2019-12-30

2019年撮り納め撮影旅

撮り納めに、撮影旅に出てみました。
まず1日目は、この場所では出会ったことがないダイヤモンドダストに期待して、車中前泊で行ってみました。
結果は、あえなく玉砕...
ん~、これは先が思いやられるなぁ...
2019年最後も富士コレ
途中、気になった場所があったので撮影しようと思ったら、先客がいます。
よく見知ったN氏でした。
そうか!あのポイントでは凍った空気ではなくN1・N2型ウイルスが舞っていたのかぁ~
というのはさておき、ご挨拶して撮影後、私は上高地へ向かいました。
昨年は沢渡からの往復歩きでヘトヘトになったので、今回は昼過ぎのバスで中の湯まで楽ちんです。
釜トンネルを抜けて、暖かな陽射しの中を大正池から河童橋へ雪の少ない遊歩道を、これまた軽ハイキングシューズで軽快とは言えませんが、幕営予定地に到着です。
で、困ったのが、雪の少なさです。
今回ツェルト(非常用テント)にしたので、ポールが立てるかしないといけないのですが、とても立てられそうもありません。
結局なんとかごまかしてポールを立てて設営し、夕日で色づく稜線を撮影してから一人宴会を開始です。

一眠りしてから外に出ると、満天の星空です。
残念ながら岳沢方面には雲が残っていましたが、これも未明にはとれて良い撮影条件となりました。
満点星
2日目の未明、少し早かったのですが、まだ暗いうちに大正池に向いました。
おかげで、少し空が白みかけた中を撮影できました。
その後、田代池方面へ向かい、霧氷にアルパイン・グリューエンな稜線を撮影できました。
アルパイン・グリューエン
田代池付近の撮影ポイントには、まだ誰もいません。
三脚を構えて、3時間ほどの待ちです。
この間に続々とカメラマンがやってきて、有名写真クラブのK氏ほかの方々と交流できました。
待った甲斐があったのか、2019年を締めくくるには最高のご褒美をいただいた気がします。
きらめく世界
大正池に戻ると、これまた霧氷の世界が待っていてくれて、溶け落ちた霧氷の吹雪が舞う素晴らしい景色に出会えました。
霧氷と明神
バスの時間が近づいてきたので、中の湯バス停に向かって歩を進めます。
1時間ほどで釜トンネルを抜けてバス停に向かおうとすると、
「どこまでですか」
と声をかけられました。
どうやらご夫婦でハイキングに来たようで、タクシーの運転手に確認すると沢渡まで3,010円ということです。
ちょうど3人なので、1,000円/人×3人+10円です。
渡りに船とはこのことで、大助かりです。
私が10円負担し、沢渡駐車場に予定よりも早く戻れました。
続いて木曽方面での撮影のため、松本市内で買い物をして道の駅で車中泊です。
疲れたのか、早々に寝てしまいました。
3日目、少しのんびりの朝を迎えると、雪が落ちてきているようです。
やっと温かい食事(カップラーメン)を口にすることができました。
というのも、上高地では五目ご飯を作って食べたのですが、アルファ米なので出来上がる頃にはぬるいというか、あまり暖かくないんです。
その後、水が凍り始めてしまったため、口にしたのは持ってきたパン、しかも凍ってしまっていたんです。
撮影ポイントにつく頃には、降雪も激しくなり期待できそうです。
残念だったのは、ストロボを持ってこなかったことです。
シャッタースピードに悩みながら、撮影をして旅を終えました。
雪舞う木立
撮影を終えて戻るときに、多くの他県ナンバーの車とすれ違いました。
みなさん、同じことを考えていたのでしょう。
スタートは、どうなることかと思いましたが、2~3日目では撮り納めとしては十分すぎる好条件に恵まれました。
また来年も、良い条件に恵まれ作品作りができることを期待したいものです。
みなさまも、良いお年をお迎えください。