2019-01-13

読みは外れたものの...

連休初日、完敗したPhoto Match Singlesで傷ついた心を癒そうと遠出を目論むものの、前日の飲み会疲れか見事に寝坊しました。
天候も良くなさそうなので、出かけるのはやめて昨年末に手に入れたレンズのフォーカス調整をしました。
というのも、年末に使って撮影したところ明らかにピントが合っていないようで、失敗作を量産してしまったのです。
ただ簡単に調整できるわけではなく、トライ・アンド・エラーを繰り返しながら調整していく、気の遠くなる作業を行わないといけません。
まずは大雑把に調整して、様子を見ることにしました。
天気予報では関東地方は雪となっていて、薄っすらと積もった雪風景に、あわよくば光芒もと期待して現地へ向かいますが、雨すら降った様子がありません。
そろそろ晴れてくるはずの空には、雲が立ち込めています。
こういう時は飲んで寝るしかないと、早々に寝てしまいました。
翌朝、少し晴れ間が見えるものの風もあり、霧は期待ができそうもありません。
スポットへ向かうものの雲があつく日の出も期待できないので、場所を移動して久しぶりに川風景を撮影することにしました。
漁を待つ
静かな朝(クロッピング)
撮影を終えて車に戻ると、カメラマンの方が声をかけてきました。
「あれ、コウノトリだよね」
『?!』
サギだとばかり思っていたので、サギじゃないかと聞いてみると、尾っぽの方が黒いから違う、というのです。
確かに...
早速、調整したレンズを取り出して撮影してみました。
対岸の先なので、それでも小さくしか写りませんが、心が痛むクロップをして確認できる程度にしてみました。
コウノトリ?(心が痛むクロップ)
調べてみると絶滅危惧IA類(CR)ということで、そのカメラマンも興奮した様子で撮影していました。
読みは外れたけど、珍しい鳥に出会えて幸せを運んでもらった気がしました。
そのせいか、大きな渋滞にも遭わずに帰宅できました。