2014-09-30

風景写真は疲労回復に効果的

朝日新聞によれば、理化学研究所所ライフサイエンス技術基盤研究センター健康・病態科学研究チームの水野敬研究員が,風景写真には癒やし効果が高いことを日本疲労学会で発表しました。
第10回日本疲労学会総会・学術集会プログラムによれば、"健康科学イノベーションのための抗疲労介入研究"とあります。5月の開催なので、発表は随分前の事になるのですが、おそらくこの研究成果ではないかと思います。
記事によれば、
 被験者に…パソコンに表示される数字が2つ前の数字と同じかを判断する作業を行わせました。作業の合間に予め癒されるとした写真を見せた場合と、癒やされない非癒やし写真を見せた場合とで、正答率がどの様に変化するかを調べました。
その結果、癒やし写真を見た場合は正答率が上がり、リラックスした状態で注意力が保たれていることが分かったそうです。
癒やし写真には、海や川、野原といった青や緑が多い自然風景が選ばれ、非癒やし写真には人混みや密集したビルの風景写真が多かったそうです。

[1] 中村通子: "風景写真の癒やし効果、予想以上 見るだけで疲れ軽減", 朝日新聞, 2014-9-29, <http://www.asahi.com/articles/ASG9V2GT4G9VPPZB002.html?iref=com_alist_6_05>.

2014-09-28

第17回 写真ワークショップ 「里ほっと」

写真ワークショップ 「里ほっと」に、久しぶりに参加してきました。
このワークショップは、風景写真家 佐藤尚氏が主宰するワークショップです。
場所は見沼自然公園です。
初めての場所なのですが、探せば色々と被写体が見つかるものです。
彼岸花・・・今回のテーマを意識してみました
青空の下で
影あそび
秋香る
総勢三十数名となり、かなりの大所帯です。
時間がなくて駆け足な感じになりましたが、気になるポイント、地元の方との交流など
良い時間を過ごせました。
土地の守り神 
憩いの路 
ぷるん
今回歩いたところは、とても柿の木が多いので気になっていました。
ある農家の方に伺ったのですが、この地域は渋を採るためと、畑の境界を示すために
柿の木を植えていたそうです。
その名残りで、柿の木が多いのですね。
渋を採るためということで、当然ながら食べることはできないそうです。
ですので、鳥も見向きもしません。

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2014-09-27

撮影散歩と9月度 写団薬師多摩教室

近くの公園で、秋の花が咲いているというので撮影に行ってみました。
公園の外が芳しい香りで包まれています。
期待して入ってみると、まずは萩の花がお出迎えです。
既に終わりかけかな、と思ったのですが、次から次へと咲くので見頃な箇所を探せば
まだまだ被写体としては十分です。
日も陰っていい感じです。
萩のトンネル
今流行のヒトスジシマカとの格闘が無ければ、何時間でもいられるところです。
続いて、曼珠沙華の群生地へ行ってみますが、さすがにこちらは終わりかけで、絵になる場所はありません。
ですが、傍らにかわいい花が咲いていたので写してみました。
こちらも、半分ほど散ってしまっていますが、とても可愛らしい花です。
何だろう...
公園内の田んぼの畦には、まだ何とか赤色を保っている曼珠沙華が咲いていて、ちらほらと白い曼珠沙華も
見えました。
曼珠沙華も気になりましたが、田んぼに整列した番人が気になりました。
かわいい番人
そして、曼珠沙華に近寄り、絵になりそうな場所を探し時間をかけて撮影してみました。
可憐
今日は、写団薬師 多摩教室があるため、あまりのんびりもできません。
コスモスが咲いているという場所へ行ってみますが、まだ少し早いようでした。
キバナコスモスは、終わりかけという感じでしたが、それでも色が濃いのでまだ撮影できる感じでした。
キバナコスモス
教室では、先日撮影した秋海棠星景写真を持ち込みました。
秋海棠は、メジャーな場所ということもあり今ひとつな評価でしたが、星景写真は高評価をいただきました。
まだまだ、やってみた、という感じの作品なので、次は作品と呼べるものを撮影したいと思います。

2014-09-23

星景撮影と秋海棠再び

9月上旬に訪れた秋海棠群落地(秋を感じる花撮影参照)へ、再度行こうと思い準備を進めてきました。
あの時でも十分感動したのですが、主によれば”まだまだ”とのこと。
気になったので、どうのような状況なのか確認の意味も含めて訪れることにしたのです。
丁度夜の天気も良いようで、もしかしたら雨が降って後に晴天になるという、非常に恵まれた条件になりそうな予報が出てきました。
自宅を出ると、ポツポツを雨が降り始め、途中本降りになる所もありました。
しかし、群落地へ近づくと、雨が降った気配はありません。
でも、少し星が見えます。
これは期待できそうだと、山の上へ車を走らせます。

当初予定していた場所は、全く夜景が見えず途方に暮れてしまいました。
近くの夜景が綺麗に見える場所へ行ってみると、きれいな星空と夜景が出迎えてくれました。
関東平野
撮影を始めてしばらくすると、雲が出てきたため、一旦中断しました。
その後は快晴となり、寝転がって待つこと?時間...星景撮影は忍耐の撮影です。
その間に、何組家のカップル、若者の集団がきました。
みなさん、撮影にご協力いただきありがとうございました。
(というか、ライト消さないと星が見えないので、みなさん協力的でした)
いい加減飽きてきて、残りのカットを撮影して秋海棠の群落地へ移動しました。
オリオンと天文台
ここでは、ちょっとした遊びの撮影がしたくて試してみました。
ですが、思いつきの撮影は苦労した割にはダメダメな結果となりました。
それでも、満天の星空と秋海棠とを絡めてみたり、まだ追求できるテーマはありそうな感じです。
オリオンと秋海棠
日の出が近くなると忙しくなるので、早めに朝食を済ませ少し休んでいると、空が青くなって様子がわかってきました。
なるほど!
確かに花つきが前回とは大違いです。
今朝は、なんと私一人が撮影しているだけという、贅沢な時間となりました。
奥まで満開
結局、完徹となり徐々に何を撮っているのか分からなくなってきたため、予定より早かったのですが撮影を切り上げ帰宅しました。
途中、かなり眠くなって仮眠しながらでしたが、無事朝ドラを見ながら帰宅出来ました。
今週、いよいよ最終回ですね。
次回作は初の外国人女性がヒロインということですが、脇がしっかりしているので期待できそうです。
アップにすると、さすがに痛んだ花が目立つ

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2014-09-20

秋の撮影散歩+α

いつも、初冬に撮影散歩にでかけていたところに曼珠沙華の群落を撮影に行きました。
保護区域のため、開放される時間が限られているのですが、曇天ならば条件は変わらないだろうと、撮影に行ってみました。
初めての場所でしたが、色々な植物があり秋海棠の群落の出迎えで足が止まり、その先の曼珠沙華の群落では、たっぷり時間をかけて撮影をしました。

「三脚はご遠慮ください」とあり、人多ければ使わずにおこうと思いました。
天候のせいか人も少なく出来るだけ脚を閉じて撮影し、周囲に注意をはらいながら撮影をしました。
人が多い場合は、三脚の利用は控えた方が良いかと思います。
まだ5分咲というかんじでしたから、来週末も楽しめそうです。


一旦お昼をとりに帰宅し、買い物や用事ついでにそば畑の撮影に行きました。
東京に、こんなそば畑があるとは驚きです。
こちらは、サクッと撮影して用事を済ませアルコール燃料を充填中です。

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2014-09-15

写真展観覧:「ふぉとくらぶ遊」「米美知子写真教室」

写友(と思っています)のIさんとSさんが会員の風景写真家 斎藤友覧氏が指導している「ふぉとくらぶ遊」の写真展を観覧してきました。
Iさんの落ち着いた作品や、普段の飲みっぷりからは想像できないSさんの繊細な作品は、とても素晴らしく写欲が沸き立ちました。
これから紅葉の季節を迎え、どこへ撮りに行こうかと想像の翼を広げながら、作品を観てまわりました。


第4回ふぉとくらぶ遊写真展「煌めくとき」
期間:2014年9月11日(木)~9月17日(水)
場所:ポートレートギャラリー
        新宿区四谷1-7 日本写真会館5F

続いて、写団薬師出身の米美知子写真教室の作品展に行ってきました。
ここには、先日写団薬師に入会したD氏が会員で参加しており、毎回観に行っています。
会場にはD氏がいて、色々とお話を伺いながら、ここでも秋から冬への撮影をどうしようかと、またまた想像の翼が広がってしまいました。


第10回 「米美知子写真教室」写真展
期間:2014年9月12日(金)~9月24日(水)
場所:富士フォトギャラリー調布

2014-09-14

初秋の唐松岳・・・ほか

8月に予定していた唐松岳撮影山歩きでしたが天候が不調で中止となり、9月の気象条件が良い時期を選んで行ってみました。
結果的に寒気の影響かパッとしない天候でしたが、未明から夜明けにかけては天候が安定し、比較的良い条件での撮影が楽しめました。
立ち寄った道の駅白馬の横のそば畑は朝霧が立って良い雰囲気ですが、撮影してみたら今ひとつでした。
朝霧の中で(コンデジ)
8月の鬱憤を晴らそうと意気込んだのですが、八方池に到着するまでに稜線には雲が立ち込める状態となりました。
登り始めたからには、ザックにあるお酒とつまみと食料は消費しないといけません。
つまり、登らないことには先がないということです。
Fireworks
この時期は、それほどでもないと思っていましたが、秋の様々な花が登山道を彩り、目を楽しませてくれました。
それが救いでしょうか。
チングルマの群生地もルートが変わり、昨年撮影した場所では撮影できなくなっていました。ワォ!
唐松山荘に到着すると、周囲は白い世界です。
とても撮影する気にもなれず、テントを設営して呑んで寝るだけです。
夕方も自体は変わらず、1時間毎に外の様子を確認するも状況は変わりませんでした。
それでも、2:00頃に星空が見えるようになり、撮影できそうな雰囲気になってきました。
軽く食べてから、白馬村と星空の撮影をしますが、雲が多くて今ひとつです。
これはタイムラプスで、30MBの動画になってしまったため、何かの機会に紹介できればと思います。
そのまま、山頂に登り夜明けの撮影に備えました。
月照の唐松と不帰キレット
Blue Hourを過ぎると、続々と人が登ってきました。
雲のため日がさすのが遅かったのか、山が焼けるという感じにはならなかったのですが、雰囲気はあったかな、と言う感じです。
遅い日の出
Alpine Glow at Mt. Tsurugi-dake
撮影後、一旦テントで朝酒を飲んで仮眠し、10:00にテン場を後にしました。
寝覚めの初秋(テントで仮眠して起きたら)
秋の足音
今日はノンビリなので、登ってくる途中で撮影したかった場所で撮影しながら、八方池に着くと、白馬三山は時々顔を出すものの状況はよくありません。
湖畔で撮影していた埼玉の男性二人と話をしながら、どうしようか悩みましたが下山を決意し、そば畑を撮影しに行くことにしました。

リフトに着くと雨が降り始め、下山のタイミングは良かったのですが、そば畑の撮影は大丈夫か心配になりました。
まずは汗を流そうと、日帰り温泉へ行きましたが、入口渋滞で入浴を断念し撮影現地へ転戦しました。
夏と違い涼しかったのと、殆どTシャツで過ごしたお陰で汗をかかなったことがあります。
もっとも、Tシャツ姿は私以外に殆どいませんでしたが...

撮影現場は、某国営放送朝ドラマのロケ地で有名になった場所です。
夜空と絡めて撮りたかったのですが、一晩中雲がかかってしまい、こんな絵しか撮れませんでした。
夜更けのそば畑
朝、少し寝坊しかけたのですが朝焼けと朝霧のコラボレーションが見られました。
初めての撮影地で、この様な光景に出会えたのは、まさに一期一会です。
興奮してしまい、またまた撮らされ病が発症してしまいました。
朝霧の中で
 今回、久しぶりに往復下道でアプローチしましたが、ガソリン車で15.6Km/Lは、まずまずの燃費ではないかと思います。

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2014-09-09

スーパームーン

2014年は3回もスーパームーンを見られる年でした。
今年最後ということもあり、撮影しておこうかなと思い、帰宅してからで少々月が高い位置に上がってしまいましたが、撮影してみました。
近所にて
正直、月だけとっても何がおもろいんやぁ!という感じでしたが、撮影していたら親子が観察日記を付けるための場所を確認しにきたこともあり、こりゃマジメに撮らないといけないかな、という気分になりました。
クロップしています
ものの10分ほどでしたが、皆さん観られたでしょうか。
次のSupermoonは、2015年9月28日です。
月の出は17:40、正中は24:00です。
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2014-09-08

写真展のご案内:永田京子写真展~樹々として~

知り合いの写真家である永田京子さんの個展が開催されます。
素晴らしい実力の持ち主で、柔らかいタッチは男性の私にはなかなか出せるものではありません。
少々先なのですが、開催は以下の通りです。

永田京子写真展~樹々として~
期間:2014年10月3日(金)~9日(木)
場所:ギャラリー・アートグラフ
    東京都中央区銀座2-9-14 1F
URL:http://www.shashinkosha.co.jp/

2014-09-07

山の写真展2つ

昨日(9/6)の撮影は、睡眠時間を取れるように移動したのに、蒸し暑い車内泊でほとんど眠れませんでした。
帰宅して写真展に行くつもりでしたが、疲れ果てて飲んで(?)しまい、本日2つの写真展を観てきました。
一つは、池袋で開催している「2014 全日本山岳写真展」です。
こちらは、2月に撮影に行った際に知り合った方、山岳写真展でお世話になったN氏から紹介された山岳写真展です。
2014 全日本山岳写真展
こちらは、残念ながら本日までの開催です。
上野の写真展と一緒に観たかったのですが、都合がつかず池袋の写真展だけになってしまいました。
全国の山々、海外の山の山岳写真がズラリと展示されていました。

数が多く、少々疲れてしまいましたが、合わせて富士フォトギャラリー新宿で開催されている「写真クラブ 山と自然 第10回写真展」を見て帰路についきました。
こちらはクラブの写真展ということで、国内を中心とした山をテーマにした作品を展示しています。
9月11日までの開催です。


2014-09-06

秋を感じる花撮影

写団薬師東京教室の写真展で見て気になっていた秋海棠の群落地だったのですが、写友のGNさんやNさんからの情報、それに金曜日の夜は降雨予報ということで朝は煙るのではないかと予想し、いそいそと出かけました。
予報では雨の時間帯なのですが、一向に雨の気配はなく、むしろ月が見えるような気配まであります。
それならそれでバルブ撮影と考えていたのですが、雲がかかっていてバルブ撮影もできません。
こういう時は、飲むしかありません。
虫除けネットを装備して、やや窓を開放気味にしても蒸し暑い車内で呑んでいる内に、日頃の疲れか直ぐに寝てしまいました。

翌朝、厚い雲が東にかかっていて朝焼けは期待できないと考え、目を覚まして撮影ポイントへ移動しました。
昨夜、確認しておいたので、車をおいて撮影を始めるとチラホラと車がきました。
群生地にて(コンパクト)
こちらは第2群生地


ガスも出ず、焼けもせず、ということで、誰がとっても同じような写真になってしまうのを、どうしようかと考えながら撮影していたら、主のような方とお知り合いになりました。

日が出ると10人程度でしょうか、カメラマンで賑わってきました。
主の方からは、NHKに出てからツアーバスが来るようになり大変な混雑になったりとか、貴重な作品を見せていただいたりしました。ありがとうございます。
また、この後で予定した撮影地がダメダメということも伺い、急遽場所を変更し念仏を唱えながら撮影しに行きました。

その後、GNさんからの情報で、白い曼珠沙華が咲いているというところへ行ってみました。
少し陽射しがきつかったのですが、ロケハン気分で撮影しました。
赤い曼珠沙華は、これから、という感じですが、刈入れが始まっているので稲穂を撮るなら来週末くらいまでではないかと思います。
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