2008-08-10

中央アルプス縦走&ツーリング その2

8月10日(日)
ツーリングで疲れと緊張のせいか、いつものごとくあまり眠れず、ウトウトしながら朝を迎えました。
空木岳の登山口が良く分からないので、明るくなってからテントを片付けてから登山口をバイクで探します。
程なくして、登山口は見つかったので、そのまま駒ヶ池にバイクを置こうかと思いましたが、トラブルが起きるのも嫌なので、菅の台にある駐車場(150円/日)に入れました。
ムシムシする中、大汗をかきながら池山小屋近くにある水場に到着しました。
明け方は曇っていたのですが、すっかり綺麗に晴れ渡り、既に気温は急上昇しています。
頭から冷たい水をかぶり、シャツを洗います。冷たいのですが、ベトベトした感じが無くなりました。
そこから、ひたすら登っていくと、梯子や鎖が続く大地獄、小地獄と呼ぶルートになります。
ただ、整備が行き届いているので、すれ違いなどを気をつければ、特に問題はありません。
それよりも、そこを過ぎてからヨナ沢の頭の巻道が、やけに長く感じました。
尾根に出ることにはバテ気味になって、空木非難小屋と駒峰ヒュッテとの分岐に着いたとき、残り800mという文字を見て、ヤレヤレと思いました。
しかし、この800mが曲者です。
ここから藪漕ぎと虫(ブヨとカゲロウか?)の襲来に遭いながら、いよいよダメか!と思ったところで小屋が見えました。
小屋が見えれば、直ぐです。
非難小屋の目の前に沢がありますが、涸沢になっています。
先ほど通ってきた小さな橋から沢に下りて、少々歩けば伏流水が見つかります。
この時は、直ぐにあったのですが、無いときは結構下流まで行かないと無いそうです。
この日、小屋には横浜からと思われる5人パーティ、単独、2名の若い男女のボルダー(男性はプロ)という少人数で贅沢に小屋を使うことができました。
夕方、雷が鳴りポツポツ雨が降りましたが、下山者から聞いたような大雨や雷雨になることなく、落ち着いた天気になりました。

空木岳と入道雲

4:30起床-登山口確認-菅の台BC5:35-5:45登山口-6:50三本木地蔵7:05-8:30水場8:55-9:55休憩(2,005m付近)10:05-10:50休憩(小地獄過ぎ2,155m付近)11:00-12:15休憩(2,365m付近)12:25-13:15空木非難小屋