogspot.jp/2009/10/blog-post_10.html
http://takehisa.blogspot.jp/2009/10/blog-post_11.html
駐車場に着くと,既に車がいっぱいです.
最初は,明け方に車を入れようと思ったのですが,心配になって駐車場に入れて仮眠しました.
明るくなり,バスに乗ると既に満員で補助席となりました.乗り切れない場合は,増発するそうなので安心です.

バスを降りて,6時間ほどフルボッカで今日の幕営地に到着です.最後はヘロヘロになりましたが,何とかテントを設営する場所を確保できました.テントを設営して水場で飲み物を冷やしますが,あまり冷たくありません.が,少し紅葉をしはじめた山々を見ながら,体を休めました.
夕方は雲が出てしまい焼ける様子がないので,早々に寝て翌日の撮影に備えました.

真夜中,テントを撤収して歩き始めますが,ペースが遅すぎて高度が稼げません.これはマズイと計画を変更して撮影機材だけをもって荷物をデポしてポイントに急ぎました.
途中,2ヶ所でルートをロストしてしまい,余計な時間がかかってしまいましたが,何とか無事に撮影ポイントに到着しました.疲れていましたが周囲は別世界で,極彩色に包まれていました.
風と雲があり今一つでしたが,これまでの疲れを忘れさせてくれました.
逆さ槍
明るくなって,撮影しながら荷物を回収しに戻りました.途中のナナカマドがとても綺麗で,一向に荷物の場所に行けません.それでも,後ろ髪をひかれる思いで下って行きました.下の写真は,やや高度を下げた場所なので,下の方は色づきはもう少しという感じです.
錦秋をまとう
荷物を回収して,こんなことならテントを張りっぱなしにすればよかったと後悔しながら,次の目的地へ移動です.岩場歩きと荷物が重いので,足が痛くなってペースが上がりません.
やっと到着すると,既にテントでいっぱいです.きしむ体を動かして,テントの設営と水汲み,飲み物の買い出しです.やっと冷た~いビールにありつけました.

夜になり,雨が降り出しました.テントにいると音のせいで雨が強く感じましたが,それほどでもありません.ただ,雨の中を移動するのも嫌ですし,何より真夜中にラジオを鳴らしている人,ペグをいつまでも打っている人がいて,寝られません.しかもペグを打ち終わった後,いつまでも話をしているので,うるさくて仕方がありません.
もう少し寝ていたかったのですが,起きて準備をして出かけました.
雨は上がって,明るくなって青空が見え始めました.山の稜線が見えてくると,なんと雪をかぶっています.すでに下ってくる人もいて,話を聞くと,上は「10年ぶりの良い紅葉で,とても良いですよ」とか,「初冠雪だったようです」とのこと.そう言えば,3年前は”10年に一度の悪さ”と言われたっけ.
この言葉に勇気づけられ,歩き始めはペースが出ませんでしたが,登りがきつくなる後半は,ほぼペースを取り戻してきました.
撮影ポイントの山小屋が見えて,紅葉のトンネルをくぐり,気持ちは逸りますが歩くペースは上げられません.それでも,やっと到着すると,トイレには長蛇の列が...せっかくの良い風景をトイレ渋滞で見られないなんて...トイレは我慢ガマン!
とにかく,まずは定番の一枚を撮影し,後は小屋の近くで撮影しました.
彩る山々
ひとしきり撮影して,家内と待ち合わせた場所で休んでいたら,家内が戻ってきました.
早く戻らないと,帰りのバスに間に合いません.この頃にはトイレ渋滞も解消して,9時過ぎに下山を開始し,途中,登ってくる人との交差で時間をとられましたが2時間半弱でテントに戻れました.
たった一日でしたが,紅葉が山を駆け下りていっている気がしました.

テントを撤収し,ひたすら歩いていきますが,すでに足はボロボロです.泣きながら,バスターミナルに着くと,長蛇の列です.先に到着していた家内を見つけると,いつになるかわからないとのこと.
前にいた女性も,ご主人が乗り場近くで休んでいるとのことで,私も足を休めるために,荷物番をしながら家内が来るのを待ちました.おかげでかなり足が回復しました.80分ほど並んでくれた家内に感謝です.
車に戻って走り始めますが,道路が渋滞し始めたため,裏道でインターに入り道を急ぎましたが,やはり高速で渋滞してしまい,結局2時間ほど余分にかかってしまいました.

今回,あまりの人の多さに驚きましたが,何より観光登山でマナーの悪さが気になりました.
山では原則登る人を優先させますが,お構いなしに降りてくる人.
木道で既に人が向かっているのに,歩き始める人.おかげで先に向かってきた(登りの)人がよけなければいけなくなりました.
登ってくる人に道を譲ろうとよけると,無理やり2列で登ろうとして来る人.通過時に荷物が接触することは事故につながるため,気を付けなければいけないのですが,謝りもせずに歩いてきます.さすがに,怒鳴ってしまいました.
吊り橋では,ふざけてゆすりながら歩く若者,歩きタバコする人...
撮影で立ち入り禁止の場所に入る人.
もちろん,私も歩きながら『あちゃ~』ということをしてしまいますが,意識しながら歩けるかだと思います.
何かの本で,観光登山客が増えている,というの見たことがあります.これは,その場所へ行けば,もういいという人達で,観光気分で山に入るためマナーとかも悪くなっている,というものです.
山小屋も厳しいことを言わなくなったこともあるかもしれません.そういえば,山を始めたころ濡れたシュラフを乾かせてほしいと言ったら,「テントだろ,自分で何とかしろ」と言われました.当たり前と言えば当たり前なのですが,その一言があったからこそ今があると思います.
数年後に登った時,その山小屋の主人は「そんなこと言ったっけ?」と言ってましたが...いいオヤジです.
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2012-09-30

秋風景を探して (Japanese Autumn Landscape)

写団薬師・多摩教室が午前だったこともあり,午後から撮影懇親にお誘いしたところ,何名かの方から参加の申し出があり,撮影に向かいました.
あまり遠くにすると移動で疲れてしまうため,近場にしたのですが,それでも時間がかかってしまいました.

やっぱり日本の秋と言えば紅葉ですが,まだちょっと早いです.今流行の里山(というのは造語で,本当は山里というらしい)に,ゆる~く秋の田畑風景を撮影に行きました.
収穫前
台風が近づいていることもあり,大急ぎで稲刈りをしていました.まだ,赤い曼珠沙華は満開と生えませんでしたが,そこそこ良い感じで撮れたと思います.
つっかれたぁ~
雲も厚くなって,夕焼けも望めなくなってしまったのと,バルブ撮影もできないので,近くの道の駅で夕食と懇親と仮眠をとりました.
あまり,こういう機会がなかったので,いろいろとお話しできて楽しかったです.

少し仮眠して,翌朝は曼珠沙華の群生で有名な場所へ撮影に行きました.
咲いていない部分もありましたが,ほぼ満開という感じで,朝早くから大勢の方が撮影にきていました.
レッドカーペット
もう何年も来ていなかったのですが,この群落は見応えがありました.
なんと,元薬師のN氏も撮影に来ていて,撮影ポイントを教えていただきました.ありがとうございました.
想いよせて
心地よい風
さすがに,朝早くから撮影して疲れてきたのと,台風が心配になって戻ることにしました.
途中,近くの田畑や小川で撮影して,本当に雲行きが危うくなってきたので帰ることにしました.
きらめいて
揺れる心
買い物とか食事をする場所とか,あまり下調べが出来なかったので,迷惑をおかけしてしまいましたが,懲りずにまた撮影に行きたいと思います.
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2012-09-29

三脚のマナー

デジカメWatchに吉住さんが三脚のマナーについてレポートしています.
特別企画:「三脚のマナー」について考えてみよう
私自身,自分で"これくらい,いいだろう"という認識でいた部分もあったので,興味深く読ませて頂きました.
すると,"あチャ~"な部分も色々あって,とても参考になったので紹介します.
ポイントは,以下の通りです.


  • 三脚の使用が禁止されている場所なのに使う.
    "三脚","マナー"で検索すれば,大体上位に出てくるお話です.特に,京都のお寺であるそうで,禁止されているのに三脚を使って撮影しているカメラマンが多いようです.立て看板を見過ごす場合もあるので,使えるかどうかは係の人に確認するなどした方が良いようです.
  • 細い通り道で三脚を広げて撮影する.
    先日紹介したレンゲショウマの群生地や紫陽花やツツジで有名な場所では,カメラマンだけでなく多くの観光客が来ます.そんな中,三脚を大きく広げてローアングルで撮影しているカメラマンが少なからずいて,カメラマン同士のみならず,カメラマン以外のそうでない人に迷惑をかけていることがあります.時には,その三脚に足をかけて,一般の人が謝る場面も...謝るのはカメラマンの方ですよね.何かが誤っています.
    吉住さんは,通路を塞ぐだけでなく撮影が終わるまで通せんぼするカメラマンがいると嘆いています.そう言えば,三脚では通せんぼしていないんだけど,三脚で撮影していて自分の体や荷物で通せんぼしてしまっていることってありませんか?少々(ではなく,だいぶ)横幅もある私は,家内からよく注意されます.気をつけないと,いけないなぁと反省しています.
  • ロープをまたいで三脚を設置する.
    これ,やっちゃいます.時には,カメラマン本人が跨いでいる場合も見受けられますが,三脚ならいいだろう,とロープや柵の中に脚を突っ込んで,クローズアップで撮影するカメラマンは,私だけではないはずです.家内から注意されてから,やらないようにしました.ツツジや高山植物など花木によっては,根がたいへん弱いものもあります.三脚の脚くらいと思っても,それを大勢の人がやれば,根を痛めて花が咲かなくなったり,枯れたりします.ロープや柵だけでなく,木道も同じですね.よく,自分は木道の上だけど,三脚は木道の下に置いて撮影しているカメラマンがいます(時には,ご本人も下りている場合もありますが).そういうことをしながら,例えば外国人が撮影していたら,どう思いますか.しかめっ面になりますよね.気をつけたいものです.
  • 三脚の脚を伸ばしっぱなしで移動する.
    これもやります.というか,私はこれで山歩いています.もちろん,人が多ければ脚を畳みますが,大体伸ばしっぱなしで,肩に担いで歩いていますね.これも,周囲に人が多いか少ないか,ということもありますが,長い距離を移動する場合は,脚を畳んで短くして担ぐなど,注意したいと思います.

いかがでしたでしょうか.
上記以外にも,撮影しているカメラマンの前で三脚を設置したり,他のカメラマンの後をついてきて邪魔をしたり,時には勝手にファインダーを覗いたり,なんてことをするカメラマンがいるそうです.
狭い場所での三脚撮影では,お互いが譲り合い,気持よく撮影できるよう心がけたいものです.

2012-09-24

スマホでテザリング (Tethering by Smartphone)

テザリング機能がないスマートフォンを使っています.
以前から,root化することでテザリングができることは知っていましたが,どうやらroot化しなくてもテザリングできることが分かって来ました.

ここで,テザリングとかroot化とか,"何言ってんのか分かんなぁ~い"という方もいるかと思います.
テザリングとは,スマートフォン等の通信機能を有するモバイルデバイスを中継機(ルータ)としてインターネット接続することです.
auが売りにし始め,iPhone5にテザリング機能を持たせたことで,Softbankが追従し話題になりました.
またroot化とは,Aondroid端末におけるroot権限,いわゆるWindowsでいうadministrator権限とでも言いましょうか,その端末での機能制限を解除して,スマホユーザが権限を有するようにしてしまう行為のことです.
root化されていないスマホ端末をroot化することは契約上許されていませんし,全てのトラブルが自己責任となります.

さすがに,これは危険です.
ですので,テザリング機能を持たせられるアプリがあるのを知っていましたが,躊躇していました.
ですが,root化しなくてもできることが分かり,早速入れてみました.
有料ソフトもありますが,ここは実験的に無料ソフトのPdaNetを入れてみました.
ソフト名で検索すれば,解説記事がありますので,詳細はそちらを見てください.
ただ,スマホとPCとの接続のタイミングがまちまちで,何時つなぐのか分かりにくかったので,簡単に手順を解説します.

Step 1:スマホをUSBデバッグモードにして,PdaNetをインストールする.
Step 2:PCにPdaNetをインストールする.
Step 3:インストール中にスマホをUSBケーブルで接続するよう指示がでるので接続する.
Step 4:インストールが完了したら,PCのアイコンから接続要求を出す.

ざっとこんな感じです.実際には,スマホには古いバージョンを,PCには新しいバージョンをインストールしたので,どうなのかな,と思いましたが,見事つながりました.
一応,パケット代は定額なので問題ないと思いますが,あくまで緊急用として使うのみで,派手に使わないようにしないと制限がかかってしまう(使えなくなってしまう)と思います.モバイル環境では,普段は無料で使えるWifiサービスを使うようにしたいと思います.