2012-09-29

三脚のマナー

デジカメWatchに吉住さんが三脚のマナーについてレポートしています.
特別企画:「三脚のマナー」について考えてみよう
私自身,自分で"これくらい,いいだろう"という認識でいた部分もあったので,興味深く読ませて頂きました.
すると,"あチャ~"な部分も色々あって,とても参考になったので紹介します.
ポイントは,以下の通りです.


  • 三脚の使用が禁止されている場所なのに使う.
    "三脚","マナー"で検索すれば,大体上位に出てくるお話です.特に,京都のお寺であるそうで,禁止されているのに三脚を使って撮影しているカメラマンが多いようです.立て看板を見過ごす場合もあるので,使えるかどうかは係の人に確認するなどした方が良いようです.
  • 細い通り道で三脚を広げて撮影する.
    先日紹介したレンゲショウマの群生地や紫陽花やツツジで有名な場所では,カメラマンだけでなく多くの観光客が来ます.そんな中,三脚を大きく広げてローアングルで撮影しているカメラマンが少なからずいて,カメラマン同士のみならず,カメラマン以外のそうでない人に迷惑をかけていることがあります.時には,その三脚に足をかけて,一般の人が謝る場面も...謝るのはカメラマンの方ですよね.何かが誤っています.
    吉住さんは,通路を塞ぐだけでなく撮影が終わるまで通せんぼするカメラマンがいると嘆いています.そう言えば,三脚では通せんぼしていないんだけど,三脚で撮影していて自分の体や荷物で通せんぼしてしまっていることってありませんか?少々(ではなく,だいぶ)横幅もある私は,家内からよく注意されます.気をつけないと,いけないなぁと反省しています.
  • ロープをまたいで三脚を設置する.
    これ,やっちゃいます.時には,カメラマン本人が跨いでいる場合も見受けられますが,三脚ならいいだろう,とロープや柵の中に脚を突っ込んで,クローズアップで撮影するカメラマンは,私だけではないはずです.家内から注意されてから,やらないようにしました.ツツジや高山植物など花木によっては,根がたいへん弱いものもあります.三脚の脚くらいと思っても,それを大勢の人がやれば,根を痛めて花が咲かなくなったり,枯れたりします.ロープや柵だけでなく,木道も同じですね.よく,自分は木道の上だけど,三脚は木道の下に置いて撮影しているカメラマンがいます(時には,ご本人も下りている場合もありますが).そういうことをしながら,例えば外国人が撮影していたら,どう思いますか.しかめっ面になりますよね.気をつけたいものです.
  • 三脚の脚を伸ばしっぱなしで移動する.
    これもやります.というか,私はこれで山歩いています.もちろん,人が多ければ脚を畳みますが,大体伸ばしっぱなしで,肩に担いで歩いていますね.これも,周囲に人が多いか少ないか,ということもありますが,長い距離を移動する場合は,脚を畳んで短くして担ぐなど,注意したいと思います.

いかがでしたでしょうか.
上記以外にも,撮影しているカメラマンの前で三脚を設置したり,他のカメラマンの後をついてきて邪魔をしたり,時には勝手にファインダーを覗いたり,なんてことをするカメラマンがいるそうです.
狭い場所での三脚撮影では,お互いが譲り合い,気持よく撮影できるよう心がけたいものです.