2025-06-15

雨の中の撮影取材: わたすげ~水芭蕉~レンゲツツジ

久しぶりに、志賀高原へ行ってみました。
昨年は当たり年だったワタスゲが、志賀高原はそれほどでもなく、今年は良いのではないかと推測していました。
雨の中、遠目にはワタスゲを確認できず、今年もだめかと諦めて湿原の入口まで行ってみると一面には程遠いですが、結構な数のワタスゲを確認できました。
雨の中レンズ交換をしたくありませんし、木道での撮影なので自然と構図は限られてきます。

梅雨に濡れる
一人きりですから、やはり熊が怖い・・・
湿原のど真ん中で、撮影中も熊鈴を盛大に鳴らして、一人ぽつんと撮影です。
わたすげの中に、ヒメシャクナゲも可愛らしく咲いています。
湿原を離れて、別のポイントへ移動しますが絵になりそうにないのと、雨が強くなってきたので、思い切って熊が出て話題になった水芭蕉のポイントへ移動しました。
車が数台停まっていて、何となく知っている車があったのですが、小雨の中を水芭蕉のポイントへ行ってみました。
熊の餌場になっているらしいとのことで、ドキドキしながら盛大に熊鈴とホイッスルを鳴らして撮影です。
が...集中できるわけもなく、何カットか撮影して、そそくさと退却しました。
雨も強くなり、先に来ていた方々も車に戻っていていました。
やはり観たことがあるような車は写友の方で、みなさん、それぞれに熊を見たとのこと。
私は遭えず、ちょっと残念な気分dす。
土砂降りの合間に(スマホ撮影)
雨も強くなってきたので撮影を打ち切り、写友が参加している写真展へ行くことにしました。
写真展観覧後、コバイケイソウが気になったのですが、山の方は雲で見えず、行っても真っ白で何も取れないと判断しました。
買い出しして、寝不足を解消するために早々に横になりました。

翌朝、まだ暗いうちにレンゲツツジのポイントへ移動しました。
こちらにも観たことがある車が・・・
起こさぬよう離れたところに車を停めて、明るくなるのを待ちました。
明るくなってくると強い雨が少し弱くなり、撮影開始です。
親分も準備して撮影を始めると、納車したばかりなのに雨の中をきたM吉さんがやってきました。
雨上がり
撮影していると雨が強くなったり弱くなったり、霧が入ったり抜けたりを繰り返す中、ひとしきり撮影して九輪草のポイントへ。
例年なら少し遅いくらいですが、まだ早いのか丈も短く、九輪草っぽくありません。
林床に咲く
九輪草は毒があり鹿が食べないと言われていますが、最近は耐性を持った鹿がいるようで、柔らかい先端だけを食べてしまうようです。
親分とM吉さんは昨日観に行った写真展へ、私は別の写真展に立ち寄り帰宅しました。
帰宅して荷物を下ろすと、そのまま買い出しして家事モードに突入、夕食後はバタンQでした。

写心塾旋風(KAZE) 第5回写真展

撮影帰り、飯田で開催されている写友が主宰している写心塾旋風(KAZE)の写真展に立ち寄りました。
単写真ではなく組写真による展示で、毎回洗練されていき、今回も楽しませていただきました。
会場に遠路はるばる訪れていた写友とも挨拶でき、楽しいひと時を過ごせました。

  • 写心塾旋風(KAZE) 第5回写真展
  • 会期: 2025年6月10日(火)~6月15日(日)
  • 会場: 飯田市美術博物館 市民ギャラリー