2016-09-18

彼岸花撮影行その3: 秋景色いろいろ

雨の中、車を走らせていると突然視線の脇に『!』な風景が飛び込んできました。
思わず車を停めて近くによってみると、力芝の群生地です。
雨とガスで視界が悪く条件は悪いのですが、記録でも良いので撮影しなければ...という感じになりました。
いざファインダーを覗くと、やっぱり難しい...
雨の中、あーでもないこーでもない、と各自ブツブツ言いながら撮影しました。
霧漂う草原
水玉を纏う
先ほどまで撮影していたところと言い、雨の中撮影に出た甲斐があったというものです。
この勢いで次も、と空腹をこらえて車を走らせました。
雨はどんどんひどくなり、まずは腹ごしらえをして、かるく撮影に出ました。
水辺でいい感じです。
雨もあり、咲いたばかりの彼岸花がきれいです。
ですが、1カット撮影したら本降りの雨になり、一旦退避しました。
どうやら、暫くは雨脚 (雨足) が弱くなることはなさそうです。
No氏のお誘いで、お茶をごちそうになりました。
ごちそうさまでした。
この休憩のおかげで、すっかり雨が上がり気力も戻り撮影もラストスパートです。
日が傾き始める頃まで撮影し、すっかり満足した我々は帰路につきました。
帰り道、飛び石連休で撮影に行こうかと提案しましたが、みなさん疲れと満足な感じで提案はお流れとなりました。
まだまだ、撮影できる場所が多いですし、秋分の日も撮影に行こうと思っています。
岸辺の彩り
濡れてなお...

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彼岸花撮影行その2: 山里の秋

いきなり余談ですが、「山里」のことを「里山」というのは日本語として間違っている考えています。
私なりに調べた結果を
山里と里山は同じでしょうか?
http://mountainforever.blog.fc2.com/blog-entry-37.html
で書いています。
「里山」という言葉を広めた四手井先生の定義では、「里山」は樹林を指しているので、
田畑などを含めた景観を指すのは間違いではないかと思います。
さて、その山里にあるという彼岸花を撮影に行きました。
もちろん誰も行ったことがないのですが、目的地に近づくとノボリが出ています。
間違ってはいなさそうだと思いましたが、駐車場と思しきところへ到着するまでの様子では
とても撮影に耐えうる印象ではありません。
『外したな...』
誰もが、そう感じていました。
雨は降りだすし、『どうしたもんじゃろのぉ~』と頭を抱えつつ、とりあえず偵察にいこうと
歩き始めると、
「いいんじゃねぇ」
と、構図を考えながら歩く始末...
車に戻り、撮影機材を抱えて思い思いに撮影を始めました。
期待していなかったところが、思わぬ見つけものをしてしまった感じで、まだ朝だったはずが
気がつけばお昼近くになっていました。
ちょうど車に戻ると、雨もひどくなってきたので、最後の場所へ移動してお昼にすることにしました。
小雨ふる中
せせらぎを聴きながら
移ろう季節
冷たい雨
白一点

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彼岸花撮影行その1: 刈入れ前

写友のTsu氏とNo氏をピックアップして、彼岸花の撮影に行きました。
彼岸花といえば関東では巾着田が有名ですが、今年は既に早咲きのエリアは撮影頃か撮影頃過ぎということで、いわゆる上流側がこれから、ということでした。
今年は随分と咲くのが遅い印象の割には、良い時期がすぐに終わってしまう印象があります。
一つには、長雨の影響がありそうです。
さて快調に車を走らせて、夜明け1時間以上前に現地に到着してしまいました。
まだ暗い中、街灯などを頼りに様子を探ってみると、発芽をしている彼岸花は多いものの開花しているものは少なく、これから、という印象があります。
それでも傷んでいるものが殆どなく、どれを選んでも絵になりそうな印象です。
早飯を食べて、時折小雨が降る中いざ出陣です。
ほとんど三脚で撮影をしているカメラマンはおらず、我々以外に二人くらいだったでしょうか。
もちろん、我々が一番長くいたのですが...
さすがに疲れてきたのか、少し休憩のつもりが、そのまま場所を変えることになりました。
町あかりに照らされて
雨ニモマケズ
農道の脇にて (力芝)

刈入れ前
畦道
実りの歓び

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