2017-04-17

写真展観覧:グループ彩・TAMA調布展/古谷文俊写真展:折々の色巡り/KURU・なごみ展2017

撮影取材の帰りに、富士フォトギャラリー調布で開催されている写真展を観覧してきました。
古谷氏は、写団薬師メンバーで隔月刊風景写真の第3回風景写真カレンダーフォトコンテストで優秀賞を受賞した実力者です。
今回は、カレンダー作品と合わせた風景写真の作品の展示になっています。
日本各地の四季の風景を堪能しました。
おすすめです。
大判カメラ愛好の会 グループ「彩・TAMA」調布展ー美しい風景に目を向けてー
古谷文俊写真展:折々の色巡り
KURU・なごみ展2017

北関東撮影行~初夏の様な中で

週末、休みを追加して桜など、これまで撮影に行かなかった北関東を狙って行ってみました。
出発した時の天気予報では、あまり良くない印象でしたが、結局快晴の中での撮影となりました。
初日は、初めて行く大洗町の神磯の鳥居です。
予報通り雲も少なく月明かりの中、星がチラホラと見えています。
もう少し鳥居が月明かりで見えるかと思ったのですが、思ったほどではありませんでした。
さっそく、昨日届いたばかりのハンディライトを実戦投入しました。
明るい...けどピントが合せられるほど明るくはない...3~40mまでが限界みたいです。
それでも、無いよりはマシです。
月夜に浮かぶ
結局、完徹となり朝を迎えました。
やっぱり鳥居の中に朝日を入れたいと思い、海岸に下りました。
東の空、海岸線に雲があり、日の出の時間となっても太陽は出てきません。
こりゃダメだな、と諦めかけた時、ポワ~んと太陽が浮かんでいるではありませんか!
慌てて構図を考えますが、皆考えることは同じで、中々撮影することができず作品としては使えないものになり、色々と課題を残す結果となりました
春海の漁
朝食を駐車場でとって、桜の撮影に行きました。
日中ですし時期的にも遅いと思われるので軽めに撮影するつもりでしたが、桜吹雪もそれなりでタップリ午前中を使って撮影してしまいました。
春、恋焦がれて
その後、移動途中にある滝などをロケハンしながら、今回の目的の一つである夜の滝を撮影に行きました。
流石に徹夜疲れか偵察に行かずに寝てしまい、日没1時間前に飛び起きて慌てて撮影に行きました。
もう少し明るいうちにピントなどを合わせておけばよかったと後悔しても、後の祭りです。
それでも、夕暮れ時の桜と滝を絡めたり、コンポジットではなく久しぶりにバルブ撮影をしてみました。
というのも、バッテリが底をつきかけていて、二晩もつか心配だったこともあります。
ここで車中泊する予定でしたが、バッテリの充電も兼ねて翌朝の撮影地まで移動しての車中泊となりました。
夕闇
翌朝、ミツマタを撮影に入りましたが場所がよく分かりません。
おそらく、ここだろうなと分け入りますが、なんか違う感が漂います。
まだギリギリ黄色い花が残っていて、何カットか撮影して他のポイントを探してウロウロしました。
ですが結局ポイントがわからず、朝食を食べて場所を移動しようとしたら、福島ナンバーの車がやってきました。
もしかしたらポイントを知っているかも、と話を伺うと、その場所は知らない、ということでした。
でも幾つか情報を教えていただき、感謝です。
ここも、もう何回か撮影に来ないといけない場所になりました。
狙っていたミツマタは撮れませんでしたが、ウロウロしたことで光芒が僅かに出る風景に出会うなど歩いた甲斐がありました。
春の陽射し
次は、今回最後に狙っていた桜です。
日中なので、普通に撮るだけになってしまいそうです。
初見ということもあり、車で移動しながら撮影するつもりでしたが車を降りて歩いてみることにしました。
30分ほど歩くと、良さそうな桜が目に飛び込んできました。
どうやら、有名な柳と桜の様です。
ちょうど農作業中の方がいたので、畦に入っての撮影許可をもらいポイントを探しました。
近づけば、ほぼ満開の状態で狙いはバッチリです。
ガイドによるハイキングの団体は大勢いましたが、カメラマンも少なくてのんびりと撮影できました。
春風に誘われて
今回、比較的有名なポイントを繋いできているのですが、(いわゆる三脚を担いでカメラバッグを背負った)カメラマンに殆ど会いませんでした。
このため、本当に静かに撮影できたと思います。
ここでも2~3時間近く撮影していたのですが、ふとおかしなことに気が付きました。
ピントを合わせると合っている様なのですが、ライブビューで確認するとエッジが立っていないんです。
おかしいなと思い、C-PL(円偏光)フィルタを外すと、エッジが立っています。
そうです、C-PLフィルタの不良です。
不良というよりも、安いフィルタの傾向かもしれませんが、テレ端でエッジが甘くなる傾向があるようです。
同じフィルタを注文して、広角系レンズでは問題はありませんでした。
つまり、安いCPLフィルタを使う場合は広角系レンズのみにした方がよいのかもしれません。
もっとも、安すぎるものは発色が良くないなど別の問題が起きます。
なお、この後アルカスイス互換のクランプも購入して1ヶ月もしないうちに壊れてしまいました。
安物買いは、銭だけでなく時間も苦労も失ってしまいました。
帰宅してから、しっかり品物のコメントにクレームを入れて更新しました。
お昼を駐車場で自炊して食べてから、桜並木の撮影に行きました。
ここは地元の観光客が多く、撮影していて邪魔な雑草があったので避けるのに苦労していたら、「押さえてあげようか」と声まで掛けていただきました。
いや~、それはさすがに...
お気持ちだけで結構です。
温かな地元の人達のおかげもあり、楽しく過ごせました。
うららかな山里
この後、翌日はミツマタに撮影に行くつもりでしたが、福島ナンバーの人から撮影地が整備されて以前の様な撮影ができないことと、先週行った感じでは遅いのではないか、という助言もあり、場所を変えて、再び桜の撮影に行くことにしました。
途中、写友から進められた道の駅で泊とし、日没前から途中のスーパーマーケットで買い物した食材で車中宴会して、ゆっくり休みました。
さて朝になり、目的のスポットへ行ったものの、事前に調べていたポイントは間違えていたようです。
まだ時間もあるので、メジャーな公園へ行きました。
遠目では凄いのですが、撮影するにはちょっと遅すぎた印象があります。
近くの神社の桜は、まだ満開状態だったので撮影してから、最後のポイントへ移動しました。
満開の桜を見上げて
ポイントがわからずウロウロしかけましたが、何となく感が働いたおかげでポイントにたどり着きました。
既に大勢(といっても10名程度)のカメラマンが、列を作っていました。
皆さんに挨拶して、撮影をしながら地元の方から情報を色々いただきました。
これでも、今回の旅では一番カメラマンが多かったんです。
某社ツーリストの団体も来たものの、嵐のように去っていきました。
山笑う
2時間ほど待ちましたが太陽が顔を出さず、あまり色がのらない感じとなりました。
みなさんに挨拶し分かれて、帰宅する前に少しポイントを探してから帰宅の途につきました。
今回ポイント間の移動は渋滞に遭うこともなくスムーズで、驚異的な燃費を記録しました。
ですが里ほっとで訪れる機会が増えた見沼からは慣れた道ですが、プチ渋滞に何度も遭い帰宅したらグッタリでした。
とりあえず、C-PLフィルタは追加発注しないと...
やっぱり国産メーカのフィルタは高いので、そこそこの製品にしようかと思案中です。