白毛門(しらがもん)岳。
湯桧曽川を挟んで、谷川岳の東に位置する1700m程の山である。
特に難しいところも無く、日帰りが可能な冬山ということで足慣らしに登る人も多い。
2005年2月28日に、白毛門に単独挑戦をした。
その時も、終日前に大雪が降ったため、相当なラッセルを強いられることが予想された。
このため、行ける所までと割り切って登った。
前日夜に現地入りし、ご好意でテントを張らずに横になれた。
5時半頃に登山口へとっついたが、道路脇は雪の壁で登るのも一苦労。
1,500m付近の松木沢ノ頭までは2時間ほどで登っている。
そこから1,680m付近の大斜面手前で力尽き、撤退を決意した。
それでも4時間で500m弱を登っているので、ペーストしては悪くない。
しかし、天気がよくなり重い雪の中で腰下ラッセルが続いて、完全にばててしまった。
1,650m付近に荷物をデポしたが状況は変わらず、15:32の電車に間に合うか心配になり下山したのだ。
ただ、下山は早く2時間程で登山口に着いた。
そのリベンジを果たすべく、今回は途中ビバークをして距離を稼ぐことにした。
今回は、新しく購入した靴の調子、久しぶりに歩く冬山の感触、テント泊、そしてカメラと色々と試してみたいことがあった。
今回も前回と同様、年末年始で相当な降雪がありラッセルが予想された。
正月山行で入山したパーティが少なかったのか、トレースはあるものの800m付近から既に消えかかっていた。
前回は2時間程で松木沢ノ頭へ着けたので、今回もそこ位までと思ったのだが、斜面に取り付くなり膝下ラッセルが続いて結局950m付近でタイムアップとなった。
簡単な整地をして、テントを設営する。
久しぶりからか、水を作っている最中にコッフェルをひっくり返す失態をしてしまい、テント内は洪水。
しかも、なぜか体が冷えて眠れず、睡眠不足のまま朝を迎えてしまった。
それでも、1時間半で撤収を完了し、ワカンなどの装着を終えて出発した。
2時間ほど登ったがペースが上がらず、4、5歩を歩いて一休みする始末。
しかも、立ちながら眠ってしまう位になっていた。
精神的にはまだいけそうなんだが、日が出てきて雪が重くなりそうで下りのことを考えると不安になってきた。
このまま行っても、体力が持つのは松木沢ノ頭までだろうと判断し、少々早かったが撤退を決意した。
駅に着くと、上りの電車が出た直後だった。
バスで帰るか、と思ったら臨時列車が1時間ちょっとで出ることに気がついた。
余った食料を駅で消化し、デポしたビールで喉を潤しながら片づけをする。
私と入れ違いで、若い単独登山者が白毛門に登るという。
雲はすっかり取れ、駅からも白毛門がクッキリと見えた。
途中まで、ばっちりトレースつけといたから、と言って別れた。
ピークまで行けると良いのだが。
写真はほとんど撮れなかった。
それでも幾つかをWebアルバムにアップした。”アルバムの場所”で、白毛門の位置が確認できると思う。
今回、帰宅してカメラを手入れしていたら、ズームレンズがロックして故障してしまった。
保証期間が3月で切れるので、早めに修理に出そう。
2005年2月の記録
2月27日 19:36土合駅19:55-20:15寝処
2月28日 4:30起床5:25-5:35白毛門登山口-7:40松木沢ノ頭付近7:50-8:45休8:55-10:15大斜面手前[1,640m]10:25-11:25撤退[1,650~60m?]-12:25休12:40-13:35登山口-13:40土合駅
2007年1月の記録
1月4日 13:55土合駅14:15-14:30登山口-16:15[950m]付近
1月5日 3:00起床4:45-5:40[1,080m]5:55-6:40[1,150m]6:50-8:30登山口-8:45土合駅10:19-自宅
なお、高度計を合わさずに入山したので、高度は合っていないかもしれない。
最終ポイントは、天神平ロープウェー駅の高さに近かった気がする。
2008-01-02
昭和記念公園 Winter Vista Illumination2008
年が明けて、再び昭和記念公園のイルミネーションを観に行った。
さすがに昨年訪れた時と大違いで人が少なく、撮影がしやすかった。
2回目ということもあり、前回撮っとけば良かったなぁ、というアングルで再挑戦。
Webアルバムにアップしたのだが、どうだろうか?
さすがに昨年訪れた時と大違いで人が少なく、撮影がしやすかった。
2回目ということもあり、前回撮っとけば良かったなぁ、というアングルで再挑戦。
Webアルバムにアップしたのだが、どうだろうか?
槍ヶ岳雪崩事故
1日未明に発生した槍平小屋付近の雪崩で、死者が出ました。
残念なことです。
年末年始にかけて、降雪が予想されていただけに「今年も事故が起きるかな」と思っていましたが、予想通りの結果になってしまいました。
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
さて昔は(今でもそうですが)、冬槍は中崎尾根からのアプローチで、中崎尾根にベースキャンプを設営するのが通例でした。
私も、1度ですが以前所属していた会で冬槍を登らせてもらった事があり、その時も中崎尾根にテントを設営しました。
ですが、状況が報道されるに従って、かなり予測不能な事態になっていたことが推測されます。
当初、(積雪量が多い中)槍平に幕営するなんて無謀だなぁ、と思っていました。
しかし、どうやら奥丸山(中崎尾根へ登るルートにある小ピーク)からの雪崩により事故が発生したようです。
だとすると、中崎尾根へ上がるのは危険だったかもしれません。
私が登った当時も、中崎尾根へのルートは崩壊が激しく、中日新聞によれば、「斜面が夏の崩壊で地形が変わった可能性がある」と報じています。
このニュースを聞いたとき、中崎尾根へ上がっていれば助かったかもと思いましたが、それは現地に入った者しかわからない事です。
春に登ったときも、すれ違った登山者が「ここは雪崩が起きないから、冬スキーが楽しめる」と言っていました。
ですが、この考え方は間違いだと再認識しました。
なお、冬スキーといっても4月の事であり、厳冬期ではありません。その登山家も、そのつもりだと思います。冬槍にスキーを担いで登るのは危険です。
私に山を教えてくれた方の一人が、口を酸っぱくして言っていた事があります。
「斜面があれば雪崩は起きる」
確かに、斜面に挟まれているものの槍平小屋付近の斜面で、倒れている木が少ないと思いました。
雪崩は起きないんだろうなぁ、と思いました。
だからといって、この斜面で雪崩が絶対起きない、とは言えません。
起こるかもしれない(事故の)可能性を少しでも小さくできなければ、事故を防ぐことは出来ないでしょう。
年末年始の入山者が予想の1/3強の268人だったという読売新聞の報道もあります。
「降雪があったから、雪崩が起きやすい状況だった。計画変更も視野に入れるべきだった」とのコメントも見られました。
ですが、山へ行くのをおいそれと中止しろと言うのは難しいことです。
多くの山岳会が該当すると思いますが、年末年始の山行を目標にトレーニングしてきていると思います。
荒れる気圧配置だろうと、まずは入山することが多いと思います。
今回は、そういう状況での悲しい事故だったのではないかと思います。
また一方で、道具が進歩して安易に難しいルートに挑戦する人も多いように見受けられます。
今後も、こういう事故が増えるのではないかと心配です。
私自身も、気をつけて臨みたいと思います。
合掌
残念なことです。
年末年始にかけて、降雪が予想されていただけに「今年も事故が起きるかな」と思っていましたが、予想通りの結果になってしまいました。
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
さて昔は(今でもそうですが)、冬槍は中崎尾根からのアプローチで、中崎尾根にベースキャンプを設営するのが通例でした。
私も、1度ですが以前所属していた会で冬槍を登らせてもらった事があり、その時も中崎尾根にテントを設営しました。
ですが、状況が報道されるに従って、かなり予測不能な事態になっていたことが推測されます。
当初、(積雪量が多い中)槍平に幕営するなんて無謀だなぁ、と思っていました。
しかし、どうやら奥丸山(中崎尾根へ登るルートにある小ピーク)からの雪崩により事故が発生したようです。
だとすると、中崎尾根へ上がるのは危険だったかもしれません。
私が登った当時も、中崎尾根へのルートは崩壊が激しく、中日新聞によれば、「斜面が夏の崩壊で地形が変わった可能性がある」と報じています。
このニュースを聞いたとき、中崎尾根へ上がっていれば助かったかもと思いましたが、それは現地に入った者しかわからない事です。
春に登ったときも、すれ違った登山者が「ここは雪崩が起きないから、冬スキーが楽しめる」と言っていました。
ですが、この考え方は間違いだと再認識しました。
なお、冬スキーといっても4月の事であり、厳冬期ではありません。その登山家も、そのつもりだと思います。冬槍にスキーを担いで登るのは危険です。
私に山を教えてくれた方の一人が、口を酸っぱくして言っていた事があります。
「斜面があれば雪崩は起きる」
確かに、斜面に挟まれているものの槍平小屋付近の斜面で、倒れている木が少ないと思いました。
雪崩は起きないんだろうなぁ、と思いました。
だからといって、この斜面で雪崩が絶対起きない、とは言えません。
起こるかもしれない(事故の)可能性を少しでも小さくできなければ、事故を防ぐことは出来ないでしょう。
年末年始の入山者が予想の1/3強の268人だったという読売新聞の報道もあります。
「降雪があったから、雪崩が起きやすい状況だった。計画変更も視野に入れるべきだった」とのコメントも見られました。
ですが、山へ行くのをおいそれと中止しろと言うのは難しいことです。
多くの山岳会が該当すると思いますが、年末年始の山行を目標にトレーニングしてきていると思います。
荒れる気圧配置だろうと、まずは入山することが多いと思います。
今回は、そういう状況での悲しい事故だったのではないかと思います。
また一方で、道具が進歩して安易に難しいルートに挑戦する人も多いように見受けられます。
今後も、こういう事故が増えるのではないかと心配です。
私自身も、気をつけて臨みたいと思います。
合掌
2008-01-01
2008年最初のBlog
明けましておめでとうございます。
新年は、酒の話でスタートです。
家内のお母さんが、お酒を持ってきてくれました。
なんでも、生協で抽選で購入できるお酒とのこと。
いつも申し込んでも、当たる(といっても購入権がもらえるだけ)ことが少ないそうです。
今回は、盛岡のお酒、あさ開です。
盛岡には3度ほど行ったことがありますが、知りませんでした。
ありがたく、いただきます。
新年は、酒の話でスタートです。
家内のお母さんが、お酒を持ってきてくれました。
なんでも、生協で抽選で購入できるお酒とのこと。
いつも申し込んでも、当たる(といっても購入権がもらえるだけ)ことが少ないそうです。
今回は、盛岡のお酒、あさ開です。
盛岡には3度ほど行ったことがありますが、知りませんでした。
ありがたく、いただきます。
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| こちらは純米大吟醸記念酒”藤尾” | こちらはコンテスト金賞受賞酒です |
2007-12-24
ダイヤモンド富士
このブログが継続されるなら、今後このタイトルは何回か登場すると思う。
今回は、大変手ごろなダイヤモンド富士に挑戦した。
片道270円、バイクなら片道45分、登ること1時間ジャスト、という距離である。
もっとも、ケーブルカー470円を支払えば、30分足らずで登れてしまう。
そう、ミシュラン観光ガイドで三ツ星に輝いた高尾山である。
高尾山が“ミシュラン”三つ星観光地に
こちらに移住してから、丹沢山系から高尾山へ足慣らしのフィールドが移った。
百名山から一地方の低山であるが、それはそれ、楽しみ方も色々である。
さて、朝日新聞に紹介されたからか、ますます観光客が増えているそうだ。
それに輪をかけて、京王線がダイヤモンド富士の宣伝をしたものだから、大変である。
昨日は800人が山頂につめかけたそうだ。
しかし生憎の天気だったそうで、16:00過ぎに富士山がチョッとだけ顔を出したらしい。
実は、20日頃から風邪気味となって体調がおかしくなり、21日は一日寝込み、22日は終日安静、23日にやっと動きたくなるという感じで、病み上がりだった。
それでも、今日を外すとチャンスを逃しそうだったので、思い切って出かけてみた。
結局、今日のクリスマスイブが一番良かったみたいで、ギャラリーからは感嘆の声と共に、サンデーカメラマンの「前の人!しゃがんで!」、「三脚、気をつけて!」の怒号が山頂にこだました。
私も、おばさん数名に三脚を蹴られるわ、レンズ前をおじさんに塞がれるわ、ひどい目に遭いました。
やさしいオジサン(おじいさんかな)に、「撮るんなら午前中に来ないとね」と忠告を受けながら、色々とアドバイスを受けて収穫の多い一日でした。
しかも低山(どころか公園)とナメくさった私は、ヘッデンを持ってくることもすっかり忘れたため、暗闇をトボトボと月明かりと他人のヘッデンを頼りに歩く始末。
途中、負傷者の搬送車が通り過ぎ、「ヤバイ、ヤバイ」と自重しながら帰りました。
さらに電車に乗ってから、暗闇に慣れた目で携帯電話の文字を見たらピントが合わず、思わず”老眼かァッ!!!!!”と京王線車両内で叫びそうになった。(しばらくしたら、普通に戻って一安心)
ただ、思ったよりもダイヤモンド富士は感動的。
オンラインアルバムにて。
今回は、大変手ごろなダイヤモンド富士に挑戦した。
片道270円、バイクなら片道45分、登ること1時間ジャスト、という距離である。
もっとも、ケーブルカー470円を支払えば、30分足らずで登れてしまう。
そう、ミシュラン観光ガイドで三ツ星に輝いた高尾山である。
高尾山が“ミシュラン”三つ星観光地に
こちらに移住してから、丹沢山系から高尾山へ足慣らしのフィールドが移った。
百名山から一地方の低山であるが、それはそれ、楽しみ方も色々である。
さて、朝日新聞に紹介されたからか、ますます観光客が増えているそうだ。
それに輪をかけて、京王線がダイヤモンド富士の宣伝をしたものだから、大変である。
昨日は800人が山頂につめかけたそうだ。
しかし生憎の天気だったそうで、16:00過ぎに富士山がチョッとだけ顔を出したらしい。
実は、20日頃から風邪気味となって体調がおかしくなり、21日は一日寝込み、22日は終日安静、23日にやっと動きたくなるという感じで、病み上がりだった。
それでも、今日を外すとチャンスを逃しそうだったので、思い切って出かけてみた。
結局、今日のクリスマスイブが一番良かったみたいで、ギャラリーからは感嘆の声と共に、サンデーカメラマンの「前の人!しゃがんで!」、「三脚、気をつけて!」の怒号が山頂にこだました。
私も、おばさん数名に三脚を蹴られるわ、レンズ前をおじさんに塞がれるわ、ひどい目に遭いました。
やさしいオジサン(おじいさんかな)に、「撮るんなら午前中に来ないとね」と忠告を受けながら、色々とアドバイスを受けて収穫の多い一日でした。
しかも低山(どころか公園)とナメくさった私は、ヘッデンを持ってくることもすっかり忘れたため、暗闇をトボトボと月明かりと他人のヘッデンを頼りに歩く始末。
途中、負傷者の搬送車が通り過ぎ、「ヤバイ、ヤバイ」と自重しながら帰りました。
さらに電車に乗ってから、暗闇に慣れた目で携帯電話の文字を見たらピントが合わず、思わず”老眼かァッ!!!!!”と京王線車両内で叫びそうになった。(しばらくしたら、普通に戻って一安心)
ただ、思ったよりもダイヤモンド富士は感動的。
オンラインアルバムにて。
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