2015-11-29

メモリカード復旧顛末記

今朝 (11/29) の撮影でメモリカードに不具合が起きて、カードを認識しなくなりました。
カメラはコンパクトフラッシュカードなのですが、アダプタを使ってSDカードを使っています。
お金をかけて復旧サービスを使う、という手もありますが、そもそも画像が記録されているのかわからないため、いきなりサービスを使うのはリスクを伴います。
ここは、やはり無料のツールで自力復旧を試みました。
まず、最初に使ったのはRecuvaという無料ソフトウェアです。
そもそもSDカードを認識してくれないので、ソフトウェアも認識してくれず、このソフトウェアは使えませんでした。
次に無料ソフトウェアと思って使ったCardRecoveryです。
使ったところ、無事SDカードからファイルを読みだしてくれました。
やれやれと思っていたら、RAWファイルに対応していないためプレビューができません。
しかも、「ここ先は金を払え」ということでデータを取り出すことは叶いませんでした。
ですが、格納されているデータ数などは確認できたので、一つの目安になります。
次に利用したのが、PhotoRecというフリーウェアです。
コマンド形式で少々使いづらいですが、無事に復元できました。
でもファイルの数が少ないのです。
そこで、MiniTool Photo Recovery Freeというソフトを使ったところ、PhotoRecと同じ結果でした。
無料だと難しいかな、とあきらめかけたのですが、Zero Assumption Recovery を使ってみました。
このソフトウェアは、イメージデータの復旧のみ無料で使えるんです。
使ってみたところ、他のツールと同様にRAWファイルを取り出せ、他のファイルも復旧できました。
取り出されたデータは、TIFF画像ファイルとか怪しいRAWファイルが出てきました。
プレビューでできず、どのようなデータか全くわかりません。
画像データの修復ツールを使ってみますが、特に壊れていないようなのです。
何となく、TIFFはRAWデータのイメージデータ (プレビュー用の画像データ) っぽいのですが再生することはできませんでした。
とりあえず、復旧されたRAWデータは以前のデータなので削除して、不明のデータのみ保存して終了です。
SDカードは、おそらく内部のフォルダ制御のトラブルと思われるので、フォーマットし直せば使えます。
ですが、またいつ起きるかわからないので、予備にして信頼性の高いSDカードを買おうと思います。
今回不具合が起きたSDカードは、KINGMAX社のSDカードでした。
信頼性が高いのはSanDiskですが、高いので某T社のSDカードにしようかと思っています。

コンポジット撮影をするようになって、SDカードを大容量なものに切り替えつつありますが、こうしたトラブルを考えると2~4GB (100枚程度) の容量の方が良いのかもしれません。

川霧たつども...メモリトラブル・・・

昨日は写団薬師多摩教室があり、新しく入会されたS氏を加え、いつものメンバーで懇親会となりました。
さすがに早朝撮影は控えようかなぁ、と思ったのですが、天気予報ではいい感じで条件が悪くなさそうです。
一緒に飲んでいたTsuR氏に電話するもつながらず、スレ違いとなってしまいました。
申し訳ない...

さて何故か起きてしまったので、いそいそと出かけてみると、一人撮影している方がいます。
昨朝、撮影したポイントへ行き準備していると、No氏が来られました。
今日も良い感じで川霧がたって、まずまずでした。
No氏の紹介でコンテスト常連のNa氏を紹介していただき、3人で談笑したあと解散となりました。
自宅に戻り、SDカードをパソコンに入れると認識してくれません。
「フォーマットしますか」
とつれない表示です。
今、私の横ではフォーマットを待っているメモリカードがあります。
このまま、ポチッとするかどうしようか、めちゃくちゃ悩んでいます。
復旧ソフトを試してみましたが、認識してくれませんでした。
一応、KS社製SDカードです。
ということで、スマホ写真だけ。
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2015-11-28

冬の訪れ...川霧たつ

さえない紅葉も終盤となり何となく消化不良な気もしていますが、季節は確実に冬に向かっています。
会社帰りの空を見上げると、雲が見えません。
風も穏やかで、放射冷却のせいなのか土曜の朝は冷え込むとの予報になっています。
例年、12月中旬頃から年末年始にかけて川霧を撮影に行っています。
遠出したいのですが、何かと行事もあって朝飯前の撮影が多くなります。
昨年のデータを見直すと、どうやら川霧が出てもおかしくありません。
当初は別の被写体を狙う予定でしたが、急遽川霧に変更しました。
11月に撮影に行くのは、初めてのことです。
現地では、既に2~3人のカメラマンがスタンバっていました。
護岸工事が終了した上流は、すっきりしています。
この工事のため、水の流れが変わり川霧の発生に影響があるか心配しましたが、
どうやら杞憂だったようで、水面に薄っすらと霧が立っているのが見えます。
東の空が明るくなって日の出が近づくと、川霧が濃くなり良い印象となりました。
今回は借用レンズでの撮影ということでロケハンのつもりでしたが、少々気合が入ってしまいました。
それでも幾つか気になるポイントで撮影し、構図や川霧の立ち方などを確認した1時間足らずの撮影となりました。
冬がやってきた!
朝食の合間の一休み
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2015-11-23

紅葉撮影ドライブのはずが...

三連休の前日にお酒の席があったため、土曜を移動日にあてて紅葉を撮影にドライブに出掛けました。
関東の紅葉は、写友の貴重な情報から良いのか悪いのか判断がつかず、かつ天気も徐々に崩れていくという予報だったため、山に入るのはリスクが高いと考えてドライブにしました。
もっとも仕事などで準備が不足していましたし、久しぶりにワイワイガヤガヤと楽しいお酒を呑めました。
土曜にゆっくりと準備をして、天気や紅葉状況に合わせてポイントからポイントへ移動することにしました。
ちょっと時期的に外していると思ったのですが、ネットで調べてみるとちょうど見頃な場所が幾つかありました。
距離はあるのですが、初めての場所なのでロケハンも兼ねて久しぶりのロングドライブです。
昼間の移動と連休初日ということで渋滞が断続的に発生し、時間とガソリンがかかってしまいます。
もうこんな道、使うもんか!
とブツブツ言いながらも、空に浮かぶ雲がいい感じです。
これなら夕焼けになったらいいだろうな、と思い、ふと思いついた場所がありました。
少し寄り道になりますが、急ぐ旅でもないので寄ってみることにしました。
ポイントには、すでに多くの車が停まっていて、仕方なく路駐となりました。
観光客も多くて、ちょっと場所に悩みましたが、雑木が切られてスッキリしていたので、以前と比べてシビアな感じではありません。
まぁ、どこでも同じでしょう。
ということでの1枚。
行楽への旅路 (下りが圧倒的に多い)
ちなみに、4年前。
家路 (ロシアの大学の先生につけてもらったタイトル)
本当は一人宴会したかったのですが、翌日の行動がきつくなるので車に戻って移動です。
幹線道路から山道に入り、山間の峡谷を抜けていくとライトアップされたダムが目に飛び込んできました。
私はダムフェチではありませんが、ちょっと気になったのでワンカット撮影していくことにしました。
谷あいに響く

そこから目的地までは、少しの距離です。
途中、写友の何人かの方が撮影していた秘境駅の撮影スポットを確認しにウロウロしましたが、真っ暗でよく分かりませんでした。
寝る場所もよく分からず、結局途中のトイレ脇のスペースに車を停めて車中泊となりました。
そこで色々考えて、早朝に場所を移動して、2番目に行くところへ先に行くことにしました。

翌朝、空には星が見えました。
夜中にも何度か外を見たのですが、明け方になって雲が取れてきたようです。
1時間弱ですが車を走らせて、目指すポイントへ着きましたが、駐車する場所がよく分かりません。
既に、観光客やカメラマン、ハイキングの人達が歩き始めています。
空いていた駐車場に入れて、トボトボと歩いていきます。
撮れるところで撮っていこう、というくらいの気持ちだったのですが、歩き始めて数分で三脚をセットして撮影をしていたので、なかなか前に進みません。
例年だと、すこし遅いタイミングなのですが、それほど遅い、という印象はありませんでした。
ですが、若干色がくすんでいるというか、鮮やかさがないというのが正直な感想でしょうか。
途中、観光客よろしく、観光をしながら撮影したり急な階段を登ったりと朝から良い運動となりました。
最近、荷を担いでいないので完全に脚が鈍っています。

3時間ほど撮影して車に戻り、写友が撮影していたポイントへ移動します。
駐車場に車をおいて手すりが磨かれた階段や若干の山道を上がっていくと、既にポイントには撮り鉄が集まっています。
挨拶してポイントを探しますが、日が出てきて条件はよくありません。
色々話を伺っていて、こういう場所での撮影のポイントを伺い知ることができました。
旅のはじまり (ド定番)
撮影が終わると、一斉に皆さん散っていきます。
私は折角なので、下りて撮影してみました。
陽射しが出てきて、紅葉撮影としては条件が悪くなったので、ほとんど観光気分です。

下ってくれば、また上らないといけません。
急な階段を登って車に戻ると、昨晩車中泊したところへ戻ってきました。
実はここの撮影ポイントがよく分かっておらず、車でウロウロしますが作品になりそうなところを見つけられませんでした。
何だか不完全燃焼な感じだったので、場所を変えて数年前に学生していた頃に行ったところへ行くことにしました。
例年は紅葉には早い時期なのですが、幾つか調べたところ見頃となっています。
疲れもありましたが、細い山道を抜ければ夕暮れ前に到着できそうです。
途中、そういえば撮り鉄していた時に、SLがどうのって話があったことを思い出しました。
地図を確認すると、良さそうなポイントがあります。
道を外れて、そのポイントへ行ってみると、確かに良さ気な感じです。
でも、誰も撮り鉄がいないのが気がかりです。
大阪でしょうか、関西弁のご夫婦と一緒にSLを待ちます。
汽笛が聞こえてSLがやって来て、通過して撮影会は終わりました。
車を停めた近くに、気になる柿の木があって撮影している内に、次のSLが来る時間に...
もう1回撮影して移動することにしました。

思い出を乗せて (胸が痛くなるクロップ)

まだ夕暮れ前に移動できると山路を急ぎ、日没前に到着しましたが、多くの車が駐車場待ちをしていて、三脚を構える頃には暗くなってしまいました。
楓を見ると、まだ青い感じです。
あれ?紅葉は...どこ?
これでは何のために、ヒヤヒヤしながら山路を走ってきた苦労は何だったんだ!
紅葉していれば、近くで車中泊して朝撮影してから帰るつもりでしたが、これでは残っても意味がありません。
ほのかに
風も出てきた感じなので、帰ることにしました。
高速は既に数十キロの渋滞なので、一般道も渋滞でしょう。
途中で買い物をして、車中泊してから早朝に帰宅しました。
紅葉を撮影したのは、わずか3時間ほど...という連休でした。
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2015-11-07

秋を探しに

先週の撮影で埼玉、群馬方面の紅葉がいい感じだったので、ぼちぼち東京にも秋の気配が来ても良さそうと、少し標高が高いところへ行ってみました。
これまでも撮影以外では何度か訪れていたのですが、撮影目的で行くのは初めてです。
少し出遅れたものの、雲のおかげで日の出後も柔らかい光になって雰囲気は良い感じです。
都会の夜明け
肝心の紅葉は何とも形容しがたく、早いというか遅いというか、良いのか悪いのか...
全体には良くない印象があります。
赤色が鮮やかではないんですね。
黄色は良い感じで、見頃前の撮影頃という感じです。
彩る雑木林
お山の大カエデ
これならば、暫く通っている銀杏も期待できそうです。
ということで、急いで山を降りて向かいました。
既に人が来ていて、写生しているグループもいます。
秋本番
落葉とともに実の襲撃があり、足元から銀杏の香りが漂ってきます。
ちょうど子供達が、住職のお話を聞いているところでした。
なんだか、みんな真剣に聞いていたみたいです。
わくわく
まだ少し緑が残っている部分もありますが、ほぼ良い感じに色づいていました。
これからは落葉が楽しみです。
秋色にかえて
秋の陽気
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2015-11-03

秋景色を求めて

雨上がりの晴れ、という予報で、近場の霧を狙うか、夜中の晴れを狙って遠出するか悩みました。
結局、最近遠出していないということで、夜中の晴れを期待して久しぶりの車中泊となりました。
途中、キバナコスモスが咲いているという場所へ行ってみました。
夕焼けを期待したのですが、花も時間もちょっと遅かったかも。
山里の夕暮れ
そこからは雨の中の移動と思いましたが雨はほとんど降らず、交通量も予想していたほどでもなくスムーズに現地に到着しました。
この時点では僅かに星が見えるものの、まだ空は雲に覆われていました。

SNSでは、明日は霧が期待できるという投稿に、一喜一憂する写友達...
空を見ると、ちょっとだけ晴れ間が見えましたが撮影できるほどではありません。
こりゃ~ダメだ~・・・と投稿して寝ることにしました。
でも、1時間程して起きてみると、晴れ間が広がっています。
やっぱり推測は正しかったか...
撮影ポイントを探している最中に流れ星が。
『金、か・・・』
で消えてしまいました。
雲が多いので、久しぶりにバルブ撮影しようとセットして離れた後、カメラに戻ってみるとシャッターが切れています。
???
バッテリ切れでした。ものの数分で切れてしまったようです。
秋雨のあと
その後、まだ暗いうちに山を歩いて秋景色を楽しもうと思ったのですが、既に落葉してしまっていました。
鹿の鳴き声や鳥の雄叫びで、ビクビクしながらの歩きとなりました。
朝靄のなか

晩秋の滝
それでも山頂で日の出を見て、静かな山歩きを楽しんたあと、既に晩秋の装いの滝やまだまだ秋本番の川沿いの紅葉を楽しみながらの帰宅となりました。
撮影はわずかでしたし、秋真っ盛りというより晩秋という感じでしたが、行ってみたかったところへ行き撮影出来たので良しとしましょう。
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