2016-09-25

やっぱり彼岸花

昨日、ヨドバシカメラで開催された萩原俊哉氏によるセミナーを聴講してきました。
萩原氏はご兄弟で風景写真家をされていて、数くないファーストネームで呼ばれているカメラマンです。
セミナーは、俊哉氏の作例を出しながら、レンズ選びのポイントや撮影のポイントを説明しつつ、D500最強!という内容でした。
D5が最強なのは、わかっていますからね。
ん~、やっぱりNIKONかなぁ。
APS-Cで、いいのかなぁ。
なんて軍資金もないのに、こういう話を聞きに行くので物欲がなくならないのでしょう。
そのまま、今度は写団薬師多摩教室へ。
多分言われるだろうなぁ、というコメントをもらいましたが、やはり構図の詰めが甘い、という厳しい指摘が...
ろくな構図もとれないのに、機材ばかりよくても意味がないですからね。
もう少し、まともな作品が撮れるまで、おニュー機材はお預けですね。
ただ、プリントについて初めて花マルなコメントがもらえたので、良しとしましょう。

前置きが長くなりましたが、金曜の撮影で今シーズンの彼岸花撮影を終えようと思いましたが、陽がある風景も撮りたいし、何より構図のダメ出しを受けて再度撮影したくなり、いつもの公園へ向かいました。
既に、多くのカメラマンが撮影を楽しんでいます。
陽射しのもとで
彼岸花以外にも、こんな撮影を楽しんでいる人も。
意外と、人気で風景に馴染んでいました。
諦めていた萩が少し復活していて、虫達が蜜目当てに集まっています。
かなり散々な状況ですが、こういう年もあるさとレンズを向けました。
一心不乱
蝶や蜂、カナブンなどの昆虫が多く見られ、長雨からあけた太陽の陽射しのを楽しんでいるようでした。
ようこそ
汗だくになりながら、帰りに冷えた麦芽飲料を買って、昼からグビグビ~っと秋休みを締めくくりました。
これから、作品選びとプリント作業です。

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2016-09-23

再び、秋雨の中で

夜半に雨が上がり朝から曇り空、という予報と、多分そうだろうなぁ、という感触から、少し遠出をして撮影に行きました。
夜暗いうちから撮影したかったので、車中前泊で臨みました。
現地に到着したらロケハンでもしようと思っていたのに、やむどころか雨脚が強くなるばかりです。
ロケハンは諦め、一人宴会を始めて寝てしまいました。
夜明け前に起きると、まだ雨が残っています。
少し明るくなるのを待って、撮影に行きました。
昨日ほどではありませんが、時折強い雨になり傘が手放せません。
暗いうちからでないと撮れない絵を狙っているうちに、明るくなってきました。
夜明け前の冷たい雨
 明るくなって、周囲の景色が見えてくると、稲刈りが終わった稲穂を守るように案山子が立っていました。
最後のお務め
長雨で倒れてしまったものも目立ちましたが、これも一期一会です。
茎が目立ってしまうので、構図の一つとなるよう工夫しました。
散歩道の風景
朝食中のシロサギが、田んぼの中を餌を求めて歩いていました。
ちょっと距離があるので、クロップしています。
朝食を求めて (クロップ)
期末だからなのか、そこかしこで道路工事があり短い渋滞に何度も遭いながらの帰宅となりました。

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2016-09-22

秋雨に歌えば / Singin' in the Autumn Rain.

彼岸花 (曼珠沙華) が続きます。
あらためて彼岸花について、調べてみました。
キスゲの仲間と思っていましたが、ヒガンバナ科ヒガンバナ属でキスゲ科とは区別されています。
ユリの仲間のようです。
有毒性があり、江戸時代はその毒性のため年貢の対象外ということでした。
モグラが毒を嫌って寄り付かないという話は有名ですが、餌となるミミズが近づかないことも理由として考えられるそうです。
花が終わると葉が出て、ノビルなどの山菜と間違えやすくなり誤食するケースがあるそうです。
ただデンプンが多く毒は水溶性のため、第二次大戦中は食用とされていたことも。
このため、畦に植えられている事が多いのは、食用として植えた名残という説もあります。

さて今朝は台風一過の快晴とはならず、秋雨前線の影響で関東は雨が強く降り続いています。
撮影もどうしようかと思いますが、週末の雨の中での撮影が良かったので、二匹目のドジョウ狙いで近所のポイントへ撮影に行ってみました。
すると、やはりいました。
写団薬師多摩教室のTsu氏です。
メールで状況を知らせてくれていたのですが、あいにく移動中で確認できませんでした。
雨で倒れているものが目立つということでしたが、確かに倒れています。
どうやら白いのが倒れているようなので、赤に比べて弱いのかもしれません。
静かな朝雨
ここはポイントが限られることと倒れているものが多いことから、1時間ほどで移動することにしました。
朝飯前の撮影だったので、東屋みたいな所もないので仕方なく車の中で朝食を準備して人心地つきました。
雨が弱くなれば再び撮影に行こうかと思いましたが、やむ気配がないので別のポイントへ移動しました。
途中で買い物をして時間調整をして、いつもの公園へ行ってみました。
期待していた萩は、長雨で無残な状況でした。
次々と花を咲かすのですが、今年は難しいかなぁ。
朝の光
彼岸花は、ちょうど良い感じで傷みも少なく良い感じでした。
しかし、雨脚が強くなったりして撮影が大変で、寒さも感じて1時間半程度で撮影を終えることになりました。
でも、この雨のお陰で普段は撮れない風景が撮れたので、良しとしましょう。
赤い絨毯
秋雨に唄えば

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2016-09-19

第5回 ふぉとくらぶ遊写真展

昨日、一緒に撮影したNo氏が所属する「ふぉとくらぶ遊」の写真展にお邪魔しました。
友覧氏が主宰している撮影ツアーが中心の実践形式のクラブで、実力派揃いのクラブです。
No氏だけでなく、Hi氏やKu氏といった写友も参加し、味のある作品が展示されていました。
図録が作成されており、とてもわかりやすく今後の撮影の参考になりました。
観覧中、撮影から戻ってきた斎藤氏とバッタリ鉢合わせしましたが、お忙しそうでしたので
そのまま観覧して会場を後にしました。
21日 (最終日は15:00) までです。

第5回 ふぉとくらぶ遊写真展


2016-09-18

彼岸花撮影行その3: 秋景色いろいろ

雨の中、車を走らせていると突然視線の脇に『!』な風景が飛び込んできました。
思わず車を停めて近くによってみると、力芝の群生地です。
雨とガスで視界が悪く条件は悪いのですが、記録でも良いので撮影しなければ...という感じになりました。
いざファインダーを覗くと、やっぱり難しい...
雨の中、あーでもないこーでもない、と各自ブツブツ言いながら撮影しました。
霧漂う草原
水玉を纏う
先ほどまで撮影していたところと言い、雨の中撮影に出た甲斐があったというものです。
この勢いで次も、と空腹をこらえて車を走らせました。
雨はどんどんひどくなり、まずは腹ごしらえをして、かるく撮影に出ました。
水辺でいい感じです。
雨もあり、咲いたばかりの彼岸花がきれいです。
ですが、1カット撮影したら本降りの雨になり、一旦退避しました。
どうやら、暫くは雨脚 (雨足) が弱くなることはなさそうです。
No氏のお誘いで、お茶をごちそうになりました。
ごちそうさまでした。
この休憩のおかげで、すっかり雨が上がり気力も戻り撮影もラストスパートです。
日が傾き始める頃まで撮影し、すっかり満足した我々は帰路につきました。
帰り道、飛び石連休で撮影に行こうかと提案しましたが、みなさん疲れと満足な感じで提案はお流れとなりました。
まだまだ、撮影できる場所が多いですし、秋分の日も撮影に行こうと思っています。
岸辺の彩り
濡れてなお...

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彼岸花撮影行その2: 山里の秋

いきなり余談ですが、「山里」のことを「里山」というのは日本語として間違っている考えています。
私なりに調べた結果を
山里と里山は同じでしょうか?
http://mountainforever.blog.fc2.com/blog-entry-37.html
で書いています。
「里山」という言葉を広めた四手井先生の定義では、「里山」は樹林を指しているので、
田畑などを含めた景観を指すのは間違いではないかと思います。
さて、その山里にあるという彼岸花を撮影に行きました。
もちろん誰も行ったことがないのですが、目的地に近づくとノボリが出ています。
間違ってはいなさそうだと思いましたが、駐車場と思しきところへ到着するまでの様子では
とても撮影に耐えうる印象ではありません。
『外したな...』
誰もが、そう感じていました。
雨は降りだすし、『どうしたもんじゃろのぉ~』と頭を抱えつつ、とりあえず偵察にいこうと
歩き始めると、
「いいんじゃねぇ」
と、構図を考えながら歩く始末...
車に戻り、撮影機材を抱えて思い思いに撮影を始めました。
期待していなかったところが、思わぬ見つけものをしてしまった感じで、まだ朝だったはずが
気がつけばお昼近くになっていました。
ちょうど車に戻ると、雨もひどくなってきたので、最後の場所へ移動してお昼にすることにしました。
小雨ふる中
せせらぎを聴きながら
移ろう季節
冷たい雨
白一点

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彼岸花撮影行その1: 刈入れ前

写友のTsu氏とNo氏をピックアップして、彼岸花の撮影に行きました。
彼岸花といえば関東では巾着田が有名ですが、今年は既に早咲きのエリアは撮影頃か撮影頃過ぎということで、いわゆる上流側がこれから、ということでした。
今年は随分と咲くのが遅い印象の割には、良い時期がすぐに終わってしまう印象があります。
一つには、長雨の影響がありそうです。
さて快調に車を走らせて、夜明け1時間以上前に現地に到着してしまいました。
まだ暗い中、街灯などを頼りに様子を探ってみると、発芽をしている彼岸花は多いものの開花しているものは少なく、これから、という印象があります。
それでも傷んでいるものが殆どなく、どれを選んでも絵になりそうな印象です。
早飯を食べて、時折小雨が降る中いざ出陣です。
ほとんど三脚で撮影をしているカメラマンはおらず、我々以外に二人くらいだったでしょうか。
もちろん、我々が一番長くいたのですが...
さすがに疲れてきたのか、少し休憩のつもりが、そのまま場所を変えることになりました。
町あかりに照らされて
雨ニモマケズ
農道の脇にて (力芝)

刈入れ前
畦道
実りの歓び

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2016-09-17

秋色の風景

急に思い立って、隣町の田園風景を撮影に行ってみました。
自宅を出て直ぐに渋滞になり、なかなか前に進めません。
やめようかと思ったところで、少し流れが良くなり到着する頃には、だいぶ陽が傾いていました。
僅かな時間でしたが、彼岸花などを撮影して直ぐに帰宅の途に。
明日は夜更けに出発して、写友と彼岸花撮影行です。
秋色の風景 (狗尾草と畑韮)
秋の小川

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第12回富士フォトギャラリー調布「米美知子写真教室」写真展

私が所属する写団薬師写真展の続いて、米美知子写真教室の写真展が富士フォトギャラリー調布で開催されています。
薬師続きなイメージがあります。
DMの写真だと分かりにくかったのですが、全紙だと「あ、なるほど」と納得できました。
写友のD氏や撮影地で知り合ったT氏をはじめ、力作揃いで刺激を受けました。
ということで、天気が良すぎて撮影に行く気分ではなかったのですが、どうしたもんじゃろのぉ~と悩むくらいなら出かけた方が良さそうです。
ということで、写悪友のTsu氏を誘ってみました。

第12回富士フォトギャラリー調布「米美知子写真教室」写真展

  • 会期: 2016年9月16日(金)~9月28日(水)
  • 会場: 富士フォトギャラリー調布スペース1・2

2016-09-11

第27回 里ほっとワークショップ

久しぶりの開催となった「里ほっとワークショップ」に参加しました。
今回、写友でコントスト荒らし(?)のN氏と、その写友2名が初参加となり、楽しい時間を過ごしました。
車中前泊で臨もうと思ったのですが、町内会でお酒が入ってしまったため、ロケハンを兼ねて色々と撮影しようと翌朝早朝に現地に着きました。
しかし、肝心の彼岸花は咲いていないし、他のポイントも場所を間違えたのか外しまくりで、会場となる見沼自然公園で休もうとしたらポツポツと雨まで降る始末...
いやいや、これは恵みの雨かもと、明るくなる頃に公園内を散策しますが、結局1回目は睡蓮を撮影して終わり。
着陸地点、ロックオン!
なんだか納得がいかないのと、明るくなって林床もはっきり見えてきたので、ゆっくり探るように歩いてみました。
すると、露草が目に止まりました。
1週目は暗くて見過ごしていましたが、なかなかにかわいい印象があります。
ただ、いわゆる雑草なので、綺麗にまとめるには骨が折れそうです。
公園を散策している人から、かなり怪しい人に見えたのではないかと思います。
雨上がり
直ぐ横には、キノコの群落が...
でもこれは、なんだかなぁ~、な印象でした。
それでも、ちょっとモデルになりそうな子を見つけて撮影してみました。
これも、傍目から見ると人が倒れている様に見えたかも...
小さな森
車に戻る途中で、公園の住人の猫達が、早朝のまどろみを楽しんでいました。
人馴れしているのか、あまり逃げようとしません。
ですが警戒距離はあるので、近づきながら様子を見て撮影したのがこちら。
なかよし
車に戻り、早く集まり雑談していたメンバーから、ヒマワリと秋桜のポイントを教えてもらい、時間もあったので撮影に行ってみました。
あまり大きくはありませんが、今年はヒマワリを撮影していなかったこともあり助かりました。
まだまだ暑い!
秋桜もチラホラと咲いていて、夏と秋の移ろいが表現できそうです。
季節の移ろい
まだ秋桜は早い印象でしたが、これからが楽しみです。
会場の公園に戻ると、車が増えていてメンバーもかなり集まっていました。
時間になり、N氏ら3名と合流して、今回も30名以上(だと思いました)が、公園内を思い思いに歩いて撮影を始めました。
実は、この頃にはかなり疲れが出てきたのですが、撮影しているメンバーを見てエンジンがかかってきました。
小さな階段
この時期は、撮影する被写体に乏しいのですが、探せば色々とあるものです。
見つけられなかった彼岸花にも、出会えました。
秋の予感
人数が多くなったので、短いルートでコンパクトに回りましたが、これくらいがいいのかも。
紫式部の果実が、綺麗に実っていました。
実り
疲れて佐藤氏と話していたら、いきなり「カモと花!」とネタフリされて、思わずレンズを向けてしまった一枚。
本人は、「カモとネギ」に引っ掛けたつもりだったのかな?
睡蓮風呂(クロップ)
早朝から長い午前中でしたが、楽しい撮影となりました。
次回は9月下旬か11月下旬ということなので、都合がつけば参加しようと思います。

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