2012-05-09

2012 辰野清写真展「凛の瞬」(りんのとき)

自然奏の主宰である辰野清氏の写真展「凛の瞬」が5月10日まで,富士フォトサロン東京で開催されています.
風景写真出版から出版された写真集は売れ行きも良いようで,私も会場で買おうとしたら在庫切れだったため,送ってもらいました.
先ほど届きましたが,辰野氏らしい渋い絵作りになっています.
(もっとも会場で見ているのですが...)

写団薬師・東京教室の写真展「ときのながれ」は,富士フォロギャラリー調布で5月25日からです.
ぜひ,足を運んでいただければと思います.
多摩教室を含め,調布教室,町田教室の写真展「ときのながれ」のスケジュールは,写団薬師・多摩のホームページでお知らせ中です.ご確認ください.

2012-05-05

登山のスタイルで思うこと

5月連休も後半は天候が悪く,北アルプスで遭難による死亡事故が発生しました.
ご冥福をお祈りいたします.

私も,連休前半を利用して燕岳に登りましたが,悩ましいというか,これも時代なのかと思うことがありました.

まず,みなさん良い道具をお持ちです.
二昔前,私が山を始めた頃,諸先輩から
「今の奴らはいい.ゴアテックスに軽量素材のザックにテント,登攀具も色々あって羨ましい」
と言われました.
諸先輩たちが山に登っていた頃は,カッパやヤッケはゴム引きで,動けば直ぐに汗でグッショリ濡れてしまいます.
このため,肌着やシャツなど全てウール素材の物でした.

今は,透湿素材や保温材などが安く手に入るようになり,装備も軽くすることが出来ます.
ですが,今回山を登ってみて,道具を使えていない人が多いことに気が付きました.

まず,雪が出ると直ぐにアイゼンを履きます.このため,キックステップという歩き方が身につかず,少し厳しい(斜度がきつい,氷斜面など)での滑落事故につながります.
実際,下りのキックステップが出来ず,コケている人が多かったと思います.
そもそも,アイゼンを付けずに登降している人は皆無でした.
いくら初級ルートとはいえ,ひどい状況だな,と思わざるをえませんでした.
#ただ下る若者が,トレースを外してグリセードをしていたのは感心でした.
#多くの人は,アイゼンでキックステップを崩して下っていましたから.

またピッケルを,まるでアクセサリのように付けている人も少なくありませんでした.
ピッケルバンドをケチったのか,細引き(おそらく6mm程度のロープ)でザックのウェストベルトにつないでいる人や,ザックにピッケルをぶら下げるようにしている(ピックが自分のお尻に向いている)人などなど.
ピッケルの使い方も十分に教えずに売る店にも問題がありますが,使い方も勉強せずに春山に入る登山者にも問題があります.
もし,急斜面で滑落すれば,どうやって滑落停止するのでしょうか.滑って尻もちをついたら,ピックが自分に刺さりますよ.

除雪され,手軽に山に入れることもありますが,2,000mを越える,ましてや北アルプスに至っては,まだ冬山装備が必要です.
にも関わらず,手軽に入山するカメラマンも多いのも気になりました.
山の知識もなく,山小屋頼りなのは自覚がないと事故につながります.
白馬岳の事故も,服装が夏山に近く,カッパも薄かったとか.
私は厳冬期でもヤッケは使っていませんが,厚手のカッパを使っています(裏地の有無の違いだけ).
#もっとも,冬の間は寒さの耐性をつける努力をしています.

また,ロープが張られ,植生保護をしている区域に踏み込んだ足跡も何箇所かありました.
コマクサなど,砂礫に根をはる植物は,踏んでしまうと二度と芽を出しません.
春先,雪が溶けて知らずに踏み込み,全滅させたということもよく聞きます.
裏磐梯のある川で,カメラマンが踏み込んでしまい,昔の花風景はもう見られない,と観光協会で聞きました.
鉢伏山でも,そういうカメラマンや観光登山客を見かけました.
そういう事態を防ぐために,小屋などのスタッフは懸命に自然を守っているのですが,たった一人の行為で全てが無になってしまうのです.

放射能については,ルール(国の基準)よりもマナー(店の基準)を優先するのに,自然保護になるとマナーよりもルールを優先し,かつルールすら守らない人が多いのは嘆かわしいことです.

2012-05-03

永坂更科布屋太兵衛 (そば)

用事があり,家族で出かけしました.
帰りが遅くなり,大丸東京で夕食を食べて帰りました.
お店は,永坂更科布屋太兵衛で,生粉打ち(きこうち)そばと,おでん,ニシンを食べました.
生粉打ちそばは太麺で十割なので,ボソボソになることなくコシもあって美味しかったです.
このお店のそばつゆには,甘汁と辛汁があって,片方だけで食してもよし,ブレンドしてもよし,と面白い趣向でした.
正直,甘汁はとても甘くて,これだけで食べるのはチョッと厳しいです.
ただ,ワサビが今ひとつだったかな.蕎麦にふりかけたかったのですが...これも蕎麦に合わせてのことなのでしょう.
もちろん,おでんもニシンも味付けがよく,お勧めです.
生粉打ちそば(大盛),おでんとニシン

2012-05-02

九州限定うまかっちゃん

今日は,家内がお出かけし,雨も降っているし自宅で片付けや,サボっていた学生モードの追い込みにかかっています.
お昼をどうしようかと,何気に以前買った九州限定のうまかっちゃんを買っていた事に気が付きました.
地域の味として,福岡,宮崎,鹿児島,熊本があるようです.
その内,福岡"博多からし高菜風味",鹿児島"黒豚とんこつ焦がしねぎ風味",そして福岡"久留米風とんこつ"の3つが販売していたので,購入していました.
三種類 一度に全部は食べていません...念のため
ん~...何気に五木の方が美味しいかも...

2012-05-01

燕岳・撮影山歩き

今年は,4月28日~5月6日までの大型連休となりました.
28日は写団薬師・多摩教室があったため,出発が28日夜からとなりました.
当初は単独のつもりでしたが,家内も行くことになり,教室終了後,慌ただしく準備しての出発となりました.

燕(つばくろ)岳は,常念山脈につながる山で,北へは餓鬼岳,南へは大天井(おてんしょう)岳へとつながっています.100名山に選ばれなかったのは不思議ですが,良い山です.
燕岳は,冬に蝶ヶ岳までの縦走,春に蝶ヶ岳からの縦走,夏に餓鬼岳からの縦走,秋に燕岳ピストンをしています.ですので,何度も登っているのですが,燕山荘(えんざんそう)の雰囲気が良くて,幕営しに登ってしまいます.なので,小屋には泊まったことがありません...

さて,登山口は中房温泉にあります.6~7年前に登山口に日帰り入浴施設もできて,便利になりました.
駐車場は,登山口近くから第1,第2,そして有明荘近くの第3の無料駐車場があります.ですが,出遅れたため,駐車場はいっぱいで,第2につながる道の脇に停め,満天の星のもと仮眠しました.

翌朝4月29日は,快晴の中,荷物と装備満載で登ります.第一ベンチから雪が出てきたため,夏靴の家内にはアイゼンを履かせました.第2ベンチを過ぎて第3ベンチで休憩です.一登りで合戦小屋に着きました.さすがにスイカは売っていませんが,ビールが美味しそうです.
ここから燕山荘までは,夏道とは異なり稜線沿いに急登が続きます.小屋泊の人たちにバンバン抜かれながらも,翌朝の撮影ポイントを探しながら,ヘロヘロになって到着しました.まだ空きが多く,比較的良い場所に設置できました.
一眠りして外を見ると雲が出ていて夕焼けは期待できそうもありません.早々に諦め,食事をして寝てしまいました.

晴天の燕岳
4月30日,夜中にトイレついでに外に出ると星が今一つです.出てはいるのですが...
でも,折角なのでバルブ撮影をしてみました.
おぼろ月夜の裏銀座
安曇野の夜
一旦テントに戻り,夜明け前に食事を済ませて,昨日登るときに確認した撮影スポットで日の出を待ちます...ですが,待てど暮らせど太陽が出てきません.
朝焼けならず
芽吹き
完全に外されました.おまけに,アイゼンを片方壊してしまい,修復不能になってしまいました.
テントに戻り,冷えた体を温めてから,燕岳山頂を目指しました.アイゼンを忘れた家内は山頂直下で危険と判断し,私だけ登りました.山頂では,餓鬼岳方面から雷鳴が響いていたため,早々に家内がいる場所まで戻りました.行きも撮影しながらだったのでのんびりだったのが,帰りも撮影しながらで,普通1時間程度の行程を3時間近くかかってしまいました.
途中,つがいの雷鳥を家内が発見し,さらに時間がかかってしまいました.雷が鳴ったので,出てくるかなぁと期待していたのですが,本当に出てくれました...
槍と笠の間に顔を出すイルカ
小雪舞う
つがいの雷鳥(雄)
つがいの雷鳥(雌)
テントに戻って,ビールとつまみで一人宴会して一眠りという,山でのベストな寛ぎを過ごしました.
夕方,雲は厚かったのですが,裏銀座の稜線上は雲が切れています.これは期待できそうと,ちょっと寒かったのですが,スタンバって撮影に臨みました.
焼ける,というのには程遠い印象でしたが,昨日と比べるとまだ良い感じでした.
夕焼けの燕岳
焼ける裏銀座
5月1日,夜中に何度か外を確認しますが,雲が厚く星を確認することができませんでした.
風がやみ,月が沈んでから外を見ると,星は出ているのですが,今度はガスが周囲を覆って状況は良くありません.それでも,日の出を期待して朝食の準備前にトイレに行くとガスがなくなって,満天の星とはいきませんが,条件が良くなってきました.
槍と笠を照らす星空(ISO1600)
燕山荘
朝食は後回しにして撮影をして,空が色づき始めると俄然慌ただしくなります.昨日の冴えない朝とは大違いの見事な朝焼けに,メモリカードや電池が無くなって交換しなければいけないほど撮影しました.
朝焼けの燕岳
Morgenrot
色が落ち着いた頃,やっとテントに戻って昼食を済ませ,撤収して下山です.ビール,お酒,食料が無くなり,軽くなっているはずですが,機材は重さが変わらないので,さほど軽くはなりません.
雪がだいぶ融けて,こんなに急登だったっけ?と思いながら,片方のアイゼンだけで下って行きました.
土が露出しはじめた第2ベンチでアイゼンを外し,膝がおかしくなる頃に登山口に戻りました.
有明荘で汗を流し,安曇野で蕎麦を食べて帰ろうと思いましたが,家内の調子が悪くなったため,帰路を急ぎました.平日の中央道はスムーズに帰ることができました.

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