2014-03-21

吉野梅郷

ニュースでも取り上げられましたが、吉野梅郷の梅が今年伐採されることになりました。
ウメ輪紋ウイルスが、2009年4月に青梅市内の梅の木から発見され、以降伐採が続きました。
結果的に、全て伐採ということになり、2~3年は梅を植樹することは出来ず、その後植えたとしても、観光として見られるようになるには10年が、元の姿に戻るのに50年はかかると言われています。
私は、2008年3月に訪れ、その後、ウメ輪紋ウイルスの話を聞いて足が遠のいていましたが、もう生きているうちに見ることはないだろうと、写友を誘って撮影に行ってみました。
既に、多くが伐採されて、往年の姿を残してはいませんでした。
地元の人も寂しいと思います。元の姿を、もう一度見てみたいと思います。


こちらは、2008年3月の様子。


梅、梅、梅

先週、まだまだだった梅林でしたが、事前情報で咲いていると聞き、また前日の雨で今朝はベストな状況だろうと、楽しみにして現地へ出かけました。
上空には薄い雲があり、東には厚い雲が...日の出は期待薄かもしれませんが、現地に近づくにつれて、濃いガスが山肌を覆っているのが確認できました。
風があるのも心配だったのですが、これだけガスが濃ければ十分フォトジェニックな感じになるのでしょう。
現地に到着すると、既に1名、撮影していました。写団薬師のY氏です。

挨拶もそこそこに、梅林を覆うように霧が流れていきます。

さすがに日の出では顔を隠していた太陽ですが、徐々に雲もとれて梅林に光が入ってフォトジェニックな感じになっていきます。



人がいないことを良いことに、二人してアチラコチラへと駆けずり回って撮影していました。
気がつけば既に日も高くなっていました。ですが、ガスは途切れることなく流れていきます。

こんな風景は、そう滅多に無いことで中々離れられずにいましたが、さすがに色の変化も無くなってきて解散となりました。
Y氏は、引き続き撮影ということでしたが、私は夕方からの撮影があるのと、所用を片付けなければならず帰宅しました。

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