2011-03-16

輪番停電


東北地方太平洋沖地震の余震が続く中,徐々に被害の状況が明らかになりつつあります.
被災地の物資が少なく,燃料となるガソリン,生きるのに必須の水,そして食料も不足しているようです.被災地の方々の無事と,円滑な補給の実現を祈るばかりです.


先日の富士吉田での地震でも被害が出て,不安な日々が続きます.
私が住んでいる首都圏(の端の方)でも,ライト,乾電池,インスタント食品,パン,おにぎり,ろうそく,灯油,ガソリンの買い占めで,尋常な状況ではありません.
ガソリンを販売しているスタンドへ続く長い渋滞を,毎朝,毎晩見ます.


ところで何故,メディアにより気象庁がつけた名称ではなく,東北関東大震災,東日本大震災,東北・関東大地震,東日本巨大地震,東日本大地震と表現されるのか,不思議です.
そういえば,会見の度に記者の質問力の低さが気になりました.
また,被爆量についても,通常のん百倍とかの表現はしても,胸部レントゲンでの被爆量と比較するとか,なかなか報道されませんでした.
メディアは,意図的に国民を煽っているのではないか,と疑いたくなりました. 
専門家ではないので間違っているかもしれませんが,調べたところ
  成田~ニューヨーク間往復被曝線量:約86μSv
  胸部レントゲン1枚:約65μSv
だそうです.また,2.4mSv/年の被曝線量を自然界から受けるそうです.
また男性が一時的に不妊になる被曝線量は,150mSvということです.目安になると思います.


さて,ついに我が家にも輪番停電の番が来ました.
今日は,通院もあって早めに帰宅したのですが,途中停電していてお巡りさんが立っていました.
家に近づくと,信号もついているので,どうやら停電から外れたのかな,と安心しました.
病院から戻り,昨晩壊れたモデムを交換してもらい,やっとネットワークに接続でき,安心して夕食を食べていたら,いきなり真っ暗になりました.
「!」


このBlogのタイトルにもある通り,山と野宿に慣れている我が家には,ランタン,ヘッドライト等,
「なんでこんなにあるの?」
というほどあります.


慌てず騒がず文句も言わず,車に積んであった手回しランタン(充電済)を点け,その後でロウソクをテーブルに立てました.



写真は,結婚式で式場からもらったデカいキャンドルです.
結構,しまう場所に困って捨ててしまうそうなんですが,ロウソクランタンでも作ろうかと,とっておいたんです.
さらに,たれたロウソクを空き缶に溜めてロウソクランタンを作り,結構明るい中でラジオを聞きながら復旧するのを待ちました.
これで,やっと我が家がどのグループに属しているのか分かりました.